原産:中国/日本 科:シソ(Lamiaceae) 属:ダンギク/カリガネソウ(caryopteris) 種:インカナ(incana) 品種: 花の色:紫色●桃色●白色〇 分類:低木 草丈:60~90cm 草姿:直立 開花時期:8月~10月(5月~6月) 花言葉:「忘れ得ぬ思い」「悩み」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ダンギク(インカナ種)は学名caryopteris incana、別名「ランギク」とも呼ばれる中国及び日本原産の多年草です。直立にスラリと伸びる茎は花期になると対生する節の葉腋から茎を取り巻く様に小花を散房花序につけ、節ごとに段々と穂状に咲く花姿が見られます。また花は蜜蜂を呼ぶ花としても知られています。
開花時期は晩夏から晩秋(初夏)、花色は紫色や桃色、白色があり対生する葉腋(もしくは頂部)から節を囲うように唇形の小花を散房花序につけ、穂状に花を咲かせます。草姿は直立で高さは約60(90)cm × 幅は約60(90)cmまで成長し、葉は卵形もしくは披針形で葉縁に鋸歯があり対生葉序につきます。
ダンギク(インカナ種)は草丈や株張りがともによく育つため花壇に植える際は十分スペースをとって植えてあげましょう。晩春から初夏に切り戻しを行ったり鉢植えで育てる事で高さを抑えて育てる事も出来ます。紫色の花は上品で落ち着いた雰囲気があり、やや草姿が乱れることもありますが気品を感じさせるエレガンスなお庭やナチュラルなお庭によく合うでしょう。またシソ科であるダンギクは蜜蜂や花蜂の蜜源としても非常に人気がありますが、特に蜜蜂に人気が高く花期になるとブンブンと羽音をたてながら沢山の蜂や虫が飛び回るため賑やかなお庭になるでしょう。
ダンギク(インカナ種)は夏の高温多湿や乾燥に強く育てやすい植物です。一般的には冬の寒さにも強いですが、耐寒性にバラツキがあり霜に耐えられない事もあるため注意が必要でしょう。
ダンギク属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。