- 原産:地中海沿岸
- 科:クスノキ(Laureaceae)
- 属:ゲッケイジュ(Laurus)
- 種:ゲッケイジュ(nobilis)
- スペイン語:ローレル(laurel)
- フランス語:ローリエ(laurier)
- 別名:月桂樹/ベイ・ローレル(bay laurel)/ベイ・ツリー(bay tree)/スイート・ベイ(sweet bay)/トゥルー・ローレル(true laurel)/グリーシアン・ローレル(Grecian laurel)
- 品種:ウンデュラータ(laurus nobilis ‘Undulata’)
- 開花時期:4月~5月
- 花の色:黄色●白色〇
- 葉の色:緑色●黄色●
- 香り:葉
- 分類:常緑高木
- 草丈:約
- 誕生花:2月16日/2月28日/10月10日
- 花言葉:栄光/栄誉/勝利/裏切り(花)/私は死ぬまで変わりません(葉)
- 用途:カラーリーフ/生垣/背が高い花/香りが良い
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)とは!?
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は葉のふち部分がフリル状に波打ち、個性的な外観をつくる園芸品種です。
ゲッケイジュ(月桂樹)とは!?
ゲッケイジュ(月桂樹)は学名Laurus nobilis、別名では「ローリエ」や「ベイ・ローレル(bay laurel)」等とも呼ばれる地中海沿岸が原産の常緑高木です。
ゲッケイジュ(月桂樹)の語源(由来)
- 属名のLaurusはラテン語で「賞賛」や「名声」を意味する「laus」からきていると言われており、古代ギリシャやローマでは勝利の象徴でもありました。
- また一説にはケルト語で「緑」を意味する「laur」からきているとも言われます。
- 種小名のnobilisは「高貴な」「気品のある」を意味します。
ゲッケイジュ(月桂樹)の特徴(魅力)
- ゲッケイジュ(月桂樹)は枝葉にシネオールやリナロールを由来とするスッキリとした中に甘さを感じるスパイシーな香りがあり、一般的にスープやパスタなど、地中海料理のスパイスとしてよく利用されている植物です。
- 園芸では、主に生垣やトピアリーなどに利用されています。成長が緩やかなため確立するまで数年の時間がかかる事がありますが、1度確立すると成長が緩やかなため管理が楽な所が魅力です。
- 樹形は単幹(根元から上部まで幹が1本)もしくは株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)の低木として育てる事が可能で、剪定にも強いため生垣やトピアリーとしてよく利用されます。
- 花は腋性、腋性は葉腋から花柄を出し複数の花が房状に集まり散形花序のように咲きます。
- 花は雌雄異株のため株によって、雄花が咲く個体と雌花が咲く個体にわかれます。
- 雄花には雄蕊が12個あります。
- 雌花には雌蕊が1個と仮雄蕊が4個つきます。
- 花は雌雄異株のため株によって、雄花が咲く個体と雌花が咲く個体にわかれます。
- 葉はオリーブグリーンから濃い緑色の光沢ある葉色しており、質感は革のようです。
- 葉はふつう緑色ですが、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色等があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- ゲッケイジュ(月桂樹)から生成されるオイルは「ベイオイル」と呼ばれており、枝葉を手で折ったり熱を加えると、スッキリとした中に甘さを感じるスパイシーな強い香りを漂わせます。
- 枝葉に含まれる主な精油はシネオールで、他にリナロール・サビネン・α-ピネン・オイゲノール等が含まれます。
- シネオールは「ユーカリ」や「レモン」等に例えられるスッキリとした爽やかな香りがあり、精油は食品の香料や化粧品等に使用されます。シネオールが含まれる主な植物はユーカリや月桂樹などで、精油の効能には集中力を高め記憶力を上げる効果があるとされています。
- リナロールは柑橘類やブルーベリーやバラ等に例えられる甘く華やかな香りがあり、風味は甘くフルーティーです。精油は化粧品やアロマテラピー等の様々な場面にも使われており、精油の効果にはイライラや興奮といった神経系の過活動を抑える働き(鎮静効果)や、不安や緊張を和らげる効果(抗不安効果)等があります。
- サビネンは黒コショウの辛さに寄与する化合物の1つで、香りは「針葉樹」や「柑橘類」を想像させます。一般に植物ではマジョラム等に含まれており、精油の効能には「抗菌・抗真菌作用」「抗炎症作用」「抗酸化作用」等があります。
- α-ピネンの香りは「針葉樹(松・檜など)」「薬品」等に例えられる爽やかな香りがあり、精油は香水等に利用されています。α-ピネンが含まれる主な植物はユーカリやローマンカモミール等で、精油の効果には「抗炎症作用」「抗菌作用」「鎮静作用」等があります。
