プリムラは属の中に約329種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は幾つかの種とその園芸品種です。例えば、プリムラ(ポリアンサ)は開花期間の長さから冬を代表する花の一つとして親しまれておりコンパクトな草姿と豊富な花色が魅力です。またプリムラ(マラコイデス)は、可憐な印象を与える小さな花が、茎の頂部や節に束生するため豪華さと繊細さを感じさせる花姿が楽しめます。
また上記の他にも、このページでは様々な種や園芸品種を紹介しています。育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
目次
- プリムラ(ポリアンサ)の特徴
- プリムラ(ジュリアン)の特徴
- プリムラ(オブコニカ)の特徴
- プリムラ(マラコイデス)の特徴
- プリムラ(デンティキュラータ)の特徴
- プリムラ(ブルガリス)の特徴
- プリムラ(オーリキュラ)の特徴
- プリムラ(マルギナータ)の特徴
- クリンソウの特徴
- その他の種や園芸品種
プリムラ(ポリアンサ)の特徴や園芸品種
- 原産:
- 学名:Primula × polyantha
- 草丈:約10~20cm
- 分類:多年草
- 開花時期:11月~5月
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●青色●緑色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:弱い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:1月22日・2月19日・5月1日
- 花言葉:可憐・富の誇り・無言の愛
- 用途:開花期間長い/グランドカバー
- 購入方法:プリムラ(ポリアンサ)を楽天で購入
プリムラ(ポリアンサ)とは!?
プリムラ(ポリアンサ)の学名はPrimula × polyantha、別名では「クリンザクラ」や「プリムローズ(Primrose)」とも呼ばれています。ポリアンサは野生に自生している原種ではなく、エラチオール種(P. elatior)・ベリス種(P. veris)・ブルガリス種(P. vulgaris)が繰り返し交配されて生み出された雑種の多年草です。
プリムラ(ポリアンサ)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のpolyanthaは古代ギリシアで「たくさん」を意味する「πολύς(polús)」と、古代ギリシアで「花」を意味する「ἄνθος(ánthos)」の2語で構成されており、沢山の花が咲く事に由来します。
プリムラ(ポリアンサ)の特徴(魅力)
- プリムラ(ポリアンサ)の特徴は、近縁のジュリアンと比較して花が大きくて存在感のある花姿が楽しめる所や、 花茎の頂部や節に沢山の花が咲くためボリュームのよい花姿をつくる所、ビオラの花などと比べて花が傷みにくいため開花後何週間も綺麗な見た目を保つ所、花の色が豊富にあるためお庭の雰囲気に合わせて品種が選べる所、草姿がロゼット状で株が暴れにくいためお庭の中や鉢の中での管理が楽な所、開花期間が長く晩秋から翌春まで楽しめる所等にあります。
- 園芸では、冬の花壇を長く彩る代表的な植物として利用されており、花壇に並べて植えられたり、寄せ植え素材として利用されたり、幅広く活用されています。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に広げます。そのため、地面を覆う行儀の良い地被植物として使うことも出来ます。
- 開花期間はとても長く、晩秋から春にかけて休みなく花が咲き続けます。そのため冬花壇を長く彩りたい人におすすめの植物です。
- 花序は散形花序、花茎の上に複数の花が咲くためボリューミーで華やかな花姿が楽しめます。
- 花の大きさは3~8cm程度あり、花冠の形は高盆形花冠で、基部が筒状で先端が皿状に広がります。皿状に開いた部分の裂片は五個以上あり、裂片の中央に切れ込みが入る傾向にあります。そのため、花弁はハート形になり、可愛らしい印象を感じさせることがあります。
- 花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白・黒と他の植物では考えられない程に豊富にあります。そのため、お庭の雰囲気に合わせて花の色が選べます。
- プリムラ(ポリアンサ)の仕立て方には「花壇の縁取り」「大量植栽」「寄せ植え」 等があります。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
- 大量植栽とは、お庭や花壇などの一定の範囲に大量に植物を植えて、景観を美しくする目的で行われる仕立て方です。
- 寄せ植えとは、鉢の中や花壇の中に異なる種類の植物を密植するように植えて、狭い空間の中に形と色の変化を作り、美しくデザインする植栽方法です。寄せ植えはデザインによってお庭の雰囲気に統一性を出したり、季節を感じさせたりする事が出来ます。
- プリムラ(ポリアンサ)は寄せ植えに使う事が出来ます。何故なら、草姿の行儀がよく、開花期間が長いため長期間に渡り寄せ植えが楽しめるからです。ただし、葉が大きくて広がるため他の植物との組み合わせが、やや難しく感じる事があります。
プリムラ(ポリアンサ)の草丈は約10(~20)cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉身の形は長楕円形、葉の表面には深い皺が寄り、毛が生えており、葉の色は緑色です。花序は散形花序、花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個以上あり、花径は約3~8cm、花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白・黒、雄蕊は5本、雌蕊は1本、花茎の長さは古い品種ほど長い傾向があり、花茎は白色の毛が生えます。
プリムラ(ポリアンサ)の園芸品種の紹介
プリムラ(ハヤカワストレイン)の特徴は、早咲きの性質があるため早くから花を楽しめる所や、花径が直径5~6cm程度と大きくて存在感がある所、花弁に厚みがあり丈夫なため花もちがいい所、花の色の発色が良い所などにあります。 | プリムラ(ディスカバリングストライプス)の特徴は、花の色には個体差があり複色で、花脈に沿うようにゼブラ模様ができる所や、花の大きさが大輪で強い存在感を感じさせる所等にあります。独特な花色を楽しめるため、ユニークな花が好きな人におすすめな品種です。 |
育て方・楽天で購入 プリムラ(ゴールドレース)の特徴は、花の色が黒色(暗紫色)と金色の二色で構成されていて縁部分に金色の覆輪が入る所、黒色と金色の二色が高級感を感じさせる所等にあります。そのため、高級感のあるラグジュアリーなお庭や、優雅さをテーマにするエレガントガーデン等にピッタリな品種です。育て方・楽天で購入 | 育て方・楽天で購入 プリムラ(シルバーレース)の特徴は、花の色が黒色と銀色(白色)と黄色の三色で構成されていて縁部分に銀色の覆輪が入る所、黒色と銀色の二色が高級感を感じさせる所等にあります。そのため、高級感のあるラグジュアリーなお庭や、優雅さをテーマにするエレガントガーデン等にピッタリな品種です。 |
育て方・楽天で購入 プリムラ(フランシスカ)の特徴は、花の色が緑色と黄色の二色で構成されていて筒部のみ黄色い所、花弁の縁部分が不規則に波打ちお洒落な見た目をしている所等にあります。緑色と黄色の二色のコントラストは、健康的で若々しく元気な印象を与えたり、明るく輝くような印象を与えたりします。そのため、明るくポジティブな雰囲気があるお庭などにおすすめです。 |
プリムラ(ジュリアン)の特徴や園芸品種
- 原産:
- 学名:Primula × juliana
- 草丈:約10~15cm
- 分類:多年草
- 開花時期:11月~5月
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●青色●緑色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●紫色●青色●橙色●白色〇黒色●灰色●
- 耐暑性:弱い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:12月29日
- 花言葉:青春の喜びと悲しみ
- 用途:開花期間長い/グランドカバー
- 購入方法:プリムラ(ジュリアン)を楽天で購入
プリムラ(ジュリアン)とは!?
