アスチルベの種類

原産:日本 科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:アスチルベ(astilbe) 種:アワモリショウマ／ジャポニカ(japonica) 別名:アスチルベ・ジャポニカ／アワモリショウマ／フォルス バックス ビアード(false buck’s beard) 品種:エリー(ellie) 分類:多年草(宿根草) 開花時期:5月～7月 花の色:白色〇 葉色:緑色● 草丈:75cm 草姿:直立 誕生花:5月12日／6月1日／6月21日 花言葉:「自由きまま」「楽しい恋の訪れ」「繊細」「自由」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

アスチルベ(エリー)は光沢のある葉と純白の花が、光を反射してお庭に明るさを出す魅力的な園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は白色、個々の花は花弁が細く5個(5数花)で、花序は小花が幾つも集まり長さ20cm程の円錐花序を作ります。草姿は直立で高さは約75cm × 幅は約60cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは卵形、葉縁に鋸歯があり、2～4回羽状複葉して、葉序は互生葉序につきます。

アスチルベ(ジャポニカ)は学名astilbe japonica、別名「アスチルベ・ジャポニカ」や「フォルス バックス ビアード(false buck’s beard)」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。主に本州(近畿地方以西)・四国・九州に分布して山地の岩場等に自生しています。

アスチルベ(ジャポニカ)の語源(由来)

1. 属名のアスチルベ(Astilbe)はギリシャ語の「stilbē」に由来しています。
2. 種小名のジャポニカ(japonica)はラテン語で「日本の」を意味していて原産国に由来しています。
3. 和名アワモリショウマの由来は花の形がふわふわとした「泡」を連想させ、草姿がサラシナショウマに似ている所から「ショウマ」の名がついています。

アスチルベ(ジャポニカ)の特徴(魅力)

1. アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもちしばしば群生します
2. スラリと垂直に伸びる茎の頂部で長さ20cmまでの円錐状に小花が並び
3. 泡を連想させるようなフワフワした花姿をつくります
4. 現在栽培されるアスチルベの雑種の多くはジャポニカ種を由来としています
5. 耐陰性があり日陰で楽しめる顕花植物として重宝されています
6. 高温と乾燥がやや苦手です

アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもっており広がる事で群生をつくります。茎は緑色で垂直に伸び高さ約30～75cmの間で成長します。葉は基部から出る根生葉と互生葉序につく茎葉があり、小葉は緑色で、楕円形もしくは卵形をして縁部分にギザギザした鋸歯があり、幾つかの小葉が集まり奇数羽状複葉に並びます。花は小花と花穂が幾つも集まり長さ約20cmの円錐花序に咲き、個々の花は非常に細長い花弁が5個(5数花)と雄蕊・雌蕊があります。

アスチルベ(ジャポニカ)の切り花の楽しみ方

• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は朝の涼しい時間帯におこないましょう。
• 収穫の前に水を入れたバケツを準備しておきます。
• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は花が4分の3程度開いてる時に行うと良いでしょう。
• 収穫したらバケツの中で水揚げの妨げになる不要な葉を取り除きます。
• 葉を取り除いたら水の中で水切りを行いましょう。
• 水切りしたら花瓶に生けて楽しみます。
• ↳日持ちは7日程度です。
• 管理は必要に応じて数日(約1～3日)ごとに水切りと水を換えを行います。水揚げが悪い場合は必要に応じて湯揚げを行いましょう。

水切り
水切りとは茎の根元を水の中に浸けた状態で、茎の根元から上に約1～5cmの部分でハサミを使い斜めにカットして、吸水面を広げ水揚げしやすくする方法です。水の中で切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。※導管に気泡が入ると水揚げが悪くなり萎れやすくなります。

湯揚げ
湯揚げとは約80度に沸騰させたお湯に切り花の切り口をつけて、内部の気泡を膨張させ外に押し出し、水揚げをよくする方法です。
①湯上げする際は熱や水蒸気が余計な部分に当たらないように切り花の下部(約20cm)を残して花全体を新聞紙で包みます。
②切り花をお湯につけた後は冷水に浸ける必要があるため、予めバケツ等に冷水を入れて準備しておきましょう。
②鍋で沸騰させたお湯(約80度)に約30秒ほど切り花の切り口をつけましょう。
③お湯に浸け終わったら予め準備しておいた冷水に浸けて2時間程度水揚げを行います。
④水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い再度花瓶に生けて楽しみます。

アスチルベ(ジャポニカ)の栽培

園芸では、アスチルベ(ジャポニカ)のボリューミーな花を鑑賞する目的で育てられます。比較的に背が高く成長して年を追うごとに根茎で広がり群生する事から花壇の中央等に植えて高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先に飾ったりして楽しまれたりします。また耐陰性があるためシェードガーデン等にもおすすめです。

アスチルベ(ジャポニカ)を育てる際に注意する事は「夏の強い日差し」や「乾燥」です。アスチルベは強い日差しに当たると葉やけを引き起こし葉がボロボロになったり乾燥しやすくなるため、植え場所や管理する場所には注意が必要です。またやや湿り気のある土壌を好むため、生育期間を通してしっかり水やりを行う事も大切です。

アスチルベの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

アスチルベの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

花壇の土づくり アスチルベ(エリー)は強い日差しや乾燥を好まないため日向は避けた方が無難です。基本的には午後から日陰になるような半日影から、間接光のみが当たるような日陰までで育てましょう。 土は僅かに酸性(PH5.5～6.5)で、通気性が良く有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。	鉢土づくり アスチルベ(エリー)は午後から日陰になるような半日影もしくは、間接光のみが当たるような日陰で管理しましょう。 培養土は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く肥沃な培養土で育てましょう。 培養土の例 赤玉土6割＋腐葉土2割＋堆肥2割＋元肥
水やりの仕方 アスチルベ(エリー)はやや湿り気のある土壌を好みます。 水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。	肥料の与え方 アスチルベ(エリー)は肥料を好む植物のため地植えでもしっかり肥料を与える事が大切です。肥料不足は花が上手く咲かない原因にもなります。 肥料の与え方 春に土質を改善する堆肥と緩効性肥料をいれる 秋(10月)に再度バランスのよい緩効性肥料を追肥として与えます。

剪定のやり方 アスチルベ(エリー)の剪定は冬越し後の早春から春に行います。前年の古い茎を地上部から10cm程度の場所で切り戻し、春からの新しい成長を促しましょう。 開花時期中は花がら摘みをしても次の花の開花は促されないため不要です。ただし、見た目の清潔感を保つために必要に応じて花穂の下から剪定する事が出来ます。	夏越しする方法 アスチルベ(エリー)は夏場の高温や乾燥を苦手にしています。そのため管理場所や水やり等には注意が必要です。 基本的には西日の当たらない場所に植えるようにして、また鉢植えで育てている場合は西日を避けた半日影等の涼しい場所に鉢を移動しましょう。また地植えしたものでも土の表面が乾燥してきたらしっかり水やりを行い株が弱らないように管理しましょう。
冬越しする方法 Hardiness:4b～9a アスチルベ(エリー)は冬の寒さで地上部が枯れますが、耐寒性が高く春になると再度芽を出し成長を始めます。 翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。	挿し木や株分けで増やす アスチルベ(エリー)は株分けによって増やす事ができます。 株分け アスチルベ(エリー)の株分けする時期は早春もしくは秋が最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。 スコップを使い株を掘りあげたら、株(塊)を2～3個ずつ付けて手もしくはハサミ等を使い切り離し、直ぐに植え直しましょう。 基本的には2～3年ごとに株分け出来ますが、株(塊)が少なく十分に育ってない場合は株分けを見送りましょう。
播種で増やす アスチルベ(ジャポニカ)の種蒔の方法 播種時期:3月～4月・9月～10月 発芽適温:約15度～20度 発芽日数:約28日 光条件: 種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押す(鎮圧)のみで覆土は不要です。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。	植物の病気 アスチルベ(ジャポニカ)の病気 うどん粉病 灰色カビ病 白絹病 アスチルベ(ジャポニカ)の害虫 アブラムシ ハダニ ヨトウムシ ナメクジ

原産:日本 科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:アスチルベ(astilbe) 種:アワモリショウマ／ジャポニカ(japonica) 別名:アスチルベ・ジャポニカ／アワモリショウマ／フォルス バックス ビアード(false buck’s beard) 品種:レッドセンチネル(red sentinel) 分類:多年草(宿根草) 開花時期:5月～7月 花の色:赤色● 葉色:緑色● 草丈:75cm 草姿:直立 誕生花:5月12日／6月1日／6月21日 花言葉:「自由きまま」「楽しい恋の訪れ」「繊細」「自由」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

アスチルベ(レッドセンチネル)は口紅の色を連想させる様な濃い赤色の花と青銅色の美しい葉色が落ち着きある雰囲気をつくり、上品なお庭等にぴったりな園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は赤色、個々の花は花弁が細く5個(5数花)で、花序は小花が幾つも集まり長さ20cm程の円錐花序を作ります。草姿は直立で高さは約75cm × 幅は約60cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは卵形、葉縁に鋸歯があり、2～4回羽状複葉して、葉序は互生葉序につきます。

アスチルベ(ジャポニカ)は学名astilbe japonica、別名「アスチルベ・ジャポニカ」や「フォルス バックス ビアード(false buck’s beard)」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。主に本州(近畿地方以西)・四国・九州に分布して山地の岩場等に自生しています。

アスチルベ(ジャポニカ)の語源(由来)

1. 属名のアスチルベ(Astilbe)はギリシャ語の「stilbē」に由来しています。
2. 種小名のジャポニカ(japonica)はラテン語で「日本の」を意味していて原産国に由来しています。
3. 和名アワモリショウマの由来は花の形がふわふわとした「泡」を連想させ、草姿がサラシナショウマに似ている所から「ショウマ」の名がついています。

アスチルベ(ジャポニカ)の特徴(魅力)

1. アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもちしばしば群生します
2. スラリと垂直に伸びる茎の頂部で長さ20cmまでの円錐状に小花が並び
3. 泡を連想させるようなフワフワした花姿をつくります
4. 現在栽培されるアスチルベの雑種の多くはジャポニカ種を由来としています
5. 耐陰性があり日陰で楽しめる顕花植物として重宝されています
6. 高温と乾燥がやや苦手です

アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもっており広がる事で群生をつくります。茎は緑色で垂直に伸び高さ約30～75cmの間で成長します。葉は基部から出る根生葉と互生葉序につく茎葉があり、小葉は緑色で、楕円形もしくは卵形をして縁部分にギザギザした鋸歯があり、幾つかの小葉が集まり奇数羽状複葉に並びます。花は小花と花穂が幾つも集まり長さ約20cmの円錐花序に咲き、個々の花は非常に細長い花弁が5個(5数花)と雄蕊・雌蕊があります。

アスチルベ(ジャポニカ)の切り花の楽しみ方

• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は朝の涼しい時間帯におこないましょう。
• 収穫の前に水を入れたバケツを準備しておきます。
• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は花が4分の3程度開いてる時に行うと良いでしょう。
• 収穫したらバケツの中で水揚げの妨げになる不要な葉を取り除きます。
• 葉を取り除いたら水の中で水切りを行いましょう。
• 水切りしたら花瓶に生けて楽しみます。
• ↳日持ちは7日程度です。
• 管理は必要に応じて数日(約1～3日)ごとに水切りと水を換えを行います。水揚げが悪い場合は必要に応じて湯揚げを行いましょう。

水切り
水切りとは茎の根元を水の中に浸けた状態で、茎の根元から上に約1～5cmの部分でハサミを使い斜めにカットして、吸水面を広げ水揚げしやすくする方法です。水の中で切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。※導管に気泡が入ると水揚げが悪くなり萎れやすくなります。

