ストレプトカーパスは属の中に約18種があり多くがアフリカ及びマダガスカルを原産とする多年草です。一般に園芸では有茎種で開花期間が長く細い花柄の先に上品な花を咲かせるサクソルム種、プリムラの様な草姿と花を咲かせるハイブリッド種等が親しまれます。
ストレプトカーパスは直射日光が苦手で多くの場合、間接光の当たる室内で育てられます。夏の高温多湿や冬の寒さを苦手にしており屋外で管理する場合は注意が必要でしょう。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
![]() 開花時期:5月~10月 | ![]() 開花時期:5月~6月・10月~11月 |
原産:ケニア/タンザニア
学名:Streptocarpus saxorum
草丈:約10~15cm
分類:常緑多年草
開花時期:5月~10月
花色:桃色●青色●紫色●白色〇
葉色:緑色●
耐暑性:普通
耐寒性:弱い
誕生花:8月9日/10月29日/12月10日
花言葉:「真実」「清純な愛」
特徴:ストレプトカーパス(サクソルム)は学名Streptocarpus saxorum、別名「海豚花(中国名)」とも呼ばれるケニア及びタンザニア原産の常緑多年草です。ストレプトカーパスには有茎種・ロゼット種・一葉植物(子葉が1枚大きくなる)の3種類ありますが、サクソルムは有茎種です。草姿は通常高さよりも横への広がりが良く、鉢植え等に植えると鉢縁から溢れる様に茎が伸び、葉腋から細く長い花柄を伸ばして上品な小花を吊るす様に咲かせます。
開花時期は晩春から中秋、花色は紫色や青色、桃色や白色があり、花は長い管状で花先が下に大きく3裂、上に小さく2裂に裂けており、葉腋から伸びる長い花柄の先に1個から数個付きます。草姿はドーム状で高さ約10(15)cm × 幅は30(50)cmまで成長します。葉色は緑色で白色の毛があり肉質、葉身は卵形もしくは楕円形、葉序は対生葉序に付きます。
ストレプトカーパス(サクソルム)は一般的に鉢やハンギングバスケット等で育てられ、鉢縁から垂れる様に溢れる草姿と長期間咲く花を鑑賞する目的で育てられます。花色は上品な紫色や淡く優しい桃色等がありお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶといいでしょう。
ストレプトカーパス(サクソルム)は夏の強い日射しや高温多湿をにがてにしており、また冬の寒さも苦手にしています。育てる際は管理に注意が必要でしょう。
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原産:南アフリカ
学名:Streptocarpus hybridus
草丈:約20~30cm
分類:多年草
開花時期:5月~6月・10月~11月
花色:赤色●桃色●青色●紫色●白色〇
葉色:緑色●
耐暑性:普通
耐寒性:弱い
誕生花:8月9日/10月29日/12月10日
花言葉:「真実」「清純な愛」
特徴:ストレプトカーパス(ハイブリッド種)は学名Streptocarpus hybridus、別名「ケープ・プリムローズ」とも呼ばれるアフリカ原産の多年草です。ストレプトカーパスには有茎種・ロゼット種・一葉植物(子葉が1枚大きくなる)の3種類ありますが、ハイブリッド種は無茎のロゼット種です。ケープ・プリムローズの名前からも分かる通り、プリムラに似た草姿をしており皺の深い葉を根出葉にロゼット状につけます。花は春と秋に咲き細い花茎の先に花先が5裂する小花を集散花序に咲かせます。
開花時期は春と秋、花色は紫色や青色、桃色や赤色、白色があり、長い管状の花先が5裂する小花を細い花茎の先に集散花序に咲かせます。草姿はロゼットで高さ約20(30)cm × 幅は20(30)cmまで成長します。葉色は緑色で深い皺があり、葉身はヘラ形もしくは楕円形で根出葉に付きます。
ストレプトカーパス(ハイブリッド種)は一般的に鉢に植えられた状態で間接校の当たる明るい場所(屋内等)で育てられます。花色は紫色や桃色、青色等様々あり非常に上品な花を長期間咲かせて楽しませてくれるでしょう。
ストレプトカーパス(ハイブリッド種)は夏の強い日射しや高温多湿を苦手にしており、また冬の寒さも苦手にしています。育てる際は管理に注意が必要でしょう。
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