お庭の小道とは、庭の中で移動する時に歩きやすく靴を汚さないように機能性をよくする目的、外から見た時にお庭の美しさを際立たせる景観を高める目的などで作られる細い小道です。
小道のデザインの選び方は、庭のスタイルや機能性、そして個人の好みによって選択されます。例えば、フォーマルな庭園では、整然とした石畳やコンクリートの小道が適しています。一方、自然風のお庭では、自然の素材が使われた自然風の小道が適しています。
このページではお庭のデザインに合わせた敷材の選び方、頻材の頻き方等を紹介していきます。良ければ最後までご覧下さい☆。.:*・゜
お庭のデザインに合わせて小道を選ぶ方法
お庭のデザインに合わせて小道を敷くことは、庭の全体的な景観や機能性を向上させる上で重要な要素になります。小道のスタイルは、一般的に「整形式(フォーマル)」「自然風(インフォーマル)」「テーマ」の三種類に分類できます。この三つのスタイルを、お庭のデザインと合わせる事で、機能性と美しさが調和した美しい小道が作れます。
整形式(フォーマル)
整形式の庭
整形式の庭とは、緻密に計算されたデザインと、幾何学的な形状が特徴のお庭です。人工的で直線的な、シンプルなデザインは都会的で非常に洗練された雰囲気があり、カッコ良さや垢抜けたお洒落さ等を感じさせる事が出来ます。
整形式は、上品でエレガントな雰囲気を好む人、重厚感や格式高い雰囲気を好む人、綺麗好きで明るい雰囲気が好きな人、ヨーロッパの歴史的な庭園に魅力を感じる人等が好みます。
整形式の小道のデザイン
整形式の小道のデザインは、一般的に幾何学的な形状のレイアウトがされます。小道は直線的で、曲がる場合も基本的には曲線を使わず、角度を付けて曲がります。また基本的に道は平坦で、隙間やズレなどがない完璧な出来栄えが求められます。そのため整形式の小道は、スタイリッシュでカッコイイ、洗練された雰囲気の小道となります。
整形式の小道に使われる敷材
自然風(インフォーマル)
自然風の庭
自然風の庭とは、森林や草原、岩場や水辺などの自然の中の景観をイメージしてデザインされるお庭です。自然な雰囲気を大切にするため、自然素材を活用したり、自然印象を与える不規則なデザインがされます。飾らない雰囲気が、心と体を解放するのに役立ち、リラックス出来る空間を作り出します。
自然風のお庭は、心身の癒しを感じたい人、日常生活の喧騒から離れて静寂な空間の中でリラックスしたい人、お庭に訪れる昆虫や野鳥などを観察して過ごすことが好きな人などに向きます。
自然風の小道のデザイン
自然風の小道のデザインは、山中や崖地を歩いているかのような不規則で凹凸のある小道を作り出すことを目指します。そのため、レイアウトは不規則で小道の幅が一定でなく、曲線を描くようにジグザグに進んでいるような感じがあり、また小道は平坦ではなく凹凸があるため、歩く際に自然の地形を感じることができます。自然で飾り気のない小道は、リラックスした雰囲気をつくるため、散策するだけでも心が安らぐ魅力があります。
自然風の小道に使われる敷材
テーマ
テーマガーデン
テーマガーデンとは、小説の世界やアニメの世界、文化や歴史、趣味などをテーマにしてデザインされるお庭です。そのため、デザインはテーマに合わせた物になります。例えば、フェアリーガーデンであれば自然と魔法を感じさせる世界観のお庭をデザインになり、エレガントガーデンであれば「上品さ」「優雅さ」などの雰囲気をテーマにしたお庭になります。
テーマガーデンは、特定の世界観をお庭の中で表現したい人、好きな物に囲まれてお庭の中でリラックスしたい人、訪れる人に驚かれるような素敵な庭を作りたい人などに向いているお庭です。
テーマガーデンの小道のデザイン
テーマガーデンの小道は、テーマに合わせたデザインになります。例えば、コテージガーデンはイギリスの田舎の庭がテーマになるため手作り感や歴史を感じさせるようなジャンク感が大切になります。また、ロマンチックガーデンではあれば「愛情」という感情がテーマになるため曲線を描く柔らかなデザインやハート型の敷材等が使用されます。ようするに、テーマガーデンの小道はテーマに合わせて自由に作られるのが特徴です。
自然風の小道に使われる敷材
小道で使われる敷材の種類
お庭の小道で使われる敷材には様々な種類があります。敷材にはそれぞれ違う特徴があるため、敷材の種類と特徴を知っておく事でお庭のデザインに合わせた敷材を選べるようになります。ここでは小道に使われる敷材の種類と特徴、どんな庭に合うかを紹介していきます。
レンガチップ(ベイクチップ) | 瓦チップ |