湯揚げ
湯揚げとは約80度に沸騰させたお湯に切り花の切り口をつけて、内部の気泡を膨張させ外に押し出し、水揚げをよくする方法です。
①湯上げする際は熱や水蒸気が余計な部分に当たらないように切り花の下部(約20cm)を残して花全体を新聞紙で包みます。
②切り花をお湯につけた後は冷水に浸ける必要があるため、予めバケツ等に冷水を入れて準備しておきましょう。
②鍋で沸騰させたお湯(約80度)に約30秒ほど切り花の切り口をつけましょう。
③お湯に浸け終わったら予め準備しておいた冷水に浸けて2時間程度水揚げを行います。
④水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い再度花瓶に生けて楽しみます。

アスチルベ(ジャポニカ)の栽培

園芸では、アスチルベ(ジャポニカ)のボリューミーな花を鑑賞する目的で育てられます。比較的に背が高く成長して年を追うごとに根茎で広がり群生する事から花壇の中央等に植えて高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先に飾ったりして楽しまれたりします。また耐陰性があるためシェードガーデン等にもおすすめです。

アスチルベ(ジャポニカ)を育てる際に注意する事は「夏の強い日差し」や「乾燥」です。アスチルベは強い日差しに当たると葉やけを引き起こし葉がボロボロになったり乾燥しやすくなるため、植え場所や管理する場所には注意が必要です。またやや湿り気のある土壌を好むため、生育期間を通してしっかり水やりを行う事も大切です。

アスチルベの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

アスチルベの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

花壇の土づくり アスチルベ(レッドセンチネル)は強い日差しや乾燥を好まないため日向は避けた方が無難です。基本的には午後から日陰になるような半日影から、間接光のみが当たるような日陰までで育てましょう。 土は僅かに酸性(PH5.5～6.5)で、通気性が良く有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。	鉢土づくり アスチルベ(レッドセンチネル)は午後から日陰になるような半日影もしくは、間接光のみが当たるような日陰で管理しましょう。 培養土は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く肥沃な培養土で育てましょう。 培養土の例 赤玉土6割＋腐葉土2割＋堆肥2割＋元肥
水やりの仕方 アスチルベ(レッドセンチネル)はやや湿り気のある土壌を好みます。 水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。	肥料の与え方 アスチルベ(レッドセンチネル)は肥料を好む植物のため地植えでもしっかり肥料を与える事が大切です。肥料不足は花が上手く咲かない原因にもなります。 肥料の与え方 春に土質を改善する堆肥と緩効性肥料をいれる 秋(10月)に再度バランスのよい緩効性肥料を追肥として与えます。

剪定のやり方 アスチルベ(レッドセンチネル)の剪定は冬越し後の早春から春に行います。前年の古い茎を地上部から10cm程度の場所で切り戻し、春からの新しい成長を促しましょう。 開花時期中は花がら摘みをしても次の花の開花は促されないため不要です。ただし、見た目の清潔感を保つために必要に応じて花穂の下から剪定する事が出来ます。	夏越しする方法 アスチルベ(レッドセンチネル)は夏場の高温や乾燥を苦手にしています。そのため管理場所や水やり等には注意が必要です。 基本的には西日の当たらない場所に植えるようにして、また鉢植えで育てている場合は西日を避けた半日影等の涼しい場所に鉢を移動しましょう。また地植えしたものでも土の表面が乾燥してきたらしっかり水やりを行い株が弱らないように管理しましょう。
冬越しする方法 Hardiness:4b～9a アスチルベ(レッドセンチネル)は冬の寒さで地上部が枯れますが、耐寒性が高く春になると再度芽を出し成長を始めます。 翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。	挿し木や株分けで増やす アスチルベ(レッドセンチネル)は株分けによって増やす事ができます。 株分け アスチルベ(レッドセンチネル)の株分けする時期は早春もしくは秋が最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。 スコップを使い株を掘りあげたら、株(塊)を2～3個ずつ付けて手もしくはハサミ等を使い切り離し、直ぐに植え直しましょう。 基本的には2～3年ごとに株分け出来ますが、株(塊)が少なく十分に育ってない場合は株分けを見送りましょう。
播種で増やす アスチルベ(ジャポニカ)の種蒔の方法 播種時期:3月～4月・9月～10月 発芽適温:約15度～20度 発芽日数:約28日 光条件: 種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押す(鎮圧)のみで覆土は不要です。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。	植物の病気 アスチルベ(ジャポニカ)の病気 うどん粉病 灰色カビ病 白絹病 アスチルベ(ジャポニカ)の害虫 アブラムシ ハダニ ヨトウムシ ナメクジ

原産:日本 科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:アスチルベ(astilbe) 種:アワモリショウマ／ジャポニカ(japonica) 別名:アスチルベ・ジャポニカ／アワモリショウマ／フォルス バックス ビアード(false buck’s beard) 品種:ワシントン(washington) 分類:多年草(宿根草) 開花時期:5月～7月 花の色:白色〇 葉色:緑色● 草丈:75cm 草姿:直立 誕生花:5月12日／6月1日／6月21日 花言葉:「自由きまま」「楽しい恋の訪れ」「繊細」「自由」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

アスチルベ(ワシントン)は羽毛を連想させる様なふわふわとした白色の花と、シダ植物の様な装飾的な葉が魅力の園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は白色、個々の花は花弁が細く5個(5数花)で、花序は小花が幾つも集まり長さ20cm程の円錐花序を作ります。草姿は直立で高さは約75cm × 幅は約60cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは卵形、葉縁に鋸歯があり、2～4回羽状複葉して、葉序は互生葉序につきます。

アスチルベ(ジャポニカ)は学名astilbe japonica、別名「アスチルベ・ジャポニカ」や「フォルス バックス ビアード(false buck’s beard)」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。主に本州(近畿地方以西)・四国・九州に分布して山地の岩場等に自生しています。

アスチルベ(ジャポニカ)の語源(由来)

1. 属名のアスチルベ(Astilbe)はギリシャ語の「stilbē」に由来しています。
2. 種小名のジャポニカ(japonica)はラテン語で「日本の」を意味していて原産国に由来しています。
3. 和名アワモリショウマの由来は花の形がふわふわとした「泡」を連想させ、草姿がサラシナショウマに似ている所から「ショウマ」の名がついています。

アスチルベ(ジャポニカ)の特徴(魅力)

1. アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもちしばしば群生します
2. スラリと垂直に伸びる茎の頂部で長さ20cmまでの円錐状に小花が並び
3. 泡を連想させるようなフワフワした花姿をつくります
4. 現在栽培されるアスチルベの雑種の多くはジャポニカ種を由来としています
5. 耐陰性があり日陰で楽しめる顕花植物として重宝されています
6. 高温と乾燥がやや苦手です

アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもっており広がる事で群生をつくります。茎は緑色で垂直に伸び高さ約30～75cmの間で成長します。葉は基部から出る根生葉と互生葉序につく茎葉があり、小葉は緑色で、楕円形もしくは卵形をして縁部分にギザギザした鋸歯があり、幾つかの小葉が集まり奇数羽状複葉に並びます。花は小花と花穂が幾つも集まり長さ約20cmの円錐花序に咲き、個々の花は非常に細長い花弁が5個(5数花)と雄蕊・雌蕊があります。

アスチルベ(ジャポニカ)の切り花の楽しみ方

• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は朝の涼しい時間帯におこないましょう。
• 収穫の前に水を入れたバケツを準備しておきます。
• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は花が4分の3程度開いてる時に行うと良いでしょう。
• 収穫したらバケツの中で水揚げの妨げになる不要な葉を取り除きます。
• 葉を取り除いたら水の中で水切りを行いましょう。
• 水切りしたら花瓶に生けて楽しみます。
• ↳日持ちは7日程度です。
• 管理は必要に応じて数日(約1～3日)ごとに水切りと水を換えを行います。水揚げが悪い場合は必要に応じて湯揚げを行いましょう。

水切り
水切りとは茎の根元を水の中に浸けた状態で、茎の根元から上に約1～5cmの部分でハサミを使い斜めにカットして、吸水面を広げ水揚げしやすくする方法です。水の中で切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。※導管に気泡が入ると水揚げが悪くなり萎れやすくなります。

湯揚げ
湯揚げとは約80度に沸騰させたお湯に切り花の切り口をつけて、内部の気泡を膨張させ外に押し出し、水揚げをよくする方法です。
①湯上げする際は熱や水蒸気が余計な部分に当たらないように切り花の下部(約20cm)を残して花全体を新聞紙で包みます。
②切り花をお湯につけた後は冷水に浸ける必要があるため、予めバケツ等に冷水を入れて準備しておきましょう。
②鍋で沸騰させたお湯(約80度)に約30秒ほど切り花の切り口をつけましょう。
③お湯に浸け終わったら予め準備しておいた冷水に浸けて2時間程度水揚げを行います。
④水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い再度花瓶に生けて楽しみます。

アスチルベ(ジャポニカ)の栽培

園芸では、アスチルベ(ジャポニカ)のボリューミーな花を鑑賞する目的で育てられます。比較的に背が高く成長して年を追うごとに根茎で広がり群生する事から花壇の中央等に植えて高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先に飾ったりして楽しまれたりします。また耐陰性があるためシェードガーデン等にもおすすめです。

アスチルベ(ジャポニカ)を育てる際に注意する事は「夏の強い日差し」や「乾燥」です。アスチルベは強い日差しに当たると葉やけを引き起こし葉がボロボロになったり乾燥しやすくなるため、植え場所や管理する場所には注意が必要です。またやや湿り気のある土壌を好むため、生育期間を通してしっかり水やりを行う事も大切です。

アスチルベの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

アスチルベの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

花壇の土づくり アスチルベ(ワシントン)は強い日差しや乾燥を好まないため日向は避けた方が無難です。基本的には午後から日陰になるような半日影から、間接光のみが当たるような日陰までで育てましょう。 土は僅かに酸性(PH5.5～6.5)で、通気性が良く有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。	鉢土づくり アスチルベ(ワシントン)は午後から日陰になるような半日影もしくは、間接光のみが当たるような日陰で管理しましょう。 培養土は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く肥沃な培養土で育てましょう。 培養土の例 赤玉土6割＋腐葉土2割＋堆肥2割＋元肥
水やりの仕方 アスチルベ(ワシントン)はやや湿り気のある土壌を好みます。 水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。	肥料の与え方 アスチルベ(ワシントン)は肥料を好む植物のため地植えでもしっかり肥料を与える事が大切です。肥料不足は花が上手く咲かない原因にもなります。 肥料の与え方 春に土質を改善する堆肥と緩効性肥料をいれる 秋(10月)に再度バランスのよい緩効性肥料を追肥として与えます。

剪定のやり方 アスチルベ(ワシントン)の剪定は冬越し後の早春から春に行います。前年の古い茎を地上部から10cm程度の場所で切り戻し、春からの新しい成長を促しましょう。 開花時期中は花がら摘みをしても次の花の開花は促されないため不要です。ただし、見た目の清潔感を保つために必要に応じて花穂の下から剪定する事が出来ます。	夏越しする方法 アスチルベ(ワシントン)は夏場の高温や乾燥を苦手にしています。そのため管理場所や水やり等には注意が必要です。 基本的には西日の当たらない場所に植えるようにして、また鉢植えで育てている場合は西日を避けた半日影等の涼しい場所に鉢を移動しましょう。また地植えしたものでも土の表面が乾燥してきたらしっかり水やりを行い株が弱らないように管理しましょう。
冬越しする方法 Hardiness:4b～9a アスチルベ(ワシントン)は冬の寒さで地上部が枯れますが、耐寒性が高く春になると再度芽を出し成長を始めます。 翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。	挿し木や株分けで増やす アスチルベ(ワシントン)は株分けによって増やす事ができます。 株分け アスチルベ(ワシントン)の株分けする時期は早春もしくは秋が最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。 スコップを使い株を掘りあげたら、株(塊)を2～3個ずつ付けて手もしくはハサミ等を使い切り離し、直ぐに植え直しましょう。 基本的には2～3年ごとに株分け出来ますが、株(塊)が少なく十分に育ってない場合は株分けを見送りましょう。
播種で増やす アスチルベ(ジャポニカ)の種蒔の方法 播種時期:3月～4月・9月～10月 発芽適温:約15度～20度 発芽日数:約28日 光条件: 種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押す(鎮圧)のみで覆土は不要です。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。	植物の病気 アスチルベ(ジャポニカ)の病気 うどん粉病 灰色カビ病 白絹病 アスチルベ(ジャポニカ)の害虫 アブラムシ ハダニ ヨトウムシ ナメクジ

原産:日本 科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:アスチルベ(astilbe) 種:アワモリショウマ／ジャポニカ(japonica) 別名:アスチルベ・ジャポニカ／アワモリショウマ／フォルス バックス ビアード(false buck’s beard) 品種:モンゴメリー(montgomery) 分類:多年草(宿根草) 開花時期:5月～7月 花の色:赤色● 葉色:緑色● 草丈:30～75cm 草姿:直立 誕生花:5月12日／6月1日／6月21日 花言葉:「自由きまま」「楽しい恋の訪れ」「繊細」「自由」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

アスチルベ(モンゴメリー)はふわふわとした花姿、色鮮やかな赤色の花、青銅色の落ち着きある葉色が魅力的な園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は赤色、個々の花は花弁が細く5個(5数花)で、花序は小花が幾つも集まり長さ20cm程の円錐花序を作ります。草姿は直立で高さは約60cm × 幅は約60cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは卵形、葉縁に鋸歯があり、2～4回羽状複葉して、葉序は互生葉序につきます。

アスチルベ(ジャポニカ)は学名astilbe japonica、別名「アスチルベ・ジャポニカ」や「フォルス バックス ビアード(false buck’s beard)」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。主に本州(近畿地方以西)・四国・九州に分布して山地の岩場等に自生しています。

アスチルベ(ジャポニカ)の語源(由来)

1. 属名のアスチルベ(Astilbe)はギリシャ語の「stilbē」に由来しています。
2. 種小名のジャポニカ(japonica)はラテン語で「日本の」を意味していて原産国に由来しています。
3. 和名アワモリショウマの由来は花の形がふわふわとした「泡」を連想させ、草姿がサラシナショウマに似ている所から「ショウマ」の名がついています。

アスチルベ(ジャポニカ)の特徴(魅力)

1. アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもちしばしば群生します
2. スラリと垂直に伸びる茎の頂部で長さ20cmまでの円錐状に小花が並び
3. 泡を連想させるようなフワフワした花姿をつくります
4. 現在栽培されるアスチルベの雑種の多くはジャポニカ種を由来としています
5. 耐陰性があり日陰で楽しめる顕花植物として重宝されています
6. 高温と乾燥がやや苦手です

アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもっており広がる事で群生をつくります。茎は緑色で垂直に伸び高さ約30～75cmの間で成長します。葉は基部から出る根生葉と互生葉序につく茎葉があり、小葉は緑色で、楕円形もしくは卵形をして縁部分にギザギザした鋸歯があり、幾つかの小葉が集まり奇数羽状複葉に並びます。花は小花と花穂が幾つも集まり長さ約20cmの円錐花序に咲き、個々の花は非常に細長い花弁が5個(5数花)と雄蕊・雌蕊があります。

アスチルベ(ジャポニカ)の切り花の楽しみ方

• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は朝の涼しい時間帯におこないましょう。
• 収穫の前に水を入れたバケツを準備しておきます。
• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は花が4分の3程度開いてる時に行うと良いでしょう。
• 収穫したらバケツの中で水揚げの妨げになる不要な葉を取り除きます。
• 葉を取り除いたら水の中で水切りを行いましょう。
• 水切りしたら花瓶に生けて楽しみます。
• ↳日持ちは7日程度です。
• 管理は必要に応じて数日(約1～3日)ごとに水切りと水を換えを行います。水揚げが悪い場合は必要に応じて湯揚げを行いましょう。

水切り
水切りとは茎の根元を水の中に浸けた状態で、茎の根元から上に約1～5cmの部分でハサミを使い斜めにカットして、吸水面を広げ水揚げしやすくする方法です。水の中で切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。※導管に気泡が入ると水揚げが悪くなり萎れやすくなります。

湯揚げ
湯揚げとは約80度に沸騰させたお湯に切り花の切り口をつけて、内部の気泡を膨張させ外に押し出し、水揚げをよくする方法です。
①湯上げする際は熱や水蒸気が余計な部分に当たらないように切り花の下部(約20cm)を残して花全体を新聞紙で包みます。
②切り花をお湯につけた後は冷水に浸ける必要があるため、予めバケツ等に冷水を入れて準備しておきましょう。
②鍋で沸騰させたお湯(約80度)に約30秒ほど切り花の切り口をつけましょう。
③お湯に浸け終わったら予め準備しておいた冷水に浸けて2時間程度水揚げを行います。
④水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い再度花瓶に生けて楽しみます。

アスチルベ(ジャポニカ)の栽培

園芸では、アスチルベ(ジャポニカ)のボリューミーな花を鑑賞する目的で育てられます。比較的に背が高く成長して年を追うごとに根茎で広がり群生する事から花壇の中央等に植えて高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先に飾ったりして楽しまれたりします。また耐陰性があるためシェードガーデン等にもおすすめです。

アスチルベ(ジャポニカ)を育てる際に注意する事は「夏の強い日差し」や「乾燥」です。アスチルベは強い日差しに当たると葉やけを引き起こし葉がボロボロになったり乾燥しやすくなるため、植え場所や管理する場所には注意が必要です。またやや湿り気のある土壌を好むため、生育期間を通してしっかり水やりを行う事も大切です。

アスチルベの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

アスチルベの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

花壇の土づくり アスチルベ(モンゴメリー)は強い日差しや乾燥を好まないため日向は避けた方が無難です。基本的には午後から日陰になるような半日影から、間接光のみが当たるような日陰までで育てましょう。 土は僅かに酸性(PH5.5～6.5)で、通気性が良く有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。	鉢土づくり アスチルベ(モンゴメリー)は午後から日陰になるような半日影もしくは、間接光のみが当たるような日陰で管理しましょう。 培養土は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く肥沃な培養土で育てましょう。 培養土の例 赤玉土6割＋腐葉土2割＋堆肥2割＋元肥
水やりの仕方 アスチルベ(モンゴメリー)はやや湿り気のある土壌を好みます。 水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。	肥料の与え方 アスチルベ(モンゴメリー)は肥料を好む植物のため地植えでもしっかり肥料を与える事が大切です。肥料不足は花が上手く咲かない原因にもなります。 肥料の与え方 春に土質を改善する堆肥と緩効性肥料をいれる 秋(10月)に再度バランスのよい緩効性肥料を追肥として与えます。

