
- 原産:メキシコ/アメリカ合衆国(テキサス州)
- 科:ゴマノハグサ(Scrophulariaceae)
- 属:レウコフィルム(Leucophyllum)
- 種:フルテスケンス(Leucophyllum frutescens)
- 別名:テキサス・セージ(Texas sage)/テキサス・バロメーターブッシュ(Texas barometerbush)/テキサス・レイン・セージ(Texas rain sage)/テキサス・シルバーリーフ(Texas silverleaf)/セニゾ(cenizo)
- 品種:コンパクタ(leucophyllum frutescens ‘compacta’)
- 開花時期:周年(通常春から秋にかけ数回に分けて開花)
- 花の色:桃色・紫色
- 葉の色:白緑色・灰緑色
- 生活形:常緑低木
- 樹高:約100~150cm
- 用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣/景観植物/ロックガーデン
- 購入方法:レウコフィルム(コンパクタ)を楽天で購入
■レウコフィルム(コンパクタ)の特徴
- 学名:leucophyllum frutescens ‘compacta’
- 開花時期:周年(通常春から秋にかけ数回に分けて開花)
- 花の色:桃色・紫色
- 葉の色:白緑色・灰緑色
- 草丈:約100~150cm
- 備考:原種と比べて樹高が100~150cmと低めで、品種名が示す通りコンパクトな品種です。そのため、スモールガーデンや鉢植えでも栽培しやすいです。
■レウコフィルム・フルテスケンスとは!?
レウコフィルム・フルテスケンス(学名: Leucophyllum frutescens)は、別名で「テキサス・セージ(Texas sage)」「テキサス・バロメーターブッシュ(Texas barometerbush)」「テキサス・レイン・セージ(Texas rain sage)」「テキサス・シルバーリーフ(Texas silverleaf)」「セニゾ(cenizo)」とも呼ばれるゴマノハグサ科レウコフィルム属に分類される常緑低木の種です。
レウコフィルム・フルテスケンスの原産地はメキシコ、アメリカ合衆国(テキサス州)で、自生地は乾燥地帯の岩場や砂地、灌木地などです。
■レウコフィルム・フルテスケンスの語源(由来)
- Leucophyllumの語源:古代ギリシア語で「白色」を意味する「leukos(λευκός)」と、古代ギリシア語で「葉」を意味する「φύλλον(phúllon)」の2語の造語で、葉の色が白っぽいことに由来しています。
- frutescensの語源:ラテン語で「低木状の」を意味しており、本種の樹形に由来します。
■レウコフィルム・フルテスケンスの特徴(魅力)

- 形態:樹高は約150~300cm、株張りは約100~250cm、生育型は、主軸が不明瞭で分枝が多い【分枝型】または、生育が進み株が成熟すると地際から茎が何本も出て叢生(株立ち)する【叢生型】になります。葉の形は楕円形・倒卵形・倒披針形、葉縁部は全縁で捻れる傾向があり、葉表面に白色の毛が密生するため、葉の色が白色・白緑色・灰緑色・緑色をしています。花序は葉腋に単生し、唇形の紫色または桃色の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑低木です。
- 春:暖かくなってくると枝から新しい芽が萌芽し、生育旺盛に枝を伸長させながら葉を展開し、沢山の花を咲かせ始めます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し花もどんどん咲きます。
- 秋:気温が低くなり始めると生育がやや鈍りますが、この時期も生育期間中で開花も続きます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も枝葉が成長し、開花も見られますが、寒さが厳しい地域では枝から葉が落ち半休眠状態になります。
- 開花期間:基本的に周年開花する能力をもちます。ただし、通常は春から秋にかけ数回に分けて花が一斉に開花します。また本種は、湿度が上がると開花する性質があることから、現地では雨を予測する植物として扱われており、英名で「バロメーター・ブッシュ」や「テキサス・レインセージ」なんて呼ばれ方もしています。
