ステップストーンとは、庭の散策路などに飛び石感覚で設置されるお洒落な敷材です。小道に使われるステップストーンは、乱形石のようにシャープな外観でお洒落な雰囲気のものがあったり、トランプ型やハート型などの個性的なデザインのものがあったりします。そのため、お庭の雰囲気に合わせてステップストーンを選ぶ事が可能です。
ステップストーンの小道を作る上で大切な事は、お庭やデザインや雰囲気に合わせてステップストーンの種類を選び、並べ方や装飾のやり方を工夫する事が大切になります。
このページではステップストーンの小道が似合うお庭のデザインの種類、ステップストーンの種類と、お庭の雰囲気に合わせたステップストーンの敷き方を紹介しています。良ければ最後までご覧ください☆。.:*・゜
ステップストーンが似合うお庭のデザインの種類
ステップストーンを選ぶ上で最も大切なのは、お庭の雰囲気に合わせてステップストーンの種類を選ぶ事です。例えば、洗練された雰囲気が漂うフォーマルなお庭はシャープな外観のステップストーンがよく似合います。そのため、シャープな外観で色も美しい乱形石や方形石材などがよく合います。逆に自然な雰囲気が漂うナチュラルガーデンであれば石や木材等の自然にあるもので作られるステップストーンがよく合います。
ここではステップストーンが似合うお庭のデザインの種類と、お庭のデザインに合わせたステップストーンの選び方などを紹介しています☆。.:*・゜
フォーマルな印象を与えるお庭 | 自然な印象を与えるお庭 |
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フォーマルな印象を与えるお庭は、全体的に多くが形式ばっており、形が整形され洗練された外観をしています。お庭はお洒落な印象を与えると同時に、人工的で洗練された印象を与えます。 | 自然な印象を与えるお庭は、自然との一体感があり、森林の中や水辺をイメージして作られるお庭です。そのため、自然や生き物に包まれるような心が落ち着く空間が作られます。 |
小道の敷材や装飾素材は、基本的に新品でお洒落度が高く、耐久性が良い物が好まれます。逆に、損傷があったり色がくすんでいると管理がされてない印象を与えたり、清潔感がなくなり野暮ったい印象を与える場合があります。おすすめは、レンガ・乱形石・方形石材・砂利類・コンクリート・ステップストーン・バークチップ等です。 | 小道の敷材や装飾素材は、自然の中にある物、時の流れで風化したような物等が好まれます。例えば、バークマルチ・石・木材・レンガ(アンティーク調)・植物(縁どり)等です。 |
小道の敷材の並べ方は基本的に厳格です。敷材を並べる際は、デザインや間隔を統一して、しっかりと管理されている印象を与えましょう。またしっかり基礎を作ってないと凹凸が出来たり、隙間が原因で敷材が割れてしまう事があります。敷材のデザインが崩れると、管理がされてない印象を与えてしまうため、出来るだけ基礎を丁寧に作りましょう。 | 小道の敷材は、バークマルチを防草シートを敷いた後に敷き詰めるのがおすすめです。また、たまたま足の踏み場がそこにあったという感じで、自然の中にある石や木材などを並べる事もできます。 |
小道の縁どりは、基本的にハッキリしており、レンガで囲われていたり、ステップストーンなどは芝生や綺麗な砂利類で囲われていたりします。 | 小道の縁どりは、基本的にありません。植物がドリフト植栽に植えられて小道との境い目を作っていたり、土に敷かれる飛び石や木材の周りは装飾したりせず、土がそのままあったり、バークマルチを敷いたりします。 |
おすすめのお庭のデザイン フレンチガーデン イタリアンガーデン 地中海ガーデン ギリシャ庭園 モダンガーデン エントランスガーデン カラーガーデン(color garden) エレガントガーデン ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 寄せ植え花壇 | おすすめのお庭のデザイン 日本庭園(枯山水) 地中海ガーデン ナチュラルガーデン ロックガーデン(Rock garden) ビオトープの花壇(biotope) ドライガーデン(dry garden) ランドスケープガーデン ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 |
自然と人の営みを感じさせるお庭 | テーマガーデン |
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自然と人の営みを感じさせるお庭は、時間の経過の中で損傷したり、人工的な資材の間に草花が生えて自然と同化していっているような荒廃を感じさせるお庭です。飾らず、ゆったりとした落ち着いた雰囲気が楽しめます。 | テーマガーデンとは、ひとつのテーマに絞られて、それを再現するように作られるお庭です。例えば、アリスガーデンであれば、可愛い服を着た白ウサギやトランプ兵などがお庭の中に配置されているため物語の中に入ったような没入感が楽しめます。またラブガーデンであればハートの形をしたものが随所に散りばめられるためロマンチックな雰囲気が作られます。 |
