フェアリーガーデンとは、草原や森林の中にある妖精の住処をイメージしながら作られるお庭です。ファンタジー世界にいるような神秘的な雰囲気と、明るく輝くような神聖な雰囲気があり、訪れる人を妖精の世界へと誘います。
フェアリーガーデンは、ファンタジー世界が好きな人や、妖精や精霊が好きな人、妖精に幸運を運んできて貰ったり悪戯されたい人、神秘的で幻想的な雰囲気に包まれたい人、魔法の世界が好きな人、自然な雰囲気が好きな人、明るい雰囲気が好きな人、心や体を癒したい人等に向いているお庭です。
このページではフェアリーガーデンのデザイン性やカラーの使い方、フェアリーガーデンを作る方法や、フェアリーガーデンに合う植物などを紹介しています。良ければ最後までご覧下さい☆。.:*・゜
フェアリーガーデンのデザインの方法
配色 | デザイン |
---|---|
フェアリーガーデンは、妖精や妖精の住処、魔法を想像させるような色が使われます。明度が高く彩度が抑えられたパステル調の明るいトーンを中心に構成されています。また色彩は妖精や植物を想像させる緑色、魔法の神秘的な雰囲気を感じさせる白色や紫色、花々を想像させる桃色や青色などです。 自然を想像させる緑色や茶色、紫色などをメインカラーまたはサブカラーに置いて、アクセントカラーとして花々の色などを配色するとよいでしょう。 詳しくは、フェアリーガーデンの作り方に、フェアリーガーデンにおすすめの色を集めたフェアリーカラーのカラーパレットを準備しているので、参考にしてみて下さい。 | フェアリーガーデンは、自然の中にあり、妖精が手作りする小道や花壇などでデザインされるお庭です。そのため、自然風と手作りのデザインが調和した庭作りがされます。 フェアリーガーデンでは、基本的に素材は自然の中にある物が使われます。また妖精はとても長生きなため、多くの場合は素材が古くなっていたり壊れていたりする事が多いです。そのため、再利用品や長年使い込んできたかのようなエイジング加工された素材を使用すると良いでしょう。 配置も大切です。自然風のものと妖精が手作りをする物を分けて、考えて全体が調和するようにデザインと配置を行います。植物の植栽は基本的に自然風ですが、小道や花壇などは妖精が手作りするかもしれません。妖精が手作りする場合は、妖精の拙い手作り感を出すために、凸凹とした物を作ったり、人間が作るよりも小さな物を作ったりすると良いでしょう。 |
植物 | 装飾品 |
---|---|
フェアリーガーデンは、妖精が住むお庭です。そのため、基本的には小さく繊細な印象を与える草花が好まれます。また一方で、視界を覆うような幻想的な植物や、ユグドラシルを思わせるような大きく存在感のある神秘的な木々の存在もフェアリーガーデンの中で重要な要素のひとつとなります。 詳しくはフェアリーガーデンにおすすめの植物からご覧下さい。 | フェアリーガーデンは、妖精の世界をテーマにしたお庭です。そのため、妖精に関連する物を装飾品として選ぶとよいでしょう。 例えば、妖精や精霊のオブジェや、妖精のお家をイメージしたオブジェ、妖精が作り出したような魔法のオブジェ等が考えられます。 また妖精は悪戯や遊びが大好きなイメージがあるため、遊び場所になるブランコ等を設置するのも良いかもしれません。 |
フェアリーガーデンにオススメの色と配色
フェアリーガーデンは、妖精の色や妖精に関連する住処や草花、魔法などの色で構成されています。基本的に妖精は繊細で優しい雰囲気をもっています。そのため、繊細で優しい雰囲気を演出するために全体的に明度が高いパステル調の色で構成します。一方で、妖精の世界には魔法があったり、月の明かりに照らされた森の中など神秘的でミステリアスな部分もあります。そのため、魔法や月明かりに関連する色も含まれてきます。
ここでは、フェアリーガーデンにおすすめの色と配色の方法を紹介しています。装飾品や植物等の色を決める際に参考にしてみて下さい。
フェアリーガーデンにおすすめの色(カラーパレット)
フェアリーガーデンで配色する際は、フェアリーカラーを使うのがおすすめです。フェアリーカラーとは、妖精や妖精に関連する色を集めたカラーパレットです。フェアリーカラーを使う事で、統一感のあるフェアリーガーデンを作ることが出来ます。