- カラーリーフ:本種の葉は表面に白色の毛(毛状突起)が密生しているため、葉が白っぽく見えます。この白っぽさから、ふわふわとした綿飴のような可愛らしさを感じさせたり、また毛に光が反射して銀白色に見えることもあるため、宝飾品のような美しさを感じさせることもあるでしょう。そのため、高級ブランドや宝石で溢れているような【ラグジュアリーなお庭】や、絵本を切り取ったようなふわふわとした世界観の【メルヘンチックなお庭】を演出するのにおすすめです。また桃色や紫色の花との相性も抜群によく、可愛らしさや上品さをさらに昇華させることができるでしょう。
- 花の魅力:本種は、紫色または桃色の花が株を覆うように一斉に開花することが多いです。そのため、賑やかで華やかな花姿を楽しむことができます。また花の色によって、見る人(通行人など)に桃色の可愛らしさを感じさせたり、紫色の上品さを感じさせたりすることが出来るでしょう。
- 蜜源:本種の花は蝶や花蜂などの小さな訪花昆虫に好まれる蜜源の一つです。花の上に乗って蜜を集める姿は可愛らしさを感じさせ、また花の周りで飛び回る姿もお庭に優美さや活気を与えます。そのため、昆虫と共生し楽しいお庭作りをしたい人にもおすすめの植物です。
- 生垣:本種は枝葉が密に茂りブッシュ状になり、高さ約150~300cm、幅約100~250cmまで成長します。一般的に自然風の生垣として利用されますが、剪定で株の概形をある程度整えることも出来ます。また開花もしっかり楽しめる点も魅力です。生垣として利用する場合は、品種により変わりますが、株同士の間隔は100~150cm程にして植栽します。
- ロックガーデン:本種は自生地が乾燥地帯や岩場や砂地(チワワ砂漠)などにもあり、乾燥気味の環境に適応することからも分かる通りロックガーデンに最適な植物のひとつです。
- ゼリスケープ(乾式庭園):本種は耐乾性がとても高い植物です。そのため、水資源を節約しながら作り出すランドスケープのゼリスケープに利用されることもあります。
■レウコフィルム・フルテスケンスの生活形と形態

●生活形・茎の形態
- 生活形:常緑低木
- 樹高:約150~300cm
- 株張り:約100~250cm
- 樹冠:広卵形・半球形
- 生育型:生育初期は、主軸が明瞭な【直立型】ですが、生育が進むと主軸が不明瞭で分枝が多い【分枝型】になり、さらに生育が進み株が成熟すると地際から茎が何本も出て叢生(株立ち)する【叢生型】になります。
- 茎の毛:植物の表皮を毛状突起が覆う【密毛】で、この毛は1箇所から放射状に枝分かれして星のように広がる【星状毛】になり、色は白色です。
- 若い茎の色:緑色ですが、毛が密生するため白色から白緑色に見えます。
- 樹皮:灰褐色から褐色をしています。
●葉の形態
- 葉序:互生
- 葉柄:約0.1~0.2cm
- 葉身の長さ:約2~3cm
- 葉身の幅:約0.5~1.5cm
- 葉身の概形:楕円形・倒卵形・倒披針形
- 葉先:鈍形
- 葉縁:全縁
- 葉脈:主脈以外は肉厚なため不明瞭
- 葉の質感:肉厚で、捻れる傾向があり、ビロードのような触感があります。
- 葉の毛:植物の表皮を毛状突起が覆う【密毛】で、この毛は1箇所から放射状に枝分かれして星のように広がる【星状毛】になり、色は白色です。
- 葉の光沢:毛が反射し輝いているように見えることもあります。
- 葉の色:灰緑色・緑色ですが、毛が密生するため白色から白緑色に見えます。
●花の形態
- 花序:腋生に花が単生します。
- 花柄:短い
- 花:花托・萼・花冠・雄蕊・雌蕊で構成されています。
- 花托:萼・花冠・雄蕊・雌蕊を支えています。
- 萼:5枚の萼片が基部で合着し、裂片は深く裂け、鐘形をしている合片萼です。裂片は5枚あり、裂片の形は披針形で、色は灰緑色・白緑色・白色です。
- 花冠:花冠の分類は唇形花冠、直径約2.5cm、花冠筒部は太い筒状、花冠裂片は全5枚です。花冠筒部の外側の色は桃色・紫色で、内側は桃色・紫色を基調として底面部分に白地に橙色・褐色の斑点模様が入ります。上唇の裂片の数は2枚で、裂片の向きは斜上して2枚は水平に並び、形は楕円形・倒卵形、色は桃色・紫色です。下唇の裂片の数は3枚で、裂片の向きは斜下して、3枚は扇状に並び、形は楕円形・倒卵形、色は桃色・紫色です。花冠は有毛(特に喉部の底面)で目立つ長い軟毛が生えています。
- 雄蕊:4本
- 雌蕊:1本(子房上位・心皮は2枚・柱頭は2裂)
●果実・種子の形態
- 果実の分類:蒴果で、果実が成熟すると裂開して種子が露出します。
※植物の形態についてはこちらのページも参考にしてください。
■レウコフィルム属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
