お洒落なお庭をつくるには、デザインの方向性をしっかり決めて、お庭作りをする必要があります。デザインを決めていないお庭は方向性が定まっていないため、ごちゃごちゃと色んなものが混ざり雑多な印象を与えてしまい管理がされていないお庭と認知されてしまったり、また野暮ったい印象を与えやすくなるからです。
デザインが決められたお庭は、統一性があるため違和感を感じさせないお洒落なお庭になります。例えば、自然をテーマにデザインされたお庭は森の中や水辺などの自然に包まれるような空間になるため、心を癒す効果がお庭の中にうまれます。またエレガントをテーマにデザインされたお庭では洗練された中にお洒落な装飾がされているため優雅で高級感ある雰囲気をつくり、道行く人にワンランク上のお庭として認知されやすくなります。
上記とは逆に、お庭のデザインを決めずにお庭作りをする事も出来ます。しかしお庭のデザインを決めずにお庭作りをした場合幾つかの弊害が出てくる可能性があります。例えば、ナチュラルガーデンに人口物を入れると、自然を模してるお庭に人口的なものが入ってくるため、強い違和感を感じさせてしまいます。また逆にエレガントなお庭に風化した木材やレンガの花壇を作ると手入れが行き届いていない印象を与えてしまったり野暮ったい印象を与えてしまい中途半端な魅力のないお庭となってしまいます。
そのため、お庭のデザインを決めて統一性をもってお庭作りをすることが非常に大切になります。ここでは、お庭のデザインの種類と簡単な特徴と作り方を紹介しています。更に詳しく知りたい場合は、デザイン毎にリンクを用意しているため、そちらからご覧下さい。
目次
- お庭のデザインの種類
- フレンチガーデン(French formal garden)
- イタリアンガーデン(Italian Renaissance garden)
- コテージガーデン(cottage garden)
- ギリシャ庭園(Greek garden)
- 地中海ガーデン(mediterranean garden)
- モダンガーデン(modern garden)
- ナチュラルガーデン(Natural Garden)
- ロックガーデン(Rock garden)
- 枯山水(石庭)
- 茶庭(露地)
- ビオトープの花壇(biotope)
- バタフライガーデン(Butterfly Garden)
- シェードガーデン(shade garden)
- ドライガーデン(dry garden)
- キッチンガーデン(kitchen garden)
- カラーガーデン(color garden)
- カラフルガーデン(Colorful Garden)
- ロマンティックガーデン(Romantic Garden)
- エレガントガーデン(Elegant Garden)
- アンティークガーデン(Antique Garden)
- ジオラマ風の寄せ植え花壇
- 寄せ植え花壇(Assorted flower bed)
- 毛氈花壇(carpet flower bed)
- 沈床花壇(Sunken garden)
- ここで紹介している花壇について
- お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?
お庭のデザインの種類
フレンチガーデン(French formal garden)

フレンチガーデンは、16世紀のイタリアのルネサンス庭園に感銘を受けて、フランス国王ルイ14世が母国に持ち帰り、イタリアンのルネサンス庭園にフランスの概念(厳格な秩序と対称性・彫刻など芸術品の多様など)を付け加えて設計・作り上げられた庭園のスタイルです。
フレンチガーデンは厳格は秩序と対称性が重んじられており、四角・円形などの正確な形状の花壇が多様され、規則正しく秩序をもってレイアウトされています。当然、植栽される芝生や生け垣、樹木や植物なども厳格に管理されており、剪定やお手入れも頻繁に行われています。そのため、フレンチガーデンは植物本来の魅力に乏しくつまらないお庭と感じさせる事もあるようです。一方で、フレンチガーデンには噴水や彫刻などの芸術品も多く配置されており、フランスの美意識の高さを感じさせるものにもなっています。
イタリアンガーデン(Italian Renaissance garden)

イタリアンガーデンは、15世紀のルネサンス期に発展した庭園スタイルです。幾何学的で、四角や円形などの形状の花壇が整然と並び対称性を重んじますが、イタリアンガーデンはフレンチガーデンほど厳格ではなく割と自由で自然の地形なども上手くいかしています。またフレンチガーデンよりも植栽される植物が多彩な傾向があり、シンプルな中にも楽しめる部分が多いです。
コテージガーデン(cottage garden)