- オイゲノールは「クローブ」「シナモン」を思わせるような甘辛い刺激的なスパイシーな香りがあり、風味は甘辛いです。精油は食品の香料や香水や医薬品など様々な用途で利用されており、精油の効果には「抗菌作用」「抗真菌作用」「抗炎症作用」「抗酸化作用」「鎮痙」「殺虫作用」等の効能があります。
- 枝葉に含まれる主な精油はシネオールで、他にリナロール・サビネン・α-ピネン・オイゲノール等が含まれます。
- 葉は熱を長時間くわえる料理(地中海料理など)で利用される事が多いです。
- 乾燥させた葉をスープやシチューなどに入れて長時間煮込み、ゲッケイジュの爽やかな風味を食材やスープに添加します。風味を出した葉は食べられる事無く、取り除かれるのが普通ですが、細かく挽いた葉はそのまま食べられる事もあります。
- ゲッケイジュ(月桂樹)は形状が整えられたフォーマルヘッジの生垣として利用されます。
- ゲッケイジュ(月桂樹)は常緑性があり、枝葉は密なため生垣としての機能性(目隠し効果・侵入防止効果・防音効果・防風効果等)をしっかり発揮します。
- ゲッケイジュ(月桂樹)はやや葉が大きいため全体的に緩い印象を与えたり、刈り込み剪定を行った時に剪断された葉が少し気になる場合があります。
- ゲッケイジュ(月桂樹)は根が浅くなる傾向があるため、暴風が吹くと倒れる可能性があります。そのため強風の吹く地域では必要に応じて杭で固定して倒れないようにしておく必要があります。
- ゲッケイジュ(月桂樹)を生垣として利用する場合の植付け間隔は約50~100cmです。間隔を狭くすると間隔をあけた生垣よりも素早く枝葉で埋め尽くされます。
ゲッケイジュ(月桂樹)の樹高は約200(~1800)cm、幅約200(~1200)cm、樹形は単幹(根元から上部まで幹が1本)もしくは株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)になります。樹皮は灰白色から灰褐色をしています。
葉序は互生葉序、葉色は緑色、葉柄はあり、葉身の大きさは長さ約5(~12)cm、幅約2(~4)cm、葉身の形は楕円形をしており、葉の質感は革質です。
花は雌雄異株(雄花と雌花の2種類の花がそれぞれ別個体に生じる)です。花序は腋性、腋性は節から花柄を出し散形状に複数の花をつけます。花は直径約1cm、花被片は4個、花被片の色は白色(薄い黄色)で透き通り、雄花の雄蕊は12個、雄蕊の色は黄色、雌花の雌蕊は1個と仮雄蕊が4個つきます。果実は液果(果皮のうち特に中果皮が水分を多く含む細胞になり液質もしくは多肉質な果実)です。液果は楕円形、大きさ長さ約1.5cm、幅広い約1cm、色は光沢があり暗紫色から黒色です。
ゲッケイジュ(月桂樹)の料理での使い方
- 食用部分:葉
- 収穫時期:通年(夏が最適)
- 食べ方:スープ・煮込み・パスタなど
ゲッケイジュ(月桂樹)の葉の収穫は夏が最も風味がよく最適ですが、1年を通して行えます。収穫した葉は生のままでも利用されますが、乾燥させた方が風味(精油)が濃縮されるため、普通は乾燥させます。乾燥させる方法は、収穫した葉を汚れ落とすために一旦水で洗い、葉をキッチンペーパーやネットなどの上に広げます。直射日光の当たらない乾燥した風通しの良い場所で2週間ほど置いておけば完成です。乾燥させたゲッケイジュは密閉容器に入れて常温で1年(最長2年)ほど保管出来ます。
ゲッケイジュ(月桂樹)の食べ方は主に料理の香り付けとして「葉」が利用されます。葉は生のまま利用される事もありますが、普通は乾燥させ精油を濃縮させてから利用されるのが一般的です。乾燥させた葉は、そのままの形でスープなどの煮込み料理に入れられたり、細かく挽いた後でスープなどの煮込み料理に入れられます。そのままの形で利用された葉は、料理を出す前に取り出されるのが一般的です。
ゲッケイジュ(月桂樹)のクックパッドでの食べ方一覧
ゲッケイジュ(ローレル)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ゲッケイジュ(月桂樹)の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2022】
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)の育て方
花壇の土づくり
日当たり
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は直射日光が6時間以上あたる日向から、3時間から5時間の半日影までで育てる事ができます。
作土層
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)がしっかり根を張り健康な成長するには、十分な深さの作土層(表層にある柔らかな土)が必要です。苗(根鉢)の1.5~3倍(深さ30~40cm)の深さまでスコップを使い穴を掘り、根張りを邪魔したり保水性や栄養の保持を悪くする石やゴミ等を取り除いておきましょう。