■レウコフィルム・フルテスケンスの育て方
花壇の土づくり
●バイオーム
- 主なバイオーム:乾燥性灌木地・ステップ・砂漠(チワワ砂漠)
- 原産地:メキシコ・アメリカ合衆国(テキサス州)
- 自生地:乾燥地帯の岩場や砂地、灌木地など
- 気候:主に温暖湿潤気候・ステップ気候(BSh)・砂漠気候(BWh)に属します。
- 温暖湿潤気候:夏の気温は高温になり、冬の気温も比較的温暖です。降水量は中程度です。
- ステップ気候(BSh): 夏の気温は高温で、冬の気温も比較的温暖です。降水量は少なく乾燥気味です。
- 砂漠気候(BWh):年平均気温が18度以上あり、夏の気温は高温です。降水量は少なく常に乾いていて蒸発量が降水量を上回ります。
- 日照:日向・半日陰
- 土壌:主にカルシソル(Calcisols)・レゴソル(Regosols)・レプトソル(Leptosols)などが分布します。
- カルシソル:石灰が集積する土壌で、土壌中の水分が乾燥する際に、水に溶けていた炭酸カルシウムが特定の層で沈殿・集積します。そのため、有機物が少なく痩せた土壌となります。また石灰が集積しているためPHはアルカリ性を示します。土壌は礫を多く含むため通気性は高く、保水性は極めて低いです。有機物が乏しく、痩せた土壌となり、またpHが高いため植物は微量要素を吸収しにくくなる傾向があります。
- レゴソル:母材が砂または非固結岩屑土からなり、風化が弱く層位の発達がほとんど見られない。土壌は基本的に砂礫質であるため通気性・排水性は非常に高いです。一方で、水を留める力がないため保水性が極めて低いです。有機物も少なく、保肥力・肥沃度ともに低いです。
- レプトソル:連続した岩石の上にある非常に浅い土壌の層で深さ25cm未満です。土壌は岩と砂礫質が主体のため通気性・排水性は非常に高いです。砂礫は水を留める力が弱く、さらに土層も薄いため保水性は皆無に等しいです。有機物も少なく、保肥力・肥沃度ともに低いです。
※バイオームについてはこちらのページも参考にしてください。
●日照条件
レウコフィルム・フルテスケンスは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせるため基本的に日向で育てることが理想ですが、半日陰までで育てることが可能です。
日照条件の分類(参考)
- 日向:直射日光が一日を通して6時間以上当たる場所です。一般的に全方位に障害物がない、またはお庭の向きが南向きの場所になります。
- 半日陰:直射日光が3時間から5時間程度当たる場所です。一般的には、午前中のみ日が当たり、午後から日陰になる場所となります。そのため、お庭の向きは東向き、または木漏れ日がはいるような場所です。
- 明るい日陰:直射日光が二時間程度までしか当たらないか、殆ど当たらずに間接光だけで明るい場所です。一般的にお庭の向きが北向き、または建物の影など日差しを遮る障害物が多い環境です。
- 暗い日陰:森の中にあるような直射日光も間接光もほとんど当たらないような暗い場所です。
●土壌の土質
- 土質:基本的に高い通気性と排水性を兼ね備える土壌を好みます。日照条件・降水量・周囲の水捌け具合などを考慮して、土質は水捌けのよい【砂土から砂壌土】に調節すると良いでしょう。水分が停滞してジメジメと湿りやすい粘土質の土質は適さず、根腐れを引き起こすため避けて下さい。
- 肥沃さ:自生地では砂や礫が多くて、腐植質が少ない、栄養分の乏しい痩せた場所に自生しています。この事からも分かる通り、堆肥を大量に入れる必要がありません。逆に堆肥を入れ過ぎると保水性が高まり、夏場に蒸れて根腐れを引き起こす原因になることがあるため注意が必要です。ただし、肥沃さが成長に繋がることもあるため、土壌が極端に痩せていると感じる場合は、必要に応じ土壌の土の量に対して1~2割を目安に堆肥を混ぜ込むとよいでしょう。
- pH:pHは6.5~8.0の中性から弱アルカリ性を好みます。土壌のpHを測定して適正範囲外にある場合は土壌改良材などを用いてpHを調整しましょう。pHが適正範囲から極端に外れた土壌では微量要素などの栄養を上手く吸収出来ずに生育不良になる場合があります。
- 元肥:本種は痩せ地に自生しており、栄養の乏しい土壌で問題なく育ちます。栄養(窒素)の多い土壌では徒長し葉が茂り、花の数が少なくなる傾向があり、また株を弱体化させて環境ストレスに弱くなるため基本的に肥料は控えた方が良いでしょう。
土壌診断と改善の行い方(参考)