小道の敷材や装飾素材は、時間の経過とともに劣化や色褪せする敷材や、エイジング加工(長年使い込んだように見える加工)した敷材などがおすすめです。何故なら歴史を感じさせたり、人の営みと自然の調和を感じさせる事が出来るからです。おすすめは、レンガ(アンティークレンガ等)・石・木材・バークマルチ等です。 | 小道の敷材や装飾素材は、テーマに合わせた形や色の敷材がおすすめです。おすすめは、ステップストーン・コンクリート・乱形石・レンガ(アンティークレンガ等)・石・方形石材・木材・砂利等です。 |
敷材の並べ方は、フォーマルなデザインほど厳格ではありません。多少並びがズレたり、敷材が割れていても、人と歩んだ歴史を感じさせたり、自然との同化を演出する事が出来ます。 そのため、基礎は作らずそのまま敷材を敷いたり、並べやすいように砂の上に敷いたりする事が出来ます。並べ方も大きく隙間が空いたり、並びが不規則でも、お庭のデザインと統一感があるため違和感を感じさせません。 | 敷材の並べ方は、テーマの雰囲気に合わせてつくります。例えば、の小道の中で「トランプ」の模様や「ハート」の模様などを描くと面白いかもしれません。 |
小道の縁どりは、やや崩れ、石やレンガの間に植物をクレパス植栽する事で、自然と同化していく過程を演出する事が出来ます。 | 小道の縁どりはテーマの雰囲気に合わせてつくります。 |
おすすめのお庭のデザイン 茶庭(露地) コテージガーデン(イングリッシュガーデン) バタフライガーデン | おすすめのお庭のデザイン カラーガーデン(color garden) エレガントガーデン ロックガーデン(Rock garden) ビオトープの花壇(biotope) ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 |
ステップストーンの種類
ステップストーンは素材やデザイン、色など、種類の違う様々なステップストーンがあります。そのため、どのステップストーンを選べばいいか迷う事も多いです。
ここでは、種類が似ているステップストーンをグループに分けて、お庭のデザインに合わせた、おすすめのステップを紹介しています。
- フォーマルな印象を与えるステップストーン
- 方形石材
- 乱形石
- お洒落な装飾
- 自然な印象を与えるステップストーン
- 天然木調
- 飛び石
- テーマに合うステップストーン
- アリスガーデン
- ピーターラビット
- ロマンチックガーデン(可愛い)
- ミステリアスガーデン
- カントリー風ガーデン
- その他
フォーマルな印象を与えるステップストーン
方形石材 | |||
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乱形石 | |||
お洒落な装飾 | ||
自然な印象を与えるステップストーン
天然木調 | |||
飛び石 | |||
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テーマガーデンに合うステップストーン
アリスガーデン | |||
ピーターラビット | ||
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ロマンチックガーデン(可愛い) | |||
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ミステリアスガーデン | |||
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カントリー風ガーデン | |||
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その他 | |||
ステップストーンの敷き方を選ぶ基準とそれぞれの敷き方
ステップストーンの敷き方の種類と選び方
ステップストーンを敷く方法は「敷材のみ」「敷材+土」「敷材+砂」「敷材+砂+路盤材」「敷材+バサモル(またはモルタル)+路盤材」の4パターンがあります。ステップストーンの敷き方は「手軽さ」「通行頻度(安全性)」「出来上がりの精度」「敷材の保護」などを比較しながら、自分に合った敷き方が選ばれますが、多くの場合は「敷材+土」または「敷材+砂(+防草シート)」の方法で敷かれます。
下の表に、ステップストーンの敷き方による特徴などを書いているため、参考にして敷き方を選んで見てください。
敷材のみ | 敷材+土 |
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敷き方:敷材のみは、芝生等の上に敷材を乗せるだけで固定しないで敷き方です。 | 敷き方:敷材+土は、土を掘った後に、敷材を中に入れて、土で固定する方法です。 |
おすすめポイント:小道の通行頻度は少なく、とりあえず装飾として置いておきたいというお庭の小道に向いています。 | おすすめポイント:手軽にすませたいけど通行する時の安全性も確保したい場合や、高い仕上がりが求められない味のあるお庭で小道を敷く場合、小道の敷き直しも視野に入れてる場合等に向きます。 |