コテージガーデンとは、イギリスの田舎にある小さな家屋とその風景を模して作られるお庭です。基本的に田舎の風景のため自然な雰囲気でまとまっていますが、庭を囲う柵、バラで彩られるアーチ、壊れてしまった荷車の車輪など、何処か人の営みを感じさせたり、自然にはないような華やかさがあったり、歴史を感じさせるものが入っていたりします。
植物は、季節の花やハーブ、野菜や果樹などが使われます。しかしコテージガーデンの初期の概念は、自給自足の必要性であったため、初期の頃は野菜やハーブ、果樹ばかりが植えられていました。現代のように様式化されたのは18世紀後半から19世紀と言われます。現在はハーブや野菜、果樹の他にも季節の花や宿根草、ツル植物など様々な植物が植えられています。おすすめは「バラ」「ラベンダー」「クレマチス」「ジキタリス」「フロックス」「ハーブ類」等です。
花壇は基本的に自然風花壇です。コテージガーデンは田舎の小さな家屋とその風景を模しているため、きっちりとした人工的な花壇よりも自然の中にある家屋を思わせるような花壇の方が良いです。ただし一概ではなく、ちょっと色褪せたレンガなどを使い、囲ってあげる花壇も素敵な雰囲気をつくります。
ギリシャ庭園(Greek garden)

ギリシャ庭園とは、古代ギリシアの美術や建築に基づいて設計される庭園スタイルのひとつです。古代ギリシア時代の風景やお庭を模して作るため、古代ギリシアの時代の建築物や美麗な彫刻、落ち着きや安らぎを与える噴水、ティータイムをする休憩所として欠かせないガゼボなどが取り入れられてお庭が作られます。また全体的にお庭の色は、地中海沿岸でよく見られる石灰色の白色やクリーム色、海の色の青色が多く取り入れられます。
植物は地中海性気候に適した植物が多く取り入れられます。例えば、オリーブやレモン、ラベンダーやローズマリー、ブーゲンビリアやバラ等です。
花壇は整形花壇が一般的に使われます。古代ギリシアでは、幾何学模様や整然とした美しいデザインのものが多いです。そのため花壇もそれに倣い、縁どりがしっかりした洗練されたデザインの整形花壇がおすすめです。
地中海ガーデン(Mediterranean Garden)

地中海ガーデンとは、地中海性気候に適応したデザインや植栽がされた庭園スタイルのひとつです。また一般的に地中海ガーデンと言うと海岸沿いのリゾート地をイメージするため、そこの風景を模して庭が作られる事が多いです。そのため、壁面や花壇などを白っぽくして石灰を塗ったかのような外観にしたり、地面に石畳を敷いたり、石造りのアーチの門を作ってみたり、日除けとしての機能もあるバーゴラなども取り入れると、皆がイメージするそれっぽい地中海ガーデンになります。
植物は、オリーブやレモン、ラベンダーやローズマリー、サボテンやアロエなど、地中海沿岸に自生している、乾燥に強い植物がよく利用されます。そのため、環境が合えば殆ど放ったらかしで育てられたりします。しかし日本の環境は、夏は高温多湿で冬は降雨量が少なく、地中海性気候とは逆のような環境です。そのため、土壌の排水性を高めるなどの環境の整備をしっかりしておかないと植物を育てる所で上手く行かないかもしれません。
花壇は整形花壇、自然風花壇のどちらもあります。一般的に自然風花壇の方が多いですが、上記にあるようなリゾート地のお庭を模す場合は整形花壇の方が上品な印象を与えるためおすすめです。
モダンガーデン(modern garden)

モダンガーデンとは、現代的な家のデザインを補完する形で作られる、シンプルで洗練されたデザインのお庭です。一般的に、植物よりも建築デザインや使われる素材(耐久性に優れる等)に重きがおかれる傾向が強く、幾何学的で無駄がなくシンプルなデザインの庭になります。また多くの場合で現代アートを思わせるような先進的なデザインをしており、伝統的デザインや古典的デザインのお庭とは一線を画しています。
植物は、シンプルで洗練されたデザインのものが好まれます。例えば、細くシャープな外観でロゼット状に広がる姿が優雅な雰囲気を出すグラス類、丈夫で育てやすく料理などにも使えるハーブ類、シンプルなデザインでお手入れが簡単な多肉やサボテン、葉が美しい楓の木や実も楽しめるオリーブなどがおすすめです。
花壇は基本的に整形花壇です。モダンガーデンは幾何学的なデザインやシンプルで洗練されたデザインが重要視されているため、縁どりがしっかりされる整形花壇との相性がとても良いです。
ナチュラルガーデン(Natural Garden)