- 排水性の診断:深さ30cm程度・幅30cm程度の穴を掘り、穴の中を水で完全に満たす。一時間あたり約3~10cmの排水があれば、一般的な植物を育てるのに適した排水性になります。※それ以下またはそれ以上である場合は排水が悪い、または排水がよすぎる可能性があります。
- 排水性の改善:花壇を高くしたり、ロックガーデンを作り、植物を植える場所を周囲より高くする。また縦穴暗渠(縦穴排水)や排水溝をつくる。
- 作土層の診断:調べたい箇所の土壌に支柱を出来るだけ深くまでさします。支柱の入った部分が30cm前後あれば一般的な植物であれば、根を張るのに十分な作土層がありますが、それ以下であれば改善が必要です。また土壌を観察して石やゴミがあれば根を伸ばすのに邪魔になるため取り除いた方が良いでしょう。
- 作土層の改善:植物を植える箇所とその周囲をシャベルを使って30cm程度の深さまで掘り起こして解します。また石がある場合は土ふるいを使用して取り除きましょう。
- 土壌(土性)の性質の診断:土壌の通気性・保水性・保肥力を知るために、土壌を砂土・砂壌土・壌土・埴壌土・埴土に分類して、植物に合わせて土壌の改良をしましょう。
- 砂土:排水性と通気性が高く乾燥しやすいため、水分過剰による根腐れを引き起こしにくい。診断は、適度に湿らせた土を触った時にザラザラとした砂の粗い感触がある。手のひらや指で捏ねても全く固まらずに簡単に崩れる。
- 砂壌土:排水性と通気性が高く乾燥しやすい傾向がある、砂土と比べると、保水性と保肥力が少しあるため、乾燥気味の土壌を好む植物などに向いています。診断は、適度に湿らせた土を触った時に砂のザラザラ・粘土のヌルヌルとした感触がある。手のひらや指で捏ねると、緩く固める事が出来るが崩れやすい。
- 壌土:通気性・保水性・保肥力のバランスが高いため土壌管理がしやすい。診断は、適度に湿らせた土を触った時に砂のザラザラ・粘土のヌルヌルとした感触がある。手のひらや指で捏ねて伸ばすと、鉛筆程度の太さの棒状まで伸ばすことが出来る。 ただし伸ばした棒を曲げるのは難しい。
- 埴壌土:保水性・保肥力が高いため乾燥しにくい傾向がある。診断は、適度に湿らせた土を触った時に粘土のヌルヌルとした感触があり、砂のザラザラも少し感じる。手のひらや指で捏ねて伸ばすと、マッチ棒程度の太さまで伸ばすことが出来て、輪っかに曲げても切れにくい。
- 土壌(土性)の性質の改善:土壌の診断をしたら、植物が求める環境に合わせて土壌改良材をいれます。
- 通気性・排水性の改善:通気性・排水性の高い土壌改良材(パーライト・日向土・川砂・バーク堆肥 など)を混ぜ込む。
- 保水性の改善:保水性の高い土壌改良材(腐葉土・ピートモス・バーク堆肥・黒土)を混ぜ込む。
- PHの診断:土壌のPHを調べる方法は土壌酸度計を土壌に突き刺すタイプ・リトマス紙を溶液に浸すタイプ・ペーハー測定器を溶液に浸すタイプ・アースチェック液を溶液に垂らすタイプ等があります。製品によって調べ方がことなるため、詳しい手順は製品の取り扱い説明書をご覧下さい。
- PHの改善:PHを診断後に植物の適正なPHに合わせて、土壌改良材を入れてPHの改善をおこないます。
- PHを酸性に改善:ピートモスを使用する場合はPHを1下げるために、1㎡あたり、ピートモスを約1.2kgを入れて混和します。
- PHをアルカリ性に改善:苦土石灰を使用してPH1上げるには、1㎡あたり苦土石灰を約100~200g入れて混和します。
- 肥沃さの診断:肥沃さは土壌の色によりある程度診断できます。土壌の色は成分や状態を示しており、簡易的に植物を育てるのに適しているか調べる事が出来ます。黒色の場合は腐植が多く肥沃な傾向があり、赤色・黄色・白色の場合は腐植が少なく肥沃でない傾向があります。
- 肥沃さの改善:土壌に堆肥または微生物資材を入れます。堆肥を入れる量は土の量に対して二割から三割程度にします。入れ過ぎると通気性・排水性・保水性のバランスが崩れて植物が育つのに不適な環境になりやすいため注意してください。
※詳しい土壌診断と改善方法はこちらのリンクからご覧下さい
鉢土づくり
●日照条件
レウコフィルム・フルテスケンスは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせるため基本的に日向で育てることが理想ですが、半日陰までで育てることが可能です。
●培養土
レウコフィルム・フルテスケンスの培養土を購入する場合は、通気性・排水性が高いラベンダーやローズマリーの培養土や庭木の培養土が良いでしょう。
培養土を自作する場合