プリムラ(ジュリアン)の学名はPrimula × juliana、ジュリアンは野生に自生している原種ではなく、交配種のポリアンサ(Primula polyantha)と、コーカサス地方が原産のジュリアエ(Primula juliae)が交配されて、草野総一氏によって作出された雑種の多年草です。
プリムラ(ジュリアン)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のjulianaは恐らく交配に使用されたPrimula juliaeに関連しています。
プリムラ(ジュリアン)の特徴(魅力)
- プリムラ(ジュリアン)の特徴は、交配親のポリアンサと比較して花が小さい所や、 ポリアンサの豊富な花の色を取り込み多彩な花色が楽しめる所、ビオラの花などと比べて花が傷みにくいため開花後何週間も綺麗な見た目を保つ所、草姿がロゼット状で株が暴れにくいためお庭の中や鉢の中での管理が楽な所、開花期間が長く晩秋から翌春まで楽しめる所等にあります。
- 園芸では、冬の花壇を長く彩る代表的な植物として利用されており、花壇に並べて植えられたり、寄せ植え素材として利用されたり、幅広く活用されています。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に広げます。そのため、地面を覆う行儀の良い地被植物として使うことも出来ます。
- 開花期間はとても長く、晩秋から春にかけて休みなく花が咲き続けます。そのため冬花壇を長く彩りたい人におすすめの植物です。
- 花序は散形花序、花茎の上に複数の花が咲きます。
- 花の大きさは3~4cm程度、花冠の形は一般的に高盆形花冠で基部が筒状で先端が皿状に広がりますが、幾つかの品種では、花弁がロール状になりバラ咲きする品種もあります。
- 花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白・黒と他の植物では考えられない程に豊富にあります。そのため、お庭の雰囲気に合わせて花の色が選べます。
- プリムラ(ジュリアン)の仕立て方には「花壇の縁取り」「大量植栽」「寄せ植え」 等があります。
- 花壇の縁取りとは、花壇の外縁に沿って、または花壇の外縁を作るように、草丈の低い植物を並べて植えて、花壇外縁のデザインを作る方法です。花壇の中に統一感やリズムを作り、美しい景観を作り出す事が出来ます。
- 大量植栽とは、お庭や花壇などの一定の範囲に大量に植物を植えて、景観を美しくする目的で行われる仕立て方です。
- 寄せ植えとは、鉢の中や花壇の中に異なる種類の植物を密植するように植えて、狭い空間の中に形と色の変化を作り、美しくデザインする植栽方法です。寄せ植えはデザインによってお庭の雰囲気に統一性を出したり、季節を感じさせたりする事が出来ます。
- プリムラ(ジュリアン)は寄せ植えに使う事が出来ます。何故なら、草姿の行儀がよく、開花期間が長いため長期間に渡り寄せ植えが楽しめるからです。ただし、葉が大きくて広がるため他の植物との組み合わせが、やや難しく感じる事があります。
プリムラ(ジュリアン)の草丈は約10(~15)cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉身の長さ約3~6cm、葉身の形は楕円形または長楕円形、葉の表面には深い皺が寄り、毛が生えており、葉の色は緑色です。花序は散形花序、花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個以上あり、花径は約3~4cm、花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白・黒、雄蕊は5本、雌蕊は1本、花茎は白色の毛が生えます。果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
プリムラ(ジュリアン)の園芸品種の紹介
プリムラ(いちごのミルフィーユ)の特徴は、花の形がバラ咲きで花弁がロール状に巻かれる所や、花の色が咲きすすむにつれてクリーム色・ピンク色・ローズへと変化していくため、一株の中で様々な色の花が楽しめる所等にあります。 | プリムラ(ブライダルベル)は、早川元三氏育種の園芸品種です。特徴は、早生タイプのため早くから花が楽しめる所、花の形がバラ咲きで花弁がロール状に巻かれる所、花の色が白色と桃色の二色で構成されていて、白地に桃色の覆輪が入る所等にあります。 |
プリムラ(プリン ア ラ モード)は、早川元三氏育種の園芸品種です。特徴は、花の形がバラ咲きで花弁がロール状に巻かれる所、花の色が黄色(クリーム色)と桃色の二色で構成されていて、花弁の縁部分に桃色の覆輪が入る所等にあります。 | プリムラ(キャンディマジック)は、早川元三氏育種の園芸品種です。特徴は、花の形がバラ咲きで花弁がロール状に巻かれる所、移り咲きの選抜のため、花が咲き進むにつれて色が変化する所、花の色に個体差があり赤色・桃色・橙色・黄色・紫色・白色の範囲で楽しめる所等にあります。 |
プリムラ(ピーチフロマージュ)は早川元三さん育種の園芸品種です。特徴は、花の形がバラ咲きで花弁がロール状に巻かれる所や、花の色が咲きすすむにつれてアプリコット・黄色・橙色・ピンク・ローズと魔法のように変化していくため、一株の中で様々な色の花が楽しめる所等にあります。 |
サザンフィールド gardeningshop プリムラ(モンシュシュ)の特徴は、花の形がフリンジ咲きで花弁が波打っているため、フリルドレスを想像させるような優雅な印象を感じさせる所や、花の形が八重咲きをしている所、花の色に個体差があり赤色・桃色・橙色・黄色・白色の範囲で楽しめる所等にあります。 | プリムラ(あずき色の恋)の特徴は、花の形が八重咲きで薔薇の花を想像させるような華やかな印象を感じさせる所、花の色が小豆を想像させるような明度の低い赤紫色と白色の二色で構成されていて、花弁の縁部分に白色の覆輪が入る所等にあります。 |
プリムラ(パロマ)の特徴は、花の形が八重咲きで、花弁がふりふりと波打つため、お洒落で優雅な見た目をしている所や、花の色が全体的にパステル調のため、メルヘンチックな雰囲気を感じさせる所、また花色に個体差があるため赤色・桃色・橙色・黄色・白色の範囲で楽しめる所等にあります。 |
プリムラ(初恋・シリーズ)は、花の形が一重咲きで、 花の縁部分に白色の覆輪が入る所が特徴の園芸品種です。シリーズの中には「ローザ」「ピンク」「ブルー」があるため、お庭の雰囲気に合わせて品種が選べます。 | プリムラ(キャンディ・シリーズ)は、早川元三氏育種の園芸品種です。特徴は、花の形が一重咲きで花の大きさが4cm程度ある所や、花弁が厚くて丈夫なため花もちが良い所、花の色に個体差があり赤色・桃色・橙色・黄色・紫色・青色・白色の範囲で楽しめる所等にあります。 |
プリムラ(アリー)の特徴は、開花が秋頃から始まるため花が早くから楽しめる所や、花の色が彩度が高くて色鮮やかなためカラフルなお庭等によく合う所、花の色に個体差があり赤色・桃色・黄色・紫色・青色・白色の範囲で楽しめる所等にあります。 | プリムラ(イエローフリルリング)の特徴は、花の色にがフリル咲きで花弁が強く波打つため、フリルドレスを想像させるような優雅な花姿をつくる所や、花の色が緑色と黄色の二色で構成されていて、元気な印象を感じさせる所などにあります。 |
プリムラ(ポミーライト)の特徴は、花の中にピコティー(覆輪)や散班が入り基本的に花色が複色になる所や、花の色に個体差があるためユニークな花色が楽しめる所等にあります。 |
プリムラ(オブコニカ)の特徴や園芸品種
- 原産:
- 学名:
- 草丈:約
- 分類:
- 開花時期:
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●青色●緑色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●紫色●青色●橙色●白色〇黒色●灰色●
- 耐暑性:
- 耐寒性:
- 誕生花:
- 花言葉:
- 用途:
- 購入方法:
プリムラ(オブコニカ)とは!?
プリムラ(オブコニカ)の学名はPrimula obconica、別名では「トキワザクラ」や「ポイズン・プリムローズ(Poison Primrose)」とも呼ばれている中国が原産の多年草です。
プリムラ(オブコニカ)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のobconicaはラテン語で「逆円錐」を意味しており、花の形に由来しています。
プリムラ(オブコニカ)の特徴(魅力)
- プリムラ(オブコニカ)の特徴は、花茎の頂部に沢山の花が集まり球状の花姿をつくる所や、開花期間が長く11月頃から4月頃まで長く花が楽しめる所、一部の品種を除いて葉や萼にアレルギー物質のプリミンを含んでいるため、触れるとアレルギー反応を引き起こす可能性がある所、耐陰性が比較的に高いため部屋の中で花が楽しめる所、寒さに弱い所等にあります。
- 園芸ではインドアガーデンとしてお部屋の窓際などに飾られて楽しまれます。冬から春にかけて長い期間楽しめるため、花を長く楽しみたい人に向く植物です。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に広げますが、一定の範囲から逸出しないため、管理が楽な植物です。
- 葉・萼は一部の品種(タッチミー等)を除いて、アレルギー物質であるプリミンを含んでいます。そのため、人によってはアレルギー反応を引き起こして、酷く被れることがあります。
- 基本的に、植物に触る時は長袖と手袋をして触った方が良いです。直接触った場合は、被れる可能性があるため、早めに触れた部分をアルコールで拭き取って、石鹸で洗うとよいと言われています。
- またタッチミー等のプリミンを含んでいない品種であれば、触っても問題ないため、子供がいる家庭などでは、そちらの品種を選んだ方が良いでしょう。
- 開花期間はとても長く、晩秋から春にかけて花が咲き続けます。そのため長く花を楽しみたい人におすすめの植物です。
- 花序は散形花序、花茎の頂部に複数の花を付けて、球状の花姿をつくります。そのため、とてもボリューミーで華やかな花姿が楽しめます。
- 花の大きさは3~5cm程度あり、花冠の形は高盆形花冠で、基部が筒状で先端が皿状に広がります。皿状に開いた部分の裂片は五個以上あり、裂片の中央に切れ込みが入る傾向にあります。そのため、花弁はハート形になり、可愛らしい印象を感じさせることがあります。
- 花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白と豊富にあります。そのため、お部屋の雰囲気と気分に合わせて花の色が選べる所が魅力です。
プリムラ(オブコニカ)の草丈は約20~40cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉身の長さ約3~14cm、葉身の形は腎形または広卵形か円形、葉の縁部分が波打つ傾向があり、葉の色は緑色です。花序は散形花序、花茎の頂部に約2~13個の花をつけます。花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個以上あり、裂片の中心に浅い切れ込みが入る、花径は約3~5cm、花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白、雄蕊は5本、雌蕊は1本、花茎は白色の毛が生えます。
プリムラ(オブコニカ)の園芸品種の紹介
プリムラ(タッチミー・シリーズ)の特徴は、従来のオブコニカ種とは違って葉や萼にアレルギー物質のプリミンを含んでいないため触っても安全な所や、開花期間と花の寿命が長い所、花茎がしっかりしているため、沢山の大きな花をしっかりと支えれる所、シリーズの中には赤・桃・紫・橙・白・複色と様々な色があるため、お庭やお部屋の雰囲気に合わせて品種が選べるところ等にあります。 | プリムラ(プリカント・シリーズ)の特徴は、花の色にややくすみが入りアンティーク調の調度品のような落ち着いた雰囲気をつくる所や、花弁がひらひらと捻れて、動きのある花の形をする所、葉や萼にアレルギー物質のプリミンを殆ど含んでいないため触っても比較的に安心な所、開花期間と花の寿命が長い所、シリーズの中には赤・紫・黄・白・複色と様々な色があるため、お庭やお部屋の雰囲気に合わせて品種が選べるところ等にあります。 |
プリムラ(マラコイデス)の特徴や園芸品種
- 原産:中国
- 学名:Primula malacoides
- 草丈:約20~40cm
- 分類:多年草
- 開花時期:11月~4月
- 花色:赤色●桃色●黄色●紫色●青色●緑色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:弱い
- 耐寒性:普通
- 誕生花:2月12日・3月25日
- 花言葉:素朴・運命を開く・気取らない愛
- 用途:開花期間長い
- 購入方法:プリムラ(マラコイデス)を楽天で購入
プリムラ(マラコイデス)とは!?