フェアリーガーデンで使われる色の意味
パステルカラー | 緑色 |
---|---|
パステルカラーは繊細で柔らかく、優しい印象わ与えるカラーの集まりです。夢かわいいカラーとしても使われており、ユニコーンなどのメルヘンチックな配色にも登場します。 妖精は軽やかで繊細な雰囲気があり、また幻想世界の住人です。そのため、軽やかで繊細、幻想的な雰囲気を作るパステルカラーはフェアリーガーデンに非常によく合います。 | 緑色は木々や草花、苔の色など、自然をイメージさせる色です。そのため、妖精が住んでいる場所に欠かせない色のひとつになります。 また妖精は植物の葉っぱ等を洋服にすることがあるため、妖精をイメージさせる色でもあります。 |
紫色 | 白色 |
---|---|
紫色は神秘的な雰囲気や幻想的な雰囲気を作るのに一役かいます。何故なら、紫色は魔法の色として認知されていて、また月明かりに照らされた森の中のような幻想的な雰囲気も作るからです。 妖精や精霊がいる、フェアリーガーデンも神秘的で幻想的な空間です。そのため、紫色は非常によく合う色のひとつとなります。 | 白色は多くの宗教で象徴的な色として扱われており、神聖な色として認知されています。またファンタジーの世界では回復魔法の色としても知られています。神聖な印象を与える妖精にピッタリの色です。 また基本的にフェアリーガーデンは明るく開放感があります。そのため、光を反射して広がりを感じさせる白色は、フェアリーガーデンに欠かせない色と言えます。 |
水色 | 金色・銀色 |
---|---|
水色は空や水の色など、自然をイメージさせる色です。そのため、妖精が住んでいる場所に欠かせない色のひとつになります。 | 金色や銀色は、魔法の煌めきや、月あかり、星の煌めきなど、神秘性を感じさせることが出来る色です。そのため、アクセントカラーとして使う事で、フェアリーガーデンの神秘的で幻想的な雰囲気を作るのに一役かうことが出来ます。 |
配色のイメージ
フェアリーガーデンは、様々な色の組み合わせで構成されています。色は組み合わせ次第で空間の印象を大きく左右します。そのため、フェアリーガーデンで妖精の世界観を大切にする為にも配色のコツを知っておくことはとても重要です。
ベースカラー・サブカラー・アクセント | トーンオントーン |
---|---|
色を伝える有効な配色手段としてベースカラー・サブカラー・アクセントを使う方法があります。配分を決めて色を配色する事で、視覚的にバランスよく見えるようになります。 ベースカラーは基礎となる色で面積の約70%を占めます。ベースカラーは色のもつ意味を最もよく表現する事が出来るため、伝えたい色をベースに持ってくると良いでしょう。例えば、紫色なら「闇」「神秘性」「魔法」等が色から伝わります。 サブカラーはベースカラーに次いで二番目に広く面積の凡そ25%を占めます。メインカラーを補完したり、対比させてコントラストを生みだしたりする働きがあります。 アクセントカラーは、ベースカラーとサブカラーに相対して最も面積が少なく、面積の凡そ5%を占めます。視線を引き付けたい場所にアクセントカラーを用いたり、全体のバランスを取ったり、リズム感を出すために用いられる事が多いです。 | トーンオントーン配色とは、赤色・黄色・青色といった色相を基本的に変えずに、明度と彩度だけを変えて作られる配色です。 基本的に色相が一緒のため色の統一感がでやすく、また桃色や青色などの色本来の印象を出しやすい配色です。例えば、青色を基調にして配色すると、涼やかで爽やかな雰囲気や、心が落ち着きリラックス出来る雰囲気を作る事が出来ます。 |
トーンイントーン | グラデーション |
---|---|
トーンイントーン配色とは「vivid」や「light」などのトーンの中で、または類似のトーンの中で、赤色や黄色や青色の色相を変えて変化を出す配色です。 トーンの中で配色するため、基本的にトーン(vivid・light等)の与えるイメージが出やすいです。フェアリーガーデンでは基本的にパステル調で柔らかな色合いなため、カラフルな中にも調和が取れた配色になりやすいです。 | グラデーションとは、色相または明度や彩度を段階的に変化させて徐々に色の変化を作る配色方法です。 グラデーションは色の変化が滑らかなため配色に違和感を感じさせにくい方法です。 また配色の方法により与える印象が変わってきます。例えば、色相に変化を出すと虹のようにカラフルになったり、明度に変化を出すと明るさと影が出来るため立体感を感じさせたり、また彩度の変化を出すと色が与える印象を強く出す事が出来たりします。 |