- 培養土の特性:自生地が乾燥地帯の岩場や砂地などにあることからも分かる通り、基本的に通気性・排水性が高く、比較的痩せた培養土を好みます。肥沃すぎる培養土では栄養生長が優先されて枝葉ばかりが伸びて花が咲きにくくなり、株を弱体化させて環境ストレスに弱くなるため注意が必要です。また本種は中性から弱アルカリ性の土壌を好むため、pHの値にも注意しながら培養土を作成しましょう。
- 無機質の用土:一般的な植物の培養土よりも、特に通気性と排水性を高める目的で、赤玉土や日向土などを8割~9割を目安にして多めに配合します。土粒は基本的に小粒・中粒を利用します。大きすぎる土粒を使うと、培養土の中に大きな空隙が出来て根の活着が悪くなり、保水性の低下や植物の生育不良の原因となるため避けてください。
- 有機質の用土:腐葉土などの堆肥は、一般的な植物よりもかなり控えめに1~2割を目安にして培養土の中に配合します。腐葉土などの有機物は培養土の水分・養分を保持して、根の活着を助け、生育を促進する効果がありますが、本種の場合は堆肥を入れ過ぎると、夏場に蒸れて過湿状態になり根腐れを引き起こす原因ともなります。そのため、バランスを考えて必要量を入れる事が大切です。加えて、本種は中性から弱アルカリ性の土壌を好むため、pHを下げる性質があるピートモスなどは利用を控えた方がよいでしょう。
- 元肥:本種は痩せ地に自生しており、栄養の乏しい土壌で問題なく育ちます。栄養(窒素)の多い土壌では徒長し葉が茂り、花の数が少なくなる傾向があり、また株を弱体化させて環境ストレスに弱くなるため基本的に肥料は控えた方が良いでしょう。
培養土の配合例
- 基本の配合:赤玉土(小粒)8割+腐葉土2割+苦土石灰適量+元肥適量
- 培養土が劣化しにくい配合:日向土(細粒・小粒)4割+硬質赤玉土(小粒)3割+腐葉土2割+くん炭1割+元肥適量
- 比重が軽い配合:赤玉土(小粒)4割+パーライト3割+バーミキュライト1割+腐葉土2割+苦土石灰適量+元肥適量
水やりの仕方
レウコフィルム・フルテスケンスは、メキシコ・アメリカ合衆国(テキサス州)の乾燥した岩場や砂地などにあり、気候は乾燥気味の砂漠気候・ステップ気候、湿潤な温暖湿潤気候に分布します。
基本的に日当たりと水はけの良い、乾燥気味の環境を好み、耐乾性も高いです。過湿は許容せず、ジメジメした状態が続くと病原菌が増えて株が腐敗する原因となったり、根の呼吸を妨げて根腐れを引き起こす原因になったりするため、水やりの頻度には十分な注意が必要となります。
●栽培環境での違い
- 地植え:基本的に降雨に任せて育てることが出来ます。ただし、根系が未発達で株が定着していなかったり、高温や強光で乾燥しやすい夏の季節だったり、雨が長く降らず土壌が乾燥していたりしている場合は、必要に応じて水やりが必要となることもあるでしょう。
- 鉢植え:地植えと比べて、土の容量が限られるため乾燥がかなり早いです。そのため、定期的な水やりが必要となります。
●水やりの方法
- 春の水やり:株は生育期間中ですが、基本的に乾燥気味を保ちます。土壌の表層(5cm程度)が乾燥してきたら水をたっぷり与え、土中の空気も入れ替えます。
- 夏の水やり:株は生育期間中ですが、基本的に乾燥気味を保ちます。基本的に日本の高温多湿を苦手にしており、高温と過湿で土中が蒸れると酸欠状態になり、根腐れを引き起こすため、水の与え過ぎには注意が必要です。基本的には、朝の涼しい時間帯に土壌の表層が乾燥したタイミングで水をたっぷり与え、土中の空気も入れ替えます。
- 秋の水やり:株は生育期間中ですが、基本的に乾燥気味を保ちます。土壌の表層(5cm程度)が乾燥してきたら水をたっぷり与え、土中の空気も入れ替えます。
- 冬の水やり:休眠期・半休眠期は殆ど水分を吸収しないため、水やりの頻度を大きく減らします。この時期に水分が多いと根腐れを引き起こす原因になります。ただし、土壌が完全に乾燥すると枯れてしまう事もあるため、土壌の表層が乾燥した数日後を目安に、必要に応じて水を与えると良いでしょう。
注意点
- 水やり時間帯:水やりの時間帯は、基本的に植物が水を欲しがりだす朝に与えるのが最適です。昼や夕方に与える事も出来ますが、夏の昼の高温時に水を与えると、鉢内の温度上昇と共に湿度が上がり、根が酸欠状態(蒸れ)に陥り、根腐れや生理障害を起こす可能性があります。また夕方に水やりを行うと、夜間に土壌が過湿状態になり、病原菌(真菌)の繁殖や呼吸の邪魔となり、根腐れを引き起こす原因になったり、過剰な水分で徒長し株姿が乱れる原因にもなります。そのため、基本的に朝に水をやることが正しいです。
