花壇とは、草花を植える目的で特定の場所を区切り作られるスペースです。お庭や家の周りに花壇をつくる事で、色彩豊かな草花が華やかな雰囲気を作ったり、植物が道行く人の目を引き付けて心を癒したり、四季折々の草花を植栽する事で季節感を感じさせてくれたりします。
花壇作りで大切な事は、お庭やデザインや雰囲気に合わせて花壇をつくる事です。そのために、どのような花壇の種類があるのか知っておくことや、お庭のデザインに合わせて花壇の種類を選び、花壇をつくる事が大切になります。
このページでは、花壇の種類と、お庭のデザインに合わせた花壇の選び方、花壇の作り方などを紹介しています。その他にも、お庭のデザイン集や植栽方法等のリンクも用意しているので気になる方はこのページを見ながら、そちらの方もご覧下さい。
花壇のデザインの種類

花壇のデザインは一般的に「お庭の雰囲気」「花壇をつくる場所」「花壇の見せ方」の三個の要素で決まります。
その中でも特に重要なのが「お庭の雰囲気」に合わせて花壇をつくる事です。ここでは最も重要度が高い「お庭の雰囲気」に合わせて花壇を選ぶ方法を紹介した後に、花壇をつくる場所と花壇の見せ方による花壇の種類を紹介していきます。
お庭の雰囲気に合わせて変わる花壇の種類


花壇作りで最も重要なのはお庭の雰囲気に合わせ花壇をつくる事です。まず自宅のお庭のデザインが形式ばるフォーマルなデザインか、自然を模したナチュラルなデザインかを確認する必要があります。※お庭のデザインに関してはお庭のデザインの種類に詳しく記してあるのでそちらをご覧下さい。
お庭のデザインを確認して作りたい花壇を決めるか、花壇を見ながら作りたいお庭のイメージを固めましょう。花壇の種類は一番大きな分類で分けると「整形花壇」と「自然風花壇」の2種類に分かれます。花壇の選択を間違えるとお庭の雰囲気が台無しになることが多いため、両方の花壇の特徴を理解して、お庭のデザインに合わせて花壇を選んでください。
整形花壇の特徴 | 自然風花壇の特徴 |
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![]() | ![]() |
洗練された美しいデザイン性、土留め効果・耐久性・連結による作りやすさ等の効率性に優れます。 | 自然との一体感があり、森林の中や水辺にあっても人口的な違和感を感じさせない花壇です。 |
花壇の形は縁取りがしっかりあり、正方形・長方形・円形・楕円形・幾何学模様など基本的に正確で、ハッキリとした外観の分かる形をしています。 | 花壇の形は縁取りが曖昧な状態であり、はっきりとした形がなく、縁取りは背の低い植物でそれっぽく作ったり、素材でつくる場合も直線的に作らず曲線や凹凸を作ったりして出来るだけ人工的な印象を与えないように作ります。※ただし土留めを作る必要がある場合は縁取りをしっかり行います。 |
花壇の素材は、基本的に新品、耐久性が高い、頑丈で丈夫な物が好まれます。例えば、レンガ(新品)・乱形石・最新の素材・コンクリート・プラスチックパーツ・木材・ゴロ石(光沢がある)等です。※素材に関しては下記でも紹介しています。 | 花壇の素材は、自然の中にある物、時の流れで風化したような物等が好まれます。例えば、植物・レンガ(アンティーク調)・岩や石・木材等です。※素材に関しては下記でも紹介しています。 |
整形花壇は「上品」「エレガント」「洗練された」「お洒落」「効率的」「清潔感」などの印象を見た人に与える事ができます。 | 自然風花壇は「自然との一体感」「植物からの癒し」「奔放で自由」「生物が溢れていそう」などの印象を見た人に与える事ができます。 |
花壇をつくる場所で変わる花壇の種類
花壇をつくる場所は、庭の中央にあったり、建物に沿ってあったり、壁面にあるなど様々です。作りたい場所によって変わる花壇の種類を紹介します。
ボーダーガーデン(borders)
花壇は背景に沿うように作られるため、草花の鑑賞は一方面もしくは側面をいれて三方面からとなります。後方に背景があるため、アイランドベッドと比べるとやや圧迫感を感じる事があります。また壁面があるため壁面緑化としてツル植物などで植栽する事も出来たりします。 ボーダーガーデンは境栽花壇と非常によく似ているため、同一として扱われる場合もあります。 | アイランドベット(island beds)
花壇の形は、円形・楕円形・正方形・楕円形・幾何学模様などがあり、また自由な形でデザインがされます。花壇は外周が、基本的に何にも接続されていないため、全方面から鑑賞する事が可能です。そのため、中央に最も背が高い草花または装飾品が置かれ、内側から外側にいくほどに背の低い植物が植栽されます。
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壁面緑化(Green Wall)
