BEGINNERS GARDEN

植物の種類や育て方の紹介を行います

スタキスの育て方

スタキス(フンメロ)の特徴や育て方、増やし方等の紹介【カッコウチョロギ】

スタキスの育て方

スタキス(フンメロ)の特徴
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原産:ヨーロッパ／西アジア／北アフリカ
科:シソ(Lamiaceae)
属:スタキス／イヌゴマ(stachys)
種:カッコウチョロギ／オフィキナリス(officinalis)
同義語(syn.):Betonica officinalis
品種:フンメロ(Hummelo)
開花時期:6月～9月
花の色:紫色●桃色●白色〇
葉色:緑色●
分類:多年草
草丈:約30～60cm
草姿:直立
誕生花:
花言葉:
花壇土鉢土水やり
肥料剪定夏越し
冬越し増やし方病気

スタキス(フンメロ)は、こんもりと茂る美しいロゼット状の草姿と、太く大きな紫色の花穂が魅力的な園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は紫色、個々の花は唇形で、花序は小花が穂状に集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で開花期に茎を伸ばし高さは約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は腎形(心形)もしくは披針形で縁部分に鋸歯があり、葉序は対生葉序もしくは根生葉につきます。

 

カッコウチョロギは学名stachys officinalis(syn.Betonica officinalis)、別名「スタキス・オフィキナリス」や「かっこうそう」とも呼ばれているかヨーロッパ及び西アジア、北アフリカが原産の多年草です。属名のスタキス(stachys)はギリシャ語で「穀物の穂先」を意味する「σταχυς」からきており、花序が穂状になる事に由来します。また種小名のオフィキナリス(officinalis)はラテン語で「薬用の」を意味しています。

 

カッコウチョロギの特徴(魅力)

  • 円筒状に紫色(～桃色)の小花が集まり咲く装飾的な花姿
  • ↳切り花として魅力的
  • 茎はスラリと垂直に伸びて上部は葉が少ない
  • 下部に葉は集まり中央から外側へと広がる洗練された草姿
  • ↳温暖な気候ではロゼット葉は冬の間も残る(通常は地上部は枯れます)
  • 根茎により緩かに広がり年々株が大きくなる

カッコウチョロギは春に基部から葉(根生葉)を出し中央から外側へと広がる優雅に広がる草姿(ロゼット)を作ります。また開花前になると茎を垂直に高さ60cmまで伸ばし、紫色(～桃色)の小花が密集する花穂を付けます。花はシソ科でよく見られる花の形(唇形)と花序(輪散花序)で、節を囲うように沢山の小花が付き段々と開花します。葉は基部の葉(根生葉)では幅広で大きくハートの形(心形)をしており茎葉は細長い形(披針形)で上部にいく程に節間が長く葉が少なくなります。

 

カッコウチョロギの栽培

カッコウチョロギは一般的に美しい花と春から秋までフサフサと茂る草姿を鑑賞する目的で育てられます。育てる際は、健康的な成長を促すためによく陽の当たる場所で管理しましょう。基本的には夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすいですが、浸水する様な土壌では根腐れを起こすなどして枯れる事もあるため注意が必要です。増やし方は一般的に春か秋に株分けするか種を撒いて増やします。

 

スタキス(イヌゴマ)属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

スタキス(イヌゴマ)属の種類や主な種と園芸品種【2021】

スタキス(フンメロ)の育て方

花壇の土づくりについて説明する女性花壇の土づくり

スタキス(フンメロ)は日光のよく当たる場所で最もよく成長して、花も沢山咲きます。そのため、直射日光が6時間以上当たる日向から3時～5時間の半日影迄で育てましょう。

スタキス(フンメロ)は水捌けがよい適度に肥沃な土壌を好みます。長雨で浸水する様な粘土質な土壌は根腐れを起こし生育不良にもなるため避けましょう。植付けの前に土壌診断を行い、土質が悪い場合は必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土の作り方を説明する女性鉢土づくり

スタキス(フンメロ)は日当りの良い場所で管理して、培養土は通気性のよい土を使いましょう。

草花を育てる一般的な培養土で育てられますが、自作する場合は’赤玉土6割＋腐葉土4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

花に水やりをする女性水やりの仕方

スタキス(フンメロ)はやや湿り気のある土壌を好みます。

生育期間中の春から秋は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与え、冬場は成長が緩やかになり吸水量も減るため乾かし気味に管理しましょう。