ナチュラルガーデンは、ナチュラル(自然の)の名前からも分かる通り自然を模して作られるお庭です。ただし自然と一言で言っても、渓谷や滝、森林や草原、砂漠や荒廃した大地など、様々な場所があります。そのため、表現する場所が変わる事でナチュラルガーデンの雰囲気はガラリと変わる事があります。特に日本にはない砂漠や荒廃した大地などは、見慣れない光景のため違和感を感じさせる事になりますが、それでもナチュラルガーデンのひとつになります。
ナチュラルガーデンは、基本的に自然との一体感を感じさせてくれるお庭です。そのため、水辺や森林などの生き物で溢れる場所を模した場合、自然の生命力を肌で感じる事が出来たり、植物や生き物から癒しを貰いストレス解消やリフレッシュに役立つことがあります。逆に砂漠や荒廃した大地などは荒々しさ力強さを感じさせて、生命の存在を感じさせない庭になります。そのため、そこに芽吹く植物は、生命の可能性を感じさせるため、植物に「頑張れ」という応援する気持ちが湧き、より植物に親近感を感じやすくなるかもしれません。
植物は、表現したい場所の植生によって変わります。品種改良されて派手になった植物は出来るだけ避け、出来るだけ原種に近い控えめな草花などを使った方が、自然な雰囲気になるでしょう。
花壇は基本的に自然風花壇です。ナチュラルガーデンは自然の中にある一風景を模しているため、縁どりがしっかりとした人工的な花壇よりも、自然の中にある水辺の風景を模すように、縁どりを曖昧にして、縁どりをつくる場合も自然の中にある物(木材や石など)を利用した花壇を設置する方がよいです。
\ナチュラルガーデンについて詳しくは下のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
ロックガーデン(Rock garden)


ロックガーデン(Rock garden)とは、高山や崖地などをイメージしながら岩石や大きめの石などを配置して作られる庭園のスタイルのひとつです。基本的に自然を模して岩場などが作られるため荒々しい雰囲気があります。しかし荒々しい雰囲気の中にも可憐な草花が岩の隙間に咲くため、楚々とした優しい雰囲気も楽しめます。
植物は、周囲より高い場所にあるため水の流失するスピードが早く、また土の量が限られる事が多いため、植物は乾燥に強い植物が選ばれる事が多いです。例えば、高山植物や多肉・サボテン類、草花であればラベンダーやアリッサムなどです。
花壇は基本的に自然風花壇です。ロックガーデンは自然の中にある一風景を模しているため、きっちりとした外観をした人工的な花壇よりも自然の中にある崖や荒廃した大地などを思わせるような自然な花壇の方が良いです。
\ロックガーデンについて詳しくは下のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
枯山水(石庭)

枯山水(石庭)とは、水の流れや滝の流れのなどの自然の風景を、水を一切使わずに石や白砂を並べるだけで模して作られる庭園スタイルのひとつです。庭の中に大きな空間をとり、大きな岩や石を自然の中にある岩場に見立てて配置し、砂を庭全体に敷いて、砂の中に曲線を描く事で水の流れを表現します。
枯山水(石庭)は、静かで落ち着きある雰囲気があるため、禅の庭として表現される事もあり、また心が休まり緩やかな時間が流れるため茶室に併設される事もあります。植物は、基本的に岩・石・砂等で構成されるているため、あまり使われませんが、自然の中の風景の一部として、日本に古くから自生する楓の木や松、アジサイ、また水場によく生える苔類や湿った日陰などに自生するシダ植物類などがよくあいます。
茶庭(露地)


茶庭(露地)とは、茶室や茶室に向かう通路などに接して作られる、自然を模した庭のスタイルの中のひとつです。基本的には日本の中の自然の風景を模して作られていますが、お庭の中には庭を照らす石灯籠、足を汚さないための飛び石、水を溜めておき手を洗うために使われる蹲踞(つくばい)などが設置されており、日本に古くからある文化と営みを感じさせるお庭になっています。
茶室は、日本の文化であるため、日本の美意識やわびさびなどを感じる事ができます。また森の中、水の流れる小川や滝などを模して作られるため、全体的に落ち着いた雰囲気があり、気持ちを穏やかにしながら、お茶が楽しめる所などが魅力です。
植物は、日本に古くから自生する植物を使われるのが一般的です。また自然の風景を模すため、小川を模すなら小川付近に自生する苔類やシダ植物など、山の中を模すなら山の中に自生するヤマアジサイや楓の木などがよく合うでしょう。
花壇は基本的に自然風花壇です。茶庭(露地)は自然の中にある一風景を模しているため、きっちりとした外観をした人工的な花壇よりも自然の中にある家屋を思わせるような花壇の方が良いです。
ビオトープの花壇


