アベリアは属の中に約29種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は幾つかの種とその園芸品種です。例えば、アベリアは最も園芸で親しまれており長い開花期間が魅力で、また枝葉が密に茂る事から生垣等で広く利用されています。またアベリアの親としても知られているシネンシス種も幾つかの品種が園芸で親しまれています。
アベリア属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
アベリアの主な種の目次
アベリアの特徴や園芸品種
- 原産:
- 学名:Abelia × grandiflora
- 草丈:約30~240cm
- 分類:半常緑低木
- 開花時期:6月~10月
- 花色:桃色●白色〇
- 葉色:緑色●黄色●桃色●赤色●橙色●白色〇
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:7月7日
- 花言葉:謙遜/強運/気品
- 用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣
アベリアとは!?
アベリアは学名Abelia × grandiflora (synonym: Linnaea × grandiflora)、シネンシス種(A.chinensis)とユニフローラ種(A.uniflora)の交雑種で、1886年にイタリアのナーセリーで作出されました。アベリア(Abelia × grandiflora)は別名では「ハナゾノツクバネウツギ」や「ハナツクバネウツギ」等とも呼ばれる半常緑低木です。
アベリアの語源(由来)
- 属名のAbeliaはイギリスの医師で植物学者のクラーク・エーベル(clarke abel)への献名です。
- 種小名のgrandifloraはラテン語で「大きい」を意味する「grandis」と、ラテン語で「花」を意味する「flos」の2語からきており、大きな花を意味しています。
アベリアの特徴(魅力)
- アベリアは非常に低メンテナンスで育てられる上に、剪定も生育期間中何時でも行えて管理が楽な事から生垣として重宝されており、公害に強く病害もないため公園や道路緑化などにも利用されます。
- またアベリアはフォーマルヘッジの生垣では珍しく開花もしっかりと楽しめる所が魅力です。白色や桃色の花は、清潔感や可愛らしい印象を与えます。
- 樹形は地際から複数の茎が出る株立ち状で、茎はよく枝分かれして枝葉が密に茂ります。
- そのため生垣としてよく利用されます。
- 開花期間が長く、夏の間も休むことなく初夏から秋にかけて咲くため長期間に渡って花が楽しめる所も魅力です。
- 花は枝先に密に集まって咲く傾向が高く、円錐状(円錐花序)に花が集まり咲きます。
- 花は漏斗形で、筒部の上部が横に開き【星】のように縁部分が5裂する形をしています。
- 花の基部には2~5枚の桃色(赤色)の萼片があり、萼片は花弁を思わせる様な装飾性があるため、花が落ちたあとも彩られる萼片を楽しむ事が出来ます。
- 花は蝶々や花蜂の蜜源にもなるため開花期(6月~10月)になると、花の周りを優雅に飛ぶ蝶々の姿や、花の中に頭を突っ込む可愛らしい花蜂の姿を観察できるかもしれません。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、可愛らしい印象を与える桃色の葉色等があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- アベリアの生垣は、自然な樹形を生かし花を楽しみながら利用するインフォーマルヘッジから、刈り込み剪定を行い形状をしっかり整えるフォーマルヘッジのどちらでも利用出来ます。
- アベリアの生垣は剪定をしても暫くしたらまた花を楽しめる所が魅力です。
- 葉は冬になり寒くなると落ちる傾向にあるため、ややオープンな構造になり目隠し効果が薄れるかもしれません。
- アベリアは葉が小さいため剪定をした時に形が綺麗に揃いやすく、また 小さな葉のため途中で葉が剪断されても気になりません。
- また剪定する事でより枝葉が密に茂るため目隠し効果も高まります。
- 剪定をせず自然樹形で楽しんだ場合は、枝葉は横に優雅に広がる傾向が強く、しばしばアホ毛のように疎らに枝が上や横に突出する事があります。
- アベリアの生垣の植え付け間隔はふつう約60cm~80cmです。ただしコンパクトな品種では更に横幅を狭めた方がよい場合もあります。また自然樹形(インフォーマルヘッジ)で楽しむ場合は成熟時のアベリアの横幅で植付けても問題ありません。
- アベリアは夏の暑さ冬の寒さに強く病気や害虫の被害も殆どありません。
- また地植えしている場合は水やりも肥料も基本的に不要になるため放ったらかしで育てる事も出来ます。
アベリアの樹高は約30(~240)cm、樹形は株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)で、茎はよく枝分かれして密になり、枝は弧状に枝垂れる傾向にあります。茎の色は赤色もしくは灰褐色をしています。
葉序は対生葉序、葉柄があり、葉色は緑色、葉身の長さ約2(~6)cm、葉身の形は卵形、縁部分に鋸歯があります。