肥料の与え方

スタキス(フンメロ)は痩せた土壌でも育ち、肥料は殆ど必要としません。

植付け時もしくは早春に、水でゆっくり溶け長く効く緩効性の肥料を施しておけば追肥は不要です。

剪定のやり方

スタキス(フンメロ)の剪定は基本的には不要です。開花が終わり花が色褪せてきたら、花がら摘みを行い株が弱るのを防ぎましょう。

木陰で休む女性と植物

夏越しする方法

スタキス(フンメロ)は夏の暑さや乾燥に耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿をやや苦手にしています。

過湿を苦手にしているため土の排水性を高めておきましょう。

不織布を植物にかける女性

冬越しする方法

Hardiness:4b～7a

スタキス(フンメロ)は冬の間は、地上部が枯れますが、春になれば葉を出し成長を始めます。

基本的には耐寒性が高く冬越しの準備をする必要はありません。

挿し木や株分けで増やす

スタキス(フンメロ)は株分けによって増やす事ができます。

株分け

スタキス(フンメロ)を株分けする時期は早春が適します。

スコップを使い株を掘り起こし、掘り起こした株は芽や根をしっかり付けて個々に切り離し、株分けしましょう。

播種で増やす

カッコウチョロギの種蒔の方法
播種時期:3月～4月・9月～10月
発芽適温:約15～20度
発芽日数:14～28日
光条件:

種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押(鎮圧)して薄く覆土する覆土せずおき。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。

植物の病気の原因を見る女性

植物の病気

カッコウチョロギの病気

  • 根腐れ病
  • 葉の腐敗

カッコウチョロギにつく害虫

ラムズイヤー(ビッグイヤー)の特徴や育て方、増やし方等の紹介

スタキスの育て方

ラムズイヤー(ビックイヤー)の特徴
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原産:トルコ／アルメニア／イラン
科:シソ(Lamiaceae)
属:イヌゴマ／スタキス(stachys)
種:ラムズイヤー(byzantina)
英名:ラムズイヤー(lamb’s-ear)
品種:ビックイヤー(big ears)
開花時期:5月～7月
花の色:紫色●
葉色:緑色●白色〇
分類:多年草
草丈:15～45cm
草姿:ロゼット状
誕生花:7月14日
花言葉:「誘惑」「あなたに従う」
花壇土鉢土水やり
肥料剪定夏越し
冬越し増やし方病気

ラムズイヤー(ビックイヤー)は驚く程に大きな葉(長さ30cm)が魅力の園芸品種で、他には耐病性が高い所や、外観は白色がやや薄く灰緑色をしている所が特徴です。

開花時期は晩春から夏、花色は紫色、個々の花は唇形で、花序は小花が穂状に集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で開花期に茎を高く伸ばし高さは約15(45)cm × 幅は約30(90)cmまで成長します。葉色は緑色で白色の毛が密生しており、葉身は楕円形もしくは披針形、葉序は対生葉序につきます。

 

ラムズイヤーは学名stachys byzantina、別名「ワタチョロギ」や「ウーリー・ヘッジネタル(woolly hedgenettle)」とも呼ばれているトルコ及びアルメニア、イランが原産の多年草です。属名のスタキス(stachys)はギリシャ語で「穀物の穂先」を意味する「σταχυς」からきており、花序が穂状になる事に由来します。また種小名のbyzantinaは「ビザンティウム(Byzantium)」からきており自生地に由来しています。

 

ラムズイヤーの特徴(魅力)

  • 茎や葉は絹の様な白色の毛で覆われシルバーリーフとして親しまれる
  • ↳ふわふわとモコモコした質感が可愛い
  • ↳葉は厚く柔らかで子羊の耳に例えられる
  • ↳雨等でしばしば毛がなくなり緑色の茎葉に戻る
  • ランナーで広がり地面を密に被覆するグランドカバーになる
  • 花穂は苞葉や萼が白色の毛で包まれるためモコモコしている
  • ↳モコモコの中から紫色の花が咲く

ラムズイヤーは葉を基部(根生葉)から出してロゼットを形成しており、ランナーを伸ばし密に地面を被覆します。また開花期になると茎を垂直に長さ高さ80cmまで伸ばし、長さ10～22cmの花穂を付けます。花はシソ科でよく見られる花の形(唇形)と花序(輪散花序)で、節を囲うように沢山の小花が付き段々と開花しますが、萼や苞葉が白色の毛で覆われるため花は目立たずモコモコとした見た目になります。葉は厚く楕円形(～披針形)で長さ5cmの小さな葉から長さ30cmと非常に巨大な葉をもった品種(ビッグイヤー)もあり、また「絹糸」や「羊毛」にも例えられる白色の毛が密生してシルバーリーフの外観を作ります。

 

