木炭とは
木材を蒸し焼きにして作った炭です。木炭は燃料の他に活性炭や水処理、微生物の培養基材等につかわれます。
土壌改良資材としても1986年に地力増進法施行令として政令により指定されています。
木炭の特徴(効果)
透水性の大幅な改善！通気性が高まる！
木炭の主な効果は透水性の改善です。多孔質の木炭を土壌に施用する事で気相率を高め透水性・通気性が改善することが出来ます。
有用微生物の増加！
多孔質で通気性と適度な保水性を持つ木炭は土壌の中で微生物の住みやすい環境を作ります。
特にリン酸の吸収や根張りを助けるVA菌根菌は木炭を好むため、VA菌根菌の資材と一緒に混ぜると活着率が良くなります。
ミネラル補給効果
木炭には肥料分こそないです4が、2%から3%のミネラルを含み(主にカリウム、カルシウム)植物の成長を助けます。
木炭の使い方
土壌改良
土壌改良としてくん炭を施用する場合は用土に対して1割から2割程施用し、よく混和します。
効果は微生物の増殖と透水性・通気性の向上です。
鉢植え
鉢植えに混ぜる際も用土全体の1割程混ぜます。
木炭マルチ
木炭によるマルチの効果は地温の上昇等があります。
黒色の木炭は太陽光を吸収し、また微生物の最適な住処となるためこれら活動による地温の上昇が見込めます。
ここまでが木炭の紹介です！うまく活用してたくさんの花を咲かせましょう