花序は円錐花序もしくは腋性で枝の末端に小花が密に集まります。花は萼片が2(~5)個、萼片の色は赤色もしくは桃色、花冠は漏斗形、漏斗形は筒状で上部が横に広がり裂片が5個あり、花冠の色は白色もしくは桃色です。
アベリアの園芸品種の紹介
- マジックデイドリーム(abelia × grandiflora ‘magic daydream’)は、柔らかでロマンチックな印象を与える【桃色・黄色・緑色】の3色の葉色と、花のように桃色に強く色付きふさふさとした外観をつくる萼片、背が低くコンパクトな樹形をつくる所が魅力の園芸品種です。葉は春から夏にかけて全体が桃色に色付く季節が最も美しい外観をしており、可愛らしい印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。また葉色は成熟すると黄色と緑色の2色の葉色へと変わりますが、明るく爽やかな印象を与えるカラーリーフとして翌年まで楽しめます。花は多花性で枝先に白色の花が沢山集まり咲く傾向が強く、また花が落ちた後は多数の桃色の萼片が残るためふさふさとした花弁のような外観をつくります。樹形は株立ち状、高さ約30(~60)cm、幅は約60(~90)cmに成長します。
- ホープレイズ(Abelia × grandiflora ‘Hopley’s’)は、葉の縁部分に鮮やかな黄色の班(覆輪)が入る事から、明るく爽やかな印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。葉は春に最も鮮やかな黄色の覆輪が入り、成熟するにつれて黄色から薄い黄色(クリーム色)へと変化していきます。花は枝先に集まり咲く傾向が強く、ほんのりと紫みを帯びた白色の筒状の花が咲きます。萼片はクリーム色で葉色と同化するため、他のアベリアのように目立つ事はありません。樹形は株立ち状、高さ約100(~150)cm、幅は約100(~150)cmに成長します。
- カレイドスコープ(Abelia × grandiflora ‘kaleidoscope’)は、万華鏡のように季節により変化していく葉色が魅力の園芸品種です。葉色は春に黄色の覆輪の入る黄色と緑色の2色の葉色で現れ、夏になる葉が少しずつ赤みを帯びていき、秋になると強く赤色もしくは橙色へと色付く美しい葉色が楽しめます。花は枝先に集まる傾向が強く、白色の筒状の花が咲きます。萼片はピンク色で花弁のような装飾性があるため花が落ちたあとも花のように萼片を楽しむ事が出来ます。樹形は株立ち状、高さ約50(~70)cm、幅は約100(~120)cmに成長します。
- ラディアンス(Abelia × grandiflora ‘Radiance’)は、葉の縁部分に白色もしくは柔らかなクリーム色の班(覆輪)が入り、明るいライムグリーン(黄緑色)と白色の2色の明るい葉色が楽しめる園芸品種です。花は枝先に集まる傾向が強く、白色の筒状の花が咲き、萼片はほんのりと桃色に染まるクリーム色です。樹形は株立ち状、高さ約70(~100)cm、幅は約70(~120)cmに成長します。
- フランシスメイソン(Abelia × grandiflora ‘francis mason’)は、春に現れる葉が全体的に黄色をしており、葉が成熟するにつれて黄色の覆輪の入る緑色と黄色の2色の葉色に変わって、最後に緑色へと戻る園芸品種です。樹形は株立ち状、高さ約100(~150)cm、幅は約100(~200)cmに成長します。
- コンフェッティ(Abelia × grandiflora ‘confetti’)は成長によって葉色が変わる所が特徴で、葉色は桃色・白色(薄い黄色)・緑色の3色があります。春に新しく成長する葉では、葉全体が桃色を帯びており、白色(薄い黄色)の覆輪が入る桃色・白色・緑色の3色の葉色をしています。そのため優しい印象や可愛らしい印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。また葉は成熟してくると桃色の葉色が消えて緑色と白色(薄い黄色)の2色の葉色になるため、爽やかで清潔感を感じさせるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花は枝先に集まり咲く傾向が強く、白色の筒状の花が咲きます。また花が落ちたあとも桃色の萼片が長く残るため、萼片を桃色の花のように長く楽しめる所も魅力です。樹形は株立ち状、高さ約50(~100)cm、幅は約100(~150)cmに成長します。
- トリカラーチャーム(Abelia × grandiflora ‘tricolour charm’)はトリカラーの名前からも分かる通り三色の葉色をもっており、桃色・薄い黄色・緑色の3色が明るくポップな印象を与える園芸品種です。花は枝先に集まり咲く傾向が強く、白色の筒状の花が咲きます。また花が落ちたあとも桃色の萼片が長く残るため、萼片を桃色の花のように長く楽しめる所も魅力です。樹形は株立ち状、高さ約50(~100)cm、幅は約50(~100)cmに成長します。