ビオトープとは、野生の生物が安心して生息出来る環境を再現して作る環境または施設やお庭です。一般的に水辺と、その周りの環境を再現して整備される事が多く、植物はその土地に自生している植物が選ばれる傾向にあります。
ビオトープは、自然や生き物との一体感を感じさせる花壇です。そのため、自然の生命力を肌で感じる事が出来たり、植物や生き物から癒しをを貰いストレス解消やリフレッシュに役立ちます。一方で、基本的に放ったらかしガーデンになりがちなため、洗練されたエレガントなお庭や、手入れが行き届くお洒落なお庭などには向かないかもしれません。
植物は、その地域の生き物との共生を目指すため、普通は住んでる土地に自生する植物が選ばれる傾向が強いです。また水辺を再現するため水辺の植物も重要になります。例えば、水辺の植物であれば「ウキクサ」「睡蓮」「アヤメ」など、水辺以外であれば「アザミ」「カタバミ」「ヤマアジサイ」「ヤマボウシ」「クリ」などがおすすめです。
花壇は基本的に自然風花壇です。ビオトープは自然の中にある一風景を模しているため、縁どりがしっかりとした人工的な花壇よりも、自然の中にある水辺の風景を模すように、縁どりを曖昧にして、縁どりをつくる場合も自然の中にある物(木材や石など)を利用した花壇を設置する方がよいでしょう。
バタフライガーデン(Butterfly Garden)

バタフライガーデンとは、蝶々が好む花蜜の多い花や、幼虫が食べる食草を植えて、蝶々が訪れやすい環境を整えて、蝶々と共生するお庭のスタイルのひとつです。
バタフライガーデンの魅力は様々です。例えば、蝶々が好む鮮やかな花が沢山植えられるため、お庭の雰囲気が華やかになります。また蝶々がお庭をひらひらと飛ぶ姿は、非常に優雅なためエレガントな雰囲気やロマンチックな雰囲気をつくります。その他にも、生き物と共生するお庭のため、植物や生き物から癒しを貰いストレス解消やリフレッシュに役立つことがあります。
植物は、基本的に蝶々が好む花蜜の多い花や、幼虫が食べる食草等を植えてあげるようにします。ただし、蝶々は種類によって分布している地域がことなるため、植える食草を考えて植えないと、蝶々が食草に来ることなく空振りに終わる事もあります。おすすめの花は「三尺バーベナ」「ランタナ」「ブッドレア」「アザミ」等です。おすすめの食草は「ミカン科の植物」「セリ科の植物」「オオイタドリ」等です。
花壇は自然風花壇、整形花壇のどちらもあります。一般的に自然風花壇の方が多いですが、蝶々が飛ぶ姿は優雅な雰囲気を作るため、エレガントなお庭やロマンチックなお庭にも合います。そのため、お庭の雰囲気に合わせて整形花壇で蝶々を呼び込むのも問題ありません。
シェードガーデン(shade garden)


シェードガーデンとは、一日を通して直射日光が殆ど当たらない、日陰の中で作られるお庭です。一般的に建物の陰や木陰などの場所にあるため日差しが遮られており、普通の植物にとっては光合成に必要な光量を確保出来ず成長しにくい場合があります。そのため、シェードガーデンでは環境に合う植物をしっかり選ぶ事が重要になります。
シェードガーデンの魅力は、強い日差しが当たらず、間接光のみの明るい日陰になるため、夏でも涼しくて心地よく、過ごしやすい環境になっています。また全体的に落ち着いた雰囲気があるため、気持ちを穏やかにして興奮などを抑えリラックス出来る空間を作り出します。
植物は、陰性植物などの耐陰性が高い植物を選ぶ必要があります。有名な所では、「ギボウシ」「ヒューケラ」「クリスマスローズ」「ヘデラ」などがあります。
シェードガーデンの花壇は整形花壇・自然風花壇どちらもあります。お庭全体の雰囲気に合わせて、清潔感があり洗練された雰囲気のあるお庭であれば整形花壇を選び、植物が伸び伸びと奔放に成長していて自然な感じがあれば自然風花壇を選ぶと良いでしょう。
\シェードガーデンについて詳しくは下のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
ドライガーデン(dry garden)


