浅植え・標準植え・深植えの意味
浅植え
浅植えとは、植物の根球または根っこの部分が土の表面に出るほどに浅く植える植付け方法です。浅植えを行う事により、水はけがよくなり、根腐れを起こしにくくなります。そのため、根腐れを引き起こしやすい植物などに使われる事が多い植付け方法です
標準植え
標準植えとは、その名前が示す通り、標準の植え方です。例えば、苗を植え付ける時は、根鉢の肩の部分と地面を水平に合わせて、植物の根っこが完全に土に覆われるように植付けます。ほとんどの植物は、標準植えで植えられており、植付け方法に特に記載がない場合は標準植え行います。
深植え
深植えとは、植物の根っこを通常よりも深く植付ける方法です。植物がしっかりと土に固定され、風などで倒れにくくなる効果があったり、茎の一部から根が出て水や栄養の吸収をより多く得たり、地面下からシュートが出やすくなったりします。そのため根が浅い植物や、シュートを根元から出したい植物(クレマチスなど)に向く植付け方法です。