特徴:レンガチップとは、レンガを粉砕してチップ状にしたお洒落な資材です。 レンガチップはレンガの再利用品のため、レンガに由来する色をしています。そのため、赤茶色・黄色・白色等の様々な色があり、複数の色が混じることもあります。 基本的には砂利と同様の使い方が出来ます。 | 特徴:瓦チップとは、瓦を粉砕してチップ状にしたお洒落な資材です。瓦チップは瓦の再利用品のため、瓦に由来する色をしており、色は赤褐色・黄褐色・グレーなどがあります。 基本的には砂利と同様の使い方が出来ます。 |
レンガチップを使った小道の作り方
| 瓦チップを使った小道の作り方
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小道の敷き方の種類と手順の紹介
小道の敷き方には様々な種類があります。その理由は、敷き材によって敷き方が変わる事や、お庭のデザインやスタイルによって変わること、水捌けの悪さなどの環境によって変わること等があります。
基本的には、お庭のデザインと、敷き材の組み合わせで敷き方が選ばれます。例えば、フォーマルなお庭でレンガの小道を作るのであれば、しっかりとしたレンガの小道を作るため、基礎を作り、経年でズレないようにレンガはセメントで固められます。一方で、手作り感が大切になるコテージガーデン等ではズレやレンガの破損は味として考えられます。そのため、経年によるズレなどを考えず、幾つかの手順が省略されて小道が作られます。
ここでは小道の敷き方を種類ごとに特徴と、手順を紹介しています。さらに詳しく知りたい場合は下にリンクを貼っているため、そちらをご覧下さい。
レンガの小道(手作り風) | レンガの小道(整形式) |
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手作り風のレンガの小道とは、多少のズレやレンガの破損があっても、それを自然な風合いや個性として楽しむレンガの小道です。 レンガの配置を緻密にしない事で、肩肘張らずに過ごせるリラックスした雰囲気を作り出したり、また手作り感を演出したり、時の流れでレンガがズレたり破損したような雰囲気を出して歴史を感じさせたりする事が出来ます。 そのため、イギリスの田舎の風景を演出するコテージガーデン、ヨーロッパの古い歴史を感じさせるアンティークガーデン、妖精や魔女が手作りで小道を作ったかのようなフェアリーガーデンや魔女の庭に合う小道となります。 | 整形式のレンガの小道は、破損やズレがなく、緻密に配置されたレンガで作られた小道です。 美しく整った外観が特徴であり、一定のパターンや形状に従ってレンガが敷かれます。これにより、洗練された雰囲気と規則正しいデザインが生まれます。 そのため、整形式のレンガの小道は、フレンチガーデンやイタリアンガーデンなどのフォーマルな庭園スタイルに適しています。また、モダンガーデンやエレガントガーデンなど、上品さや現代的な雰囲気を求めるお庭のデザインにもマッチします。 |
①レンガの小道が通るラインを決めて、ラインに沿って深さ10cm(レンガの厚さ6cm+砂の深さ4cm)の溝を掘ります。※路盤材を入れる場合は路盤材の厚みの分も掘ります。 ②溝を深さ10cmに掘ったら、平坦に均して、土固めを使い転圧して地面をしっかり固めます。 ③溝の中に砂を約4cmの厚みになるまで入れて、砂を水平に均します。 ④砂を水平に均したら、端から順番に砂の上にレンガを並べます。 ⑤レンガのズレを綺麗に直したい場合は水平器とゴムハンマーを使い、レンガが飛び出ている部分を叩いたり、またレンガの下に砂を入れるなどして調節します。 ⑥レンガの上に珪砂を入れて、箒などで掃きながら、レンガとレンガの間の目地に砂を入れこみます。 ⑦レンガがしっかり固定されたら完成です。 ⑧さらに詳しく知りたい場合は、別ページにあるレンガの作り方をご覧下さい。 | ①レンガの小道が通るラインを決めて、ラインに沿って深さ12cm(レンガの厚さ6cm+バサモル3cm+路盤材3cm)の溝を掘ります。 ②溝を深さ12cmに掘ったら、平坦に均して、土固めを使い転圧して地面を軽く固めます。 ③溝の中に路盤材を深さ3cmまで入れたら、土固めを使い転圧して、地面をしっかりと固めます。※地面から溝の底までの深さが9cmになるように調節しましょう。 ④溝の中に砂を約4cmの深さまで入れて、砂を水平に均します。 ⑤バサモルを作ります。バサモルは「セメント(1)」「砂(3~5)」「水(少量)」を練って作られています。 ⑥バサモルを路盤材の上に約3cmの厚みになるように入れて、角材や鏝(コテ)を使って平に均します。 ⑦バサモルを水平に均したら、端から順番にバサモルの上にレンガを並べます。 ⑧レンガを全て並べたら、水平器とゴムハンマーを使い、レンガが飛び出ている部分を叩いてレンガのズレを均します。 ⑥レンガの上に珪砂を入れて、箒などで掃きながら、レンガとレンガの間の目地に砂を入れこみます。 ⑦レンガの上からシャワーで水をかけて、レンガがしっかり固定されたら完成です。 ⑧さらに詳しく知りたい場合は、別ページにあるレンガの作り方をご覧下さい。 |