- 水を与える量:1回に与える水の量はたっぷりです。鉢植えで植物を栽培している場合は、鉢底から水がしっかり流れるまで与えます。その際、水を与える場所が1箇所になると水の道が出来てしまい、特定の場所に水が流れないこともあるため水を与える場所を変えながら与えましょう。地植えで水やりを行う場合は、土壌の表面だけでなく奥まで水を染み込ませるつもりでしっかりと水を与えて下さい。
- 水を与える場所:水を与える場所は基本的に株元から少し離れた場所で、植物に直接かけないようにします。植物上に水が溜まると、そこから真菌などが植物の中に侵入し、病気を引き起こし腐敗させる原因になるため注意して下さい。
- 梅雨の管理:植物を軒下に移動したり、雨避けをつくり、株に梅雨の長雨が植物に当たり、傷むことを防ぎましょう。
土壌の乾燥の確認方法
- 土壌表面の乾燥:土壌の表面の乾燥とは、土壌の最も上の部分の表面が乾燥している事です。土壌表面の乾燥の確認方法には目視・触感があります。
- 目視で確認:土は濡れているなら色が濃くなったり黒っぽくなったりしていて、乾燥すると色が白っぽくなります。
- 触感で確認:土の表面を指で触ってみます。土は濡れていると湿り気があり、乾燥しているとサラサラとしています。
- 土壌の表層の乾燥:土壌の表層の乾燥とは土壌の表面から5cm以下が乾燥していることになります。※土壌の表層の定義は様々ありますが、ここでは土の表面から5cm程度の深さと定義しています。
- 目視で確認:透明な植木鉢を使用して植物を育てます。透明で土の色の変化が分かるため、土表面から5cm以下の土の色が白っぽくなってきたら水やりを行います。
- 重量で確認:鉢植えで育てている場合は、水分量で鉢の重量が変わるため、土が乾燥した時の軽さを覚えておいて土の乾きを判断します。
- 道具で確認:割り箸・竹串などを用土の中に差してみて、引き上げた時の割り箸・竹串の色と湿り気を見て乾燥具合を確認します。
- 専用の道具:サスティーを土壌にさして使用します。サスティーは土壌が乾くと色が変化して水やりのタイミングを教えてくれます。
肥料の与え方
レウコフィルム・フルテスケンスは自生地が乾燥地帯の岩場や砂地などにあり、栄養の少ない痩せた土壌に生育しています。
本種の肥料の要求度は低く、与えすぎると茎が徒長して倒れやすくなったり、葉数が増えて花数が減ったりする原因になり、また株を弱体化させて環境ストレスに弱くなります。
肥料は基本的に不要ですが、鉢植えで栽培する場合は栄養が足りなくなることもあるため、芽出し肥を「控えめ」に与えましょう。
●肥料の与え方
- 芽出し肥:早春から春頃に新芽が動き出す前に、発芽の促進や初期の成長を促す目的で与えられる肥料です。
- 肥料の成分:リン酸・カリの含有量が多めの肥料を選びます。
- 肥料の製品:緩効性肥料がおすすめです。
- 施し方(固形肥料):固形肥料の与え方は製品により置き肥タイプ・差し込みタイプ・埋め込みタイプがあります。製品に合わせて、規定された分量より少なめの分量を規定された方法で施しましょう。
剪定のやり方
レウコフィルム・フルテスケンスは剪定せずに育てることも出来ますが、より美しい樹形を維持しながら沢山の花を咲かせるために剪定が推奨されます。例えば、本種は新枝に花が咲くため、剪定することで養分が新芽に集中し萌芽が促進されて新枝が伸長し、養分が花芽に効率よく供給されるため花付きがよくなります。また樹形が整えられて洗練された見た目になったりします。
剪定をするかは剪定理由を見ながら決めるとよいでしょう。
●剪定方法
- 自然樹形に仕立てる:本種は樹冠が広卵形・半球形になる傾向があります。そのため、この自然な雰囲気を崩さないように剪定することが基本です。
- 剪定時期:早春に行うのが最適です。本種は春に力強く成長するため早春に剪定すれば株の回復も早いです。
- 枯れ枝の除去:株を観察し、枯れた枝を根元から剪定して取り除きます。
- 樹形を整える:株を観察して、樹形を著しく乱す枝(徒長枝・立ち枝・逆さ枝・下がり枝)を探します。株全体を見て、この不要な枝を剪定した時に、樹形のバランスを崩さないと判断できる時は優先的に根元から間引き剪定しましょう。次に、株全体を見て枝が混みあっている場所を探します。ここにある不要な枝(混み枝・絡み枝・並行枝・車枝)を、株全体のバランスを見ながら透かすように、根元から間引き剪定します。また必要に応じ、樹勢が弱く成長する見込みが殆どない枝(懐枝など)を根元から剪定し取り除きましょう。
- 生垣:本種は細い枝葉が高密度に密生し、ドーム状に茂らせることが出来ます。生垣の剪定では、サイズや形を維持する目的で、定期的に刈り込みや間引きを行います。