壁面緑化の方法は複数あります。普通はツル植物の習慣を利用して植物に自力で壁面を登らせますが、石組みされた壁面の空隙を花壇として見なし植物を植えて壁面を覆ったり、壁面(トレリス等)にプランターやハンギングバスケットをかけて擬似花壇を作ったり、壁面にプランターを埋め込めるフレームを設置して植物を壁面に満遍なく植え付けたり、緑化パネルを利用して壁面に花壇を作ったりして壁面緑化する事もできます。 植物は一般的にツル植物が利用されます。例えば「クレマチス」「アザカオ」「ジャスミン」「ヘデラ」「ツタ」などがあります。詳しくは下にあるリンクからご覧下さい。 | 垂直花壇(Vertical Garden)
垂直花壇は、石組みされた壁面の空隙を花壇として見なし植物が植えられたり、壁面(トレリス等)にプランターやハンギングバスケットをかけて擬似花壇を作ったり、壁面にポケットの付いたシートを設置して植物を植え付けたり、緑化パネルを利用して壁面に花壇を作ったりして植物が垂直面に植えられます。 植物は植える環境によって変わります。おすすめは「ハーブ類」「多肉植物」「ポトス」「観葉植物」等です。 |
花壇の見せ方の種類
花壇の見せ方は一般的に地面に対して平面状になりますが、幾つかの花壇では、花壇が特殊な形をしていることがあります。ワンパターンな花壇に飽きたら、花壇の見せ方を工夫してみるのも良いかもしれません。
レイズベッド
レイズベッドは、高さのある花壇のため存在感が強くなりすぎて圧迫感がうまれて、お庭が狭いという印象を与える可能性があります。そのため普通のお庭で使われることが少ないですが、パーテーションとしての機能をもたせてお庭の空間の仕切りに利用されていたり、ガーデンファニチャーの隣に置いて椅子に座りながら目線と同じ位置で草花を楽しみたい時などに利用されたりしています。 レイズベッドは、周囲よりも地面が高い位置にあるため、水捌けがよくなる傾向にあります。そのため、ジメジメした土壌を嫌い、根腐れしやすい植物等を植える場所に最適です。 | ステップガーデン(step garden)
ステップガーデンは、階段の斜面を利用したり、一から階段状に花壇を作ったり、また自然の環境に合わせて段差を作りステップガーデンが作られたりします。 ステップガーデンは立体的な空間をつくるため、平面の単調なお庭と比べて、見る人に飽きさせない魅力があります。また、お庭の中にリズム感が生まれるため、ワクワクとした楽しい感情がうまれます。 |
立体花壇(Three Dimensional Flower Bed)
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お庭のデザインの種類と花壇の選び方

お庭には様々なデザインの種類があります。デザインの種類によってお庭の花壇の作り方も変わるため、お庭のデザインがどの種類か知っておいたり、どのデザインのお庭を作りたいか決めておくことはとても大切です。
お庭のデザインを決めずに花壇作りをする事も出来ます。しかしお庭のデザインを決めずに花壇作りをした場合幾つかの弊害が出てくる可能性があります。例えば、ナチュラルガーデンに整形花壇をつくると、自然を模してるお庭に人口的なものが入ってくるため、強い違和感を感じさせてしまいます。また逆にエレガントなお庭に自然風花壇をつくると、手入れが行き届いていない印象を与えてしまったり野暮ったい印象を与えてしまい中途半端な魅力のないお庭となってしまいます。そのため、お庭のデザインと花壇の組み合わせは非常に重要になります。
お庭のデザインの種類が、どのタイプの花壇に合うか、下の表を参考にしてください。更に詳しく知りたい方は表の下にリンクを貼っているため、そちらをご覧ください☆。.:*・゜
整形花壇に合うお庭 | 自然風花壇に合うお庭 |
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フレンチガーデン イタリアンガーデン 地中海ガーデン ギリシャ庭園 モダンガーデン コテージガーデン(イングリッシュガーデン) キッチンガーデン エントランスガーデン カラーガーデン(color garden) エレガントガーデン ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 寄せ植え花壇 テーマガーデン | 日本庭園(枯山水) 茶庭(露地) 地中海ガーデン ナチュラルガーデン コテージガーデン(イングリッシュガーデン) ロックガーデン(Rock garden) ビオトープの花壇(biotope) ドライガーデン(dry garden) ランドスケープガーデン ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 |
\お庭のデザインについて詳しく知りたい場合は下記のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
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花壇をお庭のデザインに合わせてつくる