土壌の土質
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は通気性と保水性のバランスがよく肥沃な壌土を好みます。基本的には幅広い土壌で育てる事が出来ますが、粘土質な土壌は生育不良を引き起こす可能性があるため避けた方がよいでしょう。植え付け前にしっかり土壌診断を行い、通気性と保水性のバランスがよく肥沃な壌土に改善してから植え付けを行いましょう。
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土なバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
鉢土づくり
日当り
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は直射日光が6時間以上あたる日向から、3時間から5時間の半日影までで育てる事ができます。
培養土
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)の培養土を自作する場合は通気性と保水性のバランスが良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
赤玉土+鹿沼土+腐葉土=4:2:4
赤玉土(中粒)+バーク堆肥=5:5
水やりの仕方
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は根が浅くなる傾向が強いため、乾燥を苦手にしています。そのため、地植えしている場合でも、雨がふらず乾燥が続く場合は水やりを行いましょう。基本的には土の表面が乾燥してきたタイミングで行います。また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。
肥料の与え方
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は、ある程度、有機物を含んだ肥沃な土壌であれば多くの肥料を必要としません。基本的には地植えで育てる場合は、肥料は不要です。ただし栄養の乏しい土壌で育てる場合、鉢植えで育てる場合などは栄養が足りなくなる事があるため毎年晩冬もしくは早春に肥料(寒肥)を与えましょう。
寒肥の与え方
- 寒肥は晩冬から早春に与える肥料です。
- 肥料は肥効が長く続く緩効性肥料や有機肥料(配合肥料等)を選び、成分は水平型肥料(肥料成分がバランスよく入る)を選びましょう。
- 寒肥は株元から少し離れた場所に穴を掘り肥料を入れるか置き肥しましょう。
- 緩効性肥料の場合は株元から少し離れた場所に置き肥しましょう。
- 有機肥料の場合は匂い等で虫がよってくる可能性があるため、穴を掘り肥料を与えた方が良いでしょう。
剪定のやり方
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)の剪定は自然樹形で庭木として育てる場合と、形状を整え維持して生垣などに利用する場合で剪定のやり方が違います。庭木として育てる場合は、枯れ枝や混みあった枝葉などをぬく間引き剪定を行います。生垣として育てる場合は形状を維持するため切り戻し剪定もしくは刈り込み剪定します。剪定時期は成長の緩やかな早春が最適です。
庭木として剪定する方法
- 剪定する時期は早春です。基本的に成長は緩やかなため年に1回の剪定で良いですが、形を綺麗に整えたい場合などは春から秋の間で再度剪定する事も可能です。
- 早春の剪定がよい理由は、休眠中のため木にあまりストレスがかからない事、不要な枝を剪定する事でエネルギーの分散が抑えられる事、春から強く成長するため剪定後の回復が早いこと等があります。
- 株全体を観察して枯れた茎・損傷した茎(折れてる茎等)・病気の茎を探して、これを根元から間引き剪定して取り除きます。
- 何故ならこれらの茎は日当りや風通しを阻害したり、エネルギーが分散して、健康に成長している茎に悪影響を及ぼしやすいからです。
- 剪定は求める樹形に合わせます。自然な樹形にしたい場合は不要枝を間引き剪定して取り除きます。ある程度外観を整えたい場合は表面から飛び出る徒長枝を切り戻し剪定しします。表面を一律に仕上げ枝分かれを促したい場合は刈り込み剪定をおこないます。
- 間引き剪定とは枝の根元から切る剪定です。平行枝や下がり枝などの完全に不要な枝、自然に淘汰されるような枝を剪定する時に行います。
- 切り戻し剪定とは枝の途中(芽・節がある場所の少し上)で切り戻す剪定です。切り戻し剪定は側面から飛び出る徒長枝などの外観を崩す枝で行われる事が多い剪定です。
- 刈り込み剪定はヘッジトリマーなどで表面を一律に剪定して形を整える時に行う剪定です。
- 高木のため上部を剪定しないと1000cmを超えて高くなる可能性があります。そのため必要に応じて高さを抑える剪定が必要です。
- 剪定の方法は、茎頂部から下がっていき、希望の高さの部分にある枝分かれした所で、高い方の木を鋸を使って剪定(芯止め剪定)します。
