- 原産:
- 科:シソ(Lamiaceae)
- 属:サルビア/アキギリ(Salvia)
- 種:Salvia farinacea x longispicata
- 品種:インディゴスパイヤー(Salvia ‘indigo spires’/Salvia farinacea x longispicata ‘indigo spires’)
- 別名:ラベンダーセージ
- 開花時期:5月~11月
- 花の色:青色●紫色●
- 葉の色:緑色●
- 分類:多年草
- 草丈:約100cm~150cm
- 誕生花:10月5日/11月5日/12月18日
- 花言葉:知恵/尊敬/家族愛/良い家族/燃える思い
- 用途:
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
サルビア(インディゴスパイヤー)とは!?
サルビア(インディゴスパイヤー)は学名salvia ‘indigospires’もしくはSalvia farinacea x longispicata ‘indigo spires’、別名では「ラベンダーセージ」とも呼ばれる多年草です。
サルビア(インディゴスパイヤー)は、1979年にカリフォルニアのハンティントン植物園にて偶然発見された植物です。発見された場所の近くで、サルビア・ロンギスピカータ種(S.longispicata)とサルビア・ファリナセア種(S.farinacea)が発見された事から、これら二つの自然交雑種と考えられています。
サルビア(インディゴスパイヤー)の語源(由来)
- 属名のSalviaの語源は、ラテン語で「安全」「健康」「安心」を意味する「salvus」や、ラテン語で「賢者(sage)」を意味する「salvia」や、ラテン語で「安全にする」「健康にする」等を意味する「salvere」等からきています。
- 品種名の「indigospires」は「青色」を意味する「Indigo」と「尖塔」を意味する「spires」の二語からきており、青色の尖塔のような花穂に由来しています。
サルビア(インディゴスパイヤー)の特徴(魅力)
- サルビア(インディゴスパイヤー)は、紫色の花が穂状に集まり咲くボリュームのある花姿と、気品を感じさせる紫色と灰紫色の花色、花軸が捻れスパイラルする個性的な花姿、丈夫で育てやすい性質などが魅力的な植物です。
- デメリットは非常に生育旺盛なため、薮のように繁茂しやすい所、茎が伸びすぎると倒伏してしまう所などがあり、上品な紫色の花色に反して、行儀の悪い草姿になりやすいです。
- 草姿は叢生、地面を匍匐する茎から、直立に伸びる茎を何本も伸ばし群生するような外観をします。茎は直立して分枝は斜上します。
- 茎は倒れやすい傾向にあるため必要に応じて剪定して外観を整えるとよいでしょう。
- 背が高くボリュームを出すため、花壇の中で背景として利用したり、立体感を出す植物として使えます。
- 花はシソ科でよく見られる唇形花、唇形花は節毎に複数の花が付くため、花が節を囲うような外観になります。節と節の間には空間があるため、段々とした外観を作りやすい傾向があります。
- 花軸は紫色または白みの紫色、形は捻れる傾向が強いため独特なスパイラルした外観の花姿になります。
- 萼は花弁と同様に綺麗に色付いていて美しい外観をしています。そのため、本物の花が落ちた後も、長く花(萼)を楽しむ事が可能です。
- 花は蜜源として蝶々や花蜂を引き寄せる働きがあります。そのため、開花期間中は蜜を求めて花の周りを花蜂や蝶々がよく飛び回っています。
- サルビア(インディゴスパイヤー)は、とても丈夫なため育てやすく、また長命なためお庭の中で長く楽しむ事が出来ます。
サルビア(インディゴスパイヤー)の草丈は約100(~150)cm、草姿は叢生、茎は匍匐茎と直立する茎があり、分枝は斜上します。茎の色は緑色、茎の断面は四角形です。
葉序は対生葉序、葉色は緑色、葉身の長さ約5(~10)cm、葉身の形は卵形、葉のふち部分に鋸歯があります。
花序は長さ約20(~30)cm、輪散花序、輪散花序は各節に複数の花が付き、節間と節の間には空間があるため段々とした花穂をつくりやすい傾向にあります。花軸は捻れる傾向にあり、花軸の色は紫色、萼は鐘形、萼の色は紫色または灰紫色、花冠の長さは約1.5(~3)cm、花冠の形は唇形花、唇形花は上唇と下唇があり、上唇は棒状で斜上して、下唇は広く円状で裂片が3個、花冠の色は青色・紫色・白色、下唇の中心部に白色の班が入ります。
サルビア(インディゴスパイヤー)の園芸品種の紹介
- サルビア(ブルーチル)は学名salvia ‘indigospires’、人気の高いラベンダーセージと同様にサルビア・ロンギスピカータ種(S.longispicata)とサルビア・ファリナセア種(S.farinacea)の交雑種の多年草です。
サルビアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
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サルビア(インディゴスパイヤー)の育て方
花壇の土づくり
日当り
サルビア(インディゴスパイヤー)は、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。そのため基本的には日向(直射日光が6時間以上)で育てましょう。また半日影(直射日光3時間~5時間)までで育てる事が可能です。
日当たりが適切な環境で育てる事で光合成が活発に行われるため、株の生育が良くなり、花付きや花の大きさも良くなります。そのため、適切な日当たりに植えてあげる事が非常に重要になります。
土壌の土質