石張り(乱張り・方形石張り) | タイル敷き |
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石張りの小道は、方形石や乱形石の石材を使って作られる小道です。石材は厚さや素材によって割れやすい事があり、また仕上がりを良くする為に一般的にセメントを使って作られます。そのため、セメント等の扱いになれない場合は、プロの施行業者にお任せするのがおすすめです。 | タイル敷きの小道は、レンガと同様の敷き方です。多少のズレなどを許容する場合は砂の上に敷いて、しっかりと作りたい場合はセメントで固めて作ります。 |
①小道の通るラインを決めて、ラインに沿って溝を掘ります。 ②溝の中に路盤材を敷き平に均して、路盤材を転圧して地面を平坦にします。 ③路盤材の上に深さ3~4cmのバサモルを敷いて、バサモルの上に石材を仮置きして高さや場所を調節しながら順番に並べます。 ④仮置きした石材を外してノロ(セメントと水)をバサモルの上にかけて、石材を再度並べます。 ⑤石材の高さを調節するために水平器やゴムハンマーを使い高さの調節を行います。 ⑥石材の間の目地にセメントまたはモルタルを詰めて、詰めたらスポンジで拭き取ります。 ⑦セメントが硬化したら完成です。 | ①タイルの小道が通るラインを決めて、ラインに沿って、タイルの厚さ+砂の深さ3cm+路盤材+3cmの溝を掘ります。 ②溝を掘ったら、平坦に均して、土固めを使い転圧して地面を固めます。 ③溝の中に路盤材を入れて厚さ3cmになるように路盤材を入れて平に均します。 ④路盤材を平に均したら、土固めを使い路盤材を突いて基礎をしっかり固めます。 ⑤路盤材の上に砂を約3cmの厚みになるまで入れて、砂を水平に均します。 ⑥砂を水平に均したら、端から順番に砂の上にタイルを並べます。 ⑦タイルのズレを綺麗に直したい場合は水平器とゴムハンマーを使い、タイルが飛び出ている部分を叩いたり、またタイルの下に砂を入れるなどして調節します。 ⑧タイルの上に珪砂を入れて、箒などで掃きながら、タイルとタイルの間の目地に砂を入れこみます。 ⑨タイルがしっかり固定されたら完成です。 |
石畳 | 飛び石 |
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石畳の小道とは、様々な種類や形の石を敷き詰めて作られる小道です。小道に使われる石は、硬くガッシリとして重厚感があるため落ち着いた雰囲気があり、また自然の中にある石が使われるため自然な雰囲気を作る事ができます。そのため、自然風の庭のデザインによく合います。 また加工された石材を使った石畳を作る場合は、シャープな外観をしているため、逆に洗練された雰囲気を演出する事が出来ます。お庭のデザインに合わせて石を選べる所も魅力でしょう。 | 飛び石とは、庭の中で飛び飛びに配置される石または岩の小道です。日本庭園などでよく使用される小道で、普通は歩幅に沿って石が一列に並べられます。ただし一列に並べると人口的な雰囲気が出てしまうため、大きく隙間を開けて横にも石を入れて、石畳風にすることをオススメします。 飛び石の小道は雨の日の後に庭を歩いても泥がつかないため機能性が高く、また自然素材で小道が作られるため、自然風の庭の小道でも違和感を感じさせにくい所が魅力です。 |
①石畳の通るラインを決めて、ラインに沿って石の厚さ+砂の深さ3cm+路盤材+3cmの溝を掘ります。 ②溝の中に路盤材を敷き、平に均して、路盤材を転圧して地面を平坦にします。 ③路盤材の上に砂を敷いて水平に均します。しっかりとした石畳を作りたい場合は砂ではなくバサモルを使う場合もあります。 ④砂の上に石を並べて最後に砂や土で固定します。しっかりとした石畳を作りたい場合は砂ではなくセメントを使う場合もあります。 | ①小道のラインを決めて飛び石を仮置きします。※普通は一列に並べますが、自然な感じを出したい場合は不規則に横にも広げて並べます。 ②仮置きした飛び石を退かして穴を掘ります。※穴の深さは飛び石の大きさによりますが、飛び石の半分以上です。 ③飛び石を穴の中に入れて、高さを調節します。飛び石を入れたり出したりして、穴を掘ったり穴を埋め戻したりして、高さを調節しましょう。 ④高さの調節が終わったら、飛び石の周りに土を入れて固定します。 |
砂利の小道 | ステップストーン |
