オミナエシの特徴
オミナエシは秋の七草の1つ。株元から数本の長い茎を直立に伸ばし、草丈は1mを越えるまでに成長します。花期には先端に黄色く可愛らしい小花をたくさん付け自然味溢れる花壇を演出してくれるでしょう、 草丈の高い花ですが、こまめに切り戻しを行えばコンテナで育てる事も出来ます。 強健で耐寒性、耐暑性がありとても丈夫で育てやすい花です。 |
植物の種類や育て方の紹介を行います
オミナエシは秋の七草の1つ。株元から数本の長い茎を直立に伸ばし、草丈は1mを越えるまでに成長します。花期には先端に黄色く可愛らしい小花をたくさん付け自然味溢れる花壇を演出してくれるでしょう、 草丈の高い花ですが、こまめに切り戻しを行えばコンテナで育てる事も出来ます。 強健で耐寒性、耐暑性がありとても丈夫で育てやすい花です。 |
オミナエシは日当たりが良く通気性のいい土を好みます。逆に日影では花が綺麗に咲かず、粘土質の土では多湿になり立枯病等のカビ性の病気にかかりやすくなります。 植付けの前に土の診断を行い、腐葉土や通気性・保水性のいい改良用土を入れてあげましょう。 | |||
鉢植えでは「通気性」がよく「保水性」もある培養土を作成します。 作成例 解説 | |||
オミナエシは暑さに強く直射日光にも耐え、花を咲かせてくれます。梅雨明け頃、夏が始まる頃にに一度切り戻しをしてあげてください。 | |||
オミナエシは寒さに強く屋外でも特に対策の必要なく冬越し出来ます、枯れたら枝を切り戻しロゼット葉が隠れないように株元を腐葉土でマルチングしてあげましょう。 | |||
肥料は控えめに、植え替えたばかりなら元肥だけで十分です。 冬はボカシ肥料や堆肥を株元に与え、来年の成長に備えてあげましょう。 | |||
オミナエシは春頃に摘芯する事で分枝がよくなり、梅雨前に切り戻しを行う事で株の高さを抑え花数を増やす事ができます。 | |||
オミナエシは挿し木で増やす事ができます。 挿し木時期は五月~六月が最も適しており、10月頃(挿し木のまま冬越し)まで行えます。切り戻した枝等を利用しましょう。 | |||
オミナエシの発芽適温は15℃~20℃前後です、三月頃から種蒔が行えます。 バーミキュライトと赤玉土をブレンドした土(土はお好みで大丈夫)に種を撒き、軽く指で押して土と種を密着させましょう。光に影響されない種子なので、土を被せても被せなくてもOKです。種蒔後は乾かさないように管理しましょう。上の画像のリンクからも種蒔のやり方が載っています。 | |||
株分けで増やす | |||
オミナエシは株分けで増やすことが出来ます。 休眠期に株を掘り起こし土軽く落としたら、根茎をハサミまたは手で切り分けましょう。その際、出来るだけ根を傷付けないようにおこなってください。 | |||
病気 | |||
うどん粉病 うどん粉病はsphaerotheca等の菌が原因でおこる病気です。乾燥した環境で発症しやすく、発病すると白い粉状のカビが葉に付着し、徐々に株全体へと広がります。そのため光合成ができなくなり生育不良たなり、酷いと枯れる事もあります。治療は感染した葉を取り除き殺菌剤(ダコニール1000・フルピカフロアブル等)を散布して病気の広がりを抑えましょう。 立枯病 立枯病は土壌に潜むフザリウム菌やリゾクトニア菌が根や地際部から感染して起こります。発症すると、地際付近の茎の表皮が褐色に腐敗し上部は水枯れしたような症状がおこります。治療は難しく発症部位から下を切断して治る事もありますが、基本は株を抜き病気の広がりを抑えましょう。花壇の土の通気性を上げて有用な微生物を増やす事で病気を減らす事が出来ます。 | |||
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オミナエシ属の種類 | |||