剪定のやり方 アスチルベ(モンゴメリー)の剪定は冬越し後の早春から春に行います。前年の古い茎を地上部から10cm程度の場所で切り戻し、春からの新しい成長を促しましょう。 開花時期中は花がら摘みをしても次の花の開花は促されないため不要です。ただし、見た目の清潔感を保つために必要に応じて花穂の下から剪定する事が出来ます。	夏越しする方法 アスチルベ(モンゴメリー)は夏場の高温や乾燥を苦手にしています。そのため管理場所や水やり等には注意が必要です。 基本的には西日の当たらない場所に植えるようにして、また鉢植えで育てている場合は西日を避けた半日影等の涼しい場所に鉢を移動しましょう。また地植えしたものでも土の表面が乾燥してきたらしっかり水やりを行い株が弱らないように管理しましょう。
冬越しする方法 Hardiness:4b～9a アスチルベ(モンゴメリー)は冬の寒さで地上部が枯れますが、耐寒性が高く春になると再度芽を出し成長を始めます。 翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。	挿し木や株分けで増やす アスチルベ(モンゴメリー)は株分けによって増やす事ができます。 株分け アスチルベ(モンゴメリー)の株分けする時期は早春もしくは秋が最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。 スコップを使い株を掘りあげたら、株(塊)を2～3個ずつ付けて手もしくはハサミ等を使い切り離し、直ぐに植え直しましょう。 基本的には2～3年ごとに株分け出来ますが、株(塊)が少なく十分に育ってない場合は株分けを見送りましょう。
播種で増やす アスチルベ(ジャポニカ)の種蒔の方法 播種時期:3月～4月・9月～10月 発芽適温:約15度～20度 発芽日数:約28日 光条件: 種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押す(鎮圧)のみで覆土は不要です。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。	植物の病気 アスチルベ(ジャポニカ)の病気 うどん粉病 灰色カビ病 白絹病 アスチルベ(ジャポニカ)の害虫 アブラムシ ハダニ ヨトウムシ ナメクジ

原産:日本 科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:アスチルベ(astilbe) 種:アワモリショウマ／ジャポニカ(japonica) 別名:アスチルベ・ジャポニカ／アワモリショウマ／フォルス バックス ビアード(false buck’s beard) 品種:ピーチブロッサム(peach blossom) 分類:多年草(宿根草) 開花時期:5月～7月 花の色:桃色● 葉色:緑色● 草丈:30～75cm 草姿:直立 誕生花:5月12日／6月1日／6月21日 花言葉:「自由きまま」「楽しい恋の訪れ」「繊細」「自由」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

アスチルベ(ピーチブロッサム)はふんわりとした綿菓子を思わせる様な花穂と、柔らかい桃色の花色がロマンティックな雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は桃色、個々の花は花弁が細く5個(5数花)で、花序は小花が幾つも集まり長さ20cm程の円錐花序を作ります。草姿は直立で高さは約30(75)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは卵形、葉縁に鋸歯があり、2～4回羽状複葉して、葉序は互生葉序につきます。

アスチルベ(ジャポニカ)は学名astilbe japonica、別名「アスチルベ・ジャポニカ」や「フォルス バックス ビアード(false buck’s beard)」とも呼ばれる日本原産の多年草(宿根草)です。主に本州(近畿地方以西)・四国・九州に分布して山地の岩場等に自生しています。

アスチルベ(ジャポニカ)の語源(由来)

1. 属名のアスチルベ(Astilbe)はギリシャ語の「stilbē」に由来しています。
2. 種小名のジャポニカ(japonica)はラテン語で「日本の」を意味していて原産国に由来しています。
3. 和名アワモリショウマの由来は花の形がふわふわとした「泡」を連想させ、草姿がサラシナショウマに似ている所から「ショウマ」の名がついています。

アスチルベ(ジャポニカ)の特徴(魅力)

1. アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもちしばしば群生します
2. スラリと垂直に伸びる茎の頂部で長さ20cmまでの円錐状に小花が並び
3. 泡を連想させるようなフワフワした花姿をつくります
4. 現在栽培されるアスチルベの雑種の多くはジャポニカ種を由来としています
5. 耐陰性があり日陰で楽しめる顕花植物として重宝されています
6. 高温と乾燥がやや苦手です

アスチルベ(ジャポニカ)は地面下に根茎をもっており広がる事で群生をつくります。茎は緑色で垂直に伸び高さ約30～75cmの間で成長します。葉は基部から出る根生葉と互生葉序につく茎葉があり、小葉は緑色で、楕円形もしくは卵形をして縁部分にギザギザした鋸歯があり、幾つかの小葉が集まり奇数羽状複葉に並びます。花は小花と花穂が幾つも集まり長さ約20cmの円錐花序に咲き、個々の花は非常に細長い花弁が5個(5数花)と雄蕊・雌蕊があります。

アスチルベ(ジャポニカ)の切り花の楽しみ方

• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は朝の涼しい時間帯におこないましょう。
• 収穫の前に水を入れたバケツを準備しておきます。
• アスチルベ(ジャポニカ)の収穫は花が4分の3程度開いてる時に行うと良いでしょう。
• 収穫したらバケツの中で水揚げの妨げになる不要な葉を取り除きます。
• 葉を取り除いたら水の中で水切りを行いましょう。
• 水切りしたら花瓶に生けて楽しみます。
• ↳日持ちは7日程度です。
• 管理は必要に応じて数日(約1～3日)ごとに水切りと水を換えを行います。水揚げが悪い場合は必要に応じて湯揚げを行いましょう。

