アストランティア(ババリカ種/bavarica)の特徴
原産国:ヨーロッパ 科:セリ 属:アストランティア(astrantia) 種:ババリカ(bavarica) 分類:多年草 草丈:60~90cm 開花時期:6月~9月 花言葉:「愛の渇き」「知性」「星に願いを」 |
アストランティア(ババリカ種)は、草丈が平均30cm程の矮性種で直径2~3cmの小型の花を多数咲かせるヨーロッパ原産の多年生植物です。 ドイツ及びイタリア、オーストリア等の標高2300mの山地や森林地帯に自生しており、名前のババリカ(bavarica)はドイツ/バイエルンから来たと言う意味をもちます。 葉は拳状に3~7裂して基部から伸びロゼット状に広がる。 花は初夏に一斉に咲くと夏の間は散発的に咲かせるようになる、花弁の様に見える苞葉の上にドーム状に桃色の小花を複散形花序につけ花径は3~6cmになります。 アストランティア(ババリカ)は乾燥に弱く湿り気のある土壌を好みます。また涼しい環境を好むため暖地で育てる際は注意が必要です。 |
ババリカ(bavarica)は朝日の数時間あたる半日影または明るい日陰を好みます。 また乾燥に弱いため、土は肥沃で保水性のいい土壌に植えてあげましょう。 植付けの前に花壇の作り方から診断を行い、必要に応じて腐葉土やバーミキュライト等をいれ土壌を改良しましょう。 おすすめ |
鉢植えでは「通気性」がよく「保水性」もある培養土を作成します。 作成例 |
Heat zone:1~7 ババリカ(bavarica)は暖地でも夏越しが可能ですが、高温多湿を苦手にしているため注意が必要です。 明るい日陰へ移動または遮光ネットを利用して、涼しい場所で乾燥に注意しながら育てましょう。 |
Hardiness:5b~9a ババリカ(Bavarica)は耐寒性が強く特に対策を行う必要はありません。 |
ババリカ(bavarica)は成長の始まる3月頃と7月頃に水でゆっくり溶けだす緩効性肥料を一度ずつ与えましょう。 おすすめはプロも使用しているIB肥料です。 |
ババリカ(bavarica)は開花後に花がらを切り戻す事で、持続的に開花を促す事ができます。 |
ババリカ(bavarica)は株分けで増やす事ができます。 株分けは成長の始まるの三月頃または夏の暑さが収まり植物が休眠に入る前の十月頃が適しています。 株を掘りあげ、土を軽く落としたら芽を数個付け根を切らないよう地下茎を切り分けましょう。 分けた株は根が乾いて傷む前にすぐに植え付けて上げてください。 株分けは株を増やすだけでなく、株の若返りをはかり成長をよくする目的もあります。3~4年毎にしっかりおこないましょう。 |
アストランティアは発芽率が低く発芽日数も約40日と長いものの種で増やす事ができます。 自家採取した種は、湿らせたキッチンペーパーで包みビニールに入れて冷蔵庫の中で3か月間保管しましょう。寒さに当て休眠させることで、アストランティアの発芽の準備ができます。 発芽準備のできた種は、土に撒き乾燥しないように管理して育てて下さい。 |
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