ラムズイヤーの栽培

ラムズイヤーは美しいシルバーリーフを鑑賞したり、また地面を被覆するグランドカバーとして利用する目的で育てられる事が多い多年草です。そのため花壇の縁どり等に植えられて楽しまれます。園芸品種には、非常に背が低く旺盛に広がる事からグランドカバーとして魅力的な「シルバーカーペット」や、驚く程に大きな葉(長さ30cm)をもつ「ビッグイヤー」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。

ラムズイヤーは、乾燥に強い植物ですが一方でジメジメとした過湿を苦手にしており、長雨等にあたると茎葉が腐敗し枯れる事もあります。そのため、出来るだけ雨の当たらない場所に植えたり土の排水性を高めておくなどの対策が必要でしょう。その他に関しては夏の暑さに強く、また冬の寒さにも強いため育てやすい多年草です。増やし方は株分けや挿し木、自家採種した種を撒く事で増やせます。

 

スタキス属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

スタキス(イヌゴマ)属の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

ラムズイヤー(ビックイヤー)の育て方

花壇の土づくりについて説明する女性花壇の土づくり

ラムズイヤー(ビックイヤー)は日光のよく当たる場所で最もよく成長して、花も沢山咲きます。そのため、直射日光が6時間以上当たる日向から3時～5時間の半日影迄で育てましょう。

ラムズイヤー(ビックイヤー)は水捌けがよい適度に肥沃な土壌を好みます。長雨で浸水する様な粘土質な土壌はカビ性の病気にかかりやすくなるため避けましょう。植付けの前に土壌診断を行い、土質が悪い場合は必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土の作り方を説明する女性鉢土づくり

ラムズイヤー(ビックイヤー)は日当りの良い場所で管理して、培養土は通気性のよい土を使いましょう。

草花を育てる一般的な培養土で育てられますが、自作する場合は’赤玉土6割＋腐葉土4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

花に水やりをする女性水やりの仕方

ラムズイヤー(ビックイヤー)は乾燥にとても強く、水やりの頻度はかなり低めです。頻繁に水やりをしたり、浸水してしまうような土壌では腐敗し枯れることもあるため注意が必要です。

水やりは土の状態を見ながら、土の表層が乾燥してきたタイミング(指先を土にさして乾燥を確認)で行いましょう。

また葉に水がかかると長い毛で、水を長く保持し、そこからカビ性の病気が発生して腐敗し枯れる事もあります。水やりはできるだけ葉に当たらない様に注意しましょう。

肥料の与え方

ラムズイヤー(ビックイヤー)は痩せた土壌でも育ち、肥料は殆ど必要としません。

植付け時もしくは早春に、水でゆっくり溶け長く効く緩効性の肥料を施しておけば追肥は不要です。

剪定のやり方

ラムズイヤー(ビックイヤー)は開花が終わり花が色褪せたら、花を根元から切り取り株が弱るのを防ぎましょう。

また冬越し後は、地上部の茎葉が枯れ見た目が悪くなっている事が多いため、新しい成長が始まる前に取り除きます。

木陰で休む女性と植物

夏越しする方法

ラムズイヤー(ビックイヤー)は夏の暑さや乾燥に耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿を苦手にしています。

過湿を苦手にしているため土の排水性を高めておき、また葉に雨が当たらない対策を行うのも1つでしょう。

不織布を植物にかける女性

冬越しする方法

Hardiness:4b～7a

ラムズイヤー(ビックイヤー)は耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は基本的にありません。

挿し木や株分けで増やす

ラムズイヤー(ビックイヤー)は挿し木や株分けによって増やす事ができます。

挿し木

挿し木時期は晩春から初夏が適します。挿し穂の長さは約7cm、その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。挿し穂の下葉を落とし、水揚げ後は湿らせた培地に挿し穂を挿して土壌が完全に乾燥しない様に明るい日陰等で水やりを行いながら管理しましょう。

株分け

ラムズイヤー(ビックイヤー)を株分けする時期は早春が適します。

スコップを使い株を掘り起こし、掘り起こした株は芽や根をしっかり付けて個々に切り離し、株分けしましょう。

播種で増やす

ラムズイヤーの種蒔の方法
播種時期:3月～4月・9月～10月
発芽適温:約15～20度
発芽日数:14～28日
光条件:

種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押(鎮圧)して薄く覆土する覆土せずおき。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。

植物の病気の原因を見る女性

植物の病気

ラムズイヤーの病気

  • 根腐れ病
  • 葉の腐敗

ラムズイヤーにつく害虫

スタキス(ロゼア)の育て方や増やし方【マクランサ種】

スタキスの育て方

スタキス(ロゼア)の特徴
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原産:トルコ／コーカサス／イラン
科:シソ(Lamiaceae)
属:スタキス／イヌゴマ(stachys)
種:マクランサ(macrantha)
別名:ロゼア(rosea)
開花時期:6月～9月
花の色:紫色●
葉色:緑色●
分類:多年草
草丈:約30～60cm
草姿:直立
誕生花:
花言葉:
花壇土鉢土水やり
肥料剪定夏越し
冬越し増やし方病気

