- 原産:フランス/スペイン
- 科:ツツジ(Ericaceae)
- 属:エリカ(Erica)
- 種:ヴァガンス(Erica vagans)
- 別名:コーニッシュヒース(Cornish heath)/ワンダリングヒース(wandering heath)
- 開花時期:5月~9月
- 花の色:赤色●桃色●白色〇
- 葉の色:緑色●黄色●
- 香り:
- 分類:常緑低木
- 被覆方法:
- 草丈:約30~75cm
- 誕生花:8月5日
- 花言葉:孤独・博愛・寂しさ・良い言葉・幸福な愛・心地よい言葉
- 用途:カラーリーフ/グランドカバー/コテージガーデン/ロマンチックガーデン/かわいいお庭
- 購入方法:エリカ(ヴァガンス)を楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
エリカ(ヴァガンス)とは!?
エリカ(ヴァガンス)の学名はErica vagans、別名では「コーニッシュヒース(Cornish heath)」や「ワンダリングヒース(wandering heath)」等とも呼ばれる西ヨーロッパが原産の常緑低木です。
エリカ(ヴァガンス)の語源(由来)
- 属名のEricaはラテン語で「箒」を意味しており、また古代ギリシアの「ἐρείκη」から採用されたと考えられています。
- 種小名のvagansはラテン語で「放浪」「さまよう」などを意味しており、広く分布している事に由来していると考えられています。
エリカ(ヴァガンス)の特徴(魅力)
- エリカ(ヴァガンス)の特徴は、樹形がブッシュ状でドームのようにこんもりと盛り上がる所や、花の形が壷のような形状をしていて、ぷっくりと膨らんでいる所、花の雄蕊が花弁よりも長く突出していて、赤紫色の葯が目立つ所、花が枝に沿って穂状に連なるためボリュームのよい花姿をつくる所などにあります。
- 園芸では、花を鑑賞する目的で花木または自然風の生垣として利用されます。
- 樹形はブッシュ状、茎は枝分かれが多くてフサフサとした外観をしており、ドーム状の見た目になる傾向があります。
- 葉の色はふつう緑色をしていますが、幾つかの品種では黄色の葉色をもっているため、品種を選ぶとカラーリーフとしても楽しめます。
- 開花期間は5月から9月頃にあります。
- 花序は総状花序、枝に沿って花が並び約10~15cmの花穂をつくります。花の形は筒部が膨らむため鈴や鐘を想像させるような可愛らしい外観をしており、花冠よりも長く雄蕊が突出しています。
- 花の色は桃色・紫色・白色などがあり、雄蕊の葯の色は赤紫色をしています。
エリカ(ヴァガンス)の樹高は約30~75cm、樹形はブッシュ状、茎は分枝が多くドーム状に広がる傾向があり、茎の色は灰白色または淡褐色です。葉序は輪生葉序、葉身の長さは約0.4~0.6cm、葉身の形は線形、葉の色は緑色です。花序は総状花序、総状花序は長さ約10~15cm、花冠の形は壺形または鐘形、花弁の色は桃色またら白色、雄蕊の数は10個、雄蕊の葯の色は赤紫色です。
エリカ(ヴァガンス)の園芸品種の紹介
イエロージョン(Erica vagans ‘yellow John’)の特徴は、葉の色が黄色をしているため、明るく元気な印象を与える所や、花の色が白色をしていて明るさと輝きなどを感じさせる所などにあります。 | バーチグロウ(Erica vagans ‘birch glow’)の特徴は、樹高が30cm程度と低くありながら、株張りが40~60cmとドーム状に成長する習慣をもっている所や、花の色が濃い桃色をしているため、可愛らしさとポップな元気よさを感じさせる所などにあります。 |
コーニッシュクリーム(Erica vagans ‘cornish cream’)の特徴は、樹高が30cm程度と低くありながら、株張りが40~60cmとドーム状に成長する習慣をもっている所や、花の色が白色をしているため、明るさと清潔感を感じさせる所などにあります。 |
エリカの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
エリカ(ヴァガンス)の育て方
花壇の土づくり
日当り
エリカ(ヴァガンス)は、日向から半日影までで育てる事が出来ます。基本的には日向を好みますが、夏の暑さが厳しい地域では西日の当たらない半日陰や明るい日陰で管理した方が良いでしょう。