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砂利の小道とは、一定の小ささと丸みのある砂利を敷き詰められた小道です。小道に使われる砂利は透過性が高いため水が溜まりにくく、雑草が生えにくいためメンテナンスが容易になる所が魅力です。また砂利は使われる岩石の種類によって様々な色や形が楽しめるため、お庭のデザインに合わせて色や形が変えられて、美しい景観を作り出すことが可能になります。 | ステップストーンとは、庭の散策路などに飛び石感覚で設置されるお洒落な敷材です。小道に使われるステップストーンは、乱形石のようにシャープな外観でお洒落な雰囲気のものがあったり、トランプ型やハート型などの個性的なデザインのものがあったりします。そのため、お庭のデザインに合わせて敷材選びが出来ます。 |
①小道のラインを決めて、ラインに沿って5cmの深さで溝を掘ります。 ②溝の中を土固めを使い転圧して平坦にます。 ③小道の外縁に沿ってガーデンエッジまたはレンガを並べて縁をとります。 ④溝の中に防草シートを敷き雑草対策を行います。 ⑤防草シートの上に好みの砂利を入れて平坦にならします。 | ①小道のラインを決めてステップストーンを仮置きします。歩幅を考えながら、遊び心を加えて点々と置いてみると良いでしょう。 ②設置場所を決めたらステップストーンを外して敷材の厚みの半分以上の穴を掘ります。 ③穴の中にステップストーンを入れ見て、高さを調節(穴を掘ったり土を入れる)します。※高さの調節を容易にするために砂を入れたり、割れやすい石材を補強するためにバサモルを敷材の下に入れる事も出来ます。 ④高さの調節が終わったらステップストーンの周りに土を入れて固定します。 |
ステップストーンと砂利を組み合わせた小道 | 枕木の小道 |
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ステップストーンと砂利を組み合わせた小道とは、ステップストーンの周りを綺麗な砂利で装飾した小道です。 ステップストーンだけの場合は、土で固定されるため安定感がありますが、砂利で装飾する場合はやや安定感に欠ける事があります。一方で、ステップストーンと砂利の小道は雑草が生えにくいためメンテナンスが楽になり、またより装飾的な見た目になる所が魅力です。 | 枕木の小道とは、木材またはコンクリートを加工して作られた枕木を、横向きまたは縦向きに並べて作られる小道です。 横向きにすると線路を思わせるような外観の小道となり、縦向きにすると自然風景を楽しむ際の散策路のような小道となります。 |
①小道のラインを決めて、ラインに沿ってステップストーンの厚みと砂の厚み3cmを加えた深さで溝を掘ります。 ②溝の中を土固めを使い転圧して基礎部分を固めます。 ③小道の外縁に沿ってガーデンエッジまたはレンガを並べて縁をとります。 ④溝の中に防草シートを敷き雑草対策を行います。 ⑤防草シートの上に砂を3cmの厚みで入れて平坦にならします。 ⑥砂の上にステップストーンを並べて、ゴムハンマーなどを使い水平にします。 ⑦ステップストーンの周りに好みの砂利を入れて装飾と固定をしたら完成です。 | ①小道のラインを決めて枕木を仮置きします。※横に並べると線路風に縦に並べると散策路風になります。 ②小道のラインを決めたら、仮置きした枕木をどかしてラインに沿って枕木の厚みと砂の厚みを加えた分だけ溝を掘ります。※枕木が少ない場合は一個一個穴を掘って埋める事も出来ます。 ③溝の中を土固めで転圧して基礎をしっかり作り、砂を3cm敷きます。 ④枕木を砂の上に並べます。※必要に応じて高さをゴムハンマー等を使い水平にしましょう。 ⑤枕木の設置が完了したら枕木の周りに土を入れて枕木を固定します。 |
ウッドチップ・マルチバークの敷き方 | |
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ウッドチップ・マルチバークの小道とは、木材または樹皮を粉砕して出来たチップまたは樹皮の繊維を使った小道です。 自然素材から出来ているため、自然の中で同化しやすく、また柔らかで踏み心地が良い所が魅力です。ただし、数年で分解するため、数年ごとに新しい資材を投入する必要があります。 | |
①小道のラインを決めて、ラインに沿って溝を掘ります。 ②溝の中を平坦にした後、土固めで転圧して基礎を固めます。 ③溝の中に防草シートを敷き雑草対策を行います。 ④防草シートの上にマルチバーグを入れて平坦にならします。 |
さらに詳しく敷材ごとの小道の作り方を知りたい場合は下記のリンクからご覧下さい!
お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?【PR】
お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
