ブルンフェルシアの種類

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の特徴や育て方、増やし方等の紹介

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の特徴


原産:ブラジル科:ナス(Solanaceae) 属:ブルンフェルシア(brunfelsia) 種:パウキフロラ(pauciflora) 別名:モーニング・ヌーン&ナイト(morning-noon-and-night)／イエスタデー・トゥデイ・トゥモロー(yesterday-today-tomorrow)／キスミークイック(kiss me quick)／ブラジル・レインツリー(Brazil raintree) 開花時期:4月～7月花の色:白色〇紫色● 葉色:緑色● 香る部位:花分類:常緑低木樹高:約90～240cm 誕生花:4月23日／12月28日花言葉:「幸運」「夢の名」「浮気な人」「熱心」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は学名brunfelsia pauciflora、別名「モーニング・ヌーン&ナイト(morning-noon-and-night)」や「イエスタデー・トゥデイ・トゥモロー(yesterday-today-tomorrow)」等とも呼ばれるブラジル原産の常緑低木です。

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の語源（由来）

属名のブルンフェルシア(brunfelsia)はドイツの神学者で植物学者のオットー・ブルンフェルス(Otto Brunfels)への献名です。
種小名のラティフォリア種(latifolia)は、「少数」を意味するラテン語の「pauci」と、「花」を意味するラテン語の「flora」からきています。

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の特徴（魅力）

花は花喉の部分が白色をしています
花は日毎に色が変わるため紫色と薄紫色と白色の花が混在します
↳花の色は咲き初めは濃い紫色ですが
↳徐々に薄紫色になり最後は白色へと色が変わります
花は茎の頂部に10個程度の小花を集め花序をつくります
↳非常に多花性で春に一斉に開花する花姿は圧巻の魅力があります
葉が非常に大きく長さが16cmに達する事もあります
植物は全部分が有毒で特に果実は有毒成分が多く含まれています
↳有毒成分のブルンフェルサミジンは犬や猫等が間違えて摂取すると嘔吐や痙攣、ふらつき等の症状が出て最悪の場合は死んでしまいます

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の茎は木質で灰褐色で通常は滑らか、枝分かれがよく直立して高さは240cmまで成長する事があります。葉は濃い緑色で光に当たると反射する光沢があり、形は長さ約6(16)cm × 幅約2(6.5)cmの楕円形から披針形をしていて、互生葉序に配置されます。花は茎の頂部に小花が10個程度集まり集散花序をつくり、花の色は咲き進むに連れて紫色から薄紫色、白色へと退色し、花冠は漏斗状で直径約3～5cmになり花先が深く5裂します。また花が終わると直径約1cmの緑色を球形の果実が出来ます。

開花時期は春から夏、花色は紫色もしくは白色で、個々の花は直径約3～5cmの漏斗形で花先が深く5裂して、花序は茎頂に小花が集まり集散花序に花を咲かせます。樹形は直立で枝分かれがよく高さは約90(240) × 120(180)まで成長します。葉色は緑色で光沢があり、葉身は楕円形から披針形、葉序は互生葉序につきます。

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の栽培

ブルンフェルシア(パウキフロラ)を育てる際の注意点は「乾燥」や「冬の寒さ」です。ブルンフェルシア(パウキフロラ)は基本的に乾燥や強い日差しが苦手なため、植える場所や土質等に気をつけ、また乾燥しやすい夏場の管理に注意が必要でしょう。ブルンフェルシア(パウキフロラ)は軽い霜であれば耐える事が出来ますが、強い霜に当たると枯れてしまうため暖地以外での屋外での越冬は難しいかもしれません。必要に応じて管理のしやすい鉢植えで育てるのも1つの手でしょう。増やし方は挿し木により増やせます。

ブルンフェルシアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

ブルンフェルシア（バンマツリ）の種類、種と珍しい園芸品種等の紹介【2021】

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の育て方

花壇の土づくり

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。ただし暑さの厳しい地域では、暑さや乾燥を避けるため西日の当たらない半日影で育てた方がよい事もあります。そのため、植える場所は地域に合わせて直射日光が6時間以上当たる日向もしくは、午前中のみ日が当たる半日影で育てましょう。

ブルンフェルシア(パウキフロラ)はPHが酸性で、湿り気が保たれ、有機物が豊富に入る肥沃な土壌を好みます。

植付けの前に土壌診断を行い、土質が悪い場合は必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れたり、PHを酸性に傾けるピートモスをいれたり、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れたりして、土壌を改善するといいでしょう。

鉢土づくり

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は日当りの良い場所で管理して、また培養土は保水性と通気性のバランスよい土を使いましょう。

自作する場合は’赤玉土6割＋ピートモス4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は、やや湿り気のある土壌を好みます。

水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。

また乾燥を防ぐために腐葉土等でマルチングするのもおすすめです。

肥料の与え方

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は地植えで育てている場合は肥料を殆ど必要としませんが、鉢植えで育てている場合は栄養が足りなくなるため定期的に肥料を与える必要があります。