- 剪定時期:早春または開花が一段落したタイミングで最適です。強剪定を行う場合は、春に力強く成長するため早春が最適となります。樹形を整える場合は、数回に分けて花が一斉に開花するため、この開花の合間(開花後)が最適となります。注意することは梅雨の期間に剪定をしないことです。切口から水滴と一緒に菌が侵入して腐敗するリスクが高まります。※ただし、蒸れ対策として梅雨前に剪定しておくことは推奨されます。
- 枯れ枝の除去:株を観察し、枯れた枝を根元から剪定して取り除きます。
- 剪定:株の概形を決めて、それに合わせて剪定します。本種はドーム状に形作られることが多いことから、刈込鋏を使用して、表面を這わせるように刈り込みしましょう。
夏越しする方法
レウコフィルム・フルテスケンスの原産地はメキシコ、アメリカ合衆国(テキサス州)で、自生地は岩場や砂地、灌木地などにあり、気候は夏は高温で乾燥しているか適度な降水量があります。そのため、本種は夏の暑さや乾燥に強く、夏越しがそれほど難しい植物ではないです。ただし、多湿・過湿は株が蒸れて根腐れを引き起こしたり、病気にかかるなどして生育不良を引き起こしやすいため注意が必要です。
●夏越し対策一覧
- 水やり:過湿を苦手にしており、過剰な水分が根腐れを引き起こす原因ともなるため土壌の状態を見ながら水やりを行うことが大切です。基本的には、早朝の時間帯に、土壌の表層が乾燥したのを確認したら水やりを行いましょう。
- 切り戻し:梅雨前に切り戻しすることで風通しを良くし多湿を防ぐことができます。
- 鉢植えの移動:長雨で株が傷みやすいため、軒下などに移動します。
- 雑草の除去:周囲の雑草は風の流れや太陽光を遮り、育てている植物の成長を妨げたり、多湿を生み出す原因になったりします。そのため、不要な雑草は抜きます。ただし、土壌が剥き出しになることで乾燥が早まる場合もあります。
- 排水性の改善:雨水などが周囲から集まりやすい環境にあったり、硬盤があったりすると排水が上手くいかない場合があります。対策として排水溝をつくったり、縦穴暗渠(縦穴排水)をつくり雨水が外に流れる仕組みをつくります。
- 花壇を高くする:花壇をレイズドベッドにしたり、岩を並べてロックガーデンなどにしたりして、植物を植える環境を周囲よりも高くすることで、排水性が改善されて多湿対策になります。
- 雨避けをつくる:植物に雨が当たらないように雨避けを張り、雨から植物を守ります。これを行うことで、多湿・過湿を防ぎ、また泥はねで病原菌が植物に付着・侵入することを防いで病気対策にもなります。
冬越しする方法

Hardiness:8~10
気候が温帯であれば屋外での越冬が可能です。ただし、冷帯では寒さで株が枯れる事もあるため、冬越し対策が必要です。
●冬越し対策一覧
- 軒下に移動する:植物を植えている鉢植えを軒下に移動することで、霜を避けることができます。霜があまり降りない地域であれば、霜を避けるだけで冬越し出来ることもあります。
マルチング:株の周囲にマルチング資材を入れて株元と根を保護する。根を凍結や霜から守ったり、乾燥対策になったりします。- 方法:霜が降りる前の11月頃に行います。バーク堆肥や藁などのマルチング資材を準備します。育てている植物の周りに、マルチング資材を5~8cmほどの厚みになるように入れます。
植物にカバー:植物にビニールや寒冷紗などをかけます。植物を寒風から保護したり、霜から保護したり、昼夜の急激な温度変化を防ぐ働きがあったりします。- ビニール・寒冷紗:植物の周りに支柱を立てて、ビニールまたは寒冷紗を支柱に巻き付けます。巻き付けたビニールまたは寒冷紗が落ちないように洗濯バサミや紐などを使い固定しましょう。※ビニールを巻く場合は穴を開けて通気性を確保してください。
- 苗キャップ:透明のカバーで苗や小さな植物を保護するための専用の製品です。専用のカバーを苗または小さな植物の上に被せて、風などで飛んでいかないように固定して利用します。
- 植物保護カバー:不織布などの保護カバーで植物を保護するための専用の製品です。大きめの植物や複数の植物を囲うのにも対応しており、専用の製品になるため、チャックなどがついていて扱いやすい所も魅力です。
温室:内部の温度を一定に保てるようにガラスやプラスチックフィルムなどで作られた建物です。植物を温室の中に入れる事で、寒さの軽減や寒風対策、霜・凍結対策ができます。