- ヴェルデブーケ(Abelia × grandiflora ‘Verde Bouquet’)は、人気の高いホープレイズよりも花付きが良く、開花期には株を覆うように沢山の白色の花が咲きます。そのため、ウェディングブーケのような華やかな花姿を作り、明るく華やかな雰囲気を作ります。また葉のふち部分には白色の班(覆輪)が入るため、上品で洗練された雰囲気のカラーリーフとしても楽しめます。上記の理由から、ホープレイズは上品な雰囲気をつくるエレガントガーデンなどに向きます。
- ブロンズアニバーサリー(Abelia × grandiflora ‘bronze Anniversary’)は温もりを感じさせるようなブロンズオレンジの葉色と、成熟するにつれて爽やかな印象を与えるライムグリーンへと変化する葉色が魅力の園芸品種です。葉は春に新しく成長する部分で葉の色がブロンズオレンジ色になり、成熟につれ明るいライムグリーンへと変化していきます。花は枝先に集まり咲く傾向が強く、白色の筒状の花が咲きます。また花が落ちたあとも桃色の萼片が長く残るため、萼片を桃色の花のように長く楽しめる所も魅力です。樹形は株立ち状、高さ約90(~120)cm、幅は約90(~120)cmに成長します。
- サンライズ(abelia x grandiflora ‘sunrise’)は、あまり盛り上がらず横へと広がる習慣(決まりのように繰り返す癖)があるため低い生垣や自然な樹形を生かしたインフォーマルヘッジ等にむく園芸品種です。また葉の縁部分には白色(薄い黄色)の覆輪が入る事から、清潔感や洗練された印象を与えるカラーリーフとしても楽しめます。花はやや少ない傾向にあり、枝先に白色の花が咲きます。また花が落ちたあとも桃色の萼片が長く残るため、萼片を桃色の花のように長く楽しめる所も魅力です。樹形は株立ち状、高さ約90(~120)cm、幅は約100(~150)cmに成長します。
- レディリバティ(abelia × grandiflora ‘lady liberty’)は、葉の縁部分に鮮やかな黄色の班(覆輪)が入る明るく爽やかな印象を与える葉色と、また秋になると葉全体が赤みを帯びる所が魅力の園芸品種です。花は多花性で枝先に白色の花が沢山集まり咲く傾向が強く、また花が落ちた後は多数の桃色の萼片が残るためふさふさとした花弁のような外観をつくります。樹形は株立ち状、高さ約50(~100)cm、幅は約50(~120)cmに成長します。
- レディサマードリーム(abelia × grandiflora lady summer dream)は、季節により変化する【緑色・黄色・橙色・赤色】のカラフルな葉色と、桃色の蕾から咲く白色の花が魅力の園芸品種です。花は多花性で枝先に白色(薄い桃色)の花が沢山集まり咲く傾向が強く、また花が落ちた後は多数の桃色の萼片が残るためふさふさとした花弁のような外観をつくります。樹形は株立ち状、高さ約50(~100)cm、幅は約50(~100)cmに成長します。
- ラッキーロット(abelia × grandiflora ‘lucky lots’)は、葉の縁部分に入る白色の覆輪と、白色の花が清潔感と洗練された印象を与える魅力的な園芸品種です。花は枝先に白色の花が多数集まり咲く傾向が強く、また花が落ちた後は多数のライムグリーンの萼片が残ります。樹形は株立ち状、高さ約80(~100)cm、幅は約80(~120)cmに成長します。
- エドワードゴーチャ(abelia × grandiflora ‘edward goucher’)は、可愛らしい印象を与える桃色の花を咲かせる所と、アーチを描くようよに優雅に広がる樹形が魅力の園芸品種です。樹形は株立ち状、高さ約100(~150)cm、幅は約100(~200)cmに成長します。
- サンシャインデイドリーム(abelia × grandiflora ‘sunshine daydream’)は、春に現れる赤色の新葉と、成熟後に赤い葉色が消えて現れる緑色と黄色の2色になる成葉が、主にカラーリーフとして楽しまれる園芸品種です。花はほんとのりと桃色をした白色の花色をしており、花が落ちた後は桃色の萼片が花弁のように残ります。樹形は株立ち状、高さ約50(~100)cm、幅は約50(~100)cmに成長します。
- マジック・チョコレート(abelia × grandiflora ‘magic chocolate’)は、秋から冬になるとチョコレートのように葉色が濃くなり落ち着いた雰囲気をつくるシックな葉色と、新しい葉で見られる桃色の覆輪が入った緑色と桃色の2色の葉色、もしくは成葉で見られる黄色の覆輪が入った緑色と黄色の2色の葉色が、カラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花は白色で頂部に集まり咲く傾向が強く、花が落ちた後は桃色の萼片が花弁のように残ります。樹形は株立ち状、高さ約60cm、幅は約90cmに成長します。
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アベリア(シネンシス)の特徴や園芸品種
- 原産:中国
- 学名:Abelia chinensis(synonym: Linnaea chinensis)
- 草丈:約50から200cm
- 分類:落葉低木
- 開花時期:6月~10月
- 花色:桃色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 用途:開花期間長い/生垣
アベリア(シネンシス)とは!?