注意点:固定していないため、滑る素材で出来た敷材などは優しく乗らないと動く場合があります。 地面が平坦でない場合は乗った時にグラグラと揺れる可能性があります。 敷材との間に隙間が出来るため荷重が分散されず一点に集中するため薄い石材などは割れる可能性があります。 | 注意点:土は砂と比べて、水平が取りにくいため、表面が平坦な敷材では傾きが気になるかもしれません。また地面が凹凸になりやすいため荷重が分散されず、荷重が特定の箇所に集中するため、そこが起点となり敷材が割れる可能性があります。 路盤材が入っていないため、経年で地盤が沈下して敷材の小道が凹凸になる可能性があります。フォーマルなお庭では管理がされてない印象を与えるため注意が必要です。 路盤材または砕石は水捌けを良くします。そのため水捌けの悪い場所では、これらが入ってない事で水溜まりが出来る可能性があります。水捌けの改善は路盤材よりも砕石の方が高いです。 敷材はモルタルで固定されていないため、踏圧や雨水などによる砂土の流出で敷材がズレる可能性があります。 敷材との間に隙間が出来たり、小石などが挟まると、荷重が分散されず一点に集中するため薄い石材やガラスなどは割れる可能性があります。 |
敷材選びのポイント:敷材は装飾性が高く、乗っても割れないような頑丈な素材で出来ており、通行頻度が高い場合は滑りにくいものがおすすめです。 | 敷材選びのポイント:敷材は乗っても割れる心配がない頑丈な素材と厚みがあるものがおすすめです。また土は水平がとりにくく、経年により土が動いたり沈下することもあるため、多少の傾きや凹凸が出ても気にならない自然素材の敷材などがおすすめです。 |
敷材+砂(+防草シート) | 敷材+砂+路盤材(+防草シート) |
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敷き方:敷材+砂(+防草シート)は、土を掘った後に砂を入れて平に均し、砂の上に敷材を置いて水平に並べ、敷材の周りに砂または土や砂利などを入れて固定したり装飾します。また砂の下に防草シートを敷く場合もあります。 | 敷き方:敷材+砂+路盤材(+防草シート)は、地面に穴を掘り、路盤材を入れて、路盤材を上から転圧して地盤を固めた後、砂を入れて地面を平に均し、その上に敷材を水平に並べ、敷材の周りに砂または土や砂利などを入れて固定したり装飾する方法です。また路盤材の下に防草シートを敷く場合もあります。 |
おすすめポイント:手軽にすませたいけど通行する時の安全性も確保したい場合や、敷材を水平に敷き、綺麗に並べて仕上がりを美しくしたい場合、小道の敷き直しも視野に入れてる場合等に向きます。 | おすすめポイント:小道を通行する時の安全性を確保したい場合、敷材を水平に敷き、綺麗に並べて仕上がりを美しくしたい場合、地盤の沈下で小道が凸凹なるのを防ぎたい場合、小道に水が溜まるのを防ぎたい場合、小道の敷き直しも視野に入れてる場合等に向きます。 |
注意点:路盤材が入っていないため、経年で地盤が沈下して敷材の小道が凹凸になる可能性があります。フォーマルなお庭では管理がされてない印象を与えるため注意が必要です。 路盤材または砕石は水捌けを良くします。そのため水捌けの悪い場所では、これらが入ってない事で水溜まりが出来る可能性があります。水捌けの改善は路盤材よりも砕石の方が高いです。 敷材はモルタルで固定されていないため、踏圧や雨水などによる砂土の流出で敷材がズレる可能性があります。 | 注意点:路盤材は水捌けを良くしますが、砕石と比べると水捌けの改善力は劣ります。そのため、お庭の環境に合わせて路盤材か砕石か選ぶとよいでしょう。 敷材はモルタルで固定されていないため、踏圧や雨水などによる砂土の流出で敷材がズレる可能性があります。 |
敷材選びのポイント:敷材は基本的にどの敷材を選んでも問題ありません。ただしモルタルで補強がされていないため割れやすい素材の敷材を使う場合は注意が必要です。 | 敷材選びのポイント:敷材は基本的にどの敷材を選んでも問題ありません。ただしモルタルで補強がされていないため割れやすい素材の敷材を使う場合は注意が必要です。 |
敷材+バサモル+路盤材 | |
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敷材+バサモル+路盤材は、地面に穴を掘り、路盤材を入れて、路盤材を上から転圧して地盤を固めた後、砂の代わりにバサモルを入れて平に均し、その上に敷材を水平に並べ、敷材の周りにモルタルまたは土や砂や砂利などを入れて固定したり装飾する方法です。 | |
おすすめポイント:小道を通行する時の安全性を確保したい場合、敷材を水平に敷き、綺麗に並べて仕上がりを美しくしたい場合、敷材を固定して経年によるズレや凹凸を防ぎたい場合などにおすすめです。 | |
注意点:モルタルで固定するため、敷材の再利用が難しく、やり直しがききにくいです。そのため、専門知識があり高い技術力のあるプロに頼むことも視野に入れるとよいかもしれません。 | |