地植えで育てている場合は、春に土質を改善する堆肥と、有機質肥料もしくは水でゆっくり溶けて効く緩効性肥料を与えます。その後の追肥は不要です。

鉢植えで育てている場合は、春から秋の生育期間を通して緩効性肥料をラベルの記載に合わせて定期的に与えましょう。

剪定のやり方

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は成長が緩やかなため剪定は基本的に不要です。

剪定をする場合は花後すぐに行いましょう。剪定は、必要に応じて形を整える軽い剪定と、枯れた枝や病気の枝を取り除く間引きをおこないます。

夏越しする方法

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は夏の暑さに耐えますが強い日差しや乾燥を苦手にしています。

土壌の乾燥を防ぐために土の状態をみながらしっかり水やりを行いましょう。また株元に腐葉土などを入れてマルチングをしておくと、水分の蒸発を防ぎ湿り気のある土壌を保つ事が出来ます。

冬越しする方法

Hardiness:9a～11b

ブルンフェルシア(パウキフロラ)は強い霜の降りない地域であれば屋外での越冬も可能ですが、強い霜の降りる地域では枯れる事もあるため鉢植えを室内に入れましょう。

また地植えで屋内に入れる事が難しい場合は、株元に腐葉土を盛り、不織布もしくはビニールで植物の周囲を囲ってあげると冬越ししやすくなります。

挿し木や株分けで増やす

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の挿し木時期は晩春から初夏が適します。この頃になると新鞘がある程度成熟して弾力をもっており、未熟な枝と違い乾燥しにくく、また古い枝のように発根力が低くないため挿し木の成功率が高いです。挿し穂の長さは約7～10cm、その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。挿し穂の下葉を落とし、30分程度水を入れたコップ等で水揚げを行います。水揚げ後は湿らせた培地に挿し穂を挿して土壌が完全に乾燥しない様に明るい日陰等で水やりを行いながら管理しましょう。

播種で増やす

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:約
発芽条件:

植物の病気

ブルンフェルシア(パウキフロラ)の病気

ブルンフェルシア(パウキフロラ)につく害虫

カイガラムシ

バンマツリの特徴や育て方、剪定の時期や方法等の紹介

ブルンフェルシアの育て方

バンマツリの特徴


原産:ブラジル科:ナス(Solanaceae) 属:ブルンフェルシア(brunfelsia) 種:バンマツリ(uniflora) 別名: 開花時期:4月～7月花の色:白色〇紫色● 葉色:緑色● 香る部位:花分類:常緑低木樹高:約50～300cm 誕生花:4月23日／12月28日花言葉:「幸運」「夢の名」「浮気な人」「熱心」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

バンマツリは学名brunfelsia uniflora、ブラジル原産の常緑低木です。

バンマツリの語源（由来）

属名のブルンフェルシア(brunfelsia)はドイツの神学者で植物学者のオットー・ブルンフェルス(Otto Brunfels)への献名です。
種小名のユニフローラ(uniflora)はラテン語で「単一の」を意味する「uni」と「花」を意味する「flora」の二語からきており単一の花を咲かせる事に由来します。
和名のバンマツリ(匂蕃茉莉)の由来は、蕃(外国／異民)から来た、茉莉(ジャスミン)を意味しています。※ジャスミンとは科も属も違います。

バンマツリの特徴（魅力）

花は単生で枝先に1個の花が咲きます
花は日毎に色が変わるため紫色と白色の花が混在します
↳花の色は咲き初めは紫色ですが
↳翌日もしくは翌々日には白色へと色が変わります
枝は捻れ不規則に曲がる事があります
植物は全部分が有毒で特に果実は有毒成分が多く含まれています
↳有毒成分は犬や猫等が間違えて摂取すると嘔吐や痙攣、ふらつき等の症状が出て最悪の場合は死んでしまいます

バンマツリの茎は木質で褐色から灰褐色、非常に枝分かれがよく枝は捻れ不規則に曲がる事もあり、通常高さは50～300cmまで成長しますが、最大800cmに達したという報告もあります。葉は濃い緑色で光に当たると反射する光沢があり、形は長さ約2.5(8)cm × 幅約1(4)cmの楕円形もしくは披針形をしていて、互生葉序に配置されます。花は単生、花の色は咲き進むに連れて紫色から白色へと退色し、花冠は漏斗状で直径約1.5～3cmになり花先が深く5裂します。また花が終わると直径約1～1.5cmの緑色を球形の果実が出来ます。

開花時期は春から秋、花色は紫色もしくは白色で、個々の花は直径約1.5～3cmの漏斗形で花先が深く5裂して、花序は単生です。樹形は直立で枝分かれがよく高さは約50(300) × 50(300)まで成長します。葉色は緑色で光沢があり、葉身は楕円形もしくは披針形、葉序は互生葉序につきます。

バンマツリの栽培

バンマツリを育てる際の注意点は「乾燥」や「冬の寒さ」です。バンマツリは基本的に乾燥や強い日差しが苦手なため、植える場所や土質等に気をつけ、また乾燥しやすい夏場の管理に注意が必要でしょう。バンマツリは軽い霜であれば耐える事が出来ますが、強い霜に当たると枯れてしまうため暖地以外での屋外での越冬は難しいかもしれません。必要に応じて管理のしやすい鉢植えで育てるのも1つの手でしょう。増やし方は挿し木により増やせます。