お庭のデザインが決まったら、花壇も「整形花壇」「自然風花壇」どちらを作るのか決まったはずです。ここでは最も重要度の高い「整形花壇」と「自然風花壇」のふたつのタイプを基準にして、花壇に使われる素材ごとに作り方を紹介しています。
整形花壇の作り方



整形花壇は、洗練された美しいデザインをしている事から、着飾ったようなお洒落なお庭に合う花壇です。花壇の縁取りをしっかり取り、正方形・長方形・円形・楕円形・幾何学模様などの形状が分かるようにすることが重要です。
花壇の縁どりの正確性については、お庭のデザインや方向性でも変わるため一概ではありません。例えば、イギリスの田舎の風景を模したコテージガーデン等では、多少縁取りが不格好な方が遊びがあり人間味のある味として花壇を楽しむことが出来ます。しかし、モダンガーデンやエレガントガーデンでは、より厳格さが求められるため、縁取りが不格好だとお庭全体が管理のされてない野暮ったい印象となってしまいます。そのため、整形花壇の中でも、お庭のデザインに合わせて花壇作りをする事が重要になります。
整形花壇のを作る手順
花壇をつくる場所を決める

花壇は基本的に何処でも作れます。コンクリートの上でも土が流失しないように花壇の中に不織布を敷いておけば問題ないですし、日陰でも耐陰性のある植物を植えれば問題ないですし、水が集まってきやすい場所でもミントや水辺に自生する植物を植えて上げれば良いだけです。
ただし多くの草花は日当たりが良く、水捌けの良い環境を好みます。そのため、植えたい植物が決まっている場合は、その植物に合わせて花壇をつくる必要があります。
花壇はつくる場所によって「ボーダーガーデン(borders)」「アイランドベット(island beds)」の2パターンに分かれます。花壇の一辺に壁面などの背景があり背景に沿って作られるボーダーガーデンと、花壇に背景がないアイランドベットです。基本的に作り方は大きく変わりませんが、知識として知っておくと見せ方などに工夫が出来て、よりよい花壇になります。
また壁面に花壇をつくる「垂直花壇(Vertical Garden)」などもありますが、こちらに関しては別ページのツル植物の紹介をご覧下さい。
花壇の輪郭を決めて形状とサイズを調整する
花壇を作る場所を決めたら、お庭の空間と花壇のバランス、植えたい植物の大きさや数などをイメージしながら、花壇の大きさと形を決めます。花壇の形は正方形・長方形・円形・楕円形・幾何学模様・ハート形・動物など様々ある中から、お庭の雰囲気に合わせて選びましょう。例えば、洗練されたお庭であれば直線的な正方形や長方形を選び、可愛らしいお庭であれば曲線を多用した円形や楕円形、ラブガーデンやアニマルガーデンなどのテーマガーデンであればハートの形や動物の形などを選ぶと良いでしょう。
花壇の大きさや形が決まったら、イメージする輪郭に沿って「ロープ」や「ホース」などを使い、予定する花壇の形状をつくります。ロープで輪郭を作ったらズレてしまう前に、重要な点に目印となる棒や石を置いておきます。
花壇の高さをイメージして縁取り素材を選ぶ際の参考にする
- 花壇に縁どりを並べない場合は、フラットな外観となり圧迫感を与えずお庭が広くなり自然な印象を与えます。
- 花壇の縁取りにレンガなどを並べて膝下程度の高さを出す場合は、花壇としての存在感が強くなり装飾としての価値がうまれてきます。また管理されている印象を与えるため洗練された雰囲気をつくります。
- 花壇を腰程度まで高くする場合は、花壇としての存在感が強くなりすぎて圧迫感がうまれて、お庭が狭いという印象を与える可能性があります。そのため一般的に背の高い花壇は使われることが少ないですが、壁と一体化する形で作られて道行く人と同じ目線で草花が楽しめるようにしてあったり、お庭の中にあってもパーテーションとしての機能をもたせて空間の仕切りに利用されていたり、ガーデンファニチャーの隣に置いて椅子に座りながら目線と同じ位置で草花を楽しみたい時などに利用されたりしています。
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花壇をつくる場所の土壌改良

花壇をつくる場所の土壌改良を行う目的は、雑草や植物の成長に不要な石ころやゴミを取り除いておく事にあります。花壇の縁取りを作る前に行うことで、縁取りなどを壊す心配がなく作業しやすい所がメリットです。
花壇の土壌改良のやり方
- 花壇の土をスコップを使い掘り返します。
- 基本的に、植物が健康に成長するためには深さ約30cmの柔らかな土(作土層)が必要とされています。そのため、出来るだけ深くまで土を掘り返して、植物の根が深くまで入りやすい作土層を作りましょう。
- 土の中にある不要物を「土ふるい」で取り除きましょう。
- 土壌の中にある「石」や「ゴミ」は植物の根張りの邪魔になったり見た目を悪くする原因になります。また土壌に残る「雑草の根茎」も後々に厄介な雑草として幅をきかせる原因になるため取り除いておきます。
- 土壌の消毒を行う
