ツルボの特徴
原産:日本/中国/朝鮮 科:キジカクシ(Asparagaceae) 亜科:ツルボ(Scilloideae) 属:ツルボ(barnardia) 種:ツルボ(japonica) 同義語(syn.):Scilla scilloides 別名:スルボ/サンダイガサ/ジャパニーズ・ジャシンス(Japanese jacinth) 開花時期:8月~9月 花の色:桃色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約20~40cm 誕生花:5月30日/5月31日/9月3日 花言葉:「不変」「寂しさ」「我慢強い」「風情のある」「流星のような」「誰よりも強い味方」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ツルボは学名barnardia japonica、別名「ジャパニーズ・ジャシンス(Japanese jacinth)」等とも呼ばれる日本・中国・朝鮮が原産の多年草です。日本では北海道から九州まで分布して、林縁や草地等に自生しています。
ツルボの語源(由来)
- 種小名のjaponicaは「日本の」を意味しており自生地に由来しています。
ツルボの特徴(魅力)
- ツルボは秋に開花します
- 花色は桃色(~白色)のロマンチックな花色をしており
- ↳小さな花が円筒形に集まり3~10cmの花穂をつくります
- ↳花穂は下から順に小花が開花していきます
- ↳葉は秋と春に現れて初夏には枯れ夏の間は休眠します
ツルボは地面下に褐色をした直径1~3cmの球根があり、球根からは2~10個の葉と高さ約15~40cmまで伸びる花茎が生成されます。葉は球根から出る根生葉のみで構成され、葉の色は光沢のある緑色、葉の形は線形で長さ約10(~25)㎝×幅約0.4(~0.6)㎝あります。花は花茎が約20(~40)cmまで伸び、小花が円筒形に密に集まり長さ3~10cmの総状花序をつくり、個々の花は桃色(~白色)の花被片が6個と雄蕊6個と雌蕊があります。花は受粉すると果実(蒴果)が出来て1~3個の種子が入っています。
開花時期は春から初夏、花色は紫色や青色、白色があり、個々の花は平開する6個の花被片と突出する雄蕊が6個あり、花序は小花が円筒形に集まり総状花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で高さは約20(40)cm × 幅は約20(40)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は線形、葉序は根生葉につきます。
ツルボの栽培
ツルボを育てる際に注意する事は基本的にありません。シラー・ビフォリアは休眠期に長雨で浸水したりすると過湿で球根が腐敗する事もありますが、基本的には環境が合えば放ったらかしでも育つ程に丈夫でお世話も殆ど不要です。
ツルボの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ツルボの育て方