枕木の小道とは、厚みのある直方体の木材または木材に似せたコンクリートを使って作られる小道です。枕木は一般的に線路で使われているため、廃線になった鉄道のような情緒ある雰囲気をお庭の中に作る事が出来ます。また横ではなく縦に並べると、自然公園の中の散策路のような雰囲気を作り出す事も可能です。そのため、アンティークガーデンやナチュラルガーデンなどによく合う小道となるでしょう。
このページでは枕木を使うメリットやデメリット、枕木の小道が似合うお庭のデザインの種類、マルチバークの敷き方を紹介しています。良ければ最後までご覧ください☆。.:*・゜
枕木の小道のメリットとデメリット
枕木の小道のメリット
- 枕木は天然の木材またはコンクリート等を天然の木材に似せて作られているため自然な雰囲気をお庭の中に取り込む事が出来ます。
- 田舎の庭の風景を模したコテージガーデンや、100年以上前の風景を模したアンティークガーデン、昔の電車が通っていた頃の風景を模したテーマガーデンなどにおすすな小道です。
- 枕木は朽木になりにくいヒノキやヒバなどが使われているため長持ちします。
- また腐食していく様子もコテージガーデンやナチュラルガーデンなら自然と同化していく過程として楽しめます。
- 枕木はどっしりとした安定感があり滑りにくいため歩き心地が良いです。
枕木の小道のデメリット
- 枕木を天然の木材で使用した場合、徐々に風雨や微生物の働きで劣化していくため清潔感のある上品なお庭には向かないかもしれません。
- 枕木は大きさや使われる木材によっても左右されますが基本的に高価なためコストがかかります。
- 枕木は大きさにもよりますが一個一個の重量があるため小道を作るのは重労働になります。
- 枕木は昆虫の隠れ家になるため管理がされている上品なお庭や昆虫を嫌う家庭などには向かないかもしれません。
お庭のデザインに合わせた枕木の小道の選び方
フォーマルな印象を与えるお庭 | テーマガーデン |
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フォーマルな印象を与えるお庭は、全体的に多くが形式ばっており、形が整形され洗練された外観をしています。お庭はお洒落な印象を与えると同時に、人工的で洗練された印象を与えます。 | テーマガーデンとは、ひとつのテーマに絞られて、それを再現するように作られるお庭です。例えば、アリスガーデンであれば、可愛い服を着た白ウサギやトランプ兵などがお庭の中に配置されているため物語の中に入ったような没入感が楽しめます。またカラフルガーデンであれば色の対比を活かしながら鮮やかな色を様々取り入れます。 |
枕木は、基本的に新品で綺麗なものを使いましょう。また風化しないコンクリート性やゴム性の枕木等がおすすめです。腐食が進み見た目が悪くなると管理がされてない印象を与えたり、清潔感がなくなり野暮ったい印象を与える場合があるため注意が必要です。 | 枕木は、テーマに合わせた形や色の敷材を選ぶとよいでしょう。例えば、カラフルガーデンあれば様々な色に塗ってある枕木を利用します。 |
枕木の並べ方は基本的に厳格です。敷材を並べる際は、デザインや間隔を統一して、しっかりと管理されている印象を与えましょう。またしっかり基礎を作ってないと凹凸が出来たり、隙間が原因で敷材が割れてしまう事があります。敷材のデザインが崩れると、管理がされてない印象を与えてしまうため、出来るだけ基礎を丁寧に作りましょう。 | 枕木の並べ方は、テーマの雰囲気に合わせます。例えば、カラフルガーデンであれば色の対比がいきるように「黄色」「青色」と対比がいきるように並べたり、グラデーションをつくるカラーガーデンであれば色調または色相を一段ずつ変化させます。 |
おすすめのお庭のデザイン フレンチガーデン イタリアンガーデン 地中海ガーデン ギリシャ庭園 モダンガーデン エントランスガーデン カラーガーデン(color garden) エレガントガーデン ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 寄せ植え花壇 | おすすめのお庭のデザイン カラーガーデン(color garden) エレガントガーデン ロックガーデン(Rock garden) ビオトープの花壇(biotope) ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 |
自然な印象を与えるお庭 | 自然と人の営みを感じさせるデザイン |
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自然な印象を与えるお庭は、自然との一体感があり、森林の中や水辺をイメージして作られるお庭です。そのため、自然や生き物に包まれるような心が落ち着く空間が作られます。 | 自然と人の営みを感じさせるお庭は、人が営む中で時間の経過ともに損傷したり、人工物の間に草花が生えて自然と同化していっているお庭です。自然と人工物の調和が感じられ、懐かしい気持ちにさせてくれます。 |