ドライガーデンとは、乾燥地帯の大地と植生を模して作られる庭園スタイルのひとつです。基本的に自然の中の乾燥した草地や砂漠などを模して庭が作られるため、荒廃した大地を思わせるような非日常的なお庭となり、ジオラマを見るようにお庭を楽しむ事ができます。
植物は、水分の流失が早い岩・石・砂などで構成される土壌に植え付けられるため、乾燥に強い植物を植えてあげる必要があります。また自然の中の風景を模すため、基本的には北アメリカ砂漠・南アフリカ・オーストラリアなどの大地をイメージして、そこに自生する植物を植えてあげると良いでしょう。人気が高いのは、北アメリカに自生するアガベの仲間やサボテンの仲間等です。また南アフリカやオーストラリアには魅力的な花を咲かせる多年草や低木も多いため、そちらを選んでみるのも良いかもしれません。
花壇は基本的に自然風花壇です。ドライガーデンは自然の中にある一風景を模しているため、縁どりをしっかり取る人工的な花壇よりも、岩や石等を不規則に並べて崖や荒廃した大地などを表現する自然風花壇の方が良いです。
キッチンガーデン(kitchen garden)

キッチンガーデンとは、新鮮な野菜・ハーブ・果物を手軽に入手する目的で、野菜・ハーブ・果物を栽培するお庭のことをさしています。キッチンガーデンの魅力は様々あります。例えば、無農薬で作れるため安全な食材を入手できる。野菜や果物の劣化などを気にする必要がないため野菜や果物はギリギリまで完熟させたり栄養を溜め込ませたり出来るため多くの場合で自家採取したものは美味しく感じる。量産品とは違う珍しい野菜や果物を育てることが出来る所ため普通とは違った野菜や果物などが楽しめる。などがあります。
カラーガーデン(color garden)






カラーガーデンとは、色に焦点を当てて作られるお庭のスタイルのひとつです。そのため、お庭の印象は使われる色に依存しており、青色だったら落ち着いた雰囲気、桃色だったら可愛らしい雰囲気、黄色だったら明るく元気な雰囲気となります。色の使い方も、お庭全体で一色に統一されて「ホワイトガーデン」「ブルーガーデン」と呼ばれる事もありますが、複数の色を組み合わせてグラデーションを作ったり、色と色の対比を強く出してカラフルなお庭が作られたりします。
植物は、テーマになる色によって使う植物が変わります。基本的にはその色を代表する色鮮やかな草花や、花色が豊富で使い勝手がよい草花などが好まれる傾向にあります。おすすめは「ペチュニア」「ジニア」「チューリップ」「ひまわり」「アジサイ」「デルフィニウム」「ランタナ」「ラベンダー」などです。
花壇は基本的に整形花壇です。カラーガーデンは基本的に色を楽しむお庭のため、色の対比やグラデーション効果などを効率よく伝えられる整形花壇がおすすめです。
カラフルガーデン(Colorful Garden)




カラフルガーデンとは、色彩が豊かな植物や装飾品を組み合わせて、色と色の対比を強く出しながらカラフルな雰囲気をつくる、カラーガーデンの一種です。色彩豊かな草花や装飾品が組み合わさるため、お祭りやパーティー会場にいるような楽しい気持ちにさせてくれる所が魅力です。
植物は、基本的に彩度が高い色鮮やかな花色や葉色をしており、また品種の中に様々な花色や葉色があり使い勝手がよい草花などが好まれる傾向にあります。おすすめは「ペチュニア」「ジニア」「チューリップ」「アンゲロニア」「アジサイ」「ランタナ」「バーベナ」などです。
花壇は基本的に整形花壇です。カラーガーデンは基本的に色を楽しむお庭のため、色の対比やグラデーション効果などを効率よく伝えられる整形花壇がおすすめです。
\カラフルガーデンについて詳しくは下のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
ロマンティックガーデン(Romantic Garden)




