
原産:東南アジア
科:ウコギ(Araliaceae)
属:チドメグサ(hydrocotyle)
種:チドメグサ(sibthorpioides)
別名:ローン・マッシュペニーワート(lawn marshpennywort)
開花時期:4月~10月(開花は少ない)
花の色:白色〇
葉色:緑色●白色〇
分類:多年草
草丈:約5~10cm
誕生花:
花言葉:
用途:グランドカバー
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
チドメグサの学名hydrocotyle sibthorpioides、別名「ローン・マッシュペニーワート(lawn marshpennywort)」等とも呼ばれる東南アジア原産の多年草です。日本では本州・四国・九州に分布して道端等に自生しています。
チドメグサの語源(由来)
- 属名のhydrocotyleは古代ギリシャ語で「水」を意味する「ὕδωρ(húdōr)」と、「カップ」を意味する「κοτύλη(kotúlē)」の2語からきています。
- チドメグサの由来は葉の汁を傷口に塗ると止血出来たことからきています。
チドメグサの特徴(魅力)
- チドメグサは葉柄の部分が深く窪んでいます。
- ↳葉は丸い形で縁部分に浅く切れ込みがあります。
- ↳葉の大きさは直径1~1.5cmと非常に小さいです。
- ↳幾つかの品種では縁部分に白色の覆輪が入るためカラーリーフとしても楽しめます。
- 花茎は葉よりも高くなります。
- チドメグサは芝生の中等に入ると防除しにくいため迷惑な雑草として扱われる事が多いです。
- ↳一方で葉の形が可愛く白色の班が入る品種もあるため
- ↳地面を被覆するグランドカバーに利用されたり
- ↳水槽の水草やアクアリウム等で利用されたりします。
チドメグサは地面を匍匐する様に広がる草姿をしており、茎は緑色で節から不定根を出します。葉は茎に交互につく互生葉序で、葉色は緑色に光を反射する光沢があり、葉の大きさは直径約1(~1.5)cmになり、葉身は腎形(葉柄の付け根が窪む)で縁部分が拳状に浅く裂けます。花序は葉柄よりも長い花茎があり約5~10個の花を散形花序につけ、個々の花は黄色もしくは白色の花弁5個と雄蕊5個と雌蕊があります。
開花時期は春から秋(あまり咲かない)、花色は黄色もしくは白色、個々の花は花弁5個と雄蕊5個があり、花序は散形花序に花を咲かせます。草姿は匍匐性で高さは約5(~10)cm × 幅約5(30)cmまで成長します。葉色は緑色で品種により白色の班が入り、葉身は腎形で縁部分が拳状浅く裂けに、葉序は互生葉序につきます。
チドメグサの栽培方法
園芸では、蓮の葉を思わせる様な丸く可愛らしい葉を鑑賞する目的だったり、幾つかの品種で見られる白色の班が入る葉をカラーリーフとして楽しむ目的で育てられる事が多いです。チドメグサは乾燥した土壌から水中まで様々な場所で育つため、地面を被覆するグランドカバーとして利用されたり、またビオトープの中の池で育てられたり、またアクアリウムの中で育てられたりします。