敷材選びのポイント:敷材は基本的にどの敷材を選んでも問題ありません。基本的には薄い石材などの割れやすい敷材を補強する時に使うのが良いかなと思います。 |
土の中にステップストーンを敷いて小道を作る方法
- ステップストーンを仮置きして配置を決めます。
- ステップストーンは一般的に歩幅をイメージしながら配置されますが、お庭のデザインに合わせながら仮置きする事が大事です。何度も並べ直してバランスを見ながら配置を決めましょう。
- お庭のデザインがフォーマルなら規則正しく等間隔で並べるようにすると美しい配置になります。
- お庭のデザインが自然風なら、たまたまそこに踏める石が配置されていた風に見せるとお洒落になります。
- ステップストーンは一般的に歩幅をイメージしながら配置されますが、お庭のデザインに合わせながら仮置きする事が大事です。何度も並べ直してバランスを見ながら配置を決めましょう。
- ステップストーンを埋める穴を掘ります。
- ステップストーンを埋める深さは敷材の大きさや形状で変わりますが、基本的に半分または半分以上を地面に埋める事で安全性が確保されるため、半分以上埋めて好みの高さで合わせるといいでしょう。
- ステップストーンを埋めます。
- ステップストーンを穴に入れて高さを合わせるために、穴を広げたり、土を足したりします。
- ステップストーンの位置が決まったら周囲にも土を入れてズレないように固定しましょう。ステップストーンの上に乗ってみて安定してるか確認してください。
- またステップストーンの下にバサモル(モルタル)を敷くと強度が増すため薄い石材などを敷く際はバサモル(モルタル)を使用するといいかもしれません。
- 全てのステップストーンを埋めてしまったら完成です。
- 使用した道具:スコップ・ステップストーン
ステップストーンとお洒落な砂利で素敵な小道を作る方法
- 小道の通る場所を決めます。
- ステップストーン・砂利・エッジング(レンガなど)を入れるスペースをイメージしながら、ステップを仮置きして、小道の通る場所を決めましょう。
- 小道の幅を決めます。
- ステップストーンの仮置きとのバランスを見ながら、通路の幅を決めましょう。
- 通路の幅を一定にしたい場合は、通路の幅に合わせた角材を準備して、角材を基準にしながら、通路の外縁に沿って何ヶ所か杭(当て木)を打ち込みます。
- 通路に沿って打った杭に、水糸を張りラインを出します。
- 小道に沿ってスコップまたはクワで穴を掘り溝を作ります。
- 溝を掘る深さはステップストーンの厚みで変わります。基本的にはステップの厚みと砂の厚み3cmを加えた分だけ掘りましょう。
- 例:ステップストーンの厚みが5cmと仮定したら砂の厚み3cmを加えて、8cmの深さで穴を掘ります。
- 小道の中の溝を平に均して地面を踏み固めます。
- 溝の深さを8cmに掘ったら、溝の中をクワなどを使い平に均して、土固めで踏み固めるように転圧しましょう。
- 小道の外縁に沿ってガーデンエッジングまたはレンガで小道の縁取りをつくります。
- 小道の溝の中に除草シートを敷きます。
- 除草シートを小道の溝に沿って広げて、その際に小道の縁部分に隙間が 出来ないように小道の縁取りに防草シートが少しかかるようにします。
- 小道の縁部分に沿うように、防草シートの上から固定ピンをー50cm間隔で打設します。防草シートが一枚で済む場合は反対側も同様に固定ピンを打設します。
- 防草シートが二枚必要だった場合は防草シートと防草シートを10cm以上重ねるようにして広げて、小道の縁部分に沿うように、防草シートの上から固定ピンをー50cm間隔で打設します。中央部で防草シートが重なっている部分は100cm間隔で固定ピンを打設します。
- 防草シートを小道の外縁に沿ってカットします。その際、少し長めにカットする事で端から雑草が出にくくなります。
- 溝の中に川砂を約3cmの厚さで敷いた後に平に均します。
- 砂を平に均すために、砂の上を真っ直ぐの角材や鏝(こて)で表面を撫でて、均一にしましょう。
- ストーンステップを砂の上に並べます。
- 歩いた時の歩幅をイメージしながら規則正しく均一にストーンステップを並べましょう。
- ストーンステップを全て並べ終わったら高さが水平になるように調節します。
- ストーンステップ同士が均一に並んでいるか、凹凸していないか、目視や水平器などを使って確認します。ストーンステップが他より飛びてている場合はゴムハンマーで優しく何度か叩き水平になるように調節しましょう。
- ストーンステップを並べ終えたらストーンステップの間に砂利を満遍なく入れます。
- 砂利はお庭の印象に合わせて、フォーマルな雰囲気なら青石や白色などを選んだり、ロマンチックで可愛い雰囲気なら桃色やクリーム色の砂利を選ぶとよいでしょう。
- 使用した道具:スコップ・クワ・ゴムハンマー・土固め・水平器・巻尺・角材・杭(当て木)・水糸・砂・砂利・ストーンステップ・ガーデンエッジング・防草シート