カラフルな配色 | |
\色の印象や配色についてもっと詳しく知りたい場合はカラーガーデンの方もご覧下さい/
フェアリーガーデンの小道の作り方
お庭の小道とは、庭の中で移動する時に歩きやすく靴を汚さないように機能性をよくする目的、お庭を装飾する目的で作られる道です。
フェアリーガーデンの小道では、基本的に自然風または妖精が手作りしてくれたような小道を作ります。何故ならフェアリーガーデンは森の中または草原にあるため基本的には自然風で、また小道が作られるとしても妖精や精霊の手によって作られるからです。そのため、基本的には自然の中で手に入る素材を使って小道をつくると良いでしょう。
妖精は基本的に物を作るのが上手くありません。また妖精は人間より遥かに長寿です。そのため、小道はガタガタとしていて見た目が悪かったり、木材で作ってる場合は腐朽していたり、石で作っている場合は苔が生えてる事が考えられます。そのため、長年使い込まれた感があるエイジング加工がされた敷材を選んだり、敷材を並べる時も隙間や段差を作ると良いかもしれません。
※ただし精霊であるドワーフは物を作るのがとても上手です。そのため、フォーマルな綺麗な小道を作り、小道の脇にドワーフを置いておくという手もあります。妖精とドワーフは一緒にいる事は少ないですが、ファンタジー世界の中で共演する事も多いです。多くの場合はあまり仲が良くないようですが、小道を綺麗に作りたい場合はドワーフを活用するのも良いかもしれません。
枕木の小道 | レンガの小道 |
---|---|
特徴:枕木の小道とは、木材またはコンクリートを加工して作られた枕木を道に並べて作られる小道です。基本的に耐水性や防腐性などに優れ耐久性が高い針葉樹などの木材がつかわれており、またコンクリートの場合は殆ど劣化する事がありません。そのため、コテージガーデンで枕木を使う場合は、長年使い込んだ枕木を思わせるようなエイジング加工がされた枕木を使うのがおすすめです。 枕木の小道は、徐々に劣化していく小道を演出出来るため、自然と人の営みが調和するようなお庭によく合います。 | 特徴:レンガの小道とは、レンガを並べて作られた小道です。小道に使われるレンガは、直線的でシャープな外観をしており、硬くガッシリとしているため、洗練された雰囲気と重厚感を演出する事が出来ます。またレンガは月日が経つに連れて欠けたり色が褪せたりして歴史を感じさせる事が出来ます。さらにレンガはヨーロッパで古くから使われているため、ヨーロッパでの伝承が多い妖精との相性も抜群に良いです。そのため、レンガは人工物ですがフェアリーガーデンにもよく合います。 |
枕木の小道の作り方:コテージガーデンで枕木の小道を設置する場合は、高さを綺麗に揃えるなら小道に沿って溝を掘り、砂を敷いた後に枕木を並べて固定します。高さを綺麗に揃えない場合は、一個一個穴を掘って枕木を固定します。※詳しくは木製の小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 | レンガの小道の作り方:小道のラインを決めて、ラインに沿って溝を掘り、溝の中に路盤材を敷いた後に、転圧して地面を平坦にして、路盤材の上に砂を敷いて、砂の上にレンガを並べ、最後に砂で固定します。時間の流れによる損傷等を演出するために凹凸や隙間を作る場合は、土を掘り軽く平坦にした後にレンガを並べて固定する事も出来ます※詳しくはレンガの小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 |
マルチバークの小道 | 飛び石の小道 |
---|---|
