タイムの育て方 | BEGINNERS GARDEN

タイム(ロンギカウリス)の特徴や育て方、増やし方等の紹介

イブキジャコウソウの特徴


原産:南ヨーロッパ科:シソ(Lamiaceae) 属:タイム(thymus) 種:ロンギカウリス(longicaulis) 別名: 開花時期:6月～8月花の色:紫色●桃色●白色〇葉色:緑色● 分類:常緑亜低木草姿:這性草丈:約5～10cm 誕生日: 花言葉:
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

タイム(ロンギカウリス)は学名Thymus longicaulis、南ヨーロッパ原産の常緑亜低木です。

タイム(ロンギカウリス)の語源(由来)

属名のthymusの由来は諸説あり、ギリシャ語で「勇気／気概」を意味する「Thymos」から来ているという説、ギリシャ語で「防腐」を意味する「Thymon」から来ているという説、ギリシャ語で「香らせる」を意味する「thyein」から来ているという説、ギリシャ語で「香りを焚く」を意味する「thuo」からきているという説等があります。

タイム(ロンギカウリス)の特徴(魅力)

タイム(ロンギカウリス)はカーペットの様に広がる樹形が魅力です
↳歩行者の踏圧にも比較的に耐えるため飛び石の隙間のグランドカバーや岩場を被覆するグランドカバー等に利用されます
開花期になると花の絨毯を敷いた様な美しい花姿が見られます
↳開花期になると茎葉から樟脳や薬に似た爽やかな香りがします
↳タイム(ロンギカウリス)の香りを嗅ぎつけ沢山の蜜蜂が来訪します

開花時期は初夏から晩夏、花色は紫色や桃色、白色があり、個々の花は唇形で上唇が浅く2裂して下唇が深く3裂します、花序は小花が節を囲うように集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿は這性で高さ約5(15) × 幅は約30(45)cmまで伸ばします。葉色は緑色、葉身は卵形、葉序は対生葉序につきます。

タイム(ロンギカウリス)の栽培

育てる際は、1番に多湿に気をつけないといけません。長雨による浸水やジメジメした夏の高温多湿等が、根腐れや生育不良を引き起こし枯れる原因になります。そのため、土壌の排水性を高めて地面が過湿しないように対策をたてたり、また鉢植えで育てて雨が続く時期は軒下などで管理したりすると良いでしょう。増やし方は挿し木や株分け、播種によって増やす事が出来ます。

タイムの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

タイムの珍しい種類、主な種やおすすめの園芸品種の紹介【2021】

タイム(ロンギカウリス)の育て方

花壇の土づくり

タイム(ロンギカウリス)は直射日光が6時間以上当たる日向で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。

タイム(ロンギカウリス)はPHが中性からややアルカリ性の通気性の良い砂質の土壌を好み、肥沃さはそれほど求められません。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土づくり

タイム(ロンギカウリス)は通気性の良い培養土で育てましょう。

自作する場合は’赤玉土小粒5割＋腐葉土3割＋パーライト2割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

タイム(ロンギカウリス)は乾燥気味の土壌を好み、ジメジメとした過湿な土壌を嫌います。

水やりは土の表層が乾いてきたタイミング(指先を土にさして乾燥を確認)で行うといいでしょう。

肥料の与え方

タイム(ロンギカウリス)は基本的に肥料を必要としませんが、毎年早春に堆肥と緩効性肥料を入れる事で花付きが良くなり、収穫出来る葉も増えます。

剪定のやり方

タイム(ロンギカウリス)の基本的に剪定不要ですが、軽い剪定は成長を促進させる事があります。

また株は成熟するにつれて茎が木質化していきます。木質部が大部分を占める、もしくは見た目が悪くなってきたら新しい株と取り替える事も検討しましょう。

夏越しする方法

タイム(ロンギカウリス)は夏の暑さに耐えますが、長雨等で浸水してジメジメとした多湿環境が続くと根腐れや病気を招き枯れる恐れがあります。

鉢植え等で育てている場合は長雨に当たらない様な場所に移動したり、また排水性の高い土壌に植えて育てましょう。

冬越しする方法

Hardiness:5b～9a

タイム(ロンギカウリス)は耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は特にありません。翌年の成長に備えて堆肥を入れておくと良いでしょう。

挿し木や株分けで増やす

タイム(ロンギカウリス)は挿し木や株分けによって増やす事ができます。

挿し木の方法

タイム(ロンギカウリス)の挿し木時期は初夏から夏が適します。この頃になると新鞘がやや硬くなり半熟枝になっており、未熟な枝と違い乾燥しにくく、また古い枝のように発根力が低くないため最も成功率が上がります。挿し穂は長さ7cm程度で葉を付けて切り取り、その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。切り口に発根ホルモンを付けたら湿らせた培地に挿して、土壌が完全に乾燥しない様に管理しましょう。

株分けの方法

タイム(ロンギカウリス)の株分けする時期は春もしくは秋が適します。

スコップを使い株を掘り起こし、掘り起こした株は芽や根をしっかり付けて個々に切り離し、株分けしましょう。

播種で増やす

タイム(ロンギカウリス)の種まき方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:約
発芽条件:

植物の病気

タイム(ロンギカウリス)の病気

根腐れ病

タイム(ロンギカウリス)の害虫

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タイム・ラヌギノサス（ウーリータイム）の特徴や育て方、増やし方等の紹介

タイムの育て方

タイム・ラヌギノサス（ウーリータイム）の特徴


原産:ヨーロッパ／アジア科:シソ(Lamiaceae) 属:タイム(thymus) 種:ウーリータイム／ラヌギノサス(lanuginosus) 英名:ウーリータイム(Woolly Thyme) 開花時期:6月～8月花の色:紫色●桃色● 葉色:緑色● 分類:常緑亜低木草姿:這性草丈:約5～10cm 誕生日:6月2日花言葉:「勇気」「活発」「活動力」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

タイム・ラヌギノサス（ウーリータイム）は学名Thymus lanuginosus、ヨーロッパおよびアジアが原産の常緑亜低木です。

タイム・ラヌギノサス（ウーリータイム）の語源(由来)

属名のthymusの由来は諸説あり、ギリシャ語で「勇気／気概」を意味する「Thymos」から来ているという説、ギリシャ語で「防腐」を意味する「Thymon」から来ているという説、ギリシャ語で「香らせる」を意味する「thyein」から来ているという説、ギリシャ語で「香りを焚く」を意味する「thuo」からきているという説等があります。
種小名のserpyllumはギリシャ語で「綿毛のある／軟毛のある」を意味しており茎や葉が毛で覆われている事に由来します。

タイム・ラヌギノサス（ウーリータイム）の特徴(魅力)

茎や葉は白色の毛で覆われモコモコした可愛い見ためをしています
カーペットの様に広がる樹形が魅力です
↳歩行者の踏圧にも比較的に耐えるため敷石の間のグランドカバーや岩場を被覆するグランドカバー等に利用されます
開花期になると「樟脳」や「薬」を連想させる爽やかな香りがします
↳タイムの香りを嗅ぎつけ沢山の蜜蜂が来訪します

開花時期は初夏から晩夏、花色は紫色や桃色、個々の花は唇形で上唇が浅く2裂して下唇が深く3裂します、花序は小花が節を囲うように集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿は這性で高さ約5(10) × 幅は約30(45)cmまで伸ばします。葉色は緑色で白色の毛が密生しており、葉身は楕円形もしくは卵形、葉序は対生葉序につきます。