アベリア(シネンシス)は学名Abelia chinensis(synonym: Linnaea chinensis)、別名「チャイニーズ アベリア(Chinese abelia)」とも呼ばれる中国原産の落葉性低木です。
アベリア(シネンシス)の語源(由来)
- 属名のAbeliaはイギリスの医師で植物学者のクラーク・エーベル(clarke abel)への献名です。
- 種小名のchinensisは「中国の」を意味しており、中国原産な事に由来します。
アベリア(シネンシス)の特徴(魅力)
- アベリア(シネンシス)は一般に園芸で人気の高いアベリア(Abelia × grandiflora)の親の1つとして知られています。
- 樹形は地際から複数の茎が出る株立ち状で、茎はよく枝分かれして枝葉が密に茂らせ、枝は弧状に優雅に広がる傾向にあります。
- 花は枝先に密に集まって咲く傾向が高く、円錐状(円錐花序)に花が集まり咲きます。
- 花は漏斗形で、筒部の上部が横に開き【星】のように縁部分が5裂する形をしています。
- 花の基部に6枚の桃色の萼片があり、萼片は花弁を思わせる様な装飾性があるため、花が落ちたあとも彩られる萼片を楽しむ事が出来ます。
- 花は蝶々や花蜂の蜜源にもなるため開花期になると、花の周りを優雅に飛ぶ蝶々の姿や、花の中に頭を突っ込む可愛らしい花蜂の姿を観察できるかもしれません。
- アベリア(シネンシス)は夏の暑さ冬の寒さに強く病気や害虫の被害も殆どありません。
- また地植えしている場合は水やりも肥料も基本的に不要になるため放ったらかしで育てる事も出来ます。
アベリア(シネンシス)の樹高は約50(~200)cm、樹形は株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)で、茎はよく枝分かれして密になります。葉序は対生葉序、葉柄があり、葉色は緑色、葉身の長さ約2(~5)cm、幅1(~3.5)cm、葉身の形は卵形もしくは披針形、縁部分に鋸歯があります。花序は円錐花序もしくは腋性で枝の末端に小花が密に集まります。花は萼片が6個、萼片の色は桃色、花冠は漏斗形、漏斗形は筒状で上部が横に広がり裂片が5個あり、花冠の色は白色もしくは桃色です。
アベリア(シネンシス)の園芸品種の紹介
ツクバネウツギの特徴や園芸品種
- 原産:日本
- 学名:Abelia spathulata
- 草丈:約50~200cm
- 分類:落葉低木
- 開花時期:5月~6月
- 花色:桃色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:強い
- 誕生花:
- 花言葉:
- 用途:
ツクバネウツギとは!?
ツクバネウツギは学名Abelia spathulata、 日本の本州・四国・九州に分布して、丘陵地や山地に自生する日本原産の落葉低木です。
ツクバネウツギの語源(由来)
- 属名のAbeliaはイギリスの医師で植物学者のクラーク・エーベル(clarke abel)への献名です。
- 種小名のspathulataはラテン語で「ヘラ形」「スプーン形」を意味しています。
- ツクバネウツギの由来は花を支える萼片がよく目立ち形が羽根付きで使う衝羽根の形に似ている事からきています。
ツクバネウツギの特徴(魅力)
ツクバネウツギの樹高は約50(~200)cm、樹形は株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)で、茎はよく枝分かれして密になります。茎の色は赤褐色もしくは灰褐色で樹皮は薄く剥がれます。葉序は対生葉序、葉柄があり、葉色は緑色、葉身の長さ約2(~5)cm、幅1(~3.5)cm、葉身の形は卵形、縁部分に鋸歯があります。花序は枝先にふつう2個の花をペアでつけます。花は萼片が5個、萼片の色は薄い黄色もしくは桃色、花冠は漏斗形、漏斗形は筒状で上部が横に広がり裂片が5個あり、花冠の色は白色もしくは桃色で筒内部に黄色の網状の模様がはいります。
ツクバネウツギの園芸品種の紹介