ロマンティックガーデンとは、甘く快い恋愛感情を抱かせるような乙女チックな雰囲気があるお庭です。夢の中にいるような非現実的で幻想的な雰囲気があり、お庭の中に入ると優しい雰囲気に包まれ幸福感を感じることが出来ます。
ロマンティックガーデンは訪れる人に与える様々な効果
- 甘く快い雰囲気が漂い恋人とのロマンティックなひと時を過ごすことが出来ます。
- 非現実的で幻想的な雰囲気があるため、現実の喧騒から離れ気分をリフレッシュすることが出来ます。
- 非現実的で幻想的な空間が新しい発想を生み出す事があり、クリエイティブな仕事が出来るかもしれません。
- お庭を訪れる人が優しい気持ちになり、母性が強くなったり、子供っぽくなったり、暴力的な感情が抑制されたりします。
植物は、ピンク色を中心に明度が高く彩度が低い可愛らしい印象を与える植物を選びます。おすすめは「エリゲロン」「アキレア」「ブーゲンビリア」「桜」等がおすすめです。
花壇は整形花壇、自然風花壇のどちらもあります。整形花壇であれば曲線を多用して丸みを帯びたデザインにすると可愛らしいお庭となりやすいです。また自然風花壇であれば自然との一体感を感じさせるお庭になります。目指したい方向性に合わせて花壇の形を選ぶと良いかもしれません。
\ロマンティックガーデンについて詳しくは下のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
エレガントガーデン(Elegant Garden)




エレガントガーデンとは、無駄が殆どなく垢抜けしたような洗練された雰囲気があり、また洗練されたデザインの中にもお洒落な装飾がされていて、優雅で高級感ある雰囲気をつくるお庭です。
エレガントガーデンは訪れる人に与える様々な効果
- 無駄のないデザインで洗練されているため垢抜けた大人っぽい印象を与えることが出来ます。
- 高級素材を使った芸術性の高いオブジェが設置されている場合、創造性を刺激したり、優雅な雰囲気をつくり、訪れる人に大人のひとときを提供することが出来ます。
- 全体的にシンプルで洗練されているため落ち着いた雰囲気があり、穏やかな気持ちでリラックスすることが出来ます。
植物は、草姿がシンプルで整った形をしており、グレイッシュな色合いをしていたり、紫色をしている草花がよく合います。例えば「アガパンサス」「アストランティア」「アリウム」「エキノプス」等です。
花壇は整形花壇です。整形花壇は洗練された美しいデザインをしているため、洗練された雰囲気あるエレガントなお庭によく合います。逆に自然風花壇を用いると、お手入れがされていない印象を与えてしまったり、奔放で野暮ったい印象を与える原因ともなるため避けた方が良いでしょう。
\エレガントガーデンについて詳しくは下のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
アンティークガーデン(Antique Garden)

アンティークガーデンとは、100年以上前の西洋のお庭を模して作られる庭のスタイルのひとつです。お庭には古く損傷した建築物や歴史を感じさせるアンティークな装飾品、風雨で壊れたり風化した道具や小物類が無造作に置かれており、時代に取り残されたようなノスタルジックな雰囲気を作り出します。
アンティークガーデンを訪れる人には、様々な印象を与えます。一般的には古い時代の装飾品や暗色の色合いが落ち着いた雰囲気を作るためコーヒーショップのようなお洒落な場所として楽しむ事ができます。ただし一定の年代より上になると、古い装飾品がノスタルジックな気分にさせてしまうため、かつて過ごした故郷を懐かしく思ったり、時代の中で得たものや喪失したものを考えさせられる場所になるかもしれません。
アンティークガーデンの植物は、ヨーロッパで古くから親しまれている植物や落ち着いた色合いの植物等がよく合います。例えば「バラ」「ラベンダー」「ジギタリス」などです。
花壇は自然風花壇と整形花壇、どちらでも合います。ただし整形花壇として花壇をつくる場合は、綺麗な素材で花壇の縁取りを作ると統一性が取れないため、必ず花壇の素材は損傷や風化により時代の流れを感じさせるような、レトロ加工されたレンガや、木材などを使用しましょう。
\アンティークガーデンについて詳しくは下のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
ジオラマ風の寄せ植え花壇


ジオラマ風の寄せ植え花壇とは、花壇の中に小さな世界を作り出すように、テーマに合わせたミニチュアのお家や橋、列車や小物、植物などを配置して作られる花壇です。
ジオラマ風の寄せ植え花壇は、小さなスペースで作る事が出来るため、ベランダや玄関前などの狭い空間でも作れます。ジオラマ風の寄せ植え花壇は、創造性が刺激されるため作る時も楽しい時間を過ごせます。また出来上がった花壇は、普通の花壇とは違う魅力があるため、見る人に面白いという感情を抱かせたり、凄いっ!という感情を抱かせる事が出来るかもしれません。
寄せ植え花壇(assorted flower bed)