スタキス(ロゼア)は、濃い緑色の皺のよった大きなハートの形をした葉と桃色の花が、柔らかで落ち着いた雰囲気を感じさせる魅力的な園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は桃色、個々の花は唇形で、花序は小花が穂状に集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で開花期に茎を伸ばし高さは約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色で薄ら白色の毛が生えており、葉身は腎形(心形)で縁部分に鋸歯があり、葉序は対生葉序もしくは根生葉につきます。

 

スタキス(マクランサ)は学名stachys macrantha、別名「ビッグ・ベトニー(big betony)」とも呼ばれているかヨーロッパ及び西アジア、北アフリカが原産の多年草です。属名のスタキス(stachys)はギリシャ語で「穀物の穂先」を意味する「σταχυς」からきており、花序が穂状になる事に由来します。また種小名のマクランサ(macrantha)はラテン語で「大輪の」を意味しており、大きな花に由来します。

 

スタキス(マクランサ)の特徴(魅力)

  • 個々の花が大きく円筒状に小花が集まり咲く花穂が豪華
  • ↳切り花として魅力的
  • 茎はスラリと垂直に伸びる
  • 葉は非常に大きくハートの形をした装飾的な形をしている
  • ↳葉には深い皺と薄ら白色の毛が入る
  • ↳非常に装飾的で花のない時期も魅力的な地被植物になる
  • 根茎により緩かに広がり年々株が大きくなる

スタキス(マクランサ)は春に基部から葉(根生葉)を出し中央から外側へと広がる優雅に広がる草姿(ロゼット)を作ります。また開花前になると茎を垂直に高さ60cmまで伸ばし、紫色(～桃色)の小花が密集する花穂を付けます。花はシソ科でよく見られる花の形(唇形)と花序(輪散花序)で、節を囲うように沢山の小花が付き段々と開花します。葉は非常に大きくハートの形(心形)で、葉脈が凹み皺の様になり白色の毛が生えます。

 

スタキス(マクランサ)の栽培

スタキス(マクランサ)は一般的に美しい花と春から秋までフサフサと茂る草姿を鑑賞する目的で育てられます。育てる際は、健康的な成長を促すためによく陽の当たる場所で管理しましょう。基本的には夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすいですが、浸水する様な土壌では根腐れを起こすなどして枯れる事もあるため注意が必要です。増やし方は一般的に春か秋に株分けするか種を撒いて増やします。

 

スタキス(イヌゴマ)属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

スタキス(イヌゴマ)属の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

スタキス(ロゼア)の育て方

花壇の土づくりについて説明する女性花壇の土づくり

スタキス(ロゼア)は日光のよく当たる場所で最もよく成長して、花も沢山咲きます。そのため、直射日光が6時間以上当たる日向から3時～5時間の半日影迄で育てましょう。

スタキス(ロゼア)は水捌けがよい適度に肥沃な土壌を好みます。長雨で浸水する様な粘土質な土壌は根腐れを起こし生育不良にもなるため避けましょう。植付けの前に土壌診断を行い、土質が悪い場合は必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土の作り方を説明する女性鉢土づくり

スタキス(ロゼア)は日当りの良い場所で管理して、培養土は通気性のよい土を使いましょう。

草花を育てる一般的な培養土で育てられますが、自作する場合は’赤玉土6割＋腐葉土4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

花に水やりをする女性水やりの仕方

スタキス(ロゼア)はやや湿り気のある土壌を好みます。

生育期間中の春から秋は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与え、冬場は成長が緩やかになり吸水量も減るため乾かし気味に管理しましょう。

肥料の与え方

スタキス(ロゼア)は痩せた土壌でも育ち、肥料は殆ど必要としません。

植付け時もしくは早春に、水でゆっくり溶け長く効く緩効性の肥料を施しておけば追肥は不要です。

剪定のやり方

スタキス(ロゼア)の剪定は基本的には不要です。開花が終わり花が色褪せてきたら、花がら摘みを行い株が弱るのを防ぎましょう。

木陰で休む女性と植物

夏越しする方法

スタキス(ロゼア)は夏の暑さや乾燥に耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿をやや苦手にしています。

