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| 原産:南アフリカ 科:イソマツ(Plumbaginaceae) 属:ルリマツリ(plumbago) 種:ルリマツリ(auriculata) 品種:インペリアルブルー(imperial blue) 開花時期:5月~11月 花の色:青色● 葉色:緑色● 分類:常緑低木 草丈:約240cm 誕生花:9月2日/10月23日 花言葉:「同情」「いつも明るい」「ひそかな情熱」 | ||
| 花壇土 | 鉢土 | 水やり |
| 肥料 | 剪定 | 夏越し |
| 冬越し | 増やし方 | 病気 |
ルリマツリ(インペリアルブルー)は一般的な種よりも濃い青色の花が魅力的な園芸品種です。初夏から秋にかけて咲くスカイブルーの明るい青色の花は開放感のある海や空を連想させ、爽やかなお庭等によく合います。
開花時期は初夏から晩秋、花色は青色もしくは白色、個々の小花は筒状で花先が5裂して直径約2.5cmになり、花序は穂状花序に咲きます。樹形は半ツル性で高さは約240cm × 幅は約210cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくはヘラ形、葉序は互生葉序につきます。
ルリマツリの最大の特徴(魅力)は初夏から晩秋まで長い期間咲く青色の花と、ブッシュ状に自立して育ったり支柱等に絡まりながらツル性に育ったりする半ツル性の性質にあります。花色は空色を思わせる澄んだ青色(白色)で、直径約2.5cmの大きな小花が半球状(穂状花序)に集まり咲くため非常にボリューミーになります。茎は基部付近からよく分枝して匍匐したり直立したりとやや奔放に伸び高さ幅共に最大約300cm迄でブッシュ状に育ちます。暖かな地域では生垣やグランドカバー等に利用される事もあり、また茎の先端がツル性の性質をもつため近くに壁(トレリス)や支柱等があると茎を絡ませて登ります。
園芸では一般的に壁(トレリス等)やアーチ等に絡ませて被覆植物として利用される事が多く、鉢植えであんどん仕立てにしてコンパクトに育てられる事もあります。また枝先が半ツル性で下垂する事から壁等から枝を垂らすと非常に優美な姿が見られ、澄んだ青色の花が爽やかで上品な雰囲気を作りエレガントなお庭をつくります。
ルリマツリは一般的に晩春から初秋に行う挿し木で増やされる事が多いですが、株分けや播種によっても増やす事が出来ます。育てる際は寒さに弱く強い霜に当たると枯れてしまうため、暖地以外では冬越しの際に保護が必要になります。また生育旺盛で繁茂しやすいため定期的な剪定等も必要になるでしょう。


















花は枝先で半球状に密に集まり咲くため、ボリューミーな花姿を作ります。
ルリマツリの萼は粘着性があり、粘着物に大きめの蝿などが引っかかる事があります。
生垣とは、土地の境界をわける目的などで、境界線を引くように植物(木)を並べて植栽して植物の壁をつくる事です。ルリマツリの生垣はしっかり剪定して形を整えられる生垣(フォーマルヘッジ)ではなく、自然な樹形を活かして利用する生垣(インフォーマルヘッジ)として利用されます。
花序は穂状花序、穂状花序は直径約10(~15)cmで枝先に花が密に集まり半球状の形をつくります。花冠の直径は約2(~2.5)cm、長さは約3(~5)cm、花冠の形は高杯形、高杯形は筒部が長く先端が皿状に開き裂片は5個、花の色は青色または紫色か白色をしています。※萼片は粘着性があり果実が出来た後も残ります。



樹形は株立ち状で、地際から何本も茎が立ち上がり、枝分かれがよくブッシュ状に密に茂ります。
果実はグミのような可愛らしい外観をしており、多くは冬の間も残るため、花の少ないウィンターガーデンを華やかに彩ります。
メギの生垣は、自然な樹形をいかしたインフォーマルな生垣として使われる事が多く、フォーマルな生垣のような整った形はしていません。







