リンは花肥や実肥と呼ばれ、おもに開花や結実に関係する!また根や枝や葉の成長にも影響します。
植物の体内では原形質の構成分である核酸やリン脂質等の構成元素となっています。また光合成では炭水化物を作る手助けや、植物の呼吸の手助けをする等さまざまな場面で働きます。
リンは水に溶けにくく土壌内での移動がほとんどない。そのため元肥として土壌に混ぜ込んでおきます!
リンは呼吸や光合成など古い葉での役目が終わると、新しい組織に移動するため症状は古い葉からでやすく、暗紫化や黄変する!!
また花付きや結実に影響してくる。
リン欠乏の対策
・土壌のPHを測り、酸性に傾いている場合は土壌改良を試みアルカリ性に近づける。
・リン酸肥料を施肥する
リンが過剰に施肥された土壌では根コブ病等の病害がおこりやすくなる。
また過剰に摂取された場合は部分的な葉の枯死を起こし、濃度障害による亜鉛・鉄・マグネシウムなどの欠乏症状を誘発し、これら成分による欠乏症がでてくる。
リン過剰の対策