枕木は、天然素材のため、そのままでも自然と同化しますが、風雨などで風化したような枕木を使うとより自然な印象になります。 | 枕木は、天然素材の枕木またはエイジング加工(長年使い込んだように見える加工)がされたコンクリートの枕木等がおすすめです。年月の中で風化して朽木となっていく枕木は、人の営みの中で自然と一体化していく様を感じる事が出来るため、アンティークガーデンなどによく合います。 |
枕木の縁どりは、基本的にありません。必要に応じて、縁の部分に植物をドリフト植栽で植えるか、枕木と枕木の間にスリット植栽してあげると面白いかもしれません。 | 枕木は縁どりをせずに植物をドリフト植栽で植えるか、自然の中にあるような石や木材などを使って縁どりしてあげるとよいでしょう。 |
おすすめのお庭のデザイン 日本庭園(枯山水) 地中海ガーデン ナチュラルガーデン ロックガーデン(Rock garden) ビオトープの花壇(biotope) ドライガーデン(dry garden) ランドスケープガーデン ロマンチックガーデン バタフライガーデン ジオラマ風の寄せ植え花壇 | おすすめのお庭のデザイン 茶庭(露地) コテージガーデン(イングリッシュガーデン) アンティークガーデン バタフライガーデン |
枕木の種類
天然の枕木
天然の枕木とは、木材が直方体に加工されたものです。一般的に耐水性や防腐性などに優れ耐久性が高い針葉樹などの木材がつかわれており、腐食対策のために防腐処理がされていたり、シロアリ対策として防蟻処理がされている事もあります。
とはいえ、天然素材のため、腐食により腐敗したり、害虫の食害によりボロボロになることもあります。自然と同化していっているため、ナチュラルガーデンでは違和感を感じさせませんが、フォーマルなお庭では管理がされてない印象を与えたり、清潔感がない印象を与える可能性があるため使いにくいかもしれません。天然の枕木は、お庭のデザインを選んで使うと良いでしょう。
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コンクリート製の枕木
コンクリート製の枕木とは、コンクリートで作られた枕木です。コンクリートはデザイン性が高く多様な色や形に変化させることが出来るため綺麗な枕木や、エイジング加工(長年使い込んだように見える加工)されたアンティークな枕木等もあります。
コンクリート製の枕木は天然の枕木と違い劣化する事がないため、フォーマルなお庭でも使いやすいです。またエイジング加工(長年使い込んだように見える加工)された枕木であれば自然と調和したお庭でも使えます。お庭のデザインにあった枕木を探してみると良いでしょう。
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ゴム製の枕木(ラバーステップ)
ゴム製の枕木とは、ゴムで作られた枕木です。ゴムで作られているため滑り止めが効いており、安全に歩けます。
ゴム製の枕木は、厚みがほとんどなく、平坦な道や芝生の上にそのまま乗せて使われます。穴を掘る作業等が不要で、置いて設置するだけなので、手軽に楽しめて、また置き換えなども容易にできるため、デザイン変更が簡単に楽しめます。
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枕木の敷き方の種類と選び方
枕木を敷く方法は「敷材のみ」「敷材+土」「敷材+砂」「敷材+砂+路盤材」の4パターンがあります。ステップストーンの敷き方は「手軽さ」「出来上がりの精度」などを比較しながら、自分に合った敷き方が選ばれますが、多くの場合は「敷材+土」または「敷材+砂(+防草シート)」の方法で敷かれます。
下の表に、ステップストーンの敷き方による特徴などを書いているため、参考にして敷き方を選んで見てください。
敷材のみ | 敷材+土 |
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敷き方:敷材のみは、芝生等の上に敷材を乗せるだけで固定しないで敷き方です。 | 敷き方:敷材+土は、土を掘った後に、敷材を中に入れて、土で固定する方法です。 |
おすすめポイント:ゴム製の枕木に向いており、とりあえず装飾として置いておきたいというお庭の小道に向いています。 | おすすめポイント:手軽にすませたいけど通行する時の安全性も確保したい場合や、高い仕上がりが求められない味のあるお庭で小道を敷く場合、小道の敷き直しも視野に入れてる場合等に向きます。 |
注意点:固定していないため、ズレる可能性があります。 地面が平坦でない場合は敷材が浮き上がるため、違和感を感じさせるかもしれません。 | 注意点:土は砂と比べて、水平が取りにくいため、敷材の水平が上手くとれずに、傾きが気になるかもしれません。 路盤材が入っていないため、経年で地盤が沈下して敷材の小道が凹凸になる可能性があります。フォーマルなお庭では管理がされてない印象を与えるため注意が必要です。 路盤材または砕石は水捌けを良くします。そのため水捌けの悪い場所では、これらが入ってない事で水溜まりが出来る可能性があります。水捌けの改善は路盤材よりも砕石の方が高いです。 |
