アガスターシェは属の中に約23種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは7種類の原種と、20種類の園芸品種を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■アガスターシェの主な種と園芸品種の紹介
主な原種
- アガスターシェ・ルゴサ
- 同義語
- カワミドリ
- 品種
- ブラックアダー
- アルバ
- ゴールデンジュビリー
- ビーリシャスパープル
- リコリスブルー
- アガスターシェ・フォニキュラム
- 同義語
- アニソヒップ
- 品種
- アラバスター
- アガスターシェ・オーランティアカ
- 品種
- タンゴ
- アプリコットスプライト
- アガスターシェ・カーナ
- 品種
- ボレロ
- アガスターシェ・ルペトリス
- 品種
- アパッチサンセット
- アガスターシェ・メキシカーナ
- 品種
- サンガリア
- クドスコーラル
- アガスターシェ・ウルチシフォリア
●主な原種
アガスターシェ・ルゴサ
アガスターシェ・ルゴサの学名は Agastache rugosa 、別名では「カワミドリ」「リンクル・ジャイアントヒソップ(wrinkled giant hyssop)」「コリアンミント(Korean mint)」「パープルジャイアントヒソップ(Purple giant hyssop)」等とも呼ばれる多年草です。
アガスターシェ・ルゴサの原産地は日本・中国・朝鮮・ロシア・台湾、日本では北海道・本州・四国・九州に分布しており、自生地は山地の湿った環境などにあります。
アガスターシェ・ルゴサの特徴は、草姿が直立して茎は節間が長いため空間の広いスッキリとした外観になりやすい所、花穂は円筒型で猫のしっぽの様なふさふさした外観をしている所、花穂の中には複数の集散花序があり、集散花序の中で順番に花が咲くため、花穂の中では上や下で疎らに花が咲く所、萼は花と同様に赤色・紫色・黒色に色づいているため花が落ちた後も長く装飾的な外観を保つ所、植物にはエストラゴールを主にしてリモネンやチモール等の精油が含まれており葉を揉むとアニスに似た香りが広がる所などにあります。
一般的な用途としては、上品な印象を感じさせる紫花を咲かせる事からエレガントなお庭で利用されたり、いくつかの品種では黄色の葉もあるためカラーリーフとして楽しめたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
その他の用途としては、韓国では葉がチヂミなどに入れられて食べられたり、中国では薬用植物として利用されたりしています。
アガスターシェ・ルゴサの園芸品種の紹介
カワミドリ
カワミドリの学名は Agastache rugosa 、別名では「アガスターシェ・ルゴサ」「リンクル・ジャイアントヒソップ(wrinkled giant hyssop)」「コリアンミント(Korean mint)」「パープルジャイアントヒソップ(Purple giant hyssop)」等とも呼ばれる多年草です。
アルバ
学名:Agastache rugosa ‘alba’
花の色:白色
萼の色:黄緑色
草丈:約60~90cm
備考:花は黄緑色の萼と白色の花で構成されているため、明るさや爽やかさを感じさせる品種になります。そのため、清潔感を感じさたいエントランスガーデンや上品さを感じさせたいエレガントなお庭などによくあいます。
ビーリシャスパープル
学名:Agastache rugosa ‘beelicious purple’
花の色:紫色
萼の色:赤紫色
草丈:約80cm
備考:花は赤紫色の萼と紫色の花で構成されているため、高貴さや神秘性を感じさせる品種になります。そのため、格式高い上品なお庭や神秘的な雰囲気のお庭などによくあいます。
アガスターシェ・フォニキュラム
アガスターシェ・フォニキュラムの学名は Agastache foeniculum 、別名では「アニソヒップ(anise hyssop)」「フレグラントジャイアントヒソップ(Fragrant giant hyssop)」「ブルージャイアントヒソップ(blue giant hyssop)」「ラベンダージャイアント・ヒソップ(lavