原産:キプロス/トルコ/シリア 科:シソ(Lamiaceae) 属:オレガノ(Origanum) 種:ラエビガタム(laevigatum) 品種:ローゼンクッペル(rosenkuppel) 開花時期:6月~9月 花の色:紫色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約30~60cm | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
オレガノ(ローゼンクッペル)は濃い紫色の苞葉と薄桃色の小花が集まり咲く花姿が非常にボリューミーで上品な魅力のある園芸品種です。高さ約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。
開花時期は初夏から秋、花色は桃色、個々の花は唇形で下唇が3裂して、花序は小花と花穂が集まり円錐花序もしくは散形花序の花を咲かせます。草姿は直立もしくは傾状茎で地下茎により広がり高さ約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色もしくは黄色、葉身は卵形もしくは楕円形で、葉序は対生葉序につきます。
オレガノ(ラエビガタム種)の最大の魅力は非常に装飾的な花姿にあり、茎の頂部に紫色の小花と苞葉が集まりボリュームある花を咲かせます。また地面下に地下茎があり広範に広がって地面を被覆する事からグランドカバーとして利用される事もあります。
園芸品種には、濃い紫色の苞葉と薄紫色の小花が上品な魅力がある「ヘレンハウゼン」や薄桃色の花がロマンチックな雰囲気を抱かせる「ローゼンクッペル」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
オレガノ(ラエビガタム種)は挿し木や株分け、播種によって増やす事が出来ます。育てる際は夏の暑さや冬の寒さに強く基本的に丈夫ですが、やや過湿を苦手にしているため土壌の排水性を高めておくとよいでしょう。
オレガノ属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。