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| 原産:アジア／ヨーロッパ 科:アブラナ(Brassicaceae) 属:イワナズナ(Aurinia) 種:イワナズナ／サクサティリス(saxatilis) 同義語(syn.):Alyssum saxatile 別名:黄花アリッサム／バスケット オブ ゴールド(basket of gold)／ゴールデンアリッサム(golden alyssum)／ゴールデンタフト アリッサム(goldentuft alyssum) 開花時期:4月～6月 花の色:黄色● 葉色:緑色● 分類:常緑多年草 草姿:匍匐(傾伏茎)／直立 草丈:約15～30cm 誕生日: 花言葉: | ||
| 花壇土 | 鉢土 | 水やり |
| 肥料 | 剪定 | 夏越し |
| 冬越し | 増やし方 | 病気 |
イワナズナは学名Aurinia saxatilis(syn. Alyssum saxatile)、別名「黄花アリッサム」や「バスケット オブ ゴールド(basket of gold)」等とも呼ばれるヨーロッパ及びアジア原産の常緑多年草で、主に岩場が多い山岳地帯に自生しています。和名「イワナズナ」の由来は主に岩場に自生して草姿や花姿がナズナを連想させる所からきており、また種小名のサクサティリス(saxatilis)もラテン語で「岩間に生じる／岩上に生じる」を意味し、自生している場所に由来しています。
イワナズナの最大の特徴(魅力)は他の植物が生息困難な場所で成長する事が出来て、地面を被覆する様に広がり色鮮やかな黄色の花が株を覆い尽くす様に咲き誇る花姿にあります。茎は匍匐もしくは直立に伸びて通常高さよりも横への広がりがよくこんもりと茂り、アリッサムとよく似た半球状の黄色の花を咲かせます。
園芸では主に岩場や傾斜地、花壇の縁どり等に利用される事が多く、地面を被覆するグランドカバーとして使われ春から初夏にかけては色鮮やかな黄色の花がお庭を明るくフレッシュに彩ります。園芸品種には、葉の縁にクリーム色の班が入り花のない時期もカラーリーフとして楽しめる「ダドリーネビル バリエガータ(Dudley Nevill Variegated)」や淡い黄色の花を咲かせる「シトリーナ(citrina)」等がありお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。
開花時期は春から初夏、花色は黄色、個々の小花は4個の花弁(4数花)があり、花序盤は小花が円錐状に集まり円錐花序を作ります。草姿は匍匐性(傾伏茎)もしくは直立して高さ約15(30)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色もしくは黄色、葉身はヘラ形もしくは線形をしており、葉序は互生葉序もしくは根出葉につきます。
イワナズナは挿し木や採取した種を撒く事で増やす事が出来ます。育てる際は冬の寒さに強い一方で夏の高温多湿を苦手にしているため管理に注意が必要です。
 花壇の土づくりイワナズナは直射日光が6時間以上当たる日向で最もよく成長して沢山の花を咲かせますが、暑さの厳しい地域では3時間～5時間の半日陰を好む場合もあります。 イワナズナは栄養の乏しい不毛な土壌に耐えますが、長雨等で浸水する様な粘土質な土壌を嫌います。そのため通気性よく適度に肥沃な土壌で育てましょう。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を良くするパーライトや肥沃さを上げる腐葉土等をいれて土壌を改善するといいでしょう。 |  鉢土づくりイワナズナは通気性の良い培養土で育てましょう。 |
 水やりの仕方イワナズナはやや乾燥気味の土壌を好み、ジメジメと過湿した土壌を嫌います。 水やりは土の表層が乾いてきたタイミング(指先を土にさして乾燥を確認)で行うといいでしょう。 |  肥料の与え方イワナズナは肥料を与えすぎると生育が悪くなったり開花が悪くなる事もあり、基本的には肥料不要です。 |
