皮目(ひもく)の意味
(ひもく)皮目とは、木々の表面(樹皮)に見られる裂け目や凹凸している部分を指します。これらの部分は樹木の呼吸を助ける役割を果たしており、気孔の働きとして空気の出入口となっています。また皮目は樹皮に裂け目や凹凸を作るため、樹皮に粗さが出て独特な模様をつくる事があります。
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(ひもく)皮目とは、木々の表面(樹皮)に見られる裂け目や凹凸している部分を指します。これらの部分は樹木の呼吸を助ける役割を果たしており、気孔の働きとして空気の出入口となっています。また皮目は樹皮に裂け目や凹凸を作るため、樹皮に粗さが出て独特な模様をつくる事があります。
縞斑
縦に縞の斑がはいる。
段斑
横に段の斑が入る。
うぶ
葉全体が白または黄色になる。
切斑
直線的に斑が入り2色になる。
ぼた斑
不規則で大型な斑が入る。
網斑
葉脈に斑が入る。
砂子斑
斑点が全体に散在する。
中斑
葉の中央に斑が入る。
掃き込み斑
葉脈にかけて斑がはいる。
覆輪
葉縁にそって斑が入る。
爪斑
葉の先端部のみ斑が入る。
目次 |
左右相称花冠
主軸に対して左右の各部が対象にある。
上弁2枚、側弁2枚、下側の唇弁1枚からなる花。 |
3個の萼片と3個の花弁、中央下部の花弁が大形特殊化して唇弁になる。 |
上位の旗弁、中位の翼弁、下位の舟片からなる。 |
下唇が袋状に膨らんでいる。 |
筒状の花冠の先端が上下に2深裂して上唇と下唇になっている。 |
短な花冠筒に、大きな非対称の弁状部が広がるもの。キク科に多く見られる。 |
放射相称花冠
左右相称になる部分が3つ以上ある。
4枚の花弁相対して十字になる。 |
細長い筒状花冠の先端が大きく裂片に開く。 |
筒状で先端が少し膨れ裂けている。 |
5枚の花弁からなり、花弁は萼筒の中に収まる爪部と、その先から開出する舷部からなる。 |
細長い花冠筒が先端に向かい円形に広がる。 |
花冠の上部が壺のようにくびれる。 |
花冠筒が短く、大きめの裂片が開出する。 |
6枚の花被片が筒状になっている。 |
5枚の花弁が浅く水平に開く。 |
細長い花冠筒があり、先端に小さな裂片が開出している。舌状花の中心部によく見られる。 |
非相称花冠
花冠に相称面がない。
花被面がそれぞれ異なり左右対象ではない。 |
茎とは、根と葉/花/果実とを結ぶ構造物をさしており、内部の維管束から養分や水分を植物体の必要箇所へと運ぶ働きをしたものです。
目次
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地上茎は一般に太陽の光を沢山得ようと向日性(光の刺激に対して屈曲して伸びる)または背地性(重力に逆らい上方に伸びる)の性質をもっています。
伸び方は立性または這性の二つで呼ばれる事が多く、立性は直立に茎を伸ばす様をいい、這性は地面にそって茎を伸ばす様をさします。
また別の表現では直立茎/斜上茎/傾状茎/匍匐茎とも呼ばれます。
茎の伸び方 | |
直立茎 | 斜上茎 |
地面に対して垂直に伸びる。 | 地際から斜め上に向かって伸びる。 |
傾状茎 | 匍匐茎 |
地表を這い先端が立ち上がる。 | 地表を這いながら広がり節から根を張る。 |
茎の中には
茎の伸び方 | |
葉状茎 | 花茎 |
葉の様な形と機能を持つ茎、扁茎とも呼ばれる。 | 地面から伸び葉を持たず花を支える茎。 |
針茎
| 巻きひげ
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茎が変形して棘状になったもの。 | 茎が変形してヒゲ状になったもの。 |
地下茎は一般に根茎をさしており、地下部にありながら地上茎と同様の構造をしているものです。根との違いは根冠や根毛を持たない。
また1部特殊な地下茎では、塊茎や鱗茎等で物質貯蔵の働きを持つものがあります。
地下茎の種類 | |
根茎 | 鱗茎 |
一般に根の様に見え横に這うものを根茎と呼び、そこからシュートや葉が出る。 | 太く短い茎に肉質の鱗片が密生し包まれた状態。 |
塊茎 | 偽球茎 |
地下茎が肥大化して養分を蓄えた部分。 | 茎の節間に生じ膨らんだ貯蔵器官、バルブと呼ばれる事もある。 |