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お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
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費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。 ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があります。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 費用は施行内容にもよりますが、外交・エクステリアパートナーズのアンケートでは100万円未満で抑える人が最も多く、殆どの人の施行費用が250万未満になるようです。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に庭作りを行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあります。 そのため、後々に壊れたり、水捌け対策が悪くて水がたまる等の失敗するリスクが高まる傾向にあります。 | 知識・技術:プロの施工業者は専門知識を持っており、また毎日作業に従事して腕を磨いています。 そのため、安全に使いやすくする方法、時間が経っても不具合を出さない方法、品質が高いものを作る方法などを理解しています。 従って、人の目に沢山触れたり、何度も利用するような場所では、プロの施行業者に庭作りをお任せするのがおすすめです。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、高い所に登ったり、危険な工具が必要な作業がある場合はプロの施行業者に任せましょう。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高い物が出来るため、安全性・耐久性等にも期待出来ます。そのため、子供が乗って使用するような物や、台風などで飛ばされる心配がある物などは施工業者に任せた方がよいでしょう。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。そのため、安心して任せられます。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 そのため、庭を一から作ったり、庭が広かったり、作業工程が多いと、庭がいつ迄も完成しない事があります。そのため、お庭を楽しむ事がないまま時間が過ぎていったり、外からの見た目も悪いままという事態になる事があります。 従って、お庭を素早く楽しむ為にも、大まかな部分は専門業者に任せてしまい、花壇やちょっとした小道などの、細かい部分でDIYを行うと良いでしょう。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。 短期間でお庭を完成させたい場合はプロの施行業者に任せてしまいましょう。 |
DIYの強み!!
DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
プロに頼んだ方がいい場面
専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマル(整形式)で洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えたり、管理がされてない印象を与えてしまったりします。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、自信がない場合は施行業者に頼んでみましょう。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 何故なら直接、外構業者に頼むと、比較するものがないため、業者が出す条件にそのまま乗ってしまい料金が高くなりやすいからです。
- 見積もりサイトの相談は簡単です。予算がどれくらいあり、庭をどのようにしたいのかを相談して、ある程度の値段などを聞いてみましょう。
- 見積もりサイトは地域にある専門業者を多数知っているため、相談内容に合わせて、その筋の専門業者を紹介してくれます。
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 2社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 見積もりサイトから紹介して貰う専門業者は2社~4社が良いでしょう。何故なら、1社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 現地調査では図面が必要になるため準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
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