科:ケシ(Papaveraceae) 亜科:ケマンソウ(Fumarioideae) 属:コマクサ/ディケントラ・ククラリア(Dicentra) 品種:バーニングハーツ(dicentra ‘burning hearts’) 分類:多年草 草丈:約15~30cm 開花時期:4月~6月・(10月~11月に再開花する事がある) 花の色:赤色● 葉色:緑色● 花言葉: 誕生花: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
四季咲きコマクサ(バーニングハーツ)は学名Dicentra ‘burning hearts’、日本の塩崎晃氏によって、コマクサ(Dicentra peregrina)とヒメケマンソウ(Dicentra eximia)が交配され生まれた交雑種です。
四季咲きコマクサ(バーニングハーツ)の特徴は、ハート形に膨らむ花の形と、花弁の先が強くカールする所、葉がパセリの様に細く裂けて白銀色の葉色がシルバーリーフとしても魅力的な所等があり、ヒメケマンソウからは四季咲きを受け継いでおり春と秋に花を咲かせます。
開花時期は夏から晩夏、花色は赤色個々の花は花弁が4個で外側の2個は外向きにカールし内側の2個は下側に突き出ており、花序は総状花序に花が集まり咲きます。草姿は直立して高さ約15(30)cm × 幅は約15(30)cmまで成長します。葉色は緑色(~白緑色)、葉身は2~3回羽状に浅裂~深裂、葉序は根生葉につきます。
園芸では、真っ赤なハート形を上品で可愛らしい花と、縁部分が深くカットされシダ植物の様な形をした装飾的な葉、白銀色の美しい葉色をシルバーリーフとして楽しむ目的で育てられる事が多く、真っ赤な花と白銀色の美しいシルバーリーフの組み合わせは、非常に上品で高級感ある雰囲気をつくり、オシャレな雰囲気のお庭等によくあうでしょう。
四季咲きコマクサ(バーニングハーツ)を育てる際に注意する事は「高温多湿」や「乾燥」です。基本的に夏の乾燥に弱いため日向を避けた場所で管理したり、水やりをしっかりする等の対策が必要になるでしょう。また高温多湿によって根が腐敗して枯れる事もあるため、長雨に当たる事を避けたり土壌の排水性を高める等の対策も必要です。
コマクサの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。