原産:中央アメリカ 科:ヒユ(Amaranthaceae) 属:アマランサス/ヒユ(Amaranthus) 種:スギモリケイトウ(cruentus) 別名:アマランサス・クルエンタス 開花時期:7月~9月 切り花寿命:約10日 花の色:赤色●紫色● 葉色:緑色●赤色●紫色● 分類:一年草 草姿:直立 草丈:約90~200cm | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
スギモリケイトウは学名Amaranthus cruentus、別名「アマランサス・クルエンタス」とも呼ばれる中央アメリカ原産の一年草です。ヒユ科にあるフサケイトウに似た花はケイトウと同様に花の寿命が長く装飾的であり、スギモリケイトウは背が高く最大約2mまで垂直に成長します。
小花を穂状に付け複数の花穂が集まり咲く花姿は非常にボリューミーで園芸的にも魅力的なスギモリケイトウですが、種(実)が紀元前4000年頃から北アメリカや中央アメリカで食料源として利用されてきており、また現在も種(実)は栄養価の高い穀物としてポップコーンの様に炒り膨らませて食べられたり、お粥の様にして食べられます。
開花時期は夏から初秋、花色は赤色もしくは紫色で複穂状花序に花を咲かせます。草姿は直立して高さ約90(200)cm × 幅は約60(120)cmまで成長します。葉色は緑色や赤色や紫色等があり、葉身は卵形、葉序は互生葉序につきます。
スギモリケイトウは成長が早く茎が直立に高く伸びる事から、花壇の中央や後方に植えると単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。また紫色を帯びる上品な赤色の花は気品を感じさせる様なお庭にも合うでしょう。
スギモリケイトウは春から初夏にかけて種を撒くことで増やす事が出来ます。基本的には病気もなく丈夫で育てやすい一年草です。