敷材+砂+土 | 敷材+砂+路盤材 |
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敷き方:敷材+砂+土は、土を掘った後に砂を入れて平に均し、砂の上に敷材を置いて水平に並べ、敷材の周りに砂または土や砂利などを入れて固定したり装飾します。 | 敷き方:敷材+砂+路盤材は、地面に穴を掘 り、路盤材を入れて、路盤材を上から転圧して地盤を固めた後、砂を入れて地面を平に均し、その上に敷材を水平に並べ、敷材の周りに砂または土や砂利などを入れて固定したり装飾する方法です。 |
おすすめポイント:手軽にすませたいけど通行する時の安全性も確保したい場合や、敷材を水平に敷き、綺麗に並べて仕上がりを美しくしたい場合、小道の敷き直しも視野に入れてる場合等に向きます。 | おすすめポイント:小道を通行する時の安全性を確保したい場合、敷材を水平に敷き、綺麗に並べて仕上がりを美しくしたい場合、地盤の沈下で小道が凸凹なるのを防ぎたい場合、小道に水が溜まるのを防ぎたい場合、小道の敷き直しも視野に入れてる場合等に向きます。 |
注意点:路盤材が入っていないため、経年で地盤が沈下して敷材の小道が凹凸になる可能性があります。フォーマルなお庭では管理がされてない印象を与えるため注意が必要です。 路盤材または砕石は水捌けを良くします。そのため水捌けの悪い場所では、これらが入ってない事で水溜まりが出来る可能性があります。水捌けの改善は路盤材よりも砕石の方が高いです。 | 注意点:路盤材は水捌けを良くしますが、砕石と比べると水捌けの改善力は劣ります。そのため、お庭の環境に合わせて路盤材か砕石か選ぶとよいでしょう。 敷材はモルタルで固定されていないため、踏圧や雨水などによる砂土の流出で敷材がズレる可能性があります。 |
土に埋めるだけで作る自然風の枕木小道の作り方
- 枕木を仮置きして配置を決めます。
- 枕木は一般的に歩幅をイメージしながら配置されますが、お庭のデザインに合わせながら仮置きする事が大事です。何度も並べ直してバランスを見ながら配置を決めましょう。
- お庭のデザインがフォーマルなら規則正しく等間隔で並べるようにすると美しい配置になります。
- お庭のデザインが自然風なら、多少ズレていても経年と共にズレたと感じさせるため違和感は感じさせません。
- 枕木は一般的に歩幅をイメージしながら配置されますが、お庭のデザインに合わせながら仮置きする事が大事です。何度も並べ直してバランスを見ながら配置を決めましょう。
- 枕木を埋める穴を掘ります。
- 枕木を埋める深さは敷材の大きさや形状で変わりますが、基本的に半分または半分以上を地面に埋める事で安全性が確保されるため、半分以上埋めて好みの高さで合わせるといいでしょう。
- 枕木を埋めます。
- 枕木を穴に入れて高さを合わせるために、穴を広げたり、土を足したりします。
- 枕木の位置が決まったら周囲にも土を入れてズレないように固定しましょう。枕木の上に乗ってみて安定してるか確認してください。
- 全ての枕木を埋めてしまったら完成です。
- 使用した道具:スコップ・枕木
砂を使って枕木を水平に敷きお洒落な枕木小道を作る方法
- 小道の通る場所を決めます。
- 枕木を仮置きしてデザインを考えながら、枕木の小道が通る場所を決めましょう。
- 枕木を基準にしながら通路の外縁に沿って何ヶ所か杭(当て木)を打ち込みます。
- 通路に沿って打った杭に、水糸を張りラインを出します。
- 小道に沿ってスコップまたはクワで穴を掘り溝を作ります。
- 溝を掘る深さは枕木の厚みで変わります。基本的には枕木の厚みと砂の厚み3cmを加えた分だけ掘りましょう。※枕木の仕上がりは地面より少し上になるように調節すると雨が降った時に枕木が埋もれることを防げます。
- 例:枕木の厚みが10cmと仮定したら砂の厚み3cmを加えて、13cmの深さで穴を掘ります。
- 小道の中の溝を平に均して地面を踏み固めます。
- 溝の深さを13cmに掘ったら、溝の中をクワなどを使い平に均して、土固めで踏み固めるように転圧しましょう。
- 溝の中に川砂を約3cmの厚さで敷いた後に平に均します。
- 砂を平に均すために、砂の上を真っ直ぐの角材や鏝(こて)で表面を撫でて、均一にしましょう。
- 枕木を砂の上に並べます。
- 枕木を仮置きしたデザインのままに砂の上に並べます。
- 枕木を全て並べ終わったら高さが水平になるように調節します。
- 枕木同士が均一に並んでいるか、凹凸していないか、目視や水平器などを使って確認します。枕木が他より飛びてている場合はゴムハンマーで優しく何度か叩き水平になるように調節しましょう。
- 枕木の位置が決まったら周囲にも土を入れてズレないように固定しましょう。
- 枕木の上に乗ってみて安定してるか確認してください。
- 全ての枕木を埋めてしまったら完成です。
- 使用した道具:スコップ・クワ・ゴムハンマー・土固め・水平器・巻尺・角材・杭(当て木)・水糸・砂・枕木
お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?【PR】
