原産:カナリア諸島 科:キク(asteraceae) 属:ヨモギギク/タナセタム(Tanacetum) 種:シルバーレース(ptarmiciflorum) 流通名:シルバーレース 英名:シルバーレースブッシュ(silver lace bush) 花の色:白色〇黄色● 葉色:緑色●白色〇 分類:多年草 草丈:約30~60cm 草姿:直立 開花時期:5月~7月 花言葉:「鎮静」「集う喜び」 誕生花:5月27日/6月1日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
タナセタム(シルバーレース)は学名Tanacetum ptarmiciflorum、英名「シルバーレースブッシュ(silver lace bush)」とも呼ばれるカナリア諸島原産の多年草です。
タナセタム(シルバーレース)の特徴(魅力)
タナセタム(シルバーレース)は基部から何本も茎を伸ばしブッシュ状に茂り高さ60cmまで成長します。葉は縁部分が非常に細く何回(2回)も裂け(羽状複葉~中裂)ておりシダ植物を連想させる様な葉の形になります。花は白色の舌状花と黄色の筒状花が合わさる頭花で小さく可憐に咲き、開花期には茎の頂部付近で小花(頭花)が集まり傘(散房花序)を開いた様な形で咲きほこります。 開花時期は晩春から夏、花色は白色と黄色、個々の花は白色の舌状花と黄色の筒状花からなる頭花、花序は小花が茎の頂部付近に半球状に集まり散房花序に花を咲かせます。草姿は直立で高さは約30(60)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色で白色の毛が密生しており、葉の形は2回羽状複葉して、葉序は互生葉序につきます。 園芸では、タナセタム(シルバーレース)のボリュームある美しい花やレースの編み物を連想させる様な美しい葉を鑑賞する目的で育てられる事が多いです。こんもりと茂る草姿から花壇の縁どりに利用されたり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先に飾ったりして楽しむといいかもしれません。 タナセタム(シルバーレース)を育てる際は、健康的な成長を促すためによく陽の当たる場所で管理しましょう。基本的には夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすいですが、ジメジメ過湿する土壌では長雨により根腐れを起こすなどして枯れる事もあるため注意が必要です。増やし方は一般的に種によって増やされます。株分けによっても増やせますが短命のためあまり向いていません。 タナセタム(シルバーレース)の栽培
ヨモギギク(タンジー)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。