過湿を苦手にしているため土の排水性を高めておきましょう。

不織布を植物にかける女性

冬越しする方法

Hardiness:4b～7a

スタキス(ロゼア)は冬の間は、地上部が枯れますが、春になれば葉を出し成長を始めます。

基本的には耐寒性が高く冬越しの準備をする必要はありません。

挿し木や株分けで増やす

スタキス(ロゼア)は株分けによって増やす事ができます。

株分け

スタキス(ロゼア)を株分けする時期は早春が適します。

スコップを使い株を掘り起こし、掘り起こした株は芽や根をしっかり付けて個々に切り離し、株分けしましょう。

播種で増やす

スタキス(マクランサ)の種蒔の方法
播種時期:3月～4月・9月～10月
発芽適温:約15～20度
発芽日数:14～28日
光条件:

種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押(鎮圧)して薄く覆土する覆土せずおき。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。

植物の病気の原因を見る女性

植物の病気

スタキス(マクランサ)の病気

  • 根腐れ病
  • 葉の腐敗

スタキス(マクランサ)につく害虫

スタキス(スペルバ)の特徴や育て方、増やし方等の紹介【マクランサ種】

スタキスの育て方

スタキス(スペルバ)の特徴
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原産:トルコ／コーカサス／イラン
科:シソ(Lamiaceae)
属:スタキス／イヌゴマ(stachys)
種:マクランサ(macrantha)
別名:スペルバ(superba)
開花時期:6月～9月
花の色:紫色●
葉色:緑色●
分類:多年草
草丈:約30～60cm
草姿:直立
誕生花:
花言葉:
花壇土鉢土水やり
肥料剪定夏越し
冬越し増やし方病気

スタキス(スペルバ)は、非常に濃い緑色の葉色と大きなハートの形をした装飾的な葉と鮮やかな紫の花が、シックで落ち着いた雰囲気を感じさせる魅力的な園芸品種です。

開花時期は晩春から夏、花色は紫色、個々の花は唇形で、花序は小花が穂状に集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で開花期に茎を伸ばし高さは約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色で薄ら白色の毛が生えており、葉身は腎形(心形)で縁部分に鋸歯があり、葉序は対生葉序もしくは根生葉につきます。

 

スタキス(マクランサ)は学名stachys macrantha、別名「ビッグ・ベトニー(big betony)」とも呼ばれているかヨーロッパ及び西アジア、北アフリカが原産の多年草です。属名のスタキス(stachys)はギリシャ語で「穀物の穂先」を意味する「σταχυς」からきており、花序が穂状になる事に由来します。また種小名のマクランサ(macrantha)はラテン語で「大輪の」を意味しており、大きな花に由来します。

 

スタキス(マクランサ)の特徴(魅力)

  • 個々の花が大きく円筒状に小花が集まり咲く花穂が豪華
  • ↳切り花として魅力的
  • 茎はスラリと垂直に伸びる
  • 葉は非常に大きくハートの形をした装飾的な形をしている
  • ↳葉には深い皺と薄ら白色の毛が入る
  • ↳非常に装飾的で花のない時期も魅力的な地被植物になる
  • 根茎により緩かに広がり年々株が大きくなる

スタキス(マクランサ)は春に基部から葉(根生葉)を出し中央から外側へと広がる優雅に広がる草姿(ロゼット)を作ります。また開花前になると茎を垂直に高さ60cmまで伸ばし、紫色(～桃色)の小花が密集する花穂を付けます。花はシソ科でよく見られる花の形(唇形)と花序(輪散花序)で、節を囲うように沢山の小花が付き段々と開花します。葉は非常に大きくハートの形(心形)で、葉脈が凹み皺の様になり白色の毛が生えます。

 

スタキス(マクランサ)の栽培

スタキス(マクランサ)は一般的に美しい花と春から秋までフサフサと茂る草姿を鑑賞する目的で育てられます。育てる際は、健康的な成長を促すためによく陽の当たる場所で管理しましょう。基本的には夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすいですが、浸水する様な土壌では根腐れを起こすなどして枯れる事もあるため注意が必要です。増やし方は一般的に春か秋に株分けするか種を撒いて増やします。

 

スタキス(イヌゴマ)属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

スタキス(イヌゴマ)属の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

スタキス(スペルバ)の育て方

花壇の土づくりについて説明する女性花壇の土づくり

スタキス(スペルバ)は日光のよく当たる場所で最もよく成長して、花も沢山咲きます。そのため、直射日光が6時間以上当たる日向から3時～5時間の半日影迄で育てましょう。

スタキス(スペルバ)は水捌けがよい適度に肥沃な土壌を好みます。長雨で浸水する様な粘土質な土壌は根腐れを起こし生育不良にもなるため避けましょう。植付けの前に土壌診断を行い、土質が悪い場合は必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土の作り方を説明する女性鉢土づくり