寄せ植え花壇とは、その名前からもわかる通り、寄せ植えをするように様々な草花を組み合わせて作られる花壇です。全体のデザインを考えながら、様々な草花を組み合わせて魅力的な寄せ植えを作るため、花壇を作る時も創造性が強く刺激されて楽しい時間を過ごせます。また出来上がった花壇は、普通の花壇よりも魅力がギュッと詰まっているため、見る人にお洒落と思わせたり面白いという感情を抱かせたり、出来栄えが良いと「凄いっ!」という感情を抱かせる事が出来るかもしれません。
植物は、立体感を出すため背が高い植物や低い植物などを組み合わせたり、また花期が長い植物や、色彩が豊かで色の構成がしやすいものなどを選ぶと良いかもしれません。おすすめは「ペチュニア」「マリーゴールド」「キンギョソウ」「パンジー」などです。
花壇は一般的に整形花壇です。円形や正方形などの花壇の中で、高低差や色合いなどのバランスを取りながら、草花をギュッと詰め込み、華やかな外観の華やかな外観の花壇を作ります。そのため花壇もお洒落に飾る整形花壇がよく似合います。ただし一概ではなく、自然風花壇の中で寄せ植え花壇を作っても問題ありません。
毛氈花壇(carpet flower bed)

毛氈花壇とは、地面の上または芝生の上に、テーマに沿った模様や幾何学模様を描くように、背の低い草花を植えて作られる花壇です。背の低い花が地面の上を密に広がるため、花の絨毯のような美しい外観をつくり、また模様が描かれるため、お庭の中にタペストリーのような美しい景観を作り出します。ただし、平面的な花壇となり小さいと見栄えも落ちるため普通のお庭には向かないかもしれません。そのため、お庭に十分なスペースがあり、花壇を高い場所から望める所か、花壇が斜面などにあり横から見ることが出来る所等が向きます。
植物は、地面を這うように広がる植物や背の低い植物、色の種類があり、色合いがハッキリとした植物などが向きます。例えば、フロックス(芝桜など)やペチュニア、アリッサムやセンニチコウ、チューリップやセダムなどがあります。
花壇は基本的に整形花壇またはテーマガーデンの花壇です。毛氈花壇は花壇と草花で模様を描くため、しっかりとした縁どりが必要です。四角や円形、幾何学模様やテーマに沿った形に縁どりをとり花壇をつくります。
沈床花壇(Sunken garden)


沈床花壇とは、地面を削り周囲よりも一段低い場所に空間と花壇を作る庭園スタイルのひとつです。窪みの中に花壇があるため、周囲と隔離されたプライベートな空間が演出できます。また喧騒を隔絶して、静かで落ち着いた空間を作る事ができるため、リラックスしてお庭が楽しめる所が魅力です。
ここで紹介している花壇について



花壇のデザインを考える上で最も重要な要素となるのが、お庭の雰囲気に合わせて花壇をつくる事です。花壇の作りは一般的に整形花壇と自然風花壇の2種類があり、またお庭のテーマに合わせて作られるテーマガーデンの花壇があります。
整形花壇


整形花壇とは、正方形・長方形・円形・楕円形・幾何学模様などの縁どりがしっかりとある花壇です。自然で人工的な印象を与えず、縁どりが曖昧な自然風花壇とは対比にあります。
整形花壇の形は、上記でも示している通り、正方形・長方形・円形・楕円形・幾何学模様などがあり、花壇の縁どりは基本的にしっかりとされています。デザイン性の高さ、土留めとしての機能や配置のしやすさなどの効率性の高さ等から、洗練された雰囲気のお庭などによく合います。
花壇の素材は、新品で綺麗なレンガやストーン、プラスチックなど様々な物が使えます。ただし、その変に転がっている岩や、風化した木材やレンガ等を使うと、アンティーク(古臭い)な印象を与えたり、洗練された雰囲気からかけ離れたものとなるため、避けた方がよいかもしれません。
整形花壇の魅力は、洗練された美しいデザインにあり、形が不規則で奔放な印象を与えやすい自然風花壇とは一線を画します。また整形花壇の植物は整然と並んでいる事が多いため、剪定などの作業がしやすく、植物をコンパクトに保ったり花を沢山咲かせるなどの魅力を引き出す作業がしやすいです。そのためお手入れの行き届いた清潔感あるお庭や、洗練されたエレガントなお庭によく合うでしょう。一方で、人の手が多く入り人工的な印象を与えるためナチュラルガーデンなどには向いない花壇となります。
自然風花壇



