四月の初め気温が徐々に上がり始める頃、植物の成長に合わせ病気も活動を始めるみたいで…。
気付いたらベロニカの株で、斑点性の病気がひろがっていました((
写真ではわかり辛いですが大きい葉や古い葉を中心にガッツリと感染しています。
とりあえず観察してみて、株全体に萎れもなく水浸状でもないので、恐らくカビが原因の斑点病です。
※調べてみると、セプトリアが原因の斑点病がベロニカにはあるみたいです。
斑点病は、それ自体が植物を枯らす事は殆どないですが植物を生育を鈍らせたり弱らせたりします。
また枯れた部分等からは灰色カビ病などの病気も呼び込みやすくなるので、出来るだけ早く治療した方がいいです。
とは言え花が咲いてる時期だと、少し勿体なくて、自分は病気がおさまり出す梅雨明けに切り戻しと一緒にやる事が多いですが(°∀° )
今回は花がついてないのでサクッと治療をおこないました。
最初は、病気の発症している葉を全部切り落とします。
その際に、大事なのは葉の裏面もしっかり見ることです。病原菌は気孔から侵入する事が多く、裏面には気孔が沢山あります。
葉の表面だけみて取り除いても、裏に残った病原菌が感染を広げることもあります。裏面もしっかり確認して全部取りのぞきましょう。
ちなみに発生初期だとこれで終わらせる事もあります…
( *´∩ω∩` )めんどくさい
今回はベンレートを使用しました!こちらはカビ性の病気の全般に効く殺菌剤です。予防効果だけでなく治療効果もそなえる優れものです。
病気にかかった部分を取り除いた後に、裏表しっかりとこれを吹きかけるだけ!!
治療を行ってから1ヶ月後の写真です!再発もなく無事に成長しています。
たまに病気が潜伏していて、殺菌剤を撒いた後にも斑点がでる事があります。
そういう時はこまめに取り除いてあげてください!次第におさまるはずです。