お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
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費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。 ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があります。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 費用は施行内容にもよりますが、外交・エクステリアパートナーズのアンケートでは100万円未満で抑える人が最も多く、殆どの人の施行費用が250万未満になるようです。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に庭作りを行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあります。 そのため、後々に壊れたり、水捌け対策が悪くて水がたまる等の失敗するリスクが高まる傾向にあります。 | 知識・技術:プロの施工業者は専門知識を持っており、また毎日作業に従事して腕を磨いています。 そのため、安全に使いやすくする方法、時間が経っても不具合を出さない方法、品質が高いものを作る方法などを理解しています。 従って、人の目に沢山触れたり、何度も利用するような場所では、プロの施行業者に庭作りをお任せするのがおすすめです。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、高い所に登ったり、危険な工具が必要な作業がある場合はプロの施行業者に任せましょう。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高い物が出来るため、安全性・耐久性等にも期待出来ます。そのため、子供が乗って使用するような物や、台風などで飛ばされる心配がある物などは施工業者に任せた方がよいでしょう。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。そのため、安心して任せられます。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 そのため、庭を一から作ったり、庭が広かったり、作業工程が多いと、庭がいつ迄も完成しない事があります。そのため、お庭を楽しむ事がないまま時間が過ぎていったり、外からの見た目も悪いままという事態になる事があります。 従って、お庭を素早く楽しむ為にも、大まかな部分は専門業者に任せてしまい、花壇やちょっとした小道などの、細かい部分でDIYを行うと良いでしょう。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。 短期間でお庭を完成させたい場合はプロの施行業者に任せてしまいましょう。 |
DIYの強み!!
DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
プロに頼んだ方がいい場面
専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマル(整形式)で洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えたり、管理がされてない印象を与えてしまったりします。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、自信がない場合は施行業者に頼んでみましょう。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 何故なら直接、外構業者に頼むと、比較するものがないため、業者が出す条件にそのまま乗ってしまい料金が高くなりやすいからです。
- 見積もりサイトの相談は簡単です。予算がどれくらいあり、庭をどのようにしたいのかを相談して、ある程度の値段などを聞いてみましょう。
- 見積もりサイトは地域にある専門業者を多数知っているため、相談内容に合わせて、その筋の専門業者を紹介してくれます。
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 2社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 見積もりサイトから紹介して貰う専門業者は2社~4社が良いでしょう。何故なら、1社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 現地調査では図面が必要になるため準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
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