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原産:北アメリカ/中央アメリカ 科:シソ(Lamiaceae) 属:サルビア(salvia) 種:ファリナセア(farinacea) 別名:ブルーサルビア(blue salvia)/メリーカップセージ(mealycup sage)/メリーセージ(mealy sage)/ケショウサルビア 開花時期:5月~11月 花の色:青色●紫色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:30~90cm 草姿:直立 誕生花:10月5日/11月5日/12月18日 花言葉:「知恵」「尊敬」「家族愛」「良い家族」「燃える思い」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
サルビア(ファリナセア種)は学名salvia farinacea、別名「ブルーサルビア(blue salvia)」や「メリーカップセージ(mealycup sage)」とも呼ばれる北アメリカ及び中央アメリカ原産の多年草です。種小名のファリナセア(farinacea)はラテン語で「粉質の/粉状の」を意味しており、粉の様な毛で覆われた萼や茎に由来します。
サルビア(ファリナセア種)は白色の粉をまぶした様な毛が萼と上部の茎に生えており、触るとフェルトを連想させる様な手触りがあります。花は晩春から晩秋まで長く開花し、また小花が落ちた後も色付く萼が残るため長く花を楽しめます。切り花として楽しむのもよいでしょう。種から育てやすい事から大量植栽に向き、また育てやすいため公園や公共の花壇や等でもよく用いられます。
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![]() | ![]() | その他の品種等の紹介 |
園芸では春に種を撒いて育て始められ、大量植栽して花壇に並べて植えられたり、鉢植えでコンパクトに育てられたり、寄せ植えの素材として利用される事もあります。園芸品種には、格式高い着物を連想させる様な上品な紫色の花を咲かせる「ビクトリアブルー」や萼から小花、茎まで白く清楚な雰囲気を作り出す「シラス」等があるため、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
開花時期は晩春から晩秋、花色は青色や紫色、白色等があり、個々の小花は唇形で萼は白色の毛が密生して、花序は小花が集まり輪状集散花序に花が咲きます。草姿は直立で高さは約30(90)cm × 幅は20(50)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は披針形で葉縁に鋸歯があり、葉序は対生葉序につきます。
サルビア(ファリナセア種)は播種もしくは挿し木により増やす事が出来ます。育てる際は夏の暑さに強い一方で、冬の寒さに弱いため冬越しさせる際は管理に注意が必要です。一般的には花が終わり霜が降りると枯れる一年草として扱われています。
サルビアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。