病原菌
糸状菌/担子菌類
・pucciniostele
・uromyces
・puccinia
多発時期
6月~9月
被害部位
「葉」「茎」
目次 |
葉の表面にやや盛り上がりのある斑点が現れ、裏面では胞子の塊が発生する。
色は褐色や暗褐色、白褐色等と原因となるサビ菌や植物で異なる。
類似症状
特になし
さび病は植物上でしか生育できない絶対寄生菌であり、また菌種ごとの宿主範囲も狭く多犯性がほとんどない病気です。
一般に1種のみの宿主に生涯寄生する「同種寄生菌」と、2種類の植物を行き来し寄生する「異種寄生菌」がいます。
異種寄生菌では冬の間は中間宿主で越冬を行い、春になると本来の宿主に戻り活動を始めます。
主に6月から10月の雨の多い時期に多発し、空気伝染で葉の気孔から侵入して植物に感染します。
さび病では病葉からの感染がおもになります。
そのため病葉の除去が有効です、また中間宿主をもつ菌に対しては中間宿主を取り除く事も対策として有効です。
窒素肥料を上げすぎ等で植物が軟弱に育つと病気へ抵抗が弱まりさび病にかかりやすくなります。肥料では窒素肥料のやり過ぎを控え、カリウムやカルシウムを適正量与えて植物の身体を丈夫にしてあげましょう。
1病気に罹った葉は取り除き、1週間おきに2~3回ほど農薬を使用して感染の広がりを防ぎ治療を行いましょう。
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