自然風花壇とは、自然の風合いを表現する花壇です。洗練された印象を与える整形花壇とは対比にある花壇です。
自然風花壇の形は、決まっておらず植物に合わせたり、転がる岩や木材などに合わせて不規則な形でつくられます。基本的に、レンガ等を整然と直線的に並べたりハッキリとした縁どりをつくる事は、人工的な印象を与える原因になるため避けるようにします。※ただし土留めとして機能が必要になる場合もあるため、絶対ではありません。
自然風花壇の素材は、植物を縁どりとして使ったり、自然に転がっている岩を使ったり木材等を使ったりします。また、風化したレンガなども、人工物ですが、自然と一体化する過程にあるため、お洒落な雰囲気をつくるのに一役かうかもしれません。ただし、新品のレンガを使ったり、綺麗に並べたりすると人工的な印象が強くなるため注意が必要です。
自然風花壇の魅力は、自然との一体感を感じさせる所です。そのため、自然の生命力を肌で感じる事が出来たり、植物から癒しを貰いストレス解消やリフレッシュに繋がったりします。また、植物が伸び伸び育つことをよしとするため、基本的に放ったらかしガーデンになりがちです。そのため洗練されたエレガントなお庭や、手入れが行き届くお洒落なお庭などには、自然風花壇は向かないかもしれません。
テーマガーデンの花壇


テーマガーデンの花壇とは、ジブリや不思議の国のアリス、ラブガーデンやアニマルガーデンなど、特定のテーマを元にお庭の中で作られる花壇です。そのため、花壇の形もそれぞれのモチーフに合わせて、トランプの形を作ったり動物の形を作ったりされます。
テーマガーデンの花壇は、テーマにそった印象を与えます。ジブリや不思議の国のアリスであれば、その世界観への没入感が深まり、またラブガーデンであればハートの形が可愛らしい印象を与えたり、アニマルガーデンであればワクワクとした楽しい印象を与えたりします。一方で、テーマにそった形の花壇出ないと、唐突な印象を与えてしまい、お庭の中で浮いてしまうかもしれません。そのため、個性的な花壇をつくる際は注意が必要でしょう。
お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?

お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
---|---|
費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があるかもしれません。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあり、また失敗のリスクもあります。 | 知識・技術:プロは専門知識を持っているため、どうすれば失敗せずに上手く仕上げられるか理解しています。 専門的に作業に従事して腕を磨いているため技術力も高く、品質が高いものに仕上がります。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、プロと比べると作業中に怪我をするリスクが高くなる事があります。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高いため安全性・耐久性等にも期待出来ます。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。短期間でお庭を完成させる事が出来ます。 |
DIYの強み!!



DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
プロに頼んだ方がいい場面



専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマルで洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えて管理がされてない印象を与えてしまいます。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、施行を頼む時の参考にしてみてください。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。例えば、エレガントなお庭であればシンプルで洗練されたデザインの中に高級感のある装飾がされています。またコテージガーデンなどであれば、手作り感のあるレンガの小道や花壇などがあり、お庭に入る入口にはバラが咲くアーチ等の装飾が施されます。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。例えば、エレガントなお庭であればシンプルで洗練されたデザインの中に高級感のある装飾がされています。またコテージガーデンなどであれば、手作り感のあるレンガの小道や花壇などがあり、お庭に入る入口にはバラが咲くアーチ等の装飾が施されます。
- 庭のデザインを決めたら必要な資材を絞込みます
- 庭のデザインを決めたら、そのデザインのイメージにそって必要な資材などを想像して、置く場所などもイメージしておくと良いかもしれません。
- ただし資材の購入は一旦待ちましょう。施主が資材を購入して専門業者に付けてもらうように依頼する事を施主支給と呼びますが、業者によっては複雑な工程がかかる物などは取付けを断られる事もあり、また業者のカタログで選んだ方が資材が割安になる事もあります。購入前に専門業者と相談しておきましょう。
- 庭のデザインを決めたら、そのデザインのイメージにそって必要な資材などを想像して、置く場所などもイメージしておくと良いかもしれません。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、複数の業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して複数の施行業者を紹介して貰い、比較した方が絶対に良いです。知識がない分、比較するものがないと業者が出す条件にそのまま乗ってしまいがちになります。
- 見積もりサイトに、庭をどのようにしたいのか、予算がどれくらいあって、どの程度の値段で庭が作れるのか、まずは相談にのって貰いましょう。
- 相談内容から内容に合った複数の専門業者(造園会社等)を紹介して貰えます。
- 3社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 紹介して貰う専門業者は3社~4社がベストです。何故なら、1社~2社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査を行って貰います。
- 現地調査では図面を準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査を行って貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
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