水切り
水切りとは茎の根元を水の中に浸けた状態で、茎の根元から上に約1～5cmの部分でハサミを使い斜めにカットして、吸水面を広げ水揚げしやすくする方法です。水の中で切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。※導管に気泡が入ると水揚げが悪くなり萎れやすくなります。

湯揚げ
湯揚げとは約80度に沸騰させたお湯に切り花の切り口をつけて、内部の気泡を膨張させ外に押し出し、水揚げをよくする方法です。
①湯上げする際は熱や水蒸気が余計な部分に当たらないように切り花の下部(約20cm)を残して花全体を新聞紙で包みます。
②切り花をお湯につけた後は冷水に浸ける必要があるため、予めバケツ等に冷水を入れて準備しておきましょう。
②鍋で沸騰させたお湯(約80度)に約30秒ほど切り花の切り口をつけましょう。
③お湯に浸け終わったら予め準備しておいた冷水に浸けて2時間程度水揚げを行います。
④水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い再度花瓶に生けて楽しみます。

アスチルベ(ジャポニカ)の栽培

園芸では、アスチルベ(ジャポニカ)のボリューミーな花を鑑賞する目的で育てられます。比較的に背が高く成長して年を追うごとに根茎で広がり群生する事から花壇の中央等に植えて高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先に飾ったりして楽しまれたりします。また耐陰性があるためシェードガーデン等にもおすすめです。

アスチルベ(ジャポニカ)を育てる際に注意する事は「夏の強い日差し」や「乾燥」です。アスチルベは強い日差しに当たると葉やけを引き起こし葉がボロボロになったり乾燥しやすくなるため、植え場所や管理する場所には注意が必要です。またやや湿り気のある土壌を好むため、生育期間を通してしっかり水やりを行う事も大切です。

アスチルベの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

アスチルベの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

花壇の土づくり アスチルベ(ピーチブロッサム)は強い日差しや乾燥を好まないため日向は避けた方が無難です。基本的には午後から日陰になるような半日影から、間接光のみが当たるような日陰までで育てましょう。 土は僅かに酸性(PH5.5～6.5)で、通気性が良く有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。	鉢土づくり アスチルベ(ピーチブロッサム)は午後から日陰になるような半日影もしくは、間接光のみが当たるような日陰で管理しましょう。 培養土は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く肥沃な培養土で育てましょう。 培養土の例 赤玉土6割＋腐葉土2割＋堆肥2割＋元肥
水やりの仕方 アスチルベ(ピーチブロッサム)はやや湿り気のある土壌を好みます。 水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。	肥料の与え方 アスチルベ(ピーチブロッサム)は肥料を好む植物のため地植えでもしっかり肥料を与える事が大切です。肥料不足は花が上手く咲かない原因にもなります。 肥料の与え方 春に土質を改善する堆肥と緩効性肥料をいれる 秋(10月)に再度バランスのよい緩効性肥料を追肥として与えます。

剪定のやり方 アスチルベ(ピーチブロッサム)の剪定は冬越し後の早春から春に行います。前年の古い茎を地上部から10cm程度の場所で切り戻し、春からの新しい成長を促しましょう。 開花時期中は花がら摘みをしても次の花の開花は促されないため不要です。ただし、見た目の清潔感を保つために必要に応じて花穂の下から剪定する事が出来ます。	夏越しする方法 アスチルベ(ピーチブロッサム)は夏場の高温や乾燥を苦手にしています。そのため管理場所や水やり等には注意が必要です。 基本的には西日の当たらない場所に植えるようにして、また鉢植えで育てている場合は西日を避けた半日影等の涼しい場所に鉢を移動しましょう。また地植えしたものでも土の表面が乾燥してきたらしっかり水やりを行い株が弱らないように管理しましょう。
冬越しする方法 Hardiness:4b～9a アスチルベ(ピーチブロッサム)は冬の寒さで地上部が枯れますが、耐寒性が高く春になると再度芽を出し成長を始めます。 翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。	挿し木や株分けで増やす アスチルベ(ピーチブロッサム)は株分けによって増やす事ができます。 株分け アスチルベ(ピーチブロッサム)の株分けする時期は早春もしくは秋が最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。 スコップを使い株を掘りあげたら、株(塊)を2～3個ずつ付けて手もしくはハサミ等を使い切り離し、直ぐに植え直しましょう。 基本的には2～3年ごとに株分け出来ますが、株(塊)が少なく十分に育ってない場合は株分けを見送りましょう。
播種で増やす アスチルベ(ジャポニカ)の種蒔の方法 播種時期:3月～4月・9月～10月 発芽適温:約15度～20度 発芽日数:約28日 光条件: 種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押す(鎮圧)のみで覆土は不要です。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。	植物の病気 アスチルベ(ジャポニカ)の病気 うどん粉病 灰色カビ病 白絹病 アスチルベ(ジャポニカ)の害虫 アブラムシ ハダニ ヨトウムシ ナメクジ

原産:中国 科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:アスチルベ(astilbe) 種:シネンシス(chinensis) 別名:チャイニーズアスチルベ(Chinese astilbe)／フォールス・ゴートビアード(false goat’s beard)／トール・フォールス・バックスビアド(tall false-buck’s-beard) 品種:アンバームーン(amber moon) 分類:多年草(宿根草) 開花時期:7月～9月 花の色:桃色● 葉色:緑色●黄色●赤色● 草丈:90cm 草姿:直立 誕生花:5月12日／6月1日／6月21日 花言葉:「自由きまま」「楽しい恋の訪れ」「繊細」「自由」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

アスチルベ(アンバームーン)は新しく成長したライムグリーンの葉に赤色の縁どりがあり、茎も赤くなる魅力的な園芸品種です。花は桃色で葉は成熟していくと葉は緑色へとかわります。

開花時期は夏から秋、花色は桃色、個々の花は花弁が細く5個(5数花)で、花序は小花が幾つも集まり長さが約15～30cmの円錐花序を作ります。草姿は直立で根茎により広がり高さは約90cm × 幅は約60cmまで成長します。葉色は緑色や赤色、葉身は楕円形もしくは卵形で葉縁に鋸歯があり羽状複葉につき、葉序は互生葉序です。