- 芯止めしても恒久的に成長がとまるわけではないため必要に応じて定期的に剪定する必要があります。
- 剪定の方法は、茎頂部から下がっていき、希望の高さの部分にある枝分かれした所で、高い方の木を鋸を使って剪定(芯止め剪定)します。
生垣として剪定する方法
- 剪定する時期は早春です。
- 比較的に生育は緩やかなため年1回の剪定でもよいですが、枝葉が邪魔になる場合は春から秋の間で再度剪定する事も可能です。
- 剪定する方法は切り戻し剪定もしくは刈り込み剪定です。
- 樹形を大幅に整えたい場合はヘッジトリマー等を利用して刈り込みます。
- 樹形がある程度整っていて、秋以降生育が緩慢であまりいじりたくない場合は剪定バサミを利用して切り戻し剪定します。
- 刈り込み剪定する場合は紐などを事前に張っておき、それに合わせて刈り込みを行うと均一に仕上げやすくなります。側面・上面と刈り込み剪定しましょう。
- また前回刈り込みを行った位置で剪定すると大きさが維持され、刈り込む位置を前年より内側もしくは外側にする事で全体を大きくしたり小さくしたり出来ます。
- 切り戻し剪定する場合は、側面の飛び出た徒長枝を少し奥目の節の部分もしくは根元から間引き剪定します。上面は1番低い所に合わせて切り戻し剪定もしくは刈り込み剪定しましょう。
- 切り戻し剪定するメリットは、枝葉が混みあっている所と空いている所を確認しながら作業が行えて、また葉にハサミが入らないため剪定されて汚くなった葉の断面が出来ない所にあります。
剪定をプロに任せる
剪定を自分で行う事が不安な場合は、剪定のプロに任せて綺麗に仕上げて貰う事も出来ます。また剪定する時間がとれない、他にも庭の作業を依頼したい時などもプロに作業を任せてしまう事が可能です。
- 剪定作業を自分で行う時に不安がある時
- 剪定は重労働になるため体力が最後までもつか不安がある。
- 大きな木を剪定する時は高所作業になるため怪我をするリスクがあり不安がある。
- 間違った剪定を行う事で、数年後に不格好な樹形になったり、スカスカした生垣になるかもしれない不安がある。※必要な枝と不要な枝の見極めが素人には難しい場合があり、太い枝や古い枝などを残すと不格好な樹形になることもある。
- 剪定を行う時間がとれず放ったらかしになっている
- 生垣の管理が疎かになると枝が暴れるため見た目が悪くなったり、枝が歩行者の邪魔になり怪我をさせるリスクがある。
- 木がどんどん成長していくと管理が難しくなったり、鑑賞したい花が上の方に咲いてしまったり、電線の近くだと枝が電線にかかる可能性がある。
- 剪定の他にも作業を依頼したい
- 庭の草が育って薮のようになっている、芝が伸びてボウボウになっている、庭石を並べたり外壁工事を頼みたい、庭にある不要物を撤去して欲しい等の相談も、剪定依頼をする時に一緒に行うことが可能です。
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夏越しする方法
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は夏の暑さに強いですが、根が浅く乾燥をやや苦手にしているため、雨が何日も降らない場合は地植えでもしっかり水やりを行いましょう。特に鉢植えで育てている場合は、乾燥がより早くなるため注意が必要です。
冬越しする方法
Hardiness:8a~11b
ゲッケイジュ(ウンデュラータ)は軽い霜が降りる程度の地域であれば屋外での越冬が可能ですが、強い霜の降りる地域では屋外での越冬は難しいかもしれません。
- 軽い霜が降りる地域であらば、霜対策として腐葉土などでマルチングをしたり、不織布などを被せるとよいでしょう。
- 鉢植えで育てている場合は、霜の当たらない軒下に移動したり、凍結が心配な場合は屋内や温室に移動したりするとよいでしょう。
挿し木や株分けで増やす
ゲッケイジュ(月桂樹)は挿し木によって増やす事ができます。
挿し木の方法
- ゲッケイジュ(月桂樹)の挿し木時期は初夏から夏が適します。
- 挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットしましょう。
- 挿し穂 の長さ約10~15cmにわけます。
- 挿し穂の下部の葉を取り除き上部の葉を残します。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土を準備します。
- 切り口を下にして培養土の中に挿し穂を挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
播種で増やす
ゲッケイジュ(月桂樹)の種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
発芽条件:
植物の病気
ゲッケイジュ(月桂樹)の病気
- すす病
- 炭疽病
ゲッケイジュ(月桂樹)の害虫
- カイガラムシ
- 月桂樹トガリキジラミ