ネモフィラは属の中に約13種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは二種類の原種と、幾つかの園芸品種を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■ネモフィラの主な種と園芸品種の紹介
●主な原種
ネモフィラ・メンジェシー
ネモフィラ・メンジェシーの学名は Nemophila menziesii 、別名では「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」や「ベビーブルーアイ・プラント(baby blue eyes plant)」とも呼ばれる一年草です。
ネモフィラ・メンジェシーの原産地は北アメリカにあり、自生地は牧草地や草原、森林の中などにあります。
ネモフィラ・メンジェシーの特徴は、草姿がほふく性で地面を覆うように広がる所、葉は羽状に縁部分が裂けているためレース飾りのようなお洒落な見た目をしている所、開花は春から初夏頃にあり、花は株を覆うように一斉に沢山咲くため、ネモフィラが植えられた丘陵地などでは花絨毯の美しい景観が見られる所、花の色は植物では珍しい青色をしているため男性的で落ち着いた雰囲気を感じさせる所などにあります。
ネモフィラ・メンジェシーは、地面を覆うように広がる草姿・美しい花を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、青色の花が男性的な落ち着きやカッコ良さを感じさせるためスタイリッシュなお庭やヒーリングガーデンで利用されたり、お庭の中に花絨毯をつくる目的で利用したりして楽しまれたりします。
ネモフィラ・メンジェシーの園芸品種の紹介
ルリカラクサ(瑠璃唐草)
ルリカラクサ(瑠璃唐草)の学名は Nemophila menziesii 、別名では「ネモフィラ・メンジェシー」や「ベビーブルーアイ・プラント(baby blue eyes plant)」とも呼ばれる一年草です。
ネモフィラ・マクラタ
ネモフィラ・マクラタの学名は Nemophila maculata 、別名では「モンカラクサ」「ファイブスポット(fivespot)」とも呼ばれる一年草です。
ネモフィラ・マクラタの原産地は北アメリカのカリフォルニア州にあり、自生地は海岸沿いの山脈や丘陵地の草原などにあります。
ネモフィラ・マクラタの特徴は、草姿がほふく性で地面を覆うように広がる所、葉は羽状に縁部分が裂けているためレース飾りのようなお洒落な見た目をしている所、開花は春から初夏頃にあり、花は株を覆うように一斉に沢山咲くため、ネモフィラが植えられた丘陵地などでは花絨毯の美しい景観が見られる所、花のサイズは最大5cmになり皿状の見た目をしている所、花の色は白色と青紫色で、花弁の先端に青紫色の丸い斑点が入る所などにあります。
ネモフィラ・マクラタは、地面を覆うように広がる草姿・美しい花を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、白色と青紫色の花色が上品さを感じさせるためエレガントなお庭で利用されたり、お庭の中に花絨毯をつくる目的で利用したりして楽しまれたりします。