- 土壌の消毒を行う方法は「太陽熱」「蒸気・熱水」などの熱による土壌の消毒と、「土壌消毒剤」を使った薬剤による土壌の消毒、「微生物」の働きを高めて行う生物による土壌還元消毒などの方法があります。
- 太陽熱で行う消毒は土壌中に水分を十分に入れて、ビニールで土を覆い、太陽熱だけで土壌の温度を60度以上に上げて消毒します。この方法は夏場、太陽がよく当たる場所などで行うことが出来ます。
- 最も手軽なのは土壌消毒剤を利用する事です。土壌消毒剤を使用する際は、それぞれの消毒剤に記載される手順にそって消毒を行いましょう。
- 土壌の土質は、植物によって変わるため、本格的な土壌改良は植物を植える前に行っても問題ありません。
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花壇の縁取り素材を選び輪郭に沿って設置する
花壇の縁取り素材は「レンガ」「乱形石」「岩石」「コンクリート」「木製」「プラスチック」「植物」など様々あります。基本的にお庭のデザインや雰囲気、建物の素材と合わせるなどして、統一性を持たせて選ぶと良いでしょう。
花壇の縁取り素材の設置方法は、縁取り素材によって変わります。例えば、レンガはブロックを積むように交互に重ねて作りますが、木製の杭であれば土に埋め込んだり、木製の枕木であれば置いて設置するなどします。
下記の表に花壇の縁取り素材の特徴や設置の方法、おすすめの資材などを紹介しているため、良ければ参考にしてください。
レンガ(表面滑らか)の特徴![]() | 乱形石の特徴![]() | ||||||
・ヨーロッパの伝統的な建物や庭園等を想像させます。 ・シャープな外観をしているため洗練された雰囲気をつくります。 ・丈夫でガッシリとしており重厚感を感じさせます。 ・清潔感がありきちんと手入れされたお洒落な印象を与えることが出来ます。 ・ | ・乱形石とは石英岩・粘板岩・安山岩などが薄く板状に切り出された石材です。 ・乱形石は使われる岩石によって様々な色があり、板状に切り出されている事から岩石の個性的な模様が楽しめたりします。そのため、お庭の雰囲気に合わせて好みの乱形石を選ぶ事が出来ます。 ・乱形石は薄い板状で形に統一感がある事から洗練された雰囲気をつくる事ができます。 ・乱形石は平で積み上げやすいため高さのある花壇(レイズベッド)を作る事が出来ます。 ・乱形石の花壇は層状になるため独特なテクスチャーが楽しめて、お洒落で気品もあります。 | ||||||
レンガ(表面滑らか)の花壇の作り方 | 乱形石の特徴の花壇の作り方 | ||||||
・花壇の縁に沿って縁取りの資材を仮置きします。縁取りの資材が花壇の輪郭に収まらないことがあります。その場合は花壇の輪郭を調整するか本置きする時にレンガをタガネで割り調整しましょう。 ・花壇の輪郭が定まったら仮置きした資材を退けて花壇の輪郭に沿って深さ5cm程の溝を掘ります。 ・溝の部分を土固めや、土固めがない場合は木材などを使って資材の設置場所を踏み固めます。土を踏み固める事で土の沈下を防ぎ、花壇の安定性が増したり、花壇の資材が劣化することを防ぎます。 ・溝の中を水平にするため砂を2cm程度入れて、平になるようにならし、再度踏み固めを行います。水平にならない場合は凹んでいる部分に砂を入れて踏み固めをもう一度行います。 ・溝の中が水平になったら一辺の端から順番にレンガを並べていきます。レンガを置いた時に水平にならなければレンガの下に砂を足したり、減らしたりします。 ・花壇の輪郭に沿ってレンガを設置出来たら、縁取りのレンガに土を寄せて安定させます。 ・好みの高さまで一段目・二段目とレンガが交互になるように重ねます。その時、高さを出す場合は崩れると危険なため「らくらくレンガ花壇」を使ったり「ブロック用接着剤」を使ったり「モルタル」を使ったりして花壇を安定させて下さい。 ・普通の花壇よりも大きな花壇をつくる場合は、ここに紹介した方法よりも更に基礎や水平をしっかりとって作る必要があります。その場合は、手間・時間・安全性・耐久性・完成度を考えてプロに任せた方が良いでしょう。プロに任せる場合はページ下部に頼み方を紹介しているため、そちらをご覧ください。 | ・乱形石は基礎が不安定だと、崩れる可能性があるため、基礎をしっかり硬める必要があります。 ・乱形石は岩石を切り出しただけの石材のため形が不規則で厚みもバラバラです。そのため積み込みには水平を出したり、石材をカットしたり、熟練したコツが必要になります。 ・花壇が低い場合は手作りでも大丈夫ですが、高さや幅がある花壇をつくる場合は手間・時間・安全性・耐久性・完成度を考えてプロに任せた方が良いでしょう。プロに任せる場合はページ下部に頼み方を紹介しているため、そちらをご覧ください。 | ||||||
草花の特徴![]() | 低木の特徴![]() |