プリムラ(マラコイデス)の学名はPrimula malacoides、別名では「ケショウザクラ」や「オトメザクラ」とも呼ばれている中国が原産の二年草です。
プリムラ(マラコイデス)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のmalacoidesは古代ギリシアで「柔らかい」「優しい」「女々しい」「粘液性の」を意味する「μᾰλᾰκός(malakós)」から来ており、柔らかな見た目をする植物の外観に由来します。
プリムラ(マラコイデス)の特徴(魅力)
- プリムラ(マラコイデス)の特徴は、萼・花茎・葉が白粉を帯びて化粧をしているように見える所や、花は小ぶりなため可憐な印象を感じさせる所、花茎の頂部や節に沢山の花が咲くためボリュームのよい花姿をつくる所、開花期間が長く11月頃から4月頃まで花が長く楽しめる所、耐陰性が比較的に高いため部屋の中でも花が楽しめる所、近縁のオブコニカ種よりも耐寒性が高いため暖地や平地であれば屋外でも花が楽しめる所等にあります。
- 園芸では冬の花壇を長く彩る代表的な植物として利用されてたり、インドアガーデンとしてお部屋の窓際などに飾られたりします。草姿の行儀が良くて、高さを出せるため寄せ植え素材としても利用されます。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に広げますが、一定の範囲から逸出しないため、管理が楽な植物です。
- 開花期間は長く、晩秋から春にかけて花が咲きます。そのため長く花を楽しみたい人におすすめの植物です。
- 花序は散形花序で頂部に約4~20個の花をつけて、花茎の節からも複数の花を束生させます。そのため、とてもボリューミーで華やかな花姿が楽しめます。
- 花の大きさは小ぶりで、花冠の形は高盆形花冠、基部が筒状で先端が皿状に広がります。皿状に開いた部分の裂片は五個あり、裂片の中央に切れ込みが入る傾向にあります。そのため、花弁はハート形になり、可愛らしい印象を感じさせることがあります。
- 花を支える萼は白粉を強く帯びるため、おしろいを塗ったような見た目をしています。そのため、小さな花とも合間り、女性的で優しい雰囲気を感じさせる植物です。
プリムラ(マラコイデス)の草丈は約20~40cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉柄は約2~15cm、葉身の長さ約4~8cm、葉身の形は腎形または広卵形か円形、葉縁部分が鋸歯があり、葉の色は緑色です。花序は散形花序で頂部に花を約4~20個つけて、節からも複数の花を束生させます。花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個、裂片の中心に浅い切れ込みが入る、花の色は赤・桃・黄・青・紫・緑・白、雄蕊は5本、雌蕊は1本、花茎は白色の毛が生えます。
プリムラ(マラコイデス)の園芸品種の紹介
ウィンティ・ライムグリーンは、花の色がほんのりと緑色に色付くライムグリーンをしています。そのため、瑞々しくフレッシュな印象を感じさせたり、心を落ち着かせる癒し効果があったりします。そのため、心を落ち着かせリラックス出来る様なお庭を作りたい時などにおすすめの品種です。 | ウィンティ・ピーチは、花の色が咲き進むに連れて桃色・黄色・緑色へと変化していきます。そのため、一株の中で様々な色の花が入り交じり、魔法で色が変わっていくような不思議な魅力を感じさせます。 |
ウィンティ・サクラは、花の色がほんのりと薄い桃色に染まる優しい色合いをしています。薄い桃色は「可愛らしさ」「柔らかさ」「女性らしさ」を演出する事が出来ます。そのため、可愛いをテーマにしたお庭や、愛や恋心をくすぐるようなロマンチックガーデンなどにピッタリな品種になります。 | ウィンティ・ローズは、花の色が濃い赤紫色をしています。赤紫色は、奥ゆかしさや艶やかさ、神秘的な雰囲気を演出することができます。そのため優雅な雰囲気漂うエレガントガーデンや、魔法の世界などを想像させるようなテーマガーデンにピッタリな品種です。 |
ウグイス・ホワイトは、花の色が白色をしています。白色は穢れのなさや明るさを演出することができるため、ウェディングガーデンやエレガントガーデンなどにピッタリな品種です。 | ウグイス・ピンクは、花の色が桃色をしています。桃色は「可愛らしさ」「柔らかさ」「女性らしさ」を演出する事が出来ます。そのため、可愛いをテーマにしたお庭や、愛や恋心をくすぐるようなロマンチックガーデンなどにピッタリな品種になります。 |
ウグイス・レッドは、花の色が赤ピンク色をしています。そのため、華やかさと可愛らしさを感じさせる品種です。 | ウグイス・混合は、ホワイト・ピンク・レッド・ローズの種子がミックスで入っている品種です。そのため、様々な花の色を楽しみたい人や、カラフルな花壇をつくりたい人などにおすすめです。 |
その他
プリムラ(デンティキュラータ)の特徴や園芸品種
- 原産:中国/アフガニスタン/ブータン/インド/カシミール/ミャンマー/ネパール/パキスタン
- 学名:Primula denticulata
- 草丈:約20~45cm
- 分類:多年草
- 開花時期:3月~5月
- 花色:赤色●桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:弱い
- 耐寒性:強い
- 購入方法:プリムラ(デンティキュラータ)を楽天で購入
プリムラ(デンティキュラータ)とは!?
プリムラ(デンティキュラータ)の学名はPrimula denticulata、別名では「タマザキサクラソウ(玉咲きサクラソウ)」や「ドラムスティック プリムラ(drumstick primula)」等とも呼ばれてる中国・アフガニスタン・ブータン・インド・カシミール・ミャンマー・ネパール・パキスタンが原産の多年草です。
プリムラ(デンティキュラータ)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のdenticulataはラテン語で「歯状の」を意味しており、葉の縁部分に鋸歯がある所に由来します。
プリムラ(デンティキュラータ)の特徴(魅力)
- プリムラ(デンティキュラータ)の特徴は、花茎の頂部に沢山の花が集まりボリュームの良い花姿をつくる所、花姿が驚くほどに綺麗な球状になる所、葉が綺麗な長楕円形をしていて、放射状に広がるため行儀のよい見た目をしている所、ロゼット状の草姿と長い花茎が洗練された雰囲気をつくる所などにあります。
- 園芸では、エレガントなお庭に植えられているような綺麗な花を鑑賞する目的で育てられます。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に広げます。そのため、地面を覆う行儀の良い地被植物として使うことも出来ます。
- 開花期間は3月から5月頃にあります。
- 花序は散形花序で花茎の上に沢山の花が集まり、綺麗な球状の花姿をつくります。そのため、手入れの行き届いた洗練されたお庭等によくあいます。
- 花冠の形は高盆形花冠で、基部が筒状で先端が皿状に広がります。皿状に開いた部分の裂片は五個以上あり、裂片の中央に切れ込みが入る傾向にあります。そのため、花弁はハート形になり、可愛らしい印象を感じさせることがあります。
プリムラ(デンティキュラータ)の草丈は約20~45cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉身の長さ約3~15cm、葉身の形は長楕円形、葉縁部分に鋸歯があり、葉の色は緑色で主脈が白色です。花序は散形花序、花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個、花の色は赤・桃・青・紫・白、花茎は白色の毛が生える。
プリムラ(デンティキュラータ)の園芸品種の紹介
タマザキサクラソウ(玉咲きサクラソウ)の学名はPrimula denticulata、一般的に学名の「プリムラ・デンティキュラータ」の名前で流通している中国・アフガニスタン・ブータン・インド・カシミール・ミャンマー・ネパール・パキスタンが原産の多年草です。 | プリムラ(ブルーセレクション)の特徴は、花の色が青色をしているため知的でクールな印象を感じさせる所や、花の形が綺麗な球状をしているため洗練された魅力を感じさせる所等にあります。 |
プリムラ(デンティキュラータ・アルバ)の特徴は、花の色が白色をしているため明るさや清潔感を感じさせる所や、花の大きさが約8cmあり、花の形が綺麗な球状をしているため洗練された魅力を感じさせる所等にあるデンティキュラータ種の変種です。 | プリムラ(スノーボール)は、花の色が白色をしていて、花の形が綺麗な球場をしているため雪玉を想像させるような魅力的な園芸品種です。スノーボールは、花の形が綺麗な球場をしていて、草姿の行儀が良いことから、洗練された雰囲気のあるエレガントガーデン等によくあいます。また白色は穢れのなさや明るさを演出することができます。そのため、お庭に植えてあげると、ウェディングガーデンの清らかさと明るさを演出する事が出来たり、エレガントガーデンのような洗練された雰囲気を演出する事ができます。 |
プリムラ(ルビンセレクション)の特徴は、花の色が赤ピンク色(赤色)をしているため華やかさや可愛らしさを感じさせる所や、花の形が綺麗な球状をしているため洗練された魅力を感じさせる所等にあります。 | プリムラ(ブルーセレクション)の特徴は、花の色が青紫色をしているため上品さや落ち着きを感じさせる所や、花の形が綺麗な球状をしているため洗練された魅力を感じさせる所等にあります。 |
プリムラ(ブルガリス)の特徴や園芸品種
- 原産:南ヨーロッパ/北西アフリカ/西アジア
- 学名:Primula vulgaris
- 草丈:約10~30cm
- 分類:多年草
- 開花時期:1月~5月
- 花色:赤色●桃色●紫色●青色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:弱い
- 耐寒性:強い
- 用途:開花期間長い/グランドカバー
- 購入方法:プリムラ(ブルガリス)を楽天で購入
プリムラ(ブルガリス)とは!?