スタキス(スペルバ)は日当りの良い場所で管理して、培養土は通気性のよい土を使いましょう。

草花を育てる一般的な培養土で育てられますが、自作する場合は’赤玉土6割＋腐葉土4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

花に水やりをする女性水やりの仕方

スタキス(スペルバ)はやや湿り気のある土壌を好みます。

生育期間中の春から秋は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与え、冬場は成長が緩やかになり吸水量も減るため乾かし気味に管理しましょう。

肥料の与え方

スタキス(スペルバ)は痩せた土壌でも育ち、肥料は殆ど必要としません。

植付け時もしくは早春に、水でゆっくり溶け長く効く緩効性の肥料を施しておけば追肥は不要です。

剪定のやり方

スタキス(スペルバ)の剪定は基本的には不要です。開花が終わり花が色褪せてきたら、花がら摘みを行い株が弱るのを防ぎましょう。

木陰で休む女性と植物

夏越しする方法

スタキス(スペルバ)は夏の暑さや乾燥に耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿をやや苦手にしています。

過湿を苦手にしているため土の排水性を高めておきましょう。

不織布を植物にかける女性

冬越しする方法

Hardiness:4b～7a

スタキス(スペルバ)は冬の間は、地上部が枯れますが、春になれば葉を出し成長を始めます。

基本的には耐寒性が高く冬越しの準備をする必要はありません。

挿し木や株分けで増やす

スタキス(スペルバ)は株分けによって増やす事ができます。

株分け

スタキス(スペルバ)を株分けする時期は早春が適します。

スコップを使い株を掘り起こし、掘り起こした株は芽や根をしっかり付けて個々に切り離し、株分けしましょう。

播種で増やす

スタキス(マクランサ)の種蒔の方法
播種時期:3月～4月・9月～10月
発芽適温:約15～20度
発芽日数:14～28日
光条件:

種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押(鎮圧)して薄く覆土する覆土せずおき。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。

植物の病気の原因を見る女性

植物の病気

スタキス(マクランサ)の病気

  • 根腐れ病
  • 葉の腐敗

スタキス(マクランサ)につく害虫

カッコウチョロギの特徴や育て方、増やし方等の紹介【スタキス・オフィキナリス】

スタキスの育て方

カッコウチョロギの特徴
​​​​

原産:ヨーロッパ／西アジア／北アフリカ
科:シソ(Lamiaceae)
属:スタキス／イヌゴマ(stachys)
種:カッコウチョロギ／オフィキナリス(officinalis)
同義語(syn.):Betonica officinalis
別名:スタキス・オフィキナリス／かっこうそう／コモン・ヘッジネトル(common hedgenettle)／ベトニー(betony)／ビショップワート(bishopwort)
開花時期:6月～9月
花の色:紫色●桃色●白色〇
葉色:緑色●
分類:多年草
草丈:約30～60cm
草姿:直立
誕生花:
花言葉:
花壇土鉢土水やり
肥料剪定夏越し
冬越し増やし方病気

カッコウチョロギは学名stachys officinalis(syn.Betonica officinalis)、別名「スタキス・オフィキナリス」や「かっこうそう」とも呼ばれているかヨーロッパ及び西アジア、北アフリカが原産の多年草です。属名のスタキス(stachys)はギリシャ語で「穀物の穂先」を意味する「σταχυς」からきており、花序が穂状になる事に由来します。また種小名のオフィキナリス(officinalis)はラテン語で「薬用の」を意味しています。

 

カッコウチョロギの特徴(魅力)

  • 円筒状に紫色(～桃色)の小花が集まり咲く装飾的な花姿
  • ↳切り花として魅力的
  • 茎はスラリと垂直に伸びて上部は葉が少ない
  • 下部に葉は集まり中央から外側へと広がる洗練された草姿
  • ↳温暖な気候ではロゼット葉は冬の間も残る(通常は地上部は枯れます)
  • 根茎により緩かに広がり年々株が大きくなる

カッコウチョロギは春に基部から葉(根生葉)を出し中央から外側へと広がる優雅に広がる草姿(ロゼット)を作ります。また開花前になると茎を垂直に高さ60cmまで伸ばし、紫色(～桃色)の小花が密集する花穂を付けます。花はシソ科でよく見られる花の形(唇形)と花序(輪散花序)で、節を囲うように沢山の小花が付き段々と開花します。葉は基部の葉(根生葉)では幅広で大きくハートの形(心形)をしており茎葉は細長い形(披針形)で上部にいく程に節間が長く葉が少なくなります。

