バイカウツギの種類

バイカウツギの特徴


原産:南東ヨーロッパ／小アジア科:アジサイ(Hydrangeaceae) 属:バイカウツギ(philadelphus) 種:バイカウツギ(satsumi) 別名:サツマウツギ開花時期:6月～7月花の色:白色〇葉色:緑色● 分類:落葉低木草丈:約120～300cm 誕生花:「回想」「気品」花言葉:4月28日／5月18日／6月4日
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

バイカウツギは学名philadelphus satsumi、別名「サツマウツギ」とも呼ばれる南東ヨーロッパ及び小アジア原産の落葉低木です。梅花(バイカ)の名前からも分かる通り梅の花に似たころんとした可愛らしい花が特徴で、花には強い香りがあり近くを通ると爽やかで甘い香りを漂わせます。通常は地際から何本も枝を出して四方八方に伸びながらブッシュ状に茂り、冬になると葉が落ちる落葉低木として育ちます。

開花時期は初夏から夏、花色は白色で4数花もしくは半八重咲きする直径約2～4cmの小花を集散花序に5個～9個付けます。樹形はブッシュ状で高さは約120(300)cm × 幅は約120(300)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形、葉序は対生葉序につきます。

バイカウツギは通常地際から何本も枝を伸ばして群生する様にふさふさと生い茂り高さが1mを越えて成長するため花壇や生垣では十分スペースをとって植えてあげて下さい。鉢植えでコンパクトに育てる場合は根詰まりしない様に2年に1度植え替えを行いましょう。夏から晩夏に咲く純白の花は清潔感があり、お庭を明るくします。また花は非常に香りが強いため、道沿いの生垣として利用したり鉢植えを置くと近くを通る度に爽やかで上品な香りを楽しんだり道行く人を楽しませる事が出来ます。

バイカウツギは播種もしくは挿し木によって増やす事が出来ます。夏の暑さや冬の寒さに強く、基本的に土質を選ばず育てられる丈夫な落葉低木です。

バイカウツギの主な園芸品種

バイカウツギ(半八重咲き)

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イノセンス

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バイカウツギの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

バイカウツギの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

バイカウツギの育て方

花壇の土づくり

バイカウツギは直射日光が6時間以上の日向で最も沢山の花が咲き、3時間～5時間の半日影まで育てられます。日当たりの悪い場所では花付きや生育が悪くなるため避けましょう。

土質はあまり選ばないものの、有機質が豊富な肥沃な土壌を好むため。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土づくり

バイカウツギは通気性が良い肥沃な培養土で育てましょう。

自作する場合は’赤玉土小粒5割＋腐葉土3割＋堆肥2割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

バイカウツギは地植えで根づいたら基本的には降水のみで育てられます。

ただし雨が降らずに乾燥が続く場合や鉢植えで育てている場合は、土の表面もしくは表層が乾燥してきたタイミングで水やり行いましょう。

肥料の与え方

バイカウツギの肥料は冬から早春に堆肥と有機質肥料を施しましょう。ただし多過ぎる肥料(窒素)は葉が茂りすぎて花が隠れたり花数を減らす原因になるため注意して下さい。また花が終わったらお礼肥として配合肥料を施してあげましょう。

剪定のやり方

バイカウツギは基本的に剪定不要ですが、大きく育ち過ぎた場合や四方八方に枝が伸びて乱雑に感じた場合は樹形を整える目的で剪定しましょう。

剪定時期は花が咲き終わったら直ぐに行います。剪定する枝は最も古い枝や枯れた枝、弱々しい枝等を目安に4本に1本程度を地際から間引きしましょう。古い枝を切り戻す事で株も若返ります。

夏越しする方法

バイカウツギは夏の高温多湿に強く基本的には対策不要です。雨が降らず乾燥が続く場合や鉢植えで育てている場合は、土壌が完全に乾燥する前に水やりをしっかり行いましょう。

冬越しする方法

Hardiness:4b～8a

バイカウツギは冬になると葉を落としますが、耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は特にありません。翌年の成長に備えて堆肥や有機質肥料を与えておくと良いでしょう。

挿し木や株分けで増やす

バイカウツギは挿し木によって増やす事ができます。

挿し木

バイカウツギの挿し木は秋から早春にかけて充実した枝で行う冬の挿し木と、初夏から夏にかけて半熟枝で行う夏の挿し木があります。冬の挿し木では葉がないため芽の部分を残し、夏の挿し木では葉を付けておきます。挿し穂の長さは約15～25cm、その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。切り口に発根ホルモンを付けたら湿らせた培地に挿して、土壌が完全に乾燥しない様に管理しましょう。

播種で増やす

バイカウツギの種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
光条件:

植物の病気

バイカウツギの病気

うどん粉病

セイヨウバイカウツギの特徴


原産:南東ヨーロッパ／小アジア科:アジサイ(Hydrangeaceae) 属:バイカウツギ(philadelphus) 種:セイヨウバイカウツギ(coronarius) 別名:スイートモックオレンジ(sweet mock orange) 開花時期:5月～7月花の色:白色〇葉色:緑色● 分類:落葉低木草丈:約120～360cm 誕生花:「回想」「気品」花言葉:4月28日／5月18日／6月4日
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

セイヨウバイカウツギは学名philadelphus coronarius、別名「スイートモックオレンジ(sweet mock orange)」とも呼ばれる南ヨーロッパ原産の落葉低木です。非常に多花性で葉を覆う程に沢山咲く花は非常に香りがよく近くを通ると爽やかで甘い香りを漂わせます。通常は地際から何本も枝を出して四方八方に伸びながらブッシュ状に茂り、冬になると葉が落ちる落葉低木として育ちます。

開花時期は晩春から夏、花色は白色で4数花もしくは半八重咲きする直径約2～4cmの小花を総状花序に5個～9個付けます。樹形はブッシュ状で高さは約120(360)cm × 幅は約120(360)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は広披針形や卵形や楕円形があり葉縁は全円もしくは鋸歯がある、葉序は対生葉序につきます。

セイヨウバイカウツギは通常地際から何本も枝を伸ばして群生する様にふさふさと生い茂り高さが1mを越えて成長するため花壇や生垣では十分スペースをとって植えてあげて下さい。鉢植えでコンパクトに育てる場合は根詰まりしない様に2年に1度植え替えを行いましょう。夏から晩夏に咲く純白の花は清潔感があり、お庭を明るくします。また花は非常に香りが強いため、道沿いの生垣として利用したり鉢植えを置くと近くを通る度に爽やかで上品な香りを楽しんだり道行く人を楽しませる事が出来ます。

セイヨウバイカウツギは播種もしくは挿し木によって増やす事が出来ます。夏の暑さや冬の寒さに強く、基本的に土質を選ばず育てられる丈夫な落葉低木です。