ギョリュウバイ(レプトスペルマム)属は属の中に約87種があり多くがオーストラリアを原産とする低木もしくは小高木です。一般に園芸では、桃色や赤色、白色の花を枝を覆う程に沢山咲かせるギョリュウバイ(L.scoparium)とその園芸品種が親しまれています。
ギョリュウバイ(レプトスペルマム)は基本的に夏の暑さに強い一方で冬の寒さを若干苦手にしており、軽い霜に耐えますが強い霜に当たると枯れる事もあるため管理に注意が必要です。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
①ギョリュウバイ 開花時期:4月(1月)~6月 |
原産:オーストラリア/ニュージーランド
学名:Leptospermum scoparium
草丈:約150~300cm
分類:常緑低木
開花時期:4月(1月)~6月
花色:赤色●桃色●白色〇
葉色:緑色●
耐暑性:強い
耐寒性:普通
誕生花:1月28日/2月6日/2月21日
花言葉:「蜜月」「濃厚な愛」「素朴な強さ」「華やいだ生活」
特徴:ギョリュウバイは学名Leptospermum scoparium、別名「レプトスペルマム」や「マヌカマートル(manuka myrtle)」等とも呼ばれるオーストラリア及びニュージーランドが原産の常緑低木です。和名「ギョリュウバイ」の由来は葉の形がギョウリョウを連想させ花の形が梅の花に似ている所からきています。また種小名の「scoparium」はラテン語で「箒状の」を意味し、密に茂る枝が箒を連想させる事に由来しています。
ギョリュウバイの最大の特徴(魅力)は枝を覆う程に沢山の花が咲く豪華な花姿と非常に密に分枝する樹形にあり、また白色の毛が生える葉や茎はしばしば灰緑色に見えるためシルバーリーフとして楽しむ事も出来ます。花は一重咲きや八重咲きの品種等があり、枝に沿うように様に小花(直径約1~2cm)が並び咲くため洗練された魅力があり、また華やかな雰囲気を出します。枝は非常に分枝がよく、細い枝が密に茂る事から生垣として利用される事もあり、また葉は常緑のため1年を通して魅力的です。
ギョウリョウバイは鑑賞用以外にも様々な用途に利用されています。例えばギョウリョウバイのオガクスは魚や肉の燻製を作る際に使われる事でとても良い風味を出す事で知られており、またギョウリョウバイから蜜蜂が集めた蜂蜜は「マヌカハニー」と呼ばれ、強力な抗菌作用があるとされており、日本(日本の科学技術振興機構)のマウスを使った実験では悪玉菌(バクテロイデテス)の割合を減らし、善玉菌(ラクトバチルス)の割合を増やす事が明らかになっています。
園芸では華やかな花を観賞する庭木として育てられますが、枝が密に茂る事から生垣として境界を囲うのに利用される事もあります。園芸品種には、薄い桃色の花がロマンティックや雰囲気を作る「アップルブロッサム」や、フリルする花弁と濃い赤色の花が気品を感じさせる「バーガンディクイーン」、一重咲きで真っ白な花が清楚な雰囲気を作る「シルバーシーン」等があります。それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。
開花時期は春から初夏、花色は桃色や赤色、白色があり、個々の小花は5個の花弁が並ぶシングル咲きもしくはダブル咲きで、花序は腋生もしくは頂生で単生に咲きます。樹形はブッシュ状になり高さは約150(300)cm × 幅は約150(300)cmまで成長します。葉色は緑色で白色の毛が生えており、葉身は卵形もしくは披針形で長さ約7(20)mm × 約2(6)mm、葉序は互生葉序につきます。
ギョリュウバイは種もしくは挿し木によって増やさす事が出来ます。育てる際は夏の暑さに強い一方で、冬の寒さに弱く強い霜に当たると枯れる事があるため注意が必要です。
ギョリュウバイ(アップルブロッサム)は、フリルのある淡い桃色の花弁が可愛らしい雰囲気をつくる園芸品種です。ふわふわとした淡い桃色の花が枝に並ぶ様に連なり咲く花姿は可愛らしくロマンティックな雰囲気のお庭によく合うでしょう。高さは約240cm × 幅は約240cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ギョリュウバイ(バーガンディクイーン)は、フリルのある濃い赤色の花弁が上品でエレガントな雰囲気を感じさせる園芸品種です。ナイトドレスを思わせる様な妖艶な花と濃い緑色の葉は相性がとてもよく、落ち着きあるエレガントな雰囲気のお庭によく合うでしょう。高さは約240cm × 幅は約240cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
スターリーナイト(starry night) (´・ω・)p楽天で購入q | ジュリアンティーツリー (´・ω・)p楽天で購入q |