サルビア(インディゴスパイヤー)は、通気性と排水性が良く、適度に肥沃な土壌を好みます。水分が停滞するようなジメジメした土壌では生育不良を引き起こしたり根腐れする事もあるため粘土質な土壌は避けた方が良いでしょう。植え付けの前に土壌診断を行い、通気性がよく、適度に肥沃な土壌に改良しましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土なバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
鉢土づくり
日当り
サルビア(インディゴスパイヤー)は、日光が六時間以上当たる日向から、三時間から五時間程度の半日影までで育てる事が出来ます。
培養土
サルビア(インディゴスパイヤー)は、一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土=6:4
- 赤玉土(小粒・中粒)+パーライト+腐葉土=4:2:4
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- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
地植え
サルビア(インディゴスパイヤー)は乾燥に強いため、地植えしている場合は極端に乾燥する場合を除いて、基本的には降水のみで育てられます。雨が長く降らない場合、指を入れて土壌の表面(2~5cm)が乾燥している場合、葉や茎が萎れている場合などは、必要に応じて水やりを行いましょう。
水やりの量は、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
鉢植え
サルビア(インディゴスパイヤー)を鉢植えで育てる場合は土の乾燥が早くなるため、定期的な水やりが必要になります。ただし水やりを行い過ぎてジメジメとした環境が続くと根腐れしてしまうため、土の表面(数cm)が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。
水やりの量は、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
水やりのチェックを簡単にするオススメの道具
- 水やりチェッカー(サスティ)とは、視覚的に分かりやすく色の変化で水やりのタイミングを教えてくれる水分計です。
- 白色(水やり必要)・青色(水やり不要)
- 水やりチェッカー(サスティ)は世界で初めて家庭用水分計で「PF値」が採用されています。PF値は、殆どの植物の生育に阻害がない有効水分域の中のPF2.0付近で色が変わるように設計されているため、水やりの失敗を減らします。
- PF2.0は、どんな土や多肉・観葉植物・草花にも対応しますが、乾燥に強い多肉植物では色変わり後に若干の猶予があり、乾燥に弱い草花では色変わり後は直ぐに水やりをした方が良いかもしれません。
- PF値とは、土壌の水分が毛管力によって引き付けられている強さの程度を表している数値で、これを使う事で土壌の湿り具合や植物への水やりのタイミングが分かるようになります。殆どの植物にとって利用しやすいPF値は1.7~2.3の間にあります。常にPF値が1.7より下の値にあると、多湿を嫌う多肉などは湿潤すぎて根腐れを引き起こしやすくなったり、PF値が2.3より上にあると乾燥が苦手な草花などは水枯れを引き起こしやすくなります。
- 水やり三年と言われるプロでも難しい水やり作業が、水やりチェッカー(サスティ)を使うだけで安心して行えるようになります。
- 水やりチェッカー(サスティ)は水やりが難しい植物(ラン・多肉)にも対応しています。
- 中芯は6ヶ月~9ヶ月経つと水やりをしても青色に変化しなくなるため、変化がなくなったら中芯の交換が必要になります。
肥料の与え方
サルビア(インディゴスパイヤー)は、ある程度の肥沃な土壌で育てていれば多くの肥料を必要としません。肥料の与えすぎは、茎が育ちすぎて倒伏しやすくなったり、葉の数が増えたり、葉が大きくなり、花が目立たなくなったり、花の数が減る原因となります。
基本的には、肥料不要で育てられます。ただし土壌の栄養が乏しい花壇の中で育てていたり、培養土の劣化や栄養がなくなるのが早い鉢植えで育ている場合は、必要に応じて堆肥を入れたり、春に肥料を与えましょう。
堆肥の与え方
- 堆肥とは有機物が微生物により分解された肥料もしくは土壌改良材です。生態サイクルのない庭の花壇や鉢植えは、風雨や微生物の働き等により、土壌が年々劣化していき土が硬くなったり水はけが悪くなったりします。堆肥には【化学性・物理性・生物性】を高める効果があり、劣化した土を肥沃(植物の生育がよく生産性が高い土)な土に変える働きがあります。
- 地植えの場合は初冬から早春に株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を入れましょう。
- 株分けや植え替えを行う時に土壌改良して植え直しても問題ありません。
- 鉢植えの場合は、植え替えを行います。鉢から株を取り出して、風雨で劣化した古い土を軽く落とし、長い根や腐った根も軽く切り詰めます。株が大きい場合は株分けもしましょう。土は新しい物を使うか、古い土を再利用する場合は2~5割ほど新しい土を混ぜます。鉢の中に新しい土と株を植え直したら完成です。
- 地植えの場合は初冬から早春に株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を入れましょう。
追肥の与え方
- 追肥は成長の始まる春に与えます。
- 追肥は肥効が緩やかで長く続く緩効性肥料を選びましょう。
- 緩効性肥料などの固形肥料を与える場合は、袋に規定された量を一度だけ施します。
剪定のやり方
サルビア(インディゴスパイヤー)の剪定は、開花期間中または花後に行う「花がら摘み」と、 越冬後と生育期間中の「切り戻し剪定」の二つです。花がら摘みに関してはしなくても問題ありません。
花がら摘みとは!?