プリムラ(ブルガリス)の学名はPrimula vulgaris、別名では「イチゲサクラソウ」や「プリムローズ(Primrose)」等とも呼ばれる南ヨーロッパ・北西アフリカ・西アジアが原産の多年草です。
プリムラ(ブルガリス)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のVulgarisはラテン語で「普通の」「ありふれた」を意味します。
プリムラ(ブルガリス)の特徴(魅力)
- プリムラ(ブルガリス)の特徴は、株の中心部から沢山の花茎を出して、花茎に一個の花を咲かせる所、花には繊細な香りがあるところ、葉が大きくて表面に深い皺がよる所、草姿がロゼット状で株が暴れにくいためお庭の中や鉢の中での管理が楽な所等にあります。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に広げます。そのため、地面を覆う行儀の良い地被植物として使うことも出来ます。
- 開花期間は一月頃から五月頃までです。
- 花序は単頂花序、花茎の上に一個の花が咲きます。
- 花の大きさは3~4cm程度、花冠の形は高盆形花冠で、基部が筒状で先端が皿状に広がります。皿状に開いた部分の裂片は五個以上あり、裂片の中央に切れ込みが入る傾向にあります。そのため、花弁はハート形になり、可愛らしい印象を感じさせることがあります。
プリムラ(ブルガリス)の草丈は約10~30cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉身の長さ約5~25cm、葉身の幅は約2~6cm、葉身の形は楕円形または長楕円形、葉の表面には深い皺が寄り、葉縁部分に鋸歯があり、葉の色は緑色です。花序は単頂花序で花茎に一個の花が付き、花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個以上あり、花径は約2~4cm、花の色は一般的に黄色です。
プリムラ(ブルガリス)の園芸品種の紹介
ベラリーナ・アメジストアイスは、花の色が明度の低い青紫色をしているため、気分を落ち着かせる働きがあったり、上品さを感じさせたりする園芸品種です。 | ベラリーナ・ピンクアイスは、花の色が桃色とクリーム色の二色で構成されています。桃色とクリーム色は、女性的な優しい印象を与えたり、甘いお菓子を想像させることがあります。そのため、愛をテーマにしたロマンチックガーデンや、お菓子をテーマにしたスイーツガーデン、幻想的な雰囲気を感じさせるメルヘンチックガーデンなどにおすすめの品種です。 |
ベラリーナ・クリームは、花の色がクリーム色をしています。クリーム色は、クリームの乗ったスイーツや高級感ある大理石を想像させる事ができます。そのため、お菓子をテーマにした可愛らしいスイーツガーデンや、ギリシャ神話を想像させるギリシャ庭園やエレガントガーデン等によく合う品種になります。 | ベラリーナ・ライブラリーライラックは、花の色が紫色と白色の二色で構成されていて、花弁の縁部分に紫色の覆輪が入ります。紫色と白色は、上品さや穢れなさを感じさせることが出来るため、お庭の植えるとワンランク上のエレガントな雰囲気を演出することが出来ます。 |
ベラリーナ・バレンタインは、花の色が鮮やかな赤色をしています。赤色は、華やかな印象や情熱的で愛情深い印象を与えるため、人の心を惹き付けるようなチャーミングなお庭や、明るくカラフルなお庭などによく合うでしょう。 | ベラリーナ・ゴールディは、花の色が黄色または赤みを帯びる黄金色をしています。黄金色は豪華さなどを感じさせるため、高級感な雰囲気があるラグジュアリーなお庭によくあいます。 |
ベラリーナ・カルメンは、花の色がややくすみの入る赤色をしているため、アンティークの調度品ような落ち着いた雰囲気を感じさせる園芸品種です。そのため、高級感を感じさせるラグジュアリーなお庭やエレガントなお庭などにピッタリな品種です。 |
イチゲサクラソウの学名はPrimula vulgaris、一般的に学名の「プリムラ・ブルガリス」や英名の「プリムローズ」の名前で流通していることが多い南ヨーロッパ・北西アフリカ・西アジアが原産の多年草です。 | プリムラ(ゼブラブルー)の特徴は、花の色が青色・黄色・白色の三色で構成されていて、花脈にそって青色の絞りが入るため花の中にゼブラ模様ができる所や、花の大きさが5cm程度と大きいため存在感がある所等にあります。青色・黄色・白色の三色の組み合わせは強い対比を生み出します。そのため、夏の海を想像させるような爽やかなお庭や、色をテーマにしたカラフルなお庭などにピッタリな品種です。 |
プリムラ(カーニバル)の学名はPrimula vulgaris ssp. sibthorpii、カーニバルはブルガリス種(Primula vulgaris)の亜種です。従来のブルガリスは花の色が黄色をしていますが、カーニバルは花の色が薄い桃色をしています。そのため、女性的で優しい雰囲気を演出することが出来ます。 | オークリーフ・イエローピコティ(Primula vulgaris ‘oakleaf yellow picotee’)の特徴は、葉の縁部分が避けてユニークな見た目をしている所や、花が従来より小さい一方で、茎の頂部に沢山集まるためボリュームのよい花姿をつくる所、花の色が赤橙色と黄色の二色で構成されていて、派手でエネルギッシュな力強さを感じさせる所等にあります。 |
プリムラ(オーリキュラ)の特徴や園芸品種
- 原産:ヨーロッパ
- 学名:Primula auricula
- 草丈:約10~20cm
- 分類:多年草
- 開花時期:3月~5月
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●青色●緑色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●白色〇
- 耐暑性:弱い
- 耐寒性:強い
- 用途:ロックガーデン
- 購入方法:プリムラ(オーリキュラ)を楽天で購入
プリムラ(オーリキュラ)とは!?
プリムラ(オーリキュラ)の学名はPrimula auricula、別名では「アツバサクラソウ」や「マウンテン・カウスリップ(mountain cowslip)」等とも呼ばれる多年草です。原産地はヨーロッパ、自生地はアルプス山脈・シュヴァルツヴァルト・ジュラ山脈・ヴォージュ山脈・タトラ山脈等の岩場にあります。
プリムラ(オーリキュラ)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のauriculataはラテン語で「耳形の」「耳状の」を意味しており、葉の形に由来します。
プリムラ(オーリキュラ)の特徴(魅力)
- プリムラ(オーリキュラ)の特徴は、花の形が規則正しく端正で丸みを帯びた可愛らしい形状をしている所や、花の色が非常に豊富で花の中に個性的な模様が入り、絵画を思わせるような色合いが楽しめる所、花や葉の中に白粉(ペースト)が乗るため独特な質感を生み出す所、葉が肉厚で光沢がある所等にあります。
- 園芸では、栽培難度が高めで、育てるのが大変な植物ですが、端正な見た目をした花はとても魅力的で、コレクターに人気の高い植物になります。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に行儀よく広げます。
- 葉は肉厚で水分を保持しているため、乾燥に比較的に強いです。※成長期にはしっかりと水やりをする必要があります。
- 葉の表面は光沢があり、白粉を帯びています。白粉は水で流れやすいため、水やりをする際には葉に水が当たらないようにする必要があります。※アルパイン系は通常白粉がありません。
- 花の形は高盆形花冠で、基部が筒状で先端が皿状に広がり、皿状に開いた部分の裂片が五個以上あります。普通は裂片の部分に切れ込みが入ったり、波打ったりして、野趣を感じさせる花姿をしています。
- ただし、イギリスで銘品として登録される品種は、花全体の形が円形に近くフラットで、裂片(花弁)には目立つ切れ込みがなく、基部の円形に殆ど歪みがありません。そのため、花が与える印象は、規則正しく端正で、丸みのある可愛らしい印象をあたえます。また自然界に存在しないような美しさを感じさせる所も魅力です。
- 花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白・黒があり、花を四つのゾーンにわけて、花の中に様々な模様が描かれます。また花の中には白粉がのるため、独特な質感と色合いをだします。
プリムラ(オーリキュラ)の草丈は約10~20cm、株張りは約10~25cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉身の形は倒卵形、葉の縁部分には鋸歯があり、葉の質感は肉厚、葉の表面には光沢があり白粉を帯びており、葉の色は緑色です。花序は散形花序、花茎の頂部に最大20個の花が付きます。花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個以上あり、裂片は原種に近いと浅い切れ込みが入りますが交配品種は全円の傾向があり、花の色は赤・桃・橙・黄・青・紫・緑・白・黒があり、四つのゾーンごとに色が変化したり、白粉がのります。
プリムラ(オーリキュラ)の分類
プリムラ(オーリキュラ)は花の色を表現したり、品種の紹介をする時に、説明を分かりやすくするために、花を四つのゾーンに分けて色を表現する事があります。
チューブ(tube):花の中央にある筒部
サークル(circle):花中央にある円形の輪(筒部を除く)
ボディーカラー(body colour):サークルとエッジの境にある部分、またはサークルから縁部分まで。
エッジ(edge):ボディーカラーから縁部分まで。
プリムラ(オーリキュラ)は「ショウ系」「アルパイン系」「ダブル系」「ボーダー系」の四種類に分類されており、またそれぞれの分類で細分化もされています。それぞれに特徴があるため、欲しい品種がある時に参考にしてみるとよいでしょう。
ショウ系(Show Auriculas)
ショウ系は花や葉には白粉(ペースト)が付いている所が特徴で、白粉が陶器のような独特な質感を与えています。愛好家が最も多い系統で人気が高いですが、白粉(ペースト)は雨に濡れると流れて、腐敗する原因にもなるため、雨から保護された環境で育てる必要があります。
- エッジ・ショウ・オーリキュラ(Edged Show Auriculas):花のエッジに葉の質感があり、黒色のボディーカラーが入るショウ系の分類の一つです。エッジ部分の白粉(ペースト)の量によって更に細かく分類されています。
- グリーンエッジ(green edge):エッジには白粉がないため、完全な緑色をしていて、黒色のボディーカラーが入ります。
- グレーエッジ(glay edge):エッジには白粉が少量あるため、灰色または白緑色の見た目をしていて黒色のボディーカラーが入ります。
- ホワイトエッジ(white edge):エッジには白粉が大量あるため、殆ど白色の見た目をしていて黒色のボディーカラーが入ります。
- ショウ・セルフ・オーリキュラ(Show Self Auriculas):花のゾーンがチューブ・サークル・ボディーカラーの三つのゾーンで構成されています。サークルの部分は白色をしていて、ボディーカラーの部分は個別にレッド・ブルー・イエロー・ダーク・その他の色(any other coloured)に分けられています。
- ストライプ・オーリキュラ(Striped Auriculas):花のゾーンがチューブ・サークル・ボディーカラーの三つのゾーンで構成されています。サークルの部分は白色をしていて、ボディーカラーの部分に絞り模様が入るため複色になる所が特徴です。
- ショウ・ファンシー・オーリキュラ(Show Fancy Auriculas):花のゾーンがチューブ・サークル・ボディーカラー・エッジの四つのゾーンで構成されています。サークルの部分は白色をしていて、ボディーカラーが黒色以外の色(赤や黄など)をしている所が特徴になり、エッジの部分は緑色です。
アルパイン系(Alpine Auriculas)
アルパイン系は花の大きさはショウ系よりも大きくなる傾向にあります。花や葉に白粉(ペースト)がないため、コレクターからすると少し魅力が半減しますが、雨が降っても腐敗しにくいメリットがあります。そのため、雨の当たる屋外でも育てやすく、初心者が初めて育てる場合はこの系統がオススメされています。
- ライトセンター・アルパイン(Light Centred Alpines):花のサークルが白色またはクリーム色をしています。
- ゴールドセンター・アルパイン(Gold Centred Alpines):花のサークルが黄色または黄金色をしています。
- レース・アルパイン(Laced Alpines):花弁の縁部分に細い覆輪が入ります。
- ファンシー・オーリキュラ(Fancy Alpines):ボディーカラーが黒色以外の色(赤や黄など)をしている所が特徴になります。
ダブル系(double Auriculas)
ダブル系は花の形は八重咲きをしています。審査会では花の中心部を覆う充分な花弁が必要になります。
ボーダー系(Border Auriculas)
ボーダー系は庭や花壇で栽培することを目的にした丈夫で育てやすい系統です。花は多様な形と色があり、香りがある品種が多いのも特徴です。
プリムラ(オーリキュラ)の園芸品種の紹介
- ショウ系(Show Auriculas)
- アルパイン系(Alpine Auriculas)
- ダブル系(double Auriculas)
- ボーダー系(Border Auriculas)
エッジ・ショウ・オーリキュラ(Edged Show Auriculas)
プリムラ(ロベルト)の分類は、エッジ・ショウ・オーリキュラです。花の特徴は花の色が黄色・白色・黒色・緑色の四色で構成されていて、サークルの中に白粉(ペースト)が付いていて、ボディーカラーの色が黒色、エッジの部分が葉状で緑色、チューブの色が黄色をしています。 | プリムラ(グレイ・ラグ)は1969年にJack Ballardにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(グレイエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 |
プリムラ(シレニティ)は1957年にJack Ballardにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(グリーンエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・緑色の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で緑色をしています。 | プリムラ(フレミングハウス)は1967年にRobert Newtonにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(グリーンエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・緑色の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で緑色をしています。 |
プリムラ(ロザリー・エドワーズ)は1972年にHarold D. Hallにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(ホワイトエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・緑色の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が大量に乗り白色をしています。 | プリムラ(マギー)は1966年にAllan Hawkesにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(グレイエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 |
プリムラ(CG・ハイソン)は1962年発表でR.Loakeにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(ホワイトエッジ)に分類される園芸品種です。CG・ハイソンの特徴は、花付きが良い所、葉に厚みがある所、丈夫で育てやすい所などにあります。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が大量に乗り白色をしています。 | プリムラ(ヘティ・ウルフ)はKath Drydenにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(ホワイトエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が大量に乗り白色をしています。 |