- 日向とは、直射日光が6時間以上当たる場所です。
- 半日影とは、直射日光が3時間から5時間程度当たる場所です。また基本的には午前中のみ日が当たり午後から日陰になる場所になります。
- 明るい日陰とは、間接光だけが当たる日陰または直射日光が2時間程度までの場所です。
土壌の土質
エリカ(ヴァガンス)は、通気性と排水性がとても良い土壌を好み、肥沃さはあまり求められません。逆に肥沃すぎる土壌は、夏に蒸れてしまう原因にもなるため、高温多湿が苦手な植物では避けた方が良いでしょう。
また基本的にPH5.0~5.5に近い酸性土壌でよく育ちます。アルカリ性の土壌では、鉄等の栄養が上手く吸収出来なくなり生育不良を引き起こしやすくなるため注意が必要です。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、土壌診断の結果に従って、土壌改良材を入れて通気性・排水性・PHを改善しましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土やバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
- PHを測る専用の道具を用意して診断します。※詳しくはPHを診断からご覧下さい。
- 酸性土壌を改善して土壌を中性またはアルカリ性にしたい場合は、苦土石灰を利用します。PHを1上げるのに必要な苦土石灰の量は1平方メートルあたり150g程度です。土壌に苦土石灰を撒いた後は、石灰が塊にならないようによく混和します。
- アルカリ性土壌を改善して酸性に傾けたい場合は無調整ピートモス(PH4程度)を利用しましょう。ピートモスを腐葉土のかわり等に利用して、よく混和しましょう。
鉢土づくり
日当り
エリカ(ヴァガンス)は、日向から半日影までで育てる事が出来ます。基本的には日向を好みますが、夏の暑さが厳しい地域では西日の当たらない半日陰や明るい日陰で管理した方が良いでしょう。
培養土
通気性や排水性が高くやや酸性の培養土を好みます。自作する場合はPHを下げるためピートモスや鹿沼土を利用したり、また通気性や排水性を高める用土を利用してあげると良いでしょう。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+ピートモス=6:4
- 鹿沼土(小粒・中粒)+パーライト+腐葉土=4:2:4
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- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
水やり
エリカ(ヴァガンス)の水やり方法は一般的な植物と同様です。
ただし水分の多い過湿状態が続くと根腐れをおこす事もあるため、水やりのタイミングは注意してください。
水やりの頻度と与え方
水やりの頻度は環境にも左右されますが、基本的には土の表面から2cm程が乾いてきたら水やりを行うといいでしょう。乾燥の確認は指を入れる、または土の色の変化などを見ることで行えます。
肥料の与え方
エリカ(ヴァガンス)は、ある程度の肥沃さがあれば基本的に肥料は不要です。成長を促進する目的で肥料を与える場合は、毎年一度の頻度で早春にツツジ等に与えられる肥料を施しましょう。
剪定のやり方
エリカ(ヴァガンス)の剪定は「切り戻し剪定」を開花後に行います。
切り戻し剪定を行う理由
- 古い茎を残すと茎が徒長します。徒長した茎は乱雑に伸びるため、ボサボサとした見た目の悪い外観になります。
- 剪定を行うことで、茎の成長が促されて、樹形が整います。
- 古い茎は生産性が低いため花の数が減ったり、茎が間延びしているため花姿が疎らになり見た目が悪くなります。
- 剪定を行うことで、生産性の高い若い茎の成長が促されて、沢山の花を密に咲かせることが出来ます。
- 剪定をしないと木質化が早まり、中心部に葉がないスカスカした株になりやすいです。
- 剪定を行う事で、株が若返り中心部にもしっかり葉が生えます。
- 剪定を行わないと、茎葉が鬱蒼とするため、株の内部の日当たりや風通しが悪くなり、蒸れて病気が発生する原因になります。
- 茎を切り戻す事で茎の数と葉の数が減るため、風の流れと日当たりが良くなり、多湿の改善が期待出来ます。
