キンバイソウの育て方

トロリウス（アラバスター）の育て方や増やし方【カルトラム】

トロリウス（アラバスター）の特徴


科:キンポウゲ(Ranunculaceae) 属:キンバイソウ／トロリウス(Trollius) 品種群:カルトラム(cultorum) 品種:アラバスター(alabaster) 開花時期:4月～6月花の色:黄色● 葉色:緑色● 分類:多年草草丈:50cm 草姿:直立誕生花:11月22日花言葉:「気品」「品位」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

トロリウス（アラバスター）はクリーミーで柔らかな黄色い花を咲かせ、ロマンティックな雰囲気をもつ園芸品種です。

開花時期は春から初夏、花は黄色の萼片が10～15個、内側に目立たない花弁あります。草姿は叢生して茎は直立し高さは約50cm × 幅は40cmまで成長する。葉色は緑色、拳状に3回～5回深裂して根出葉もしくは互生葉序につきます。

トロリウス（カルトラム）は直立する茎が群生して茂り、花壇では縁取りを作ったり花壇中央でこんもり茂る草姿をつくります。花色は品種により黄色や橙色、白色があり、お庭の雰囲気に合わせて明るく輝くようなフレッシュなお庭なら黄色の花を選んだり、社交的で温もりを感じさせる様なお庭なら橙色の花を選ぶ等するといいでしょう。

トロリウス（カルトラム）は夏の暑さに耐えますが、強い日差しや乾燥を苦手にしているため管理に注意が必要です。一方で寒さに強く冬越しは容易です。

キンバイソウ（トロリウス）の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

キンバイソウ（トロリウス）の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2020】

トロリウス（アラバスター）の育て方

花壇の土づくり

トロリウス（アラバスター）は直射日光が6時間以上当たる日向から3時間～5時間程度の半日影で育てられます。

土は通気性と保水性のバランスが良い肥沃な土壌を好むため、植付けの前に土壌診断を行い必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善しましょう。

鉢土づくり

トロリウス（アラバスター）は通気性の良い肥沃な培養土に植えて上げましょう。

自作する場合は’赤玉土小粒6割＋腐葉土4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

トロリウス（アラバスター）は乾燥を苦手にしています。やや湿り気の土壌を保つため、水やりは土の表面が乾いてから行うといいでしょう。

肥料の与え方

トロリウス（アラバスター）は肥沃な土壌であれば、植え付け時に有機質の元肥を与えるのみで基本的に追肥は不要です。

剪定のやり方

トロリウス（アラバスター）は開花期間中は花がら摘みをする事で次の花の開花を促し開花期間が延長されます。

夏越しして秋に入ったら地際まで強く切り戻しを行います。

夏越しする方法

トロリウス（アラバスター）は夏の暑さに耐えますが、強い日差しや乾燥によって株が弱る事があります。

日向にある場合は夏場は半日影に移動したり遮光ネットを利用して強い日差しから株を守り、土壌が完全に乾燥する前にしっかり水やりを行いましょう。

冬越しする方法

Hardiness:3b～7a

トロリウス（アラバスター）は耐寒性が高く、冬越しの対策は特に必要ありません。翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。

挿し木や株分けで増やす

トロリウス（アラバスター）は株分けで増やす事が出来ます。

株分けのやり方

トロリウス（アラバスター）を株分けする時期は開花後もしくは春が最も最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。

スコップを使い株を掘りあげたら根と葉茎をしっかり付けた束を2個から3個に分けるように手もしくはハサミを使い切り分けます。株分け後は直ぐに植付けて水をしっかり与えてください。

播種で増やす

トロリウス（カルトラム）の種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:
光条件:

植物の病気

トロリウス（カルトラム）の病気

うどん粉病