花がら摘みとは、色褪せたり外観が崩れたりした咲き終わりの花を摘み取る事です。花がら摘みの目的は、「病気の予防」「こぼれ種を防ぐ」「エネルギーの損失を抑える」「外観を整える」事にあります。
花がら摘みを行う事で、新しい花(蕾)や葉(芽)に栄養が回り、次の花が咲きやすくなったり、開花期間が延長されたりします。また花がらを摘む事で、腐敗した物が好きな灰色カビ病などの病気が予防出来たり、外観が良くなったりもします。
花がら摘みのやり方
サルビア(インディゴスパイヤー)は、花が次々と咲く上に花が落ちた後も綺麗な萼が残るため、花がら摘みを放置しがちです。しかし、見た目が悪くなった花は、次の花に栄養を回すためにも花がら摘みをした方がよいでしょう。
花がら摘みのやり方は、乾燥して色褪せたり外観が崩れた花を、花穂の下または葉の上の部分からハサミで剪定します。また茎が高くなり倒伏する兆候があるようなら、大幅に切り戻したり根元から切り戻して外観を整える事も出来ます。
切り戻し剪定とは!?
切り戻し剪定とは、長く伸びすぎ茎を途中で剪定して形を整える剪定方法です。切り戻し剪定の目的は「外観を整える目的」「日当たり改善」「風通し改善」「蒸れ防止」「病害虫予防」「生産性の高い新しい成長を促す」「茎の数を増やす」などの目的があります。
切り戻し剪定のやり方
サルビア(インディゴスパイヤー)の剪定は「早春」と「生育期間中」に行います。
早春の剪定は、冬の間に枯れた地上部の茎を根元まで切り戻します。枯れた茎を取り除く事で、株元に日が当たり成長を促進します。また邪魔な茎が取り除かれる事で、新芽が伸び伸び成長する空間を作る事が出来ます。
生育期間中の剪定は、高さを揃えたり、風通しを改善する目的で行われます。非常に生育旺盛で繁茂しやすく、また茎は倒れやすいため、剪定で見た目を整える事をおすすめします。基本的に生育期間中であれば何時でも剪定が出来ます。高さを揃えたい場合は株全体を一律に半分程度に切り戻したり、薮のように繁茂した状態を改善したい場合は株元から出る茎を根元から何本か剪定して風通しよくすると良いでしょう。
夏越しする方法
サルビア(インディゴスパイヤー)は、夏の暑さに強いため基本的に夏越し対策は不要です。
冬越しする方法
Hardiness:7b~11a
サルビア(インディゴスパイヤー)は、強い霜でなければ耐えられるため、暖地や平地であれば地植えで越冬させる事が可能です。ただし長く霜が続いたり、強い霜が降りると枯れてしまう事があるため、必要に応じて冬越し対策が必要になります。
冬越し対策
- 屋外で育てている場合は、霜が降りる前に霜対策として不織布などを被せます。
- また霜が降りる前に株を掘り起こして鉢植えに植え直した後に、軒下に移動したり、温室に移動するなどして管理する事も可能です。
- 鉢植えで育てている場合は、霜の当たらない軒下に移動したり、凍結が心配な場合は屋内や温室に移動したりするとよいでしょう。
挿し木や株分けで増やす
サルビア(インディゴスパイヤー)は挿し木や株分けによって増やす事ができます。
挿し木の方法
- サルビア(インディゴスパイヤー)の挿し木時期は晩春から初夏が適します。
- 挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットしましょう。
- 挿し穂の長さ約7~10cmにわけます。
- 挿し穂の下部の葉を取り除き上部の葉を残します。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土を準備します。
- 切り口を下にして培養土の中に挿し穂を挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう
株分け手順
- サルビア(インディゴスパイヤー)の株分け時期は早春もしくは秋が最適です。
- スコップを使い株を掘りあげます。
- 株から少し土を落として根と芽の位置を確認します。
- 根に数個の芽を残すようにしてナイフやハサミ等を使い個々に切り分けましょう。
- 株分けした株は、必要な場所に植え直して水をたっぷり与えます。
播種で増やす
サルビア(インディゴスパイヤー)の種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:約
発芽条件:
植物の病気
サルビア(インディゴスパイヤー)の病気
- うどんこ病
- 根腐れ病
サルビア(インディゴスパイヤー)の害虫