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費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。 ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があります。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 費用は施行内容にもよりますが、外交・エクステリアパートナーズのアンケートでは100万円未満で抑える人が最も多く、殆どの人の施行費用が250万未満になるようです。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に庭作りを行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあります。 そのため、後々に壊れたり、水捌け対策が悪くて水がたまる等の失敗するリスクが高まる傾向にあります。 | 知識・技術:プロの施工業者は専門知識を持っており、また毎日作業に従事して腕を磨いています。 そのため、安全に使いやすくする方法、時間が経っても不具合を出さない方法、品質が高いものを作る方法などを理解しています。 従って、人の目に沢山触れたり、何度も利用するような場所では、プロの施行業者に庭作りをお任せするのがおすすめです。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、高い所に登ったり、危険な工具が必要な作業がある場合はプロの施行業者に任せましょう。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高い物が出来るため、安全性・耐久性等にも期待出来ます。そのため、子供が乗って使用するような物や、台風などで飛ばされる心配がある物などは施工業者に任せた方がよいでしょう。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。そのため、安心して任せられます。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 そのため、庭を一から作ったり、庭が広かったり、作業工程が多いと、庭がいつ迄も完成しない事があります。そのため、お庭を楽しむ事がないまま時間が過ぎていったり、外からの見た目も悪いままという事態になる事があります。 従って、お庭を素早く楽しむ為にも、大まかな部分は専門業者に任せてしまい、花壇やちょっとした小道などの、細かい部分でDIYを行うと良いでしょう。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。 短期間でお庭を完成させたい場合はプロの施行業者に任せてしまいましょう。 |
DIYの強み!!
DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
プロに頼んだ方がいい場面
専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマル(整形式)で洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えたり、管理がされてない印象を与えてしまったりします。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、自信がない場合は施行業者に頼んでみましょう。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 何故なら直接、外構業者に頼むと、比較するものがないため、業者が出す条件にそのまま乗ってしまい料金が高くなりやすいからです。
- 見積もりサイトの相談は簡単です。予算がどれくらいあり、庭をどのようにしたいのかを相談して、ある程度の値段などを聞いてみましょう。
- 見積もりサイトは地域にある専門業者を多数知っているため、相談内容に合わせて、その筋の専門業者を紹介してくれます。
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 2社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 見積もりサイトから紹介して貰う専門業者は2社~4社が良いでしょう。何故なら、1社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 現地調査では図面が必要になるため準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
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