開花時期は晩春から夏、花色は紫色や桃色、白色があり、個々の花は唇形で、花序は小花が穂状に集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で開花期に茎を伸ばし高さは約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は腎形(心形)もしくは披針形で縁部分に鋸歯があり、葉序は対生葉序もしくは根生葉につきます。

 

カッコウチョロギの栽培

カッコウチョロギは一般的に美しい花と春から秋までフサフサと茂る草姿を鑑賞する目的で育てられます。育てる際は、健康的な成長を促すためによく陽の当たる場所で管理しましょう。基本的には夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすいですが、浸水する様な土壌では根腐れを起こすなどして枯れる事もあるため注意が必要です。増やし方は一般的に春か秋に株分けするか種を撒いて増やします。

 

スタキス(イヌゴマ)属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

スタキス(イヌゴマ)属の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

カッコウチョロギの育て方

花壇の土づくりについて説明する女性花壇の土づくり

カッコウチョロギは日光のよく当たる場所で最もよく成長して、花も沢山咲きます。そのため、直射日光が6時間以上当たる日向から3時～5時間の半日影迄で育てましょう。

カッコウチョロギは水捌けがよい適度に肥沃な土壌を好みます。長雨で浸水する様な粘土質な土壌は根腐れを起こし生育不良にもなるため避けましょう。植付けの前に土壌診断を行い、土質が悪い場合は必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土の作り方を説明する女性鉢土づくり

カッコウチョロギは日当りの良い場所で管理して、培養土は通気性のよい土を使いましょう。

草花を育てる一般的な培養土で育てられますが、自作する場合は’赤玉土6割＋腐葉土4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

花に水やりをする女性水やりの仕方

カッコウチョロギはやや湿り気のある土壌を好みます。

生育期間中の春から秋は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与え、冬場は成長が緩やかになり吸水量も減るため乾かし気味に管理しましょう。

肥料の与え方

カッコウチョロギは痩せた土壌でも育ち、肥料は殆ど必要としません。

植付け時もしくは早春に、水でゆっくり溶け長く効く緩効性の肥料を施しておけば追肥は不要です。

剪定のやり方

カッコウチョロギの剪定は基本的には不要です。開花が終わり花が色褪せてきたら、花がら摘みを行い株が弱るのを防ぎましょう。

木陰で休む女性と植物

夏越しする方法

カッコウチョロギは夏の暑さや乾燥に耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿をやや苦手にしています。

過湿を苦手にしているため土の排水性を高めておきましょう。

不織布を植物にかける女性

冬越しする方法

Hardiness:4b～7a

カッコウチョロギは冬の間は、地上部が枯れますが、春になれば葉を出し成長を始めます。

基本的には耐寒性が高く冬越しの準備をする必要はありません。

挿し木や株分けで増やす

カッコウチョロギは株分けによって増やす事ができます。

株分け

カッコウチョロギを株分けする時期は早春が適します。

スコップを使い株を掘り起こし、掘り起こした株は芽や根をしっかり付けて個々に切り離し、株分けしましょう。

播種で増やす

カッコウチョロギの種蒔の方法
播種時期:3月～4月・9月～10月
発芽適温:約15～20度
発芽日数:14～28日
光条件:

種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押(鎮圧)して薄く覆土する覆土せずおき。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。

植物の病気の原因を見る女性

植物の病気

カッコウチョロギの病気

  • 根腐れ病
  • 葉の腐敗

カッコウチョロギにつく害虫

スタキス(マクランサ)の特徴や育て方、増やし方等の紹介【ビッグ・ベトニー】

スタキスの育て方

スタキス(マクランサ)の特徴
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原産:トルコ／コーカサス／イラン
科:シソ(Lamiaceae)
属:スタキス／イヌゴマ(stachys)
種:マクランサ(macrantha)
別名:ビッグ・ベトニー(big betony)
開花時期:6月～9月
花の色:紫色●桃色●白色〇
葉色:緑色●
分類:多年草
草丈:約30～60cm
草姿:直立
誕生花:
花言葉:
花壇土鉢土水やり
肥料剪定夏越し
冬越し増やし方病気

スタキス(マクランサ)は学名stachys macrantha、別名「ビッグ・ベトニー(big betony)」とも呼ばれているかヨーロッパ及び西アジア、北アフリカが原産の多年草です。属名のスタキス(stachys)はギリシャ語で「穀物の穂先」を意味する「σταχυς」からきており、花序が穂状になる事に由来します。また種小名のマクランサ(macrantha)はラテン語で「大輪の」を意味しており、大きな花に由来します。

 

スタキス(マクランサ)の特徴(魅力)