・草花はお庭の中で欠かせない要素です。そのため、どのようなデザインのお庭でも上手く調和する事が出来ます。 ・草花は草姿や草丈、花の色や葉の色が様々あるため、お庭の雰囲気や好みに合わせて植物を選ぶ事が出来ます。 ・植物の縁取りはふんわりとしており柔らかな印象を与えやすいです。 ・植物は季節によって変化するため、お庭の中で季節の変化を感じることが出来ます。 | ・低木はお庭の中で欠かせない要素です。そのため、どのようなデザインのお庭でも上手く調和する事が出来ます。 ・低木はしっかり剪定する事で輪郭が美しく整えられるため、シャープな外観となり洗練された雰囲気をつくります。 低木は、幾つかの品種では黄色や白色などの葉色をしているため、お庭の雰囲気や好みに合わせてカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。 ・植物の縁取りはふんわりとしており柔らかな印象を与えやすいです。 ・植物は季節によって変化するため、お庭の中で季節の変化を感じることが出来ます。 |
草花の花壇の作り方 | 低木の花壇の作り方 |
・花壇の縁取りに使う草花を選びます。基本的に統一感を出すために同じ種類の植物を使う方が良いですが、色を変えてカラフルなどにして遊びを持たせる事も出来ます。草花の色はお庭の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。 ・植物を植える部分の土壌を植物に合わせて改良しましょう。 ・花壇の縁に合わせて、植物を規則正しく等間隔に植えます。植え付け間隔は植物によって違いますが、一般的に約10~30cmです。 | ・花壇の縁取りに使う低木を選びます。基本的に背が低く、生垣としてよく利用される植物を使う方が良いです。 ・植物を植える部分の土壌を植物に合わせて改良しましょう。 ・花壇の縁に合わせて、植物を規則正しく等間隔に植えます。植え付け間隔は植物によって違いますが、一般的に約10~30cmです。 |
・キャットミント ・アリッサム ・オレガノ ・ジニア ・センニチコウ ・タイム ・ビオラ ・コリウス ・カモミール ・マリーゴールド ・クローバー ・オキザリス | ・ウエストリンギア ・エリカ ・コニファー(ゴールドクレスト等) ・ツゲ ・ミニバラ ・ローズマリー ・ロニセラ ・ラベンダー ・ランタナ |
岩石(表面滑らか)の特徴![]() | 木製(新品)の特徴![]() | ||||
・表面が滑らかな岩石は、宝石のように磨かれたような風合いをしているため、普通の岩石と比べて美しく高級感があり、洗練された雰囲気をつくります。 ・岩石は丈夫でガッシリとしており重厚感と強い存在感を感じさせます。 | ・シンプルで清潔感を感じさせます。 ・自然の中にある素材のためお庭で使っても違和感を感じさせません。 ・レンガや岩石などと比べると劣化しやすいため、清潔感のあるお庭にはあまり向かないかもしれません。 | ||||
岩石(表面滑らか)の花壇の作り方 | 木製(新品)の花壇の作り方 | ||||
・岩石の種類は揃えた方が雑多な印象を与えず、統一感のある洗練された雰囲気となります。また大きさも揃える事で、整然とした印象を与えやすいです。 ・花壇の縁に沿って岩石を仮置きします。縁取りの資材が花壇の輪郭に収まらないことがあります。その場合は花壇の輪郭を調整しましょう。 ・花壇の輪郭が定まったら仮置きした資材を退けて花壇の輪郭に沿って深さ5~10cm程の溝を掘ります。 ・溝の中に岩石を一片の端から順番に並べます。 ・花壇の輪郭に沿って岩石を設置出来たら、岩石に土を寄せて安定させます。 | ・木製(新品)の縁取り素材は「杭」タイプと「枕木」タイプがあります。 ・杭タイプは花壇の輪郭に沿って木製の杭を並べ仮置きして、輪郭の中に治まったら、杭をゴムハンマーなどを使い差し込みます。 ・枕木タイプであれば花壇の輪郭部分を成長した後に、寝かせるように置いて花壇をつくります。 | ||||
コンクリートの特徴![]() | プラスチックの特徴 | |||||
・コンクリートはデザイナーズ住宅にも多く採用される素材のため、モダンガーデンなどによく合い、シンプルで現代的な印象を与えます。 ・デザイン性が高く多様な色や形に変化させることが出来るため「擬似レンガ」「擬似木材」などに模すことが可能です。 ・コンクリートが他の素材を模す事で、それぞれの素材の印象を受け継ぎながら、コンクリート独自の丈夫さと耐久性を発揮することが出来ます。 | ・プラスチック製は基本安価なため経済的です。ただしデザイン性が高いものは値段が張ることもあります。 ・デザイン性が高く多様な色や形に変化させることが出来るため「擬似レンガ」「擬似木材」などに模すことが可能です。 ・他の素材を模す事で、それぞれの素材の印象を受け継ぎながら、プラスチック独自の丈夫さと耐久性を発揮することが出来ます。 ・軽量なため持ち運びや作り直し作業が非常に楽に行えます。 | |||||
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自然風花壇の作り方



自然風花壇は、自然と一体化する形で作られる事から、生き物の溢れる水辺や森の中、草原の中の花畑などを連想させる花壇です。自然の中に花壇がないように、自然風花壇もまた花壇しての形を基本的にもちません。あくまで自然の中で出来た機能性のある土留めのような感じでつくります。
