シレネ(レギア種)の育て方や増やし方【園芸品種の紹介】

花壇の土づくり

シレネ(レギア種)は終日太陽の良く当たる場所もしくは半日影で育てる事が出来ます。暖地等の暖かい場所では半日影で育てるのが良いでしょう。

土はPH6.0～7.5前後の水捌けが良くやや肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善しましょう。改善後は腐葉土を3割、規定の量の元肥を入れて混ぜ合わせた後に植付けを行います。

鉢土づくり

シレネ(レギア種)は通気性のいい培養土を好みます。

自作する場合は’赤玉土小粒6割＋腐葉土3割＋パーライト1割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

シレネ(レギア種))は他の一般的な植物と同様に短期的な乾燥と湿潤の繰り返しによって根を深く張り成長が良くなります。水やりは土がしっかり乾いてから行うといいでしょう。

肥料の与え方

シレネ(レギア種)は多くの肥料を必要としません。植付け時に元肥を施し、生育期間中は水でゆっくり溶ける緩効性肥料を１ヶ月に1度与えましょう。

また1年に1度、腐葉土を約2cm～3cmマルチングする事で肥料の必要量を減らし土の健康を保つことが出来ます。

剪定のやり方

シレネ(レギア種)の開花期間中、枯れた花を花穂の下から切り取りましょう。花がら摘みをする事で次の花の開花を促し開花期間が延長されます。

夏越しする方法

シレネ(レギア種)は冷涼な気候を好み、夏の高温多湿や強い日射しを少し苦手にしています。

暑くジメジメとした環境は株が弱りやすくなり根腐れや病気の原因ともなるため、排水性や通気性のいい土をしっかり使い、また涼しく西日の当たらない半日影に移動する等の対策が必要でしょう。

冬越しする方法

Hardiness:5b～9a

シレネ(レギア種)は耐寒性がとても強く冬越しの準備をする必要は殆どありません。

挿し木や株分けで増やす

シレネ(レギア種)は挿し木もしくは分割によって増やす事ができます。

挿し木

シレネ(レギア種)の挿し木時期は成長期間であればいつでも行えますが最も適した時期は五月から六月です。新しく成長した健康な茎を選び切りとり、7cm前後で茎を切り分けましょう。その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。上部にある葉は残し下部の葉は取り除きましょう。切り口に発根ホルモンを付け湿らせた培地(ピートモス／バーミキュライト／パーライトの混合か単体で使う)に挿して下さい。

播種で増やす

シレネ(レギア種)の種蒔の方法
播種時期:3月～4月 9月～10月
発芽適温:約20度
発芽日数:
光条件:

種は通気性保水性のいい無菌の培地に撒き、指で軽く押して土と種を密着させ軽く土を被せましょう。乾燥しないように水やりをしっかり行い管理して下さい。

植物の病気

シレネ(レギア種)の病気