原産:オーストラリア 科:キク(asteraceae) 属:カロケファルス(Leucophyta) 種:ブラウニー(brownii) 別名:カロケファルス/クッションブッシュ(cushion bush)/シルバークッションブッシュ(silver cushion bush) 開花時期:5月~7月 花の色:黄色●白色〇 葉色:緑色●白色〇 分類:低木 草丈:約20~100cm 花言葉:「律儀」 誕生花:12月19日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
プラチーナは学名がLeucophyta brownii、カロケファルス属の唯一の種で別名「カロケファルス」や「クッションブッシュ(cushion bush)」や「シルバークッションブッシュ(silver cushion bush)」とも呼ばれるオーストラリア原産の低木です。
プラチーナの特徴(魅力)
- 成熟すると高さ100cmまで成長する事がある
- ↳丸みを帯びたドーム状の草姿が作られる
- ↳高さ20cm程度の矮性な品種もあり寄せ植え素材にも利用されます
- 葉は鱗片状で目立たちません
- ↳葉が目立たないため日光をよく通し明るい雰囲気をつくる
- ↳茎(と花)だけの様な洗練されたシルエットになる
- 枝や葉には白色の毛が密生しています
- ↳枝葉は光をよく反射してプラチナの様な輝きがある
- ↳そこだけ雪が積もっているかの様な神秘的な景観をつくる
プラチーナは枝が不規則によく分枝し、枝同士が絡み合いながら丸みを帯びたドーム状の美しい樹形をつくります。野生では成熟すると高さ幅ともに100cmに達する事もありますが、園芸品種では矮性で育てやすい品種が多く高さ20~70cm程度になります。枝や葉は白色の毛が蜘蛛の巣状に密生しているため、美しいシルバーの外観を作っています。葉は小さくて魚の鱗の様に枝にくっついているため、殆ど目立たず枝のみの様なシルエットがつくられています。
開花時期は晩春から夏、花色は白色もしくは黄色、小花が球状に集まり直径約1cmの頭花をつくります。樹形は分枝がよくドーム状になり高さ約20(100)cm × 幅は約20(100)まで成長します。葉色は緑色で白色の毛が密生しており、葉身は線形で鱗片の様につき、葉序は互生葉序につきます。
プラチーナの栽培
園芸では、一般的にプラチーナの美しいシルバーリーフや樹形を鑑賞する目的で育てられています。長雨や冬の寒さに弱い事から、管理のしやすい鉢植えの中で育てられる事が多く、寄せ植えの素材として利用されたり単体で利用されたりして、玄関先等に飾られます。園芸品種には、高さ幅ともに30cm程度と非常に矮性な「シルバーナゲット」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。
プラチーナは挿し木や種で増やす事が出来ます。育てる際は夏の高温多湿を苦手にしており土壌の浸水で枯れる事もあるため注意が必要です。また冬の期間も強い霜に当たると枯れてしまうため注意が必要です。