花壇の縁取りは背の低い植物でそれっぽく作ったり、縁どりを素材でつくる場合も人工的な印象を与えないように、直線的に作らず、曲線を描いたり、不規則な隙間を作ったり、側面や上面を揃えず凹凸を作ったりして、出来るだけ自然に出来たようにします。
また人口的な花壇を作る場合も、時代の流れで花壇と自然が一体化していくような感じに作ると、それっぽくなります。例えば、岩石を組んだ後に苔を表面に付けたり植物を間隙に生やしてみたり、ダメージ加工がある劣化した風のレンガを組んで花壇を作ったりします。昔のイギリスの田舎のお庭を再現したコテージガーデン等で使ってみると面白いかもしれません。
自然風花壇のを作る手順
花壇をつくる場所を決める

自然風花壇は基本的に何処でも作れます。多くの場合は草花の選択肢が多い日当たりの良い場所に花壇を作ることが好まれますが、日陰でも日陰に自生する植物を植えれば問題ないですし、水が集まってきやすい場所でも水辺に自生する植物を植えて上げれば良いだけです。
またコンクリートの上でも土が流失しないように土留めをつくり不織布を敷いておけば問題ないですし、壁面にも植物を植えるパネルを設置したりツル植物を這わせて花壇に見立てる事が可能です。ツル植物や地面を這う植物が、人工物を覆う事で、自然と人工物の境界が曖昧にナチュラルな雰囲気を作ってくれる事もあります。自然風のお庭を目指すなら挑戦してみるのもよいでしょう。
花壇の輪郭を決めて大まかな形状とサイズを調整する
花壇を作る場所を決めたら、お庭の空間と花壇のバランス、植えたい植物の大きさや数などをイメージしながら、花壇の大きさと形を大まかに決めます。花壇の形は、真っ直ぐにすると整備されているような印象を与えてしまうため曲線を多用して大まかな形をイメージします。花壇の縁取りを作る際の参考線にしかなりません。
花壇の大きさや形が決まったら、イメージする輪郭に沿って「ロープ」や「ホース」などを使い、予定する花壇の形状をつくります。ロープで輪郭を作ったらズレてしまう前に、重要な点に目印となる棒や石を置いておきます。
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花壇をつくる場所の土壌改良

花壇をつくる場所の土壌改良を行う目的は、雑草や植物の成長に不要な石ころやゴミを取り除いておく事にあります。花壇の縁取りを作る前に行うことで、縁取りなどを壊す心配がなく作業しやすい所がメリットです。
花壇の土壌改良のやり方
- 花壇の土をスコップを使い掘り返します。
- 基本的に、植物が健康に成長するためには深さ約30cmの柔らかな土(作土層)が必要とされています。そのため、出来るだけ深くまで土を掘り返して、植物の根が深くまで入りやすい作土層を作りましょう。
- 土の中にある不要物を「土ふるい」で取り除きましょう。
- 土壌の中にある「石」や「ゴミ」は植物の根張りの邪魔になったり見た目を悪くする原因になります。また土壌に残る「雑草の根茎」も後々に厄介な雑草として幅をきかせる原因になるため取り除いておきます。
- 土壌の消毒を行う
- 土壌の消毒を行う方法は「太陽熱」「蒸気・熱水」などの熱による土壌の消毒と、「土壌消毒剤」を使った薬剤による土壌の消毒、「微生物」の働きを高めて行う生物による土壌還元消毒などの方法があります。
- 太陽熱で行う消毒は土壌中に水分を十分に入れて、ビニールで土を覆い、太陽熱だけで土壌の温度を60度以上に上げて消毒します。この方法は夏場、太陽がよく当たる場所などで行うことが出来ます。
- 最も手軽なのは土壌消毒剤を利用する事です。土壌消毒剤を使用する際は、それぞれの消毒剤に記載される手順にそって消毒を行いましょう。
- 土壌の土質は、植物によって変わるため、本格的な土壌改良は植物を植える前に行っても問題ありません。
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花壇の縁取り素材を選び自然に設置する
花壇は基本的に縁取りを作らず、お庭の中で自然に植物が定着したような雰囲気をつくるようにします。花壇の縁取りを作る場合も、自然の中にある素材を使うようにします。例えば「草花」「岩石」「レンガ(風化加工)」「木製」などを使います。
花壇の縁取りをする場合も、出来るだけ人工的な印象を与えないようにします。例えば、真っ直ぐと並べると整備されている印象を与えるため、曲線を多様したり、側面や上面も凹凸をつけます。下記の表に花壇の縁取り素材の特徴や設置の方法、おすすめの資材などを紹介しているため、良ければご覧ください。
草花の特徴![]() | 岩石の特徴![]() | ||