プリムラ(マーガレット・マーチン)は1973年にArthur J Martinにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(グレイエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 | プリムラ(ルードロウ)は1986年にEd Pickinにより作出されたエッジ・ショウ・オーリキュラ(グレイエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 |
プリムラ(シャーウッド)は、エッジ・ショウ・オーリキュラ(グレイエッジ)に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・黒色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黒色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 |
ショウ・セルフ・オーリキュラ(Show Self Auriculas)
プリムラ(ヘレン)の分類は、ショウ・セルフ・オーリキュラです。花のサークルの中に白粉(ペースト)が付いていて、チューブとボディーカラーが鮮やかな黄色をしています。 | プリムラ(ローズバッド)は、1940年頃にJames Douglasにより作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは赤色です。 |
プリムラ(タフタ)は、Tim Coop氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・桃色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは桃色です。 | プリムラ(シャア)は、1966年にK.J.Gould氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは赤色です。 |
プリムラ(フェイヴァリット)は、1981年にTim Coop氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。特徴は、葉の表面に密にのる白粉にあり、美しいシルバーリーフとして楽しめる所にあります。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・明度の低い濃い赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは濃い赤色です。 | プリムラ(ムーングロウ)は、1974年にDavid Hadfield氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色の二色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは黄色です。 |
プリムラ(ザ・レイブン)は、1900年頃にBen Simonite氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・黒色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは黒色です。 | プリムラ(ローズマリー)は、花の形が一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・濃い赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーはベルベットを想像させるような濃い赤色です。 |
プリムラ(ノクターン)は、1955年にDr Robert Newtonにより作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・黒色(明度の低い赤黒色)の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは黒色(明度の低い赤黒色)です。 | プリムラ(ハリー・オー)は、1985年にTim Coopにより作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・明度の低い濃い赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは明度の低い濃い赤色です。 |
プリムラ(スーパー・パラ)は、1974年にDerek Telfordにより作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・明度の低い濃い赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーはベルベットを想像させるような明度の低い濃い赤色です。 | プリムラ(ブラジル)は、1981年にDerek Telford氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色の二色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは黄色です。 |
プリムラ(セイラー・ボーイ)は、1968年にJack Ballardにより作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・クリーム色・濃い紫色の三色で構成されていおり、チューブの色はクリーム色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは濃い紫色です。 | プリムラ(ジェロニモ)は、1971年にPeter Ward氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・明度の低い赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは赤色です。 |
プリムラ(ロック・サンド)は、1982年にLes Kaye氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色の二色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは黄色です。 | プリムラ(マネームーン)は、1989年にTim Coop氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・レモンイエローの二色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは透明感のあるレモンイエローです。 |
プリムラ(ザ・ビショップ)は、1974年にStan Kos氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・クリーム色・濃い赤色の三色で構成されていおり、チューブの色はクリーム色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは濃い赤色です。 | プリムラ(ムーンライズ)はショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・鮮やかな黄色の二色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは鮮やかな黄色です。 |
プリムラ(チェリー)はショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・チェリーレッドの三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーはチェリーレッドです。 | プリムラ(レプトン・ジュビリー)は、1977年にJohn Gibsonにより作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・クリーム色・濃い紫色の三色で構成されていおり、チューブの色はクリーム色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは濃い紫色です。 |
プリムラ(プリンス・チャーミング)は、1954年にGordon Douglas氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色の二色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは黄色です。 | プリムラ(モハベ)は、1980年にPeter Ward氏により作出されたショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・鮮やかな赤色の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは赤色です。 |
プリムラ(チャフィンチ)はショウ・セルフ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色・赤色(オレンジピンク)の三色で構成されていおり、チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーは赤色またはオレンジピンクです。 |
ストライプ・オーリキュラ(Striped Auriculas)
プリムラ(ナンバー21)の分類は、ストライプ・オーリキュラです。花の特徴は花の色が灰緑色・白色・黒色の三色で構成されていて、サークルの中に白粉(ペースト)が付いていて、ボディーカラーの部分に絞り模様が入り灰緑色と黒色の二色で構成されています。葉は表面に白粉が乗るため、カラーリーフとして楽しむ事もできます。 | プリムラ(マーリン)は、1990年にAllan Hawkesにより作出されたストライプ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花の色が白色(白粉)・黒色または赤紫色の二色で構成されています。花のサークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディーカラーの部分は絞り模様が入り白色と黒色(赤紫色)の二色で構成されています。葉は表面に白粉が乗るため、カラーリーフとして楽しむ事も可能です。 |
プリムラ(ロード・セイ・エン・セレ)は、1987年にAllan Hawkesにより作出されたストライプ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の特徴は花の形が一重咲き、花の色が白色(白粉)・黄色・赤紫色・橙色・緑色で構成されています。花のサークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディーカラーの部分は絞り模様が入り黄色・緑色・赤紫色・橙色で構成されていて、白粉も疎らにのります。 | プリムラ(ローリー・ストライプ)は、1979年にAllan Hawkesにより作出されたストライプ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の特徴は花の形が一重咲き、花の色が白色(白粉)・黄色・黒色・緑色の四色で構成されています。花のチューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディーカラーの部分は絞り模様が入り黒色と緑色の二色で構成されています。 |
プリムラ(ロビンフッド・ストライプ)は、2003年にRay Downardにより作出されたストライプ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は白色(白粉)・黄色(クリーム色)・紫色・白色の四色で構成されています。花のチューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディーカラーの部分は絞り模様が入りクリーム色・紫色・緑色の三色で構成されています。 | プリムラ(ダーウェント・タイガー)は、1992年にAllan Hawkesにより作出されたストライプ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁が細長くシャープな形状をしており、花の色は白色(白粉)・黄色(クリーム色)・紫色・緑色の四色で構成されています。花のチューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディーカラーの部分は絞り模様が入りクリーム色・紫色・緑色の三色で構成されています。 |
プリムラ(マゼッタ・ストライプ)は、1988年にAllan Hawkesにより作出されたストライプ・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の縁部分に細かな切れ込みが入り、花の色は白色(白粉)・黄色(クリーム色)・赤色・灰緑色の四色で構成されています。花のチューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディーカラーの部分は絞り模様が入りクリーム色・赤色・灰緑色の三色で構成されています。 |
ショウ・ファンシー・オーリキュラ(Show Fancy Auriculas)
プリムラ(グレイ・シュライク)は1959年にJames Douglasにより作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラに分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・橙色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は黄色または橙色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 | プリムラ(スターリー)は、花の形が一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・紫色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は紫色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 |
プリムラ(スター・ウォーズ)は、Tim Coop氏により作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラの園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・紫色(赤紫色)・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は紫色(赤紫色)、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 | プリムラ(ホワイト・エンサイン)は1950年に発表されたJames Douglas氏作出のショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・紫色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は紫色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が少量乗り灰色(灰緑色)をしています。 |
プリムラ(クラニー2)はGordon Douglas氏が作出のショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・赤ピンク色・灰色(灰緑色)の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤ピンク色、エッジの部分は緑色をしています。 | プリムラ(フロスティ)はTim Coop氏作出のショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・赤紫色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤紫色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が大量に乗り白色をしています。 |
