原産:ヨーロッパ/アジア/アフリカ 科:スイカズラ(Caprifoliaceae) 亜科:マツムシソウ(Dipsacoideae) 属:サクシサ(Succisa) 種:プラテンシス(pratensis) 別名:マツムシソウモドキ/デビルズビット スカビオサ(devil’s-bit scabious) 開花時期:7月~9月 花の色:青色●紫色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約30~60cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
サクシサ(プラテンシス)は学名Succisa pratensis、別名「マツムシソウモドキ」や「デビルズビット スカビオサ(devil’s-bit scabious)」とも呼ばれるアジア及びヨーロッパ、北アフリカが原産の多年草で、主に日当たりの良い草地に自生しています。和名「マツムシソウモドキ」の由来は花姿や草姿がマツムシソウに似ている所からきており、種小名のプラテンシス(pratensis)はラテン語で「草原の」を意味しており自生地に由来しています。
サクシサ(プラテンシス)の最大の特徴(魅力)は空や海を連想させる様な涼やかな花色と殆ど球状に咲く花の形にあり、最大60cmまで伸びる茎はよく分岐して沢山の花を咲かせます。葉は根葉(ロゼット)と茎葉につきますが、上部では葉が少なく目立たないため茎と花のみの様な美しいシルエットを作ります。
園芸では花壇の中央や前方に植えられる事が多く、直立に伸びる茎は上部で分枝して最大60cmまで伸び単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作ります。ふんわりとした柔らかな花姿と花色は、上品でエレガントなお庭やピュアでロマンチックなお庭等によく合うでしょう。
開花時期は夏から秋、花色は青色もしくは紫色、花先が4裂する筒状の小花が集まり直径約2~3cmの頭花を作ります。草姿はロゼット状で茎は直立して高さは約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身はヘラ形もしくは披針形、根出葉もしくは互生葉序につきます。
サクシサ(プラテンシス)は数年ごとの株分けもしくは基部にある茎による挿し木、種によって増やす事が出来ます。育てる際は基本的には丈夫ですがジメジメとした過湿を苦手にしているため長雨などには注意が必要です。