・自然環境の中で最もよく見られるため、花壇の縁取りに使っても、縁取りと感じさせず、自然と調和します。 ・植物の縁取りはふんわりとしており柔らかな印象を与えやすいです。 ・植物は多様、草姿や草丈、色合いなどが様々あるため、お庭の雰囲気や好みに合わせて植物選びが出来ます。 ・植物は季節によって変化するため、お庭の中で季節の変化を感じることが出来ます。 ・使用する草花によっては花や葉が色鮮やかだったり花が大きすぎたりで、華やかな印象を与え過ぎる場合があります。そのため品種改良された人口的な雰囲気を感じさせて、自然風花壇に合わない場合があります。 | ・岩石は自然環境の中で、植物と同様によく見られるため、花壇の縁取りに使っても、違和感をあまり感じさせません。 ・岩石は丈夫でガッシリとしており重厚感と強い存在感を感じさせます。そのため、多様はせず、多様する場合はロックガーデンのような花壇を作るといいかもしれません。 ・重厚感ある岩石が柔らかな雰囲気ある草花を引き立てます。 ・土留めとしての効果をもち、丈夫で耐久性が高く、長持ちします。 | ||
草花で自然風花壇を作る方法 | 岩石で自然風花壇を作る方法 | ||
・植物が自然に生えて群生をつくっているように見せるため、似た草花を集めてグルーピングします。 ・グルーピングした植物がどの程度の大きさに成長するのか調べて、花壇の輪郭を参考にしながら、ふち部分の内側に植え付けます。 ・整形花壇では手前が背が低い草花、奥が背が高い草花とされる事が多いですが、自然風花壇では決まりがなく、手前に草丈の高い草花が来ることもあります。 ・1種類を植物を規則正しく並べると人工的な印象を与えるため、様々な植物を使い、ふち部分が曲線になるように、草花を植え付けて行きましょう。 | ・岩石は自然界と同様に大小様々な物を準備します。岩石の色は、森の中、鉱山、砂漠、荒廃した大地など、庭のテーマにする場所で色などを変えましょう。 ・自然の中では岩石は基本的に土の中に埋まっており、また上面・側面ともに一定ではありません。そのため、岩は基本的に埋めて、上面・側面ともに不規則な形で並べましょう。 ・花壇の輪郭に沿って、やや広めの幅で10cm程度の溝を掘りましょう。 ・自然の中にあっても違和感を感じさせないように岩石を、ぽんぽんと並べます。岩石は基本的に重ねないようにしましょう。※岩が沢山溢れるロックガーデンでは重ねる場合もあります。 | ||
おすすめの縁取り植物 ・グラス類 ・カラミンサ ・キャットミント ・アジュガ ・アリッサム ・オレガノ ・タイム ・カモミール ・クローバー ・オキザリス |
レンガ(風化加工)の特徴 ![]() | 木製の特徴![]() | |||||
・レトロ加工されたレンガは時間や風雨などにより摩擦・変色したような加工がされているため、歴史を感じさせるアンティークな魅力があるため、古いヨーロッパの街並みや田舎の風景を感じさせるデザインのお庭によく合います。 ・レトロ加工されたレンガは風化して割れたり欠けたり色褪せたりしているため、自然と同化する途中というような印象をあたえます。ただし形状が整っており人工的な雰囲気もあるため、自然な印象を強く重視するお庭には合わないかもしれません。 ・レトロ加工されたレンガは飾り気がなく素朴で落ち着いた雰囲気を作ります。 ・土留めとしての効果が高く、花壇としての機能性をもっています。 | ・木製は自然環境の中で、植物と同様によく見られるため、花壇の縁取りに使っても、違和感をあまり感じさせません。 ・木製の縁取りは、一般的に並べるように枠が作られる事が多いため、人工的な印象を与えやすくなります。そのため、自然な印象を与えやすい朽ちた枝や流木などを使うと良いかもしれません。 ・岩石などと比べて温もりがあり優しい印象をあたえます。 | |||||
レンガで自然風花壇を作る方法 | 木製で自然風花壇を作る方法 | |||||
・花壇の縁に沿って縁取りの資材を仮置きします。縁取りの資材が花壇の輪郭に収まらないことがあります。その場合は花壇の輪郭を調整するか本置きする時にレンガをタガネで割り調整しましょう。 ・花壇の輪郭が定まったら仮置きした資材を退けて花壇の輪郭に沿って深さ5cm程の溝を掘ります。 ・溝の部分の土を踏み固めて地盤沈下を防ぎ、花壇の安定性が増すようにしましょう。ただし歴史を感じさせたり自然と同化してる感じを出したい場合は、花壇が崩れている方がよいこともあります。 ・溝の中を水平にするため砂を2cm程度入れて、平になるようにならし、再度踏み固めを行います。水平にならない場合は凹んでいる部分に砂を入れて踏み固めをもう一度行います。 ・溝の中が水平になったら一辺の端から順番にレンガを並べていきます。レンガを置いた時に水平にならなければレンガの下に砂を足したり、減らしたりします。※レンガの傾きや崩れた演出は好みでしてください。 ・花壇の輪郭に沿ってレンガを設置出来たら、縁取りのレンガに土を寄せて安定させます。 ・好みの高さまで一段目・二段目とレンガが交互になるように重ねます。その時、高さを出す場合は崩れると危険なため「ブロック用接着剤」を使ったり「モルタル」を使ったりして花壇を安定させて下さい。 | ||||||
お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?