プリムラ(レイブロック・ファンシー)は1983年にGordon Douglasによって作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・赤色・緑色の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤色、エッジの部分は緑色をしています。 | プリムラ(ホークウッド)は1970年にJames Douglasにより作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・白色・赤色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤色、エッジの部分は葉状で表面に白粉が大量に乗り白色をしています。 |
プリムラ(グレンエルグ)は1974年にDouglasにより作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・赤紫色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤紫色、エッジの部分は緑色です。 | プリムラ(ラージャ)は1950年代にJames Douglasにより作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は緑色・黄色・白色・赤色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤色、エッジの部分は緑色です。 |
プリムラ(リサ・クララ)はBrenda Hyattにより作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は緑色・黄色・白色・赤色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤色、エッジの部分は緑色です。 | プリムラ(ミンリー)は1982年にGordon Douglasにより作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は緑色・黄色・白色・赤ピンク色の三色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は赤ピンク色、エッジの部分は緑色です。 |
プリムラ(カーネル・チャンプニーズ)は1867年にW.Turner氏により作出されたショウ・ファンシー・オーリキュラ系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花弁の先端が尖る傾向があり、花の色は黄色・白色・暗紫色・緑色の四色で構成されていています。チューブの色は黄色、サークルの中は白粉(ペースト)が乗っているため白色、ボディーカラーの色は暗紫色、エッジの部分は緑色をしています。 |
アルパイン系(Alpine Auriculas)
プリムラ(リラ)は、1999年にDerek Telfordにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重形、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花のサークルの色は白色をしていて、ボディーカラーの色は濃い紫色、エッジの色は薄い紫色をしています。 | プリムラ(シリウス)は1979年にFrank Jacquesにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重形、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・クリーム色・赤紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は赤紫色、エッジの色はクリーム色です。 |
プリムラ(プリンス・ジョン)は1916年頃にJames Douglasにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・暗紫色色・サーモンピンク色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は暗紫色、エッジの色はサーモンピンク色です。 | プリムラ(オールド・スモーキー)は1991年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・サーモンピンク色・暗紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は赤紫色、エッジの色はサーモンピンク色です。 |
プリムラ(インディアン・ラブ・コール)は1993年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・クリーム色・赤紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は赤色からサーモンピンク色です。 | プリムラ(ピアーズテルフォード)は1991年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・栗色・橙色の三色で構成されています。花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は栗色、エッジの色は橙色です。またピアーズテルフォードの突然変異種で、葉の中に黄色の班が入る品種(Primula auricula ‘Piers Telford variegated’)も流通しています。 |
プリムラ(アップルクロス)は1968年にDennis Edwardsにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・暗赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は暗赤色です。 | プリムラ(イースタン・プロミス)は1995年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色(赤紫色)・薄い赤紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色(赤紫色)、エッジの色は薄い赤紫色です。 |
プリムラ(リー・ポール)は1990年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色(赤紫色)・赤みを帯びる黄色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色(赤紫色)、エッジの色は赤みを帯びる黄色です。 | プリムラ(グエン)は1971年にAllan Hawkesにより作出された、ライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色・紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は紫色です。 |
プリムラ(アイス・メイデン)は1995年にDerek Telfordにより作出された、ライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・暗紫色(黒色)・紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は暗紫色(黒色)、エッジの色は紫色です。 | プリムラ(テッド・ロバーツ)は1977年にJack Allenにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・明度の低い赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は赤色で外側が明度の低い赤色になる傾向があります。 |
プリムラ(エイドリアン)は1970年にArthur Delbridgeにより作出された、ライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・暗紫色・薄い紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は暗紫色、エッジの色は薄い紫色です。 | プリムラ(C.W ニーダム)は1934年にC.W. Needhamにより作出された、ライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の特徴は、花弁がベルベットを想像させるような実感をもち、濃い紫色と白色が格式の高さや上品さを感じさせる所にあります。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・濃い紫色の二色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は濃い紫色です。 |
プリムラ(ロウィーナ)は1967年にJack Stantにより作出された、ライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色(クリーム)・暗紫色・薄い紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は暗紫色、エッジの色は薄い紫色です。 | プリムラ(ヴィー・トゥー)は1973年にAllan Hawkesにより作出された、ライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・暗紫色・鮮やかな紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は暗紫色、エッジの色は鮮やかな紫色です。 |
プリムラ(スモー)は1993年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・暗赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は橙色です。 | プリムラ(ラメセス)はライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色・青紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は青紫色です。 |
プリムラ(リサ)は1978年代にDerek Telfordにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色・濃い桃色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は濃い桃色です。 | プリムラ(ヴェルディ)は1943年にH.Lennieにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・暗赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は赤色です。 |
プリムラ(コメット)は1983年代にDerek Telfordにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・赤ピンク色(紫色)の二色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は赤ピンク色または紫色です。 | プリムラ(テッド・ギブス)は1986年代にKen Bowerにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・暗紫色・淡い桃色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は暗紫色、エッジの色は淡い桃色です。 |
プリムラ(ニキティ)は1988年にCliff Timpsonにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・くすんだ橙色(ブラウン)の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色はくすんだ橙色からブラウンです。 | プリムラ(アンドリュー・ハンター)は1990年代にDerek Telfordにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色(暗紫色)・薄い紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色(暗紫色)、エッジの色は薄い紫色です。 |
プリムラ(ベアトリス)は1914年にJames Douglasにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色・薄い青紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は薄い青紫色です。 | プリムラ(バルカン)は1955年代にFrank Faulknerにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・暗紫色・薄い紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は暗紫色、エッジの色は薄い紫色です。 |
プリムラ(タランティラ)は1979年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・暗赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は暗赤色です。 | プリムラ(ランディ)は1986年にDerek Telfordにより作出された、ゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・オレンジブラウンの三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色はオレンジブラウンです。 |
プリムラ(ラリー)は1955年代にDerek Telfordにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色(暗紫色)・薄い紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色(暗紫色)、エッジの色は薄い紫色です。 | プリムラ(ピンク・レディ)は1930年代にJames Douglas Snrにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色・赤ピンク色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は赤ピンク色です。 |
プリムラ(エリカ)は1984年代にGwen Bakerにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は赤色です。 | プリムラ(ザ・スニープ)はDerek Telfordにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・ブラウンの三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色はブラウンです。 |
プリムラ(エルジー・メイ)は1972年代にDerek Telfordにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・濃い紫色・紫色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は濃い紫色、エッジの色は紫色です。 | プリムラ(マーク)は1972年代にDerek Telfordにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色(暗紫色)・ワインレッドの三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色(暗紫色)、エッジの色はワインレッドです。 |
