原産:地中海沿岸 科:ムラサキ(Boraginaceae) 属:セリンセ(cerinthe) 種:マヨール(major) 別名:キバナルリソウ/ハニーワート(honeywort) 開花時期:4月~5月 花の色:黄色●青色●紫色● 葉色:緑色● 分類:一年草 草丈:約30~60cm 誕生花: 花言葉:「優美」「母性愛」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
セリンセ(マヨール)は学名cerinthe major、別名「キバナルリソウ」や「ハニーワート(honeywort)」とも呼ばれる地中海沿岸を原産とする一年草です。和名「キバナルリソウ」は苞葉に包まれながら黄色の花(園芸品種は紫色が多い)を咲かせる所からきており、種小名のマヨール(major)はラテン語で「大きい方の」と言う意味があります。
セリンセ(マヨール)は殆ど色付かない青緑色の苞葉に包まれ黄色の筒状の花を咲かせる植物ですが、園芸では一般的に濃い紫色の苞葉と筒状の紫色の花を咲かせるセリンセ(マヨール種)の亜種であるプルプラセンス(Cerinthe major subsp. purpurascens)の品種が親しまれています。
セリンセ(マヨール)は一般的に小さな花よりも、装飾性が長く保たれ成熟するにつれて青緑色から紫色、青色へと色変わりしていく苞葉を鑑賞するために育てられます。花は円筒形で苞葉に囲まれながら垂れる様に咲き、花は蜂蜜の様な蜜を生産する事で知られています。※英名「ハニーワート(honeywort)」の由来にもなっている。
園芸では秋もしくは早春に花壇もしくはポットに種を撒き、春から晩春に開花後、夏に枯れる一年草として育てられます。茎がアーチ状にやや倒伏しやすくこんもりと茂るため花壇の中央や前方に植えられる事が多く青緑色の茎葉がボリュームある草姿をつくります。また開花期間中は濃い紫色(青色)の上品な花(苞葉)が茎の先端で開花し、気品のあるエレガントな雰囲気をつくるでしょう。
開花時期は春から晩春、苞葉は青緑色から紫色、青色へと変わり、花色は黄色もしくは紫色か青色で、個々の小花は筒状、花序はサソリ形花序に咲きます。草姿は分枝がよく直立して高さは約30(60)cm × 幅は約30(90)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形から卵形で茎を抱くように付き(抱茎)、葉序は互生葉序につきます。
セリンセ(マヨール)は秋もしくは早春に種を撒いて育てます。
セリンセ(マヨール)の育て方