カビが原因の病気
細菌より大きな微生物の1種、糸状菌とも呼ばれ病気の7割はこのカビが原因です。
多湿の時期に発生が多く、雨や風などで被害が拡がる。
菌糸を伸ばして植物に侵入し葉や花等に被害をもたらす。
日当たりや風通しをよくして、発症した部分は取り除く、殺菌剤をまき予防及び治療します。
灰色カビ病◀Click
古くなった葉や花や茎が腐敗し灰褐色のカビがはえる。
うどんこ病◀Click
葉や花や果実等が、うどん粉をまぶしたような白いカビで覆われる。
黒星病◀Click
葉や茎などに黒色の斑点が生じる。
サビ病
葉にイボ状の盛り上がった病斑ができる。色は黒・白・茶・橙と様々である。
べと病
葉脈の囲まれた部分に角形で黄褐色の病斑ができる。
褐斑病
初期は小斑点を生じさせながら。症状が進むと円状・多角状に斑点がひろがる。病斑を拡大してみると黒点がみれる。
黒斑病
初期は小斑点を生じさせながら、次第に斑点が広がり黒斑に変わる。
炭素病
葉に円形の病斑ができる。病斑を拡大してみると黒点がみれる。
立枯病
地際部分の茎が腐敗し細くくびれて倒れ、枯死する。
萎黄病
葉が黄化して、小さくなったりねじれたり奇形化する。
疫病
発病部が萎れて枯れる。根や地際部分で発病すると株が枯れることもある。
細菌が原因の病気
ウィルスより大きな単細胞微生物です。
水はけの悪い土壌で発生しやすくなり、剪定で出来た切口や害虫の食害部分、葉の気孔から細菌が侵入してきます。
水はけをよくして、マルチするなど泥はねを防ぐ事で感染を防ぐことが出来る。
治療法がほとんどないので、発病株は抜き取るしかない・・・
青枯れ病
晴天の昼間に萎れ夜に回復する状態を繰り返しながら、徐々に枯死する。
軟腐病
地際の茎や下葉などに水がしみだしたような病斑ができ、茶色く溶けるように柔らかくなり腐敗する。
斑点細菌病
水浸状の小斑点を生じ合体しながら、葉脈に沿い角張った不規則な大きな病斑ができる。
ウィルスが原因の病気
10nm~1000nmほどの微小な病原体です。
植物の細胞内で増殖して、アブラムシやアザミウマ、コナジラミ等を通して伝染します。 また発病した株を剪定したり触った手で他の株を扱うと健康な株にも伝染する。
治療法はないので発病株は抜き取りビニール袋に密閉して、処分する。
モザイク病
葉脈に沿い緑色が薄くなりモザイクが生じる。
萎縮病
茎葉が縮み奇形になる。
葉巻病
新葉の色が退色し、葉巻きする。
輪紋病
初期は小斑点が生じ、症状が進むと葉では灰褐色の輪紋病斑が発生する。