お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
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DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
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費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があるかもしれません。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあり、また失敗のリスクもあります。 | 知識・技術:プロは専門知識を持っているため、どうすれば失敗せずに上手く仕上げられるか理解しています。 専門的に作業に従事して腕を磨いているため技術力も高く、品質が高いものに仕上がります。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、プロと比べると作業中に怪我をするリスクが高くなる事があります。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高いため安全性・耐久性等にも期待出来ます。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。短期間でお庭を完成させる事が出来ます。 |
DIYの強み!!



DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
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プロに頼んだ方がいい場面



専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマルで洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えて管理がされてない印象を与えてしまいます。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、施行を頼む時の参考にしてみてください。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。例えば、エレガントなお庭であればシンプルで洗練されたデザインの中に高級感のある装飾がされています。またコテージガーデンなどであれば、手作り感のあるレンガの小道や花壇などがあり、お庭に入る入口にはバラが咲くアーチ等の装飾が施されます。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。例えば、エレガントなお庭であればシンプルで洗練されたデザインの中に高級感のある装飾がされています。またコテージガーデンなどであれば、手作り感のあるレンガの小道や花壇などがあり、お庭に入る入口にはバラが咲くアーチ等の装飾が施されます。
- 庭のデザインを決めたら必要な資材を絞込みます
- 庭のデザインを決めたら、そのデザインのイメージにそって必要な資材などを想像して、置く場所などもイメージしておくと良いかもしれません。
- ただし資材の購入は一旦待ちましょう。施主が資材を購入して専門業者に付けてもらうように依頼する事を施主支給と呼びますが、業者によっては複雑な工程がかかる物などは取付けを断られる事もあり、また業者のカタログで選んだ方が資材が割安になる事もあります。購入前に専門業者と相談しておきましょう。
- 庭のデザインを決めたら、そのデザインのイメージにそって必要な資材などを想像して、置く場所などもイメージしておくと良いかもしれません。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、複数の業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して複数の施行業者を紹介して貰い、比較した方が絶対に良いです。知識がない分、比較するものがないと業者が出す条件にそのまま乗ってしまいがちになります。
- 見積もりサイトに、庭をどのようにしたいのか、予算がどれくらいあって、どの程度の値段で庭が作れるのか、まずは相談にのって貰いましょう。
- 相談内容から内容に合った複数の専門業者(造園会社等)を紹介して貰えます。
- 3社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 紹介して貰う専門業者は3社~4社がベストです。何故なら、1社~2社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査を行って貰います。
- 現地調査では図面を準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査を行って貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
\無料見積もり依頼と比較は下記のバーナーから/
\お庭のデザインについて詳しく知りたい場合は下記のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/
花壇に植栽する16のテクニック
花壇に植栽する方法は基本的に自由なため、多くの場合は人それぞれのセンスによって植栽されたり、人気の高い植栽方法によって植栽されます。しかし、植物を植栽する上で大切なのはどのように見せたいのか、お庭の雰囲気をどのようにしたいのか等です。花壇への植栽方法の種類や特徴を知る事で見せ方やデザインの統一性を高める事に繋がります。
次のページでは、お庭のデザインに合わせた植栽方法と植物の選び方を紹介しています。良ければご覧ください☆。.:*・゜
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メッセージに対しての個別の質問に答える事は出来ませんが、このページのここが分かりにくいから更に詳しく書いて欲しい等の要望には改善を行い答えていきます。また植物の育て方などを紹介して欲しいなどの要望があれば、既存のページを改善または新規ページを作成して、全ページ下部にリンクを貼るなどして分かりやすい形で要望に答えていきたいと思っています。ただし、あくまでも出来る範囲になるため、時間がかかったり要望に答えられない場合もあります。その点はご了承ください。
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