特徴:マルチバークの小道とは、針葉樹(または広葉樹)の樹皮を粉砕して繊維状にした資材を地面に敷き詰めた小道です。マルチバークで敷かれた小道は、森の中を歩いているような柔らかな踏み心地があるため心地よく、また自然と同化するため落ち着いた景観を作り出せる所が魅力です。 | 特徴:飛び石とは、日本庭園に飛び飛びに配置される石、または川などで足場とするために飛び飛びに配置される石です。雨の日の後に庭を歩いても泥がつかないため機能性が高く、また自然素材で小道が作られるため自然風のお庭で違和感を感じさせにくい所が魅力です。 |
作り方:基本的には小道に沿って溝を掘り、溝の中に防草シートを敷いた後に、マルチバーク資材を敷きます。またマルチバークの合間に敷材を配置する事もあります。※詳しくはマルチバークの小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 | 作り方:飛び石を道に沿って仮置きします。仮置きした飛び石をどかして、穴を掘ります。穴の深さを調節しながら石を半分以上埋めて高さを調節します。最後に石を固定します。※詳しくは飛び石の小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 |
砂利の小道 | |
---|---|
夜光石 300個 飾り石 DIY … | |
特徴:砂利の小道とは、一定の小ささと丸みのある砂利を敷き詰められた小道です。小道に使われる砂利は透過性が高いため水が溜まりにくく、雑草が生えにくいためメンテナンスが容易になる所が魅力です。また砂利は使われる岩石の種類によって様々な色や形が楽しめるため、お庭のアクセントとして使え、美しい景観を作り出すことが可能になります。 | |
作り方:小道の通るラインを決めます。ラインに沿って溝を掘ります。溝の中を転圧して平坦にします。溝の中に防草シートを敷きます。溝の中に好みの砂利を入れて平坦にならします。※詳しくは砂利の小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているため、そちらをご覧下さい。 |
\小道の詳しい作り方は下記リンクからご覧下さい/
フェアリーガーデンの花壇の作り方
花壇とは、草花を植える目的で特定の場所を区切り作られるスペースです。お庭や家の周りに花壇をつくる事で、色彩豊かな草花が華やかな雰囲気を作ったり、植物が道行く人の目を引き付けて心を癒したり、四季折々の草花を植栽する事で季節感を感じさせてくれたりします。
フェアリーガーデンの花壇では、自然風の花壇または妖精が手作りしてくれたような花壇を作ります。何故ならフェアリーガーデンは森の中または草原にあるため基本的には自然風で、また花壇が作られるとしても妖精や精霊の手によって作られるからです。そのため、基本的には自然の中で手に入る素材を使って花壇を作ります。
妖精は基本的に物を作るのが上手くありません。また妖精は人間より遥かに長寿です。そのため、花壇は少し壊れて見た目が悪かったり、隙間から草花が生えてきている事が考えられます。そのため、長年使い込まれた感があるエイジング加工がされた花壇材料を選んだり、花壇材料を並べる時も隙間や段差を作ると良いかもしれません。
ここでは、フェアリーガーデンの花壇におすすめの材料と、材料ごとの花壇の作り方を紹介しています。
花壇の作り方
レンガの花壇 | 木製の花壇 |
---|---|
レンガの花壇の特徴 レンガの花壇とはレンガを並べて、また必要に応じて積み重ねて作られる花壇です。レンガは月日が経つに連れて欠けたり色が褪せたりして歴史を感じさせる事が出来ます。またレンガはヨーロッパで古くから使われているため、ヨーロッパでの伝承が多い妖精との相性も抜群に良いです。そのため、レンガは人工物ですがフェアリーガーデンにもよく合います。 | 木製の花壇の特徴 木製の花壇は自然素材のため植物が溢れるお庭の中で溶け込む事が出来ます。温もりがあり、柔らかな雰囲気をつくるためフェアリーガーデンにも調和する花壇素材です。 |
