うどん粉病の基本情報
病原菌
糸状菌/不完全菌類・子囊菌
・erysiphe(エリシフェ)
・sphaerotheca
・oidium
発時期
5月~7月
被害部位
「葉」「茎」「花弁」
うどん粉病は白色または灰色の粉状の真菌で、発生すると葉や花、茎に薄らと白い粉状の斑点が現れます。
葉の捻りや落葉、開花の抑制、生育不良等がおき、真菌が株全体に広がると酷いものでは枯死する事があるので注意が必要です。
類似症状
特にナシ
うどん粉病は絶対寄生菌のカビによる病気です。植物に感染していない時は土壌または被害残渣の中で耐久体となり次の宿主が現れるのを待っています。
乾燥した環境を好み、乾いた風で胞子が飛ばされることで葉に付着し感染します。
うどん粉病の予防
・病原菌を抑える有用微生物(バチルス菌/放線菌等)の活用や、生物に多様性をもたせる。
・うどん粉病にかかった部位は速やかに除去を行い他の植物への感染源をなくす。
・草木灰や石灰など植物を丈夫にするカリウムやカルシウムを含む肥料を適正量与え、窒素肥料のやりすぎをやめる。
うどん粉病は早期発見と早期治療が大切です。感染した部位は速やかに取り除き殺菌剤を用いて治療をおこないましょう。
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