アスチルベ(シネンシス種)は学名Astilbe chinensis、別名「チャイニーズアスチルベ(Chinese astilbe)」や「フォールス・ゴートビアード(false goat’s beard)」等とも呼ばれる中国原産の多年草(宿根草)です。

アスチルベ(シネンシス種)の語源(由来)

1. 属名のアスチルベ(Astilbe)はギリシャ語の「stilbē」に由来しています。
2. 種小名のシネンシス種(chinensis)はラテン語で「中国の」を意味していて原産国に由来しています。

アスチルベ(シネンシス種)の特徴(魅力)

1. アスチルベ(シネンシス種)はスラリと垂直に伸びる茎の頂部で咲く円錐状のボリューミーな花穂が魅力です
2. 花弁が線状で非常に細く沢山集まるため綿のような柔らかい見た目をつくります
3. ↳また冬に残る乾燥した花(種子)も装飾的です
4. 葉は殆どが基部(根生葉)から出ているため
5. ↳下部でフサフサとしたドーム状の草姿をつくります
6. 個々の葉は一般的に毛深く白色の毛がはえています
7. 耐陰性があり日陰で楽しめる顕花植物として重宝されています
8. 高温と乾燥がやや苦手です

アスチルベ(シネンシス種)の茎は垂直に伸びて高さ約30～90cmの間で成長します。葉は殆どが基部から出る根生葉で幾つかが茎葉として互生葉序につき、小葉は緑色で白色の毛が生えており、楕円形もしくは卵形をして縁部分にギザギザした鋸歯があり、幾つかの小葉が集まり奇数羽状複葉に並びます。花は小花と花穂が幾つも集まり円錐花序に咲き、個々の花は非常に細長い花弁が5個(5数花)と雄蕊・雌蕊があります。

アスチルベ(シネンシス種)の栽培

ビジョン インフェルノ	ビジョンインホワイト	ビジョンインピンク
ビジョンインレッド	アンバームーン	ミルク アンド ハニー

園芸では、アスチルベ(シネンシス種)のボリューミーで華やかな花を鑑賞する目的であったり、下部で優雅に広がる装飾的な葉を地被植物として利用する目的で育てられます。アスチルベを植える際は比較的に背が高くなるため、花壇の中央付近に植えて高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先に飾ったりするといいでしょう。耐陰性があるためシェードガーデン等にもおすすめです。

園芸品種には、火山の噴火をイメージさせる様なボリュームある花姿と薄橙色の優しい花色が魅力的な「ビジョン インフェルノ」や、ライムグリーンと赤色の縁どりのある葉がカラーリーフとしても楽しめる「アンバームーン」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。

アスチルベ(シネンシス種)を育てる際に注意する事は「夏の強い日差し」や「乾燥」です。アスチルベは強い日差しに当たると葉やけを引き起こし葉がボロボロになったり乾燥しやすくなるため、植え場所や管理する場所には注意が必要です。またやや湿り気のある土壌を好むため、生育期間を通してしっかり水やりを行う事も大切です。

アスチルベの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

アスチルベの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

花壇の土づくり アスチルベ(アンバームーン)は強い日差しや乾燥を好まないため日向は避けた方が無難です。基本的には午後から日陰になるような半日影から、間接光のみが当たるような日陰までで育てましょう。 土は僅かに酸性(PH5.5～6.5)で、通気性が良く有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。	鉢土づくり アスチルベ(アンバームーン)は午後から日陰になるような半日影もしくは、間接光のみが当たるような日陰で管理しましょう。 培養土は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く肥沃な培養土で育てましょう。 培養土の例 赤玉土6割＋腐葉土2割＋堆肥2割＋元肥
水やりの仕方 アスチルベ(アンバームーン)はやや湿り気のある土壌を好みます。 水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。	肥料の与え方 アスチルベ(アンバームーン)は肥料を好む植物のため地植えでもしっかり肥料を与える事が大切です。肥料不足は花が上手く咲かない原因にもなります。 肥料の与え方 春に土質を改善する堆肥と緩効性肥料をいれる 秋(10月)に再度バランスのよい緩効性肥料を追肥として与えます。

剪定のやり方 アスチルベ(アンバームーン)の剪定は冬越し後の早春から春に行います。前年の古い茎を地上部から10cm程度の場所で切り戻し、春からの新しい成長を促しましょう。 開花時期中は花がら摘みをしても次の花の開花は促されないため不要です。ただし、見た目の清潔感を保つために必要に応じて花穂の下から剪定する事が出来ます。	夏越しする方法 アスチルベ(アンバームーン)は夏場の高温や乾燥を苦手にしています。そのため管理場所や水やり等には注意が必要です。 基本的には西日の当たらない場所に植えるようにして、また鉢植えで育てている場合は西日を避けた半日影等の涼しい場所に鉢を移動しましょう。また地植えしたものでも土の表面が乾燥してきたらしっかり水やりを行い株が弱らないように管理しましょう。
冬越しする方法 Hardiness:4b～9a アスチルベ(アンバームーン)は冬の寒さで地上部が枯れますが、耐寒性が高く春になると再度芽を出し成長を始めます。 翌年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。	挿し木や株分けで増やす アスチルベ(アンバームーン)は株分けによって増やす事ができます。 株分け アスチルベ(アンバームーン)の株分けする時期は早春もしくは秋が最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。 スコップを使い株を掘りあげたら、株(塊)を2～3個ずつ付けて手もしくはハサミ等を使い切り離し、直ぐに植え直しましょう。 基本的には2～3年ごとに株分け出来ますが、株(塊)が少なく十分に育ってない場合は株分けを見送りましょう。
播種で増やす アスチルベ(シネンシス種)の種蒔の方法 播種時期:3月～4月・9月～10月 発芽適温:約15度～20度 発芽日数:約28日 光条件: 種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押す(鎮圧)のみで覆土は不要です。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。	植物の病気 アスチルベ(シネンシス種)の病気 うどん粉病 灰色カビ病 白絹病 アスチルベ(シネンシス種)の害虫 アブラムシ ハダニ ヨトウムシ ナメクジ