プリムラ(ブッカム・ファイアフライ)は1930年代にJames Douglasにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・赤黒色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は赤黒色です。 | プリムラ(キム)は1972年にAlec Stubbsにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・赤黒色・赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は赤黒色、エッジの色は赤色です。 |
プリムラ(バスト)は1935年にJames Douglasにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・濃い赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は濃い赤色です。 | プリムラ(ジ・エジプシャン)は1995年にDerek Telfordにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・橙色(赤橙色)の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は橙色(赤橙色)です。 |
プリムラ(サンドウッド・ベイ)は1968年にD.Edwardsにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色と赤黒色または赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は赤黒色または赤色です。 | プリムラ(ピピン)は1931年代にJames Douglasにより作出されたライトセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は白色・黒色・赤色の三色で構成されており、花のサークルの色は白色、ボディカラーの色は黒色、エッジの色は明度の低い暗赤色です。 |
プリムラ(アンドレア・ジュリー)は1972年にDerek Telfordにより作出されたゴールドセンター・アルパイン系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の表面に白粉(ペースト)が乗らず、花の色は黄色・黒色・赤色(赤橙色)の三色で構成されており、花のサークルの色は黄色、ボディカラーの色は赤黒色、エッジの色は赤色または赤橙色です。 |
ダブル系(double Auriculas)
プリムラ(ピグレット)は、2001年にDerek Saltによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような花姿をしており、花の色は桃色です。 | プリムラ(ニンフ)は、1955年にKen Whortonによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は薄いピンク色です。 |
プリムラ(デボン・クリーム)は、花の形が八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は柔らかなクリーム色をしています。 | プリムラ(マリー・クロウセ)は、Derek Saltによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は紫色です。 |
プリムラ(スザンナ)は、1965年にAllan Hawkesによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は淡いピンク色です。 | プリムラ(サラ・ロッジ)は、1974年にDerek Saltによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は赤紫色です。 |
プリムラ(ダブレット)は、1975年にAllan Hawkesによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は明度の低い濃い紫色です。 | プリムラ(サラ・ギズビー)は、Ken Whortonによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁の形は丸弁で数が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は明度の低い赤紫色です。 |
プリムラ(ダーク・アイズ)は、1989年にLes Allen によって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は黒色または明度の低い赤黒色です。 | プリムラ(ダブルアー)は、1980年にAllan Hawkesによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は明度が低い暗紫色です。 |
プリムラ(ウィリアム・ガン)は、1999年にRandall Deeによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は明度がオレンジブラウンです。 | プリムラ(サウス・バロウ)は、1962年にKen Gouldによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は明度の鮮やかな紫色です。 |
プリムラ(ペガサス)は、M.Sheaderによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は鮮やかな赤色または赤橙色です。 | プリムラ(ランスロット)は、1996年にLes Allenによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は明度の低い桃色です。 |
プリムラ(アルベルト・バイリー)は1988年にLen Baileyによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色はややくすんだ赤橙色です。 | プリムラ(リトル・ロゼッタ)は1980年にB.Smithによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁がフリル状に波打つ傾向にあり、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしています。花の色はややくすみのある赤色と黄色、花弁の基部が黄色をしています。 |
プリムラ(デライラ)は、1979年にGwen Bakerによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、薔薇を想像させるような華やかな花姿をしており、花の色は鮮やかな赤紫色です。 | プリムラ(クワトロ)は、Gwen Bakerによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、薔薇を想像させるような華やかな花姿をしており、花の色は青紫色です。 |
プリムラ(カーディナル・レッド)は、花の形が八重咲き、花弁が多く、薔薇を想像させるような華やかな花姿をしており、花の色は明度の低い濃い赤色です。 | プリムラ(ソード)は、1990年にDerek Saltによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁の数が多くて、薔薇を想像させるような華やかな花姿をしており、花の色は黄色・白色・紫色・緑色で構成されていて、チューブの色は黄色、サークルの色は白色、ボディーカラーは紫色、エッジら緑色です。 |
プリムラ(メーティス)は、2000年にDerek Tiltによって作出されたダブル系に分類される園芸品種です。花の形は八重咲き、花弁が多く薔薇のような華やかな花姿をしており、花の色は灰みを帯びたくすんだ紫色です。 |
ボーダー系(Border Auriculas)
プリムラ(スターリング)は1980年代にChris Gayferにより作出されたボーダー系に分類される園芸品種です。花の形は一重咲き、花の色は黄色・暗紫色・白色(白粉)の三色で構成されており、花のチューブの色は黄色または白粉(ペースト)が付いており、ボディカラーは暗紫色で表面に白粉が粉砂糖のようにのります。 | プリムラ(ブルー・ヴェルヴェット)の特徴は、ベルベットを思わせるような高級感のある花弁と、花弁が優雅にフリルする所にあります。花の形は一重咲き、花の色は青色と白色(白粉)の二色で構成されており、花のサークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディカラーは濃い青色をしています。 |
プリムラ(オールド・イエロー・ダスティー・ミラー)は、起源が不明のボーダー系に分類される園芸品種です。特徴は、花弁の形がハート形で可愛らしい所や、葉の縁部分がギザギザとしている所、葉の表面ご白粉を帯びておりシルバーリーフになる所などにあります。花の形は一重咲き、花の色は黄色と白色(白粉)の二色で構成されており、花のサークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディカラーは黄色をしています。 | プリムラ(エデン・ブルー・スター)の特徴は、ベルベットを思わせるような高級感のある花弁と、花弁が優雅にフリルする所にあります。花の形は一重咲き、花の色は青紫色と白色(白粉)の二色で構成されており、花のサークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色をしており、ボディカラーは濃い青紫色をしています。 |
プリムラ(オズボーン・グリーン)は、18世紀後半にOsborn氏の庭で発見されたボーダー系に分類される園芸品種です。オズボーン・グリーンの特徴は、花弁の先端の裂片の形が不規則でギザギザしたユニークな形をしている所、サークルの比率が高くてボディカラーの比率が低い所、紫色と灰緑色のストライプが不思議な印象を感じさせる所などにあります。花の形は一重咲き、花の色はクリーム色・白色(白粉)・灰緑色(白粉)・紫色の四色で構成されており、チューブの色はクリーム色、サークルの中は白粉(ペースト)が付いていて白色、ボディーカラーの部分は絞り模様が入り灰緑色(白粉)と紫色の二色で構成されています。 | プリムラ(ノーム)の特徴は、花弁の縁部分に切れ込みが入り、フリル状に波打つため動きのあるお洒落な花姿をつくる所、花の質感がベルベットを思わせる所などにあります。花の形は一重咲き、花の色は明度の低い濃い赤色・黄色・白色(白粉)の二色で構成されており、花のサークルの中は黄色または白粉(ペースト)が付いており、ボディカラーは濃い赤色をしています。 |
プリムラ(マルギナータ)の特徴や園芸品種
- 原産:フランス/イタリア
- 学名:Primula marginata
- 草丈:約10~15cm
- 分類:多年草
- 開花時期:2月~5月
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●青色●緑色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●紫色●青色●橙色●白色〇黒色●灰色●
- 耐暑性:弱い
- 耐寒性:強い
- 用途:ロックガーデン
- 購入方法:プリムラ(マルギナータ)を楽天で購入
プリムラ(マルギナータ)とは!?
プリムラ(マルギナータ)の学名はPrimula marginata、別名では「シルバーエッジド・プリムローズ(silver-edged primrose)」とも呼ばれる多年草です。原産地はフランスおよびイタリア、自生地は南西アルプスにあります。
プリムラ(マルギナータ)の語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のmarginataはラテン語で「外班」や「縁どり」を意味しています。
プリムラ(マルギナータ)の特徴(魅力)
- プリムラ(マルギナータ)の特徴は、葉の色が白緑色で表面に白粉を帯びている所や、葉の縁部分にギザギザとした鋸歯がある所、花が茎の頂部に集まりボリュームよく咲く所、花の色が紫色をしていて、上品な印象を感じさせる所、草姿がロゼット状で下葉が落ちると細長い茎を生成する所等にあります。
- 園芸では、白緑色の葉をシルバーリーフとして楽しむ目的や、上品な印象を感じさせる紫色の花を楽しむ目的で育てられます。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に行儀よく広げます。下葉が落ちると、下部に細長い茎を生成して、成長点に葉をロゼット状につけます。
- 葉は肉厚で表面に白粉が付きます。葉の色は白緑色で銀色にも見えるため、シルバーリーフとしても楽しめます。
- 開花期間は2月から5月頃です。
- 花序は散形花序で、茎の頂部に最大20個の花をつけるため、ボリューミーで華やかな花姿が楽しめます。
- 花の形は高盆形花冠で、基部が筒状で先端が皿状に広がり、皿状に開いた部分の裂片が五個あります。裂片の中央に切れ込みが入るため、花弁はハート形になり、可愛らしい印象を感じさせることがあります。
プリムラ(マルギナータ)の草丈は約10~15cm、株張りは約10~30cm、草姿はロゼット状、下葉が落ちると細長い茎を生成する。葉序は根生葉、葉身の形は倒卵形、葉の縁部分には鋸歯があり、葉の質感は肉厚、葉の表面は白粉を帯びており、葉の色は白緑色です。花序は散形花序、花茎の頂部に最大20個の花が付きます。花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個、裂片は中央に浅い切れ込みが入る、花の色は青・紫・白があります。
プリムラ(マルギナータ)の園芸品種の紹介
プリムラ(プリチャーズ・バー)の特徴は、花の色が青紫色と白色をしていて、花芯部分に白粉が密についています。青紫色と白色は、落ち着きと上品さを感じさせることが出来るため、お庭の植えるとワンランク上のエレガントな雰囲気を演出することが出来ます。 | プリムラ(ナポレオン)の特徴は、花の色が薄い青紫色と白色をしていて、花芯部分に白粉が疎らについています。薄い青紫色は、上品さを感じさせたり気持ちをリラックスさせる効果があったりします。そのため、心と体を癒すヒーリングガーデンや、優雅さをテーマにするエレガントガーデンなどにおすすめの品種です。 |
プリムラ(ストラッドブルック・チャーマー)の特徴は、葉の色が明るい黄緑色で白粉を帯びている所や、花の色が薄い青紫色をしていて、花芯部にある白粉が少ない所等にあります。 | プリムラ(ウェイスマンズ・バー)の特徴は、花の色が薄い青紫色と白色をしていて、花芯部分に白粉がやや疎らについています。薄い青紫色は、上品さを感じさせたり気持ちをリラックスさせる効果があったりします。そのため、心と体を癒すヒーリングガーデンや、優雅さをテーマにするエレガントガーデンなどにおすすめの品種です。 |
プリムラ(カエルレア)の特徴は、花の色が青色と白色で構成されていて、花芯部分に白粉が疎らについています。青色は知的でクールな印象を与えたり、気分を落ち着ける鎮静効果があったりします。そのため、スタイリッシュでカッコイイ雰囲気のお庭を作りたい時や、心と体を癒すヒーリングガーデンを作りたい時などにおすすめな品種です。 | プリムラ(クリアーズ・バー)の特徴は、花の色が薄い赤紫色と白色をしていて、花芯部分に白粉が疎らについています。赤紫色と白色は、奥ゆかしさや艶やかさ、明るさや穢れなさを感じさせることが出来るため、お庭の植えるとワンランク上のエレガントな雰囲気を演出することが出来ます。 |
プリムラ(ホールデン・クロウ)の特徴は、花の色が透明感のある薄い青紫色と白色をしていて、花芯部分に白粉が疎らについています。薄い青紫色は、上品さを感じさせたり気持ちをリラックスさせる効果があったりします。そのため、心と体を癒すヒーリングガーデンや、優雅さをテーマにするエレガントガーデンなどにおすすめの品種です。 |
クリンソウの特徴や園芸品種
- 原産:日本
- 学名:Primula japonica
- 草丈:約30~90cm
- 分類:多年草
- 開花時期:4月~6月
- 花色:赤色●桃色●橙色●紫色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:強い
- 誕生花:3月10日・4月10日・6月13日
- 花言葉:物思い・幸福を重ねる・物覚えのよさ
- 用途:
- 購入方法:クリンソウを楽天で購入
クリンソウとは!?