切り戻し剪定のやり方
- 剪定の時期
- 開花後に行います。
- 剪定方法
- 花がらを剪定して取り除き樹形を整えます。株全体の三分の一から半分程度を目安にして剪定するといいでしょう。剪定する時に完全に木質化した部分まで戻って剪定してしまうと、芽が出てこないことがあります。そのため芽の上で剪定するようにしてください。
- 樹形を整えたら、枯れた茎・古くて邪魔な茎を探して、根元から剪定します。不要な茎を剪定する事で、新しい茎の成長が促されたり、風邪通し・日当たりが改善します。
夏越しする方法
エリカ(ヴァガンス)は、高温多湿が苦手なため夏越しに注意が必要な植物です。
例えば、茎や葉に雨が当たり残ると水滴から真菌や細菌などの病原菌が株に侵入して病気にかかるリスクを高めます。また土壌がジメジメと湿ったままになっていると根腐れを引き起こして株が弱ったり枯れる事があります。
特に暑さと多湿が組み合わさる高温多湿は、暑さと湿気の複合ストレスで株が弱りやすくなります。そのため、夏越し対策が必要です。
高温多湿が与える影響と対策方法
- 強光
- 夏の強すぎる強光は、光阻害を引き起こし、光合成に必要な細胞を壊してしまい生育不良を引き起こす原因となります。また強光は、乾燥や熱などと相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、高温多湿に弱い植物は強光対策が必須です。
- 西日の当たらない場所で管理
- 暑さ
- 暑さは「光合成・呼吸の阻害」「活性酸素の生成」「細胞の破壊による壊死と老化」等を引き起こします。また暑さは強光・乾燥・病原菌等と相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、高温多湿に弱い植物は暑さ対策が必須です。
- 西日の当たらない場所で管理する
- 風通しの良い場所で管理する
- 散水する
- 乾燥
- 乾燥は「細胞の脱水による萎れ」「成長の抑制」「代謝活性の低下」「気功閉鎖」「光合成の阻害」「落葉」「細胞死」「ストレス」など多岐にわたって生育不良を引き起こす原因をつくります。また乾燥は強光や暑さ、病害虫などと相互作用をもつため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、夏場の乾燥対策は非常に重要になります。
- 西日の当たらない場所で管理する
- 適切な土壌で管理する
- 散水する
- 多湿・過湿
- 多湿・過湿は「根の酸素不足」「根の腐敗」「水分過多によるストレス」「真菌の繁殖と移動による病気」「細菌・ウィルスの移動による病気」「害虫の繁殖」などを引き起こす原因となります。また多湿は暑さ等と相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、高温多湿に弱い植物は多湿対策が最も必須になります。
- 雨に当たる場所を避ける
- 適切な日当たりで管理
- 土壌の排水性を良くする
- 風通しの良い場所で管理する
- 切り戻しを行う
- 病原菌
- 病原菌は「細胞の壊死」「水分の移動を阻害」「光合成の阻害」「生育阻害」「免疫低下」などを引き起こします。また病原菌は暑さや多湿と相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物を弱らせやすくなります。そのため、高温多湿に弱い植物は病原菌対策が必須になります。
- 雨に当たる場所を避ける
- 適切な日当たりで管理
- 土壌の排水性を良くする
- 風通しの良い場所で管理する
- 切り戻しを行う
- 泥はね対策をする
- 農薬を使用する
西日の当たらない場所で管理する
西日対策を行う事で、暑さ対策と強光対策を同時に行う事ができましは。西日対策とは、西日の当たる時間は植物を日陰で管理することです。例えば、鉢植えで育てている場合は、鉢植えを午後からは日陰になる場所に移動します。また地植えする時に、西日の当たらない場所に植えたり、それが難しい場合はで遮光ネットを利用して西日を避けたりします。
風通しの良い場所で管理する
風通しの良い場所で植物の管理を行う事で「多湿対策」「暑さ対策」「病害虫の抑制」を行う事ができます。風が動く事で湿気が溜まる事を防げたり、また風によって植物の周囲の温度を少し下げたり体感温度を下げたりする事ができます。
