Alternaria(アルテルナリア)
病原菌:真菌(糸状菌)
多発時期:6月～7月/9月～10月
被害部位:葉/茎/花
バラ/ゼラニウム/カーネーション/ナデシコ/エキセアナ/アブラナ/百日草(ジニア)/ラン等
症状
症状は植物や種によって異なるものの主に葉に小さな茶色の斑点ができ段々ができる。多くの場合は植物の命を脅かす事はありませんが、病気を放置すると斑点は株全体に広がり鑑賞価値を下げるだけでなく植物を弱らせ枯死させる事もあります。
感染原因
感染は梅雨時期の多湿環境で発生しやすく、風や雨、散水時の水滴を介して起こります。
対策
対策は梅雨時期は雨に当てず、泥はねによる感染を防ぐ為にマルチングするといいでしょう。散水時は葉に水をかけず株元に注いでください。
ダコニール等の予防剤も有効です。また殺菌剤をさける場合は納豆に含まれるバチルス菌(枯草菌)を米ぬか等で増やし、葉にかけるのもいいでしょう。
治療
治療は感染部位の除去を行い様子を見るか、除去後治療効果のある農薬を使用しましょう。