屋内に取り込む:植物を建物の中に入れる方法です。冬の屋内は屋外と比べて温度が高く植物が凍結するリスクもありません。ただし屋内は太陽光が当たりにくくなるため、明るさなどには注意が必要になります。植物を窓辺で管理したり、植物育成ライトを活用して、植物が弱らないよう管理することが大切になるでしょう。
挿し木や株分けで増やす
レウコフィルム・フルテスケンスは挿し木によって増やす事ができます。
●挿し木の方法
- 概要:茎を採取して、この茎の長さや葉の数を調節し、切り口を土に挿して繁殖させる無性生殖の1種です。
- 挿し木時期:発根率の高い晩春から初夏頃が適します。
- 培養土の準備:培養土は切り口が腐敗して吸水を阻害しないように、無菌のものを利用します。一般的にはバーミキュライト・赤玉土・パーライト・ピートモスなどが利用されていますが、専用の培養土もあるため近くのホームセンターで探すのも良いでしょう。
- 挿し穂の採取:挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットして利用しましょう。また花芽分化が始まり生殖成長をしている茎は、発根率が極端に下がるため挿し穂に使うのは避けた方がよいでしょう。
- 挿し穂の整形:挿し穂は長さを10~15cm程度にわけて、挿し穂の上部の葉を残して、下部の葉を取り除きます。茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くしておきましょう。
- 培養土に挿し穂を挿す:挿し穂を挿す場所を決めます。培養土の中に、割り箸等を利用して、事前に穴を開けておきます。挿し穂の切り口を下向きにして、培養土の中に挿し穂を入れましょう。通常は挿し穂の1/3程度を入れます。
- 管理:明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
播種で増やす
- 播種時期:3月~5月
- 発芽適温:約20度
- 備考:好光性種子の性質があるため、覆土はしません。
種まき手順
- 種まきの時期:3月~5月※温床装置などを準備して発芽適温を確保出来る場合は屋内で早めに撒く事ができます。
- 培養土の準備:直播き・移植栽培※移植栽培はコストや手間が増えますが、苗を病害虫から保護したり、温度・水分の管理が楽になり成功率が高まります。
- 直播き:花壇やプランターの土を整えます。
- 移植栽培:移植栽培をするため、容器(プラグトレー・ピートポット・ポリポット・不織布育苗ポット・ジフィーセブン等)を準備し、その中に種まき用の培養土を入れます。
- 種の撒き方:点撒き・すじ撒き・バラ撒き
- 種まき後の管理:種が乾燥すると発芽率が落ちるため、基本的に土と種が乾燥しないように水やりを行い管理します。本種は、種が細かく水で流れやすいため、受け皿に水を張って鉢底から吸水させる方法、または霧吹きで優しく水を与えるのがおすすめです。
- 発芽後:発芽が揃ったら、株同士の間隔を見て、混んでる場所の苗を間引きます。また間引きした苗は別の場所に移植することもできます。※直播きする場合は成長に合わせて株同士がくっついているものを状態がいい方を残し間引きするとよいでしょう。
- 移植:小さなプラグトレーやポットで移植栽培をしている場合は、本葉が2枚以上になったタイミングでポットなどに移植します。出来るだけ根鉢を崩さないように注意しましょう。
- 定植:株がある程度の大きさになったら定植します。定植が遅れると移植時に根を傷付けるリスクが増えると同時に、苗が老化して定植後の成長も悪くなるリスクが高まります。
※鎮圧は土と種の密着度を高め水分の吸収をよくします。











レイランドヒノキは、丈夫で年間での成長が約100cmと成長率が高く、円錐形もしくは円中形の美しい外観をつくる事から生垣や庭木などによく利用される植物です。
レイランドヒノキの生垣は自然な円錐型の樹形を生かしながら楽しむインフォーマルヘッジと、刈り込み剪定を行い形状を整えながら楽しむフォーマルヘッジのどちらでも利用出来ます。

花は葉腋から複数の白色の花が束生(葉・花・茎等が1箇所から束状に生える)しますが、小さく目立たないため鑑賞目的で重要視される事はありません。
果実は赤く目立つ色をしており、葉腋に複数の果実が束生(葉・花・茎等が1箇所から束状に生える)して付きます。
セイヨウヒイラギ(ヒイラギモチ)の生垣は樹形がある程度整ったフォーマルヘッジの生垣として利用されます。

花は小さくクリーム色と目立たないため鑑賞目的で重要視される事はありません。
イヌツゲは底の浅い鉢で仕立てられながら盆栽として育てられる事もあります。