風通しの良い場所に植物の移動が難しい場合は、暑さの厳しい時間にファンを回して対策することも可能です。ただし、ファンを回し過ぎると強風によって植物の葉が落ちてしまったり、蒸散スピードが増して乾燥しやすくなったりすることもあるので注意が必要です。
散水する
散水を行い周囲に水を撒く事で、水が蒸発する際に周囲の熱を吸収して気温を下げる事ができます。ただし一時的な効果なため根本的な解決となりません。暑さが酷い場合などに、散水を行い暑さストレスから少しでも植物を解放してあげると良いかもしれません。
雨に当たる場所を避ける
雨に当たらない場所で植物を管理する事で「根の腐敗・酸素不足対策」「水分過多によるストレス対策」「病気(真菌・細菌・ウィルス等)の侵入対策」がまとめて行えます。
そのため、雨が当たらない環境で植物を管理したり、雨の日の前に鉢植えを移動したり、 雨よけの屋根やシェードを使用すると高い効果が期待出来ます。ただし、雨の当たらない環境は太陽も遮る事が多いため日照量が少なくなったり、多湿環境になりやすい事があります。そのため、他の環境要因も考慮しながら雨対策を行うと良いでしょう。
適切な日当たりで管理
適切な日当たりで植物を管理する事は「光合成の促進」「多湿対策」「病害虫の発生を抑制」する事に繋がります。特に日当たりの良い環境であれば、多湿になりにくいため、水分ストレスや病気対策となります。
土壌の排水性を良くする
土壌の排水性を良くする事は「多湿対策」に非常に重要な役割を果たします。何故なら、保水性の高い土壌で植物を管理した場合、水分が何時までも排水されずジメジメした環境が続くため、根に酸素が供給されずに呼吸が出来なくなったり、根腐れを引き起こしたり、病気が増殖して植物が影響を受けやすくなるからです。
そのため、植え付け時に適切な土壌または培養土に植えて上げる事がとても大切になります。
切り戻しを行う
植物の切り戻しを行う事で多湿の改善を行う事ができます。何故なら、切り戻しをすることで茎や葉の密度が減るため、風通しが改善されたり、日当たりが改善されたりするからです。ただし、切り戻しをする事で花芽が摘まれたり強いストレスとなることもあるため注意して下さい。
泥はね対策をする
泥はね対策をする事で、病原菌対策が行えます。何故なら、泥はね対策を行うことで、病原菌がいる泥水が植物の葉っぱ等について、植物の中に入る事を防げるからです。
植物の葉に泥水が付いてしまうと、水の中で真菌は鞭毛を使い泳ぎ、気孔などから植物体の中に侵入します。病原菌に感染した植物は腐食され細胞が壊死して斑点病になったり、導管を塞がれて水分の行き来が出来なくなり萎凋病になる事があります。病気の種類によって、致命度が変わりますが、泥はね対策で病気予防をする事は非常に重要になります。
泥はね対策は植物の周りにマルチングをする事で行えます。マルチングの資材はお好みですが、ビニールやバークチップ等が一般的です。
冬越しする方法
Hardiness:6~8
エリカ(ヴァガンス)は耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は基本的にはありません。
挿し木や株分けで増やす
エリカ(ヴァガンス)は挿し木によって増やす事ができます。
挿し木の方法
- 挿し木時期は発根率の高い晩春から夏頃が適します。
- 挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットしましょう。
- 挿し穂の長さ7~10cm程度にわけます。
- 挿し穂の下部の葉を取り除き上部の葉を残します。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土を準備します。
- 切り口を下にして培養土の中に挿し穂の1/3程を挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
播種で増やす
エリカ(ヴァガンス)の種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
発芽条件:
植物の病気
エリカ(ヴァガンス)の病気
- 根腐れ病
エリカ(ヴァガンス)の害虫
- アブラムシ
- カイガラムシ