カリウムは植物の体を作る構成成分にはないっていないですが・・・。葉や茎、根が丈夫になり病気に対する抵抗性を高めてくれ健全な生育に欠かせない成分となります。
植物の体内では主に細胞液の酸度調節や浸透圧の調節を行います!根はこの浸透圧の調整のおかげで土壌から水を吸収することができる。
また葉の蒸散の調節や、タンパク質・炭水化物の合成や移動を助けます!
カリウムは植物の中で移動しやすい元素のため、欠乏すると下位葉から葉の周囲が縁取るように黄化し捻る。
さらに症状が進むと葉の縁は茶色く褐変して中心部は黄化(クロロシス)を起こす。
また根の発達が減退するため植物の成長が遅れ、さらに病気への耐性が弱まる。
カリウム欠乏の対策
・適切な量のカリウムを追肥する
カリウムは土壌に大量にあると、植物は必要以上に吸収(贅沢吸収)をおこないます!!
その際に濃度障害が起こり、マグネシウムやカルシウムのような大事な成分の吸収を阻害してしまいます!!
結果的には、これら成分による欠乏症がでてくるのです。
カリウム過剰の対策
・施肥したものは水で流すか取り除く