VA菌根菌は植物の根に入り、植物から糖を分けてもらうかわりに水分やリン等の養分を植物に供給して共生を行う政令で唯一指定された微生物の土壌改良資材です。
VA菌根菌(AM菌)は飢餓土壌において、菌糸を伸ばしリン酸/ミネラル/水分を集め植物に供給する働きをもっています。
また根を包む菌鞘は物理的に病原性微生物が植物に感染し辛くなるといわれ、産出され抗菌性物質は病原性微生物の働きを抑制すると言われます。
VA菌根菌(AM菌)は根に直接接触させる事で感染させます。
一般に新しい根にしか感染出来ないため、根の少ない種蒔き時や苗の植付け時に感染させるのがいいでしょう。
種蒔き時に使用する場合は予め土壌と胞子を混ぜておき種まき後に覆土します。
苗の定植時に植える際は植え穴にVA菌根菌を入れる、または根に直接かけて使用します。
この時に木炭やくん炭を補助材として利用すると定着がよくなるため利用しましょう。