クリンソウの学名はPrimula japonica、別名では「プリムラ・ジャポニカ」「ジャパニーズ・プリムローズ(Japanese primrose)」とも呼ばれる多年草です。原産地は日本、自生地は四国・本州・北海道の山間地の湿地等に自生しています。
クリンソウの語源(由来)
- 属名のPrimulaはラテン語で「早い」を意味する「primus」から来ており、プリムラ属の開花が早いことに因んで、植物学者のCarl von Linnaeus (1707-1778)が命名しました。
- 種小名のjaponicaは「日本の」を意味しており自生地に由来します。
- クリンソウの由来は、花の形が仏閣の屋根にある九輪の形に似ている所からきています。
クリンソウの特徴(魅力)
- クリンソウの特徴は、茎の頂部や節に花が束生して茎を囲うように円状に咲く所や、花が小ぶりで花と花との間に空間があるため可憐な見た目をしている所、草姿がロゼット状で大きな葉が基部から放射状に広がる所などにあります。
- 草姿はロゼット状、株の根元から複数の葉を放射状に行儀よく広げます。
- 葉は長さが約10~20cmと非常に大きくて、葉の表面に深い皺が寄っています。そのため、強い存在感があります。
- 開花期間は4月から6月頃です。
- 花序は散形花序で、茎の頂部節に花を束生させて、茎を囲うように花が輪状につきます。その花姿が仏閣の屋根にある九輪に似ている事から、和名のクリンソウの名前がついています。
- 花の大きさは約2~2.5cm、花の形は高盆形花冠で、基部が筒状で先端が皿状に広がり、皿状に開いた部分の裂片が五個あります。裂片の中央に切れ込みが入るため、花弁はハート形になり、可愛らしい印象を感じさせることがあります。
クリンソウの草丈は約30~90cm、草姿はロゼット状、葉序は根生葉、葉身の長さ約10~20cm、葉身の形は倒卵形、葉の縁部分には鋸歯があり、葉の表面に皺が寄り、葉の色は緑色です。花序は茎の頂部と節に複数の花を束生させます。花冠の直径は約2~2.5cm、花冠の形は高盆形花冠で、花冠の先端の裂片は五個、裂片は中央に浅い切れ込みが入る花の色は赤・桃・橙・紫・白があります。
クリンソウの園芸品種の紹介
クリンソウ(アップルブロッサム)の特徴は、花の色が薄い桃色と赤ピンク色の二色で構成されていて、花の筒部が赤ピンク色をしている所や、花が茎の周りに輪生して咲くため円盤状になり、複数の段をつくる花姿をしているところ等にあります。赤ピンク色と桃色は、どちらも「女性的」「愛情」を感じさせる色です。そのため、可愛いをテーマにした可愛いお庭や、愛をテーマにしたロマンチックガーデンなどにおすすめです。 | クリンソウ(ミラーズクリムゾン)の特徴は、花の色が明度の低い赤色(赤ピンク色)と黒色の二色で構成されていて、花の筒部が黒色をしている所や、花が茎の周りに輪生して咲くため円盤状になり、複数の段をつくる花姿をしているところ等にあります。赤色と黒色の組み合わせは、深い闇と炎の色を想像させたり、高級品の配色などに使われたりします。そのため、怪しい雰囲気のあるファンタジー世界をテーマにしたお庭や、ラグジュアリーで高級感のあるお庭や、チャーミングで魅惑的な雰囲気を演出するお庭などにピッタリな品種になります。 |
クリンソウ(ポストフォードホワイト)の特徴は、花の色が白色と黄色の二色で構成されていて、花の筒部が黄色をしている所や、花が茎の周りに輪生して咲くため円盤状になり、複数の段をつくる花姿をしているところ等にあります。白色は穢れのなさや明るさを演出することができます。そのため、お庭に植えてあげると、ウェディングガーデンの清らかさと明るさを演出する事が出来たり、エレガントガーデンのような洗練された雰囲気を演出する事ができます。 |
その他の種や園芸品種
プリムラ(ビアリー)の学名はPrimula vialii、別名では「バイアル・プリムローズ(Vial’s primrose)」等とも呼ばれる多年草です。原産地は中国、湿った牧草地や水辺等に自生しています。 プリムラ(ビアリー)の特徴は、花が茎の頂部に集まり円錐型の花姿をつくる所や、萼の色が鮮やかな赤色をしているため花が開く前から装飾的な所、花は花穂の下から上に向かって咲くため、赤色の萼と桃色(薄い紫色)の花のコントラストが楽しめる所、草姿がロゼット状で大きな葉が基部から放射状に広がる所などにあります。 ビアリーは、花がイチゴとホイップが組み合わさる甘いお菓子を想像させる事から、可愛いをテーマにしたお庭や、お菓子をテーマにしたスイーツガーデン等におすすめな植物になります。 | プリムラ(カピタータ)の学名はPrimula capitata、別名では「ラウンドヘッド・ヒマラヤプリムローズ(round-headed Himalayan primrose)」や「アジアチック・プリムローズ(Asiatic primrose)」等とも呼ばれる短命の多年草です。原産地はインド・ブータン・チベット、自生地は高山の湿った場所などにあります。 プリムラ(カピタータ)の特徴は、花が茎の頂部に密に集まり、横向きに咲くため円盤状の花姿をつくる所、萼と花弁の裏側は白粉を帯びるため白っぽい所、紫色と白色が上品さを感じさせる所、草姿がロゼット状で大きな葉が基部から放射状に広がる所などにあります。 |
プリムラ(プルベルレンタ)の学名はPrimula pulverulenta、別名では「メリー・プリムローズ(mealy primrose)」や「メリー・カウスリップ(mealy cowslip)」とも呼ばれている多年草です。原産地は中国、自生地は湿地や水辺等にあります。 プリムラ(プルベルレンタ)の特徴は、茎の頂部や節に花が束生するため、間隔をあけて段々と咲く花姿が楽しめる所、花が横向きに円を描くように咲くため円盤状になる所、草姿がロゼット状で大きな葉が基部から放射状に広がる所、草丈が100cmに達する事もあり背が高い所などにあります。 | キバナノクリンザクラ(黄花九輪桜)の学名はPrimula veris、別名では「カウスリップ(cowslip)」や「プリムラ・べリス」とも呼ばれているヨーロッパおよび西アジアが原産の多年草です。 キバナノクリンザクラ(黄花九輪桜)の特徴は、花が茎の頂部に密に集まり咲くため花姿がボリューミーな所、花の色が黄色で明るさや元気の良さを感じさせる所、花は食用になりハーブティーや蜂蜜漬けにされる所、葉は食用になりスペインの伝統料理で使われている所、草姿がロゼット状で大きな葉が基部から放射状に広がる所などにあります。 |
雲南桜草(ウンナンサクラソウ)の学名はPrimula filchnerae、中国の雲南省が原産の多年草です。 雲南桜草(ウンナンサクラソウ)の特徴は、花が茎の頂部に集まるためボリュームのよい花姿をつくる所、花の色が桃色と白色で縁部分がほんのりと桃色に染まる所、花弁がハート形をしていて可愛らしい印象を感じさせる所、葉の縁部分が羽状に裂けるためシダ植物のような装飾的な見た目をしている所、草姿がロゼット状で大きな葉が基部から放射状に広がる所などにあります。園芸では、桜の花を想像させるようなロマンチックな花を鑑賞する目的や、シダ植物を想像させるようなお洒落な葉を鑑賞する目的で育てられます。 | プリムラ(ブレヤナ)の学名はPrimula bulleyana、別名では「キャンデラブラ・プリムローズ(candelabra primulas)」とも呼ばれている多年草です。原産地は中国、自生地は丘陵地帯等にあります。 プリムラ(ブレヤナ)の特徴は、茎の頂部や節に花が輪生するため、間隔をあけて段々と咲く花姿が楽しめる所、花が横向きに円を描くように咲くため円盤状になる所、花の色が蕾の時は赤橙色で花が開くと黄色になるため明るさと温もりを感じさせる所、草姿がロゼット状で大きな葉が基部から放射状に広がる所などにあります。 |
プリムラ(サンセットシェーズ)はキバナノクリンザクラ(黄花九輪桜)の園芸品種です。特徴は、花の色が赤橙色と黄色の二色で構成されているため、明るさや温かさを感じさせる所等にあります。また他のキバナノクリンザクラと同様に、花が茎の頂部に密に集まり咲くため、ボリュームのよい花姿が楽しめます。 | ガーデンプリムラ(アラカルト シュシュ)は、サカタのタネが長い年月をかけ開発をした今までにないプリムラです。ガーデンプリムラ(アラカルト シュシュ)の特徴は、寒さに強くて丈夫なためお庭の花壇で育てやすい所や、冬から春にかけて長く花を咲かせる所、ロゼットに葉を広げるため行儀よい見た目をしている所、花茎がスっと伸びるため寄せ植えや花壇で高さや立体感を出しやすい所等にあります。 |