  • 個々の花が大きく円筒状に小花が集まり咲く花穂が豪華
  • ↳切り花として魅力的
  • 茎はスラリと垂直に伸びる
  • 葉は非常に大きくハートの形をした装飾的な形をしている
  • ↳葉には深い皺と薄ら白色の毛が入る
  • ↳非常に装飾的で花のない時期も魅力的な地被植物になる
  • 根茎により緩かに広がり年々株が大きくなる

スタキス(マクランサ)は春に基部から葉(根生葉)を出し中央から外側へと広がる優雅に広がる草姿(ロゼット)を作ります。また開花前になると茎を垂直に高さ60cmまで伸ばし、紫色(～桃色)の小花が密集する花穂を付けます。花はシソ科でよく見られる花の形(唇形)と花序(輪散花序)で、節を囲うように沢山の小花が付き段々と開花します。葉は非常に大きくハートの形(心形)で、葉脈が凹み皺の様になり白色の毛が生えます。

開花時期は晩春から夏、花色は紫色や桃色、白色があり、個々の花は唇形で、花序は小花が穂状に集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿はロゼット状で開花期に茎を伸ばし高さは約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色で薄ら白色の毛が生えており、葉身は腎形(心形)で縁部分に鋸歯があり、葉序は対生葉序もしくは根生葉につきます。

 

スタキス(マクランサ)の栽培

スタキス(マクランサ)は一般的に美しい花と春から秋までフサフサと茂る草姿を鑑賞する目的で育てられます。育てる際は、健康的な成長を促すためによく陽の当たる場所で管理しましょう。基本的には夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすいですが、浸水する様な土壌では根腐れを起こすなどして枯れる事もあるため注意が必要です。増やし方は一般的に春か秋に株分けするか種を撒いて増やします。

 

スタキス(イヌゴマ)属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

スタキス(イヌゴマ)属の珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2021】

スタキス(マクランサ)の育て方

花壇の土づくりについて説明する女性花壇の土づくり

スタキス(マクランサ)は日光のよく当たる場所で最もよく成長して、花も沢山咲きます。そのため、直射日光が6時間以上当たる日向から3時～5時間の半日影迄で育てましょう。

スタキス(マクランサ)は水捌けがよい適度に肥沃な土壌を好みます。長雨で浸水する様な粘土質な土壌は根腐れを起こし生育不良にもなるため避けましょう。植付けの前に土壌診断を行い、土質が悪い場合は必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善するといいでしょう。

鉢土の作り方を説明する女性鉢土づくり

スタキス(マクランサ)は日当りの良い場所で管理して、培養土は通気性のよい土を使いましょう。

草花を育てる一般的な培養土で育てられますが、自作する場合は’赤玉土6割＋腐葉土4割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

花に水やりをする女性水やりの仕方

スタキス(マクランサ)はやや湿り気のある土壌を好みます。

生育期間中の春から秋は、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与え、冬場は成長が緩やかになり吸水量も減るため乾かし気味に管理しましょう。

肥料の与え方

スタキス(マクランサ)は痩せた土壌でも育ち、肥料は殆ど必要としません。

植付け時もしくは早春に、水でゆっくり溶け長く効く緩効性の肥料を施しておけば追肥は不要です。

剪定のやり方

スタキス(マクランサ)の剪定は基本的には不要です。開花が終わり花が色褪せてきたら、花がら摘みを行い株が弱るのを防ぎましょう。

木陰で休む女性と植物

夏越しする方法

スタキス(マクランサ)は夏の暑さや乾燥に耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿をやや苦手にしています。

過湿を苦手にしているため土の排水性を高めておきましょう。

不織布を植物にかける女性

冬越しする方法

Hardiness:4b～7a

スタキス(マクランサ)は冬の間は、地上部が枯れますが、春になれば葉を出し成長を始めます。

基本的には耐寒性が高く冬越しの準備をする必要はありません。

挿し木や株分けで増やす

スタキス(マクランサ)は株分けによって増やす事ができます。

株分け

スタキス(マクランサ)を株分けする時期は早春が適します。

スコップを使い株を掘り起こし、掘り起こした株は芽や根をしっかり付けて個々に切り離し、株分けしましょう。

播種で増やす

スタキス(マクランサ)の種蒔の方法
播種時期:3月～4月・9月～10月
発芽適温:約15～20度
発芽日数:14～28日
光条件:

種は通気性と保水性のいい培地に撒きます。種は指で上から軽く押(鎮圧)して薄く覆土する覆土せずおき。1度撒いた種は乾燥させると極端に発芽率が落ちるため、必ず土と種を乾燥させないように水やりを行い管理して下さい。

植物の病気の原因を見る女性

植物の病気

スタキス(マクランサ)の病気

  • 根腐れ病
  • 葉の腐敗

スタキス(マクランサ)につく害虫