レンガの花壇の作り方 ・花壇の縁に沿ってレンガを仮置きします。レンガが花壇の輪郭に収まらないことがあります。その場合は花壇の輪郭を調整するか、本置きする時にレンガをタガネで割り調整します。 ・花壇の輪郭が定まったら仮置きしたレンガを退けて花壇の輪郭に沿って深さ5cm程の溝を掘ります。 ・溝の部分を土固めや、土固めがない場合は木材などを使って資材の設置場所を踏み固めます。土を踏み固める事で土の沈下を防ぎ、花壇の安定性が増したり、花壇の資材が劣化することを防ぎます。 ・溝の中を水平にするため砂を2cm程度入れて平になるようにならします。 ・溝の中が水平になったら一辺の端から順番にレンガを並べます。 ・花壇の輪郭に沿ってレンガを設置出来たら、レンガに土を寄せて安定させます。 ・高さを出す場合はレンガが交互になるように重ねます。そこまで高く積み上げない場合は、モルタル等で固定しなくても問題ありません。レンガの花壇は多少ズレていた方が時の流れを演出できます。 | 木製の花壇の作り方 木製の花壇の作り方は、一般的に木製の杭または枕木が使われるため、それぞれの花壇の素材で作り方がかわります。杭は花壇の輪郭に沿って並べて上から打ち込み花壇を作ります。枕木は地面の上に設置するか、輪郭に沿って溝を掘り固定して使います。 |
岩石の花壇 | 草花の花壇 |
---|---|
砂利タイル庭石のスタイルストーン | |
岩石の花壇の特徴 岩石の花壇は使われる岩石の種類や、並べ方等で与える印象が変わります。大理石の岩石などは宝石のように綺麗ですが、清潔感が出て自然な雰囲気を崩すため、褐色の岩石等を選ぶとよいでしょう。フェアリーガーデンでは、不安定に岩石を積み上げることで、妖精が重い石を運んで積み上げた感じを演出する事が出来ます。 | 草花の花壇の特徴 草花は自然環境の中で最もよく見られるため、花壇の縁取りに使っても、縁取りと感じさせにくいです。そのため自然と調和します。 植物は草姿や草丈、色合いなどが様々あるため、お庭のデザインと雰囲気に合わせて植物選びが出来る所も魅力です。 |
岩石の花壇の作り方 ・岩石の花壇では、自然な印象を与えるために、同系統の岩を使い、様々な大きさの物を準備します。 ・花壇の輪郭に沿って岩を仮置きするように並べて位置を調節します。 ・仮置きした岩石を取り外して、花壇の輪郭に沿って10cm程度の溝を掘ります。 ・溝に岩石を置いて固定して、必要に応じて岩石を積み重ねます。 | 草花の花壇の作り方 ・花壇の縁どりとなる植物を選びます。グラス類やカラミンサ等がおすすめです。 草場をグルーピングします。グルーピングとは、植物の種類や色、形状などに基づき、似た種類をグループにして花壇などに植え付ける方法です。グラス類の場合は個として群生を作るため不要です。 自然な風合いに見えるようにドリフト植栽(drift planting)します。ドリフト植栽とは、グルーピングと凹凸をつけた不規則な植栽によって自然な風合いを出す植栽方法です。例えば、グルーピングした植物を直線上に並べず「W」のようにジグザグに配置して、また配置する間隔も開けて、自然な風合いを出します。 |
\更に詳しい花壇の作り方は下記のリンクからご覧下さい/
植物の植栽方法
ステップ植栽 | クレバス植栽 |
---|---|
ステップ植栽は、花壇を前面・中面・後面に分けて、前面から後面に向かって草丈を高くしていき、花壇に立体感をだす植栽方法です。植物が自然と映えて、植栽方法としてもシンプルなため人気が高い植栽方法です。 | クレバス植栽は、岩やコンクリート、木材などの隙間や亀裂に植物を植栽する方法です。植物が無機質な物などを覆う事で、時間の経過とともに岩やコンクリートなどが風化していく様を感じる事が出来ます。そのため、人工物と自然の一体化をより演出する事が出来ます。 |
ランダム植栽 | グルーピング植栽 |
---|---|
ランダム植栽とは、植物を規則に従わずにランダムに植栽する方法です。ナチュラルガーデンなどに使われる事が多いですが、センスがないと混沌としやすい傾向にあります。時間が経つにつれて生存競争を勝ち残った植物がグループを作り始まるため、ナチュラルに落ち着いてくる傾向にあります。 | グルーピング植栽とは、植物の種類や色、形状などに基づき、似た種類をグループにして植え付ける方法です。グルーピングする事で、植物が集まり群生しているように見せて自然な雰囲気を与えたり、色で集めてより色が与える効果を強く生み出したりします。また同じ植物で集めると草姿も似ているため花壇の中のデザインがしやすくなるなどのメリットも生まれます。 |
\更に詳しい植栽のやり方は下記のリンクからご覧下さい/
フェアリーガーデンにおすすめの装飾品等
フェアリーガーデンは、妖精のお庭を表現して作られています。そのため、妖精のオブジェや妖精に関連する装飾品がお庭の中に置かれます。
例えば、妖精が住む木のお家やキノコのお家、妖精が寛ぐ切り株の椅子やキノコの椅子、妖精が集まる小さな池や噴水、悪戯好きの妖精が遊ぶ道具などです。これらを設置する事で、お庭の中に物語が生まれ妖精の世界観がより深くなります。
ガーデンテーブル
ガーデンテーブルとは、屋外で利用される耐久性のあるテーブルです。一般的に家族や恋人等と語らう場所として利用されたり、植物に囲まれながら紅茶を飲んだり食事をしたりする場所として利用されたり、読書をするなどしてリラックスするための空間として利用されたりします。
フェアリーガーデンでも、休憩所として設置する事が出来ます。ただし鉄製のテーブルなどは自然の中で違和感を感じさせるため、自然素材の物を使ったテーブルを使用しましょう。
楽天で購入 | |||
バードハウス
バードハウスとは、野鳥が住みやすいように作られた人工的な巣箱です。一般的に野鳥が安全に巣作りや子育てが出来るように設置されており、またお庭に設置する事で野鳥を呼び込んだり、観察する事が出来ます。
フェアリーガーデンは自然の中の一風景をイメージしているため、野鳥が来ることは歓迎です。またバードハウスの屋根に妖精を飾れば、妖精のお家として演出することも出来ます。
楽天で購入 | |||
妖精や精霊
妖精や精霊とは、民間伝承や神話に登場する、一般的に人間よりも小さく、魔法の力などを持つとされる神秘的な存在です。妖精や精霊は自然の中に住むとされており、人間に幸運をもたらしたり、時には悪戯を仕掛けたりすることがあります。
フェアリーガーデンは、妖精や妖精が住んでいる場所をテーマにしたお庭です。そのため、妖精が登場することは非常に重要になります。妖精が草花を植えたり、魔法の力で水やりをしたり、また自然の中で遊ぶ姿を見せる事で、妖精の世界観をお庭の中に感じることが出来るようになります。
楽天で購入 | |||
妖精のお家
妖精のお家とは、妖精が住んでいる小さな家や隠れ家です。一般的に木の中やキノコの中、石などの自然の中にある素材で作られた家に住んでいます。
フェアリーガーデンは、妖精や妖精が住んでいる場所をテーマにしたお庭です。そのため、妖精が住んでいるお家を設置することは妖精との関連性を強くする為にも非常に重要になります。妖精のお家を設置する事で、フェアリーガーデンの世界観は、より深くなります。
楽天で購入 | |||
魔法の小道具
魔法とは、自然現象や科学からは説明する事が難しい現象や力をさしています。現実世界では一般的に存在しないと考えられており、ファンタジー世界の中の魔法使いやエルフ、妖精などが魔法を使います。
妖精は、しばしば魔法を使う事で知られています。例えば、人間を助けるためにこっそりと魔法を使ったり、逆に悪戯するために転ばせる魔法を使ったりします。また小説の中などでは妖精から魔法を学ぶ人間の姿などが描かれることもあります。そのため、フェアリーガーデンでも魔法を演出する小道具は重要な要素として働きます。
魔法を演出する小道具を楽天で購入 | |||
関連記事(別ページ)
フェアリーガーデンにおすすめの植物
お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?【PR】
お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
---|---|
費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。 ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があります。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 費用は施行内容にもよりますが、外交・エクステリアパートナーズのアンケートでは100万円未満で抑える人が最も多く、殆どの人の施行費用が250万未満になるようです。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に庭作りを行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあります。 そのため、後々に壊れたり、水捌け対策が悪くて水がたまる等の失敗するリスクが高まる傾向にあります。 | 知識・技術:プロの施工業者は専門知識を持っており、また毎日作業に従事して腕を磨いています。 そのため、安全に使いやすくする方法、時間が経っても不具合を出さない方法、品質が高いものを作る方法などを理解しています。 従って、人の目に沢山触れたり、何度も利用するような場所では、プロの施行業者に庭作りをお任せするのがおすすめです。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、高い所に登ったり、危険な工具が必要な作業がある場合はプロの施行業者に任せましょう。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高い物が出来るため、安全性・耐久性等にも期待出来ます。そのため、子供が乗って使用するような物や、台風などで飛ばされる心配がある物などは施工業者に任せた方がよいでしょう。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。そのため、安心して任せられます。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 そのため、庭を一から作ったり、庭が広かったり、作業工程が多いと、庭がいつ迄も完成しない事があります。そのため、お庭を楽しむ事がないまま時間が過ぎていったり、外からの見た目も悪いままという事態になる事があります。 従って、お庭を素早く楽しむ為にも、大まかな部分は専門業者に任せてしまい、花壇やちょっとした小道などの、細かい部分でDIYを行うと良いでしょう。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。 短期間でお庭を完成させたい場合はプロの施行業者に任せてしまいましょう。 |
DIYの強み!!
DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
プロに頼んだ方がいい場面
専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマル(整形式)で洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えたり、管理がされてない印象を与えてしまったりします。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、自信がない場合は施行業者に頼んでみましょう。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 何故なら直接、外構業者に頼むと、比較するものがないため、業者が出す条件にそのまま乗ってしまい料金が高くなりやすいからです。
- 見積もりサイトの相談は簡単です。予算がどれくらいあり、庭をどのようにしたいのかを相談して、ある程度の値段などを聞いてみましょう。
- 見積もりサイトは地域にある専門業者を多数知っているため、相談内容に合わせて、その筋の専門業者を紹介してくれます。
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 2社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 見積もりサイトから紹介して貰う専門業者は2社~4社が良いでしょう。何故なら、1社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 現地調査では図面が必要になるため準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
\無料見積もり依頼と比較は下記のバーナーから【PR】/
\お庭のデザインについて詳しく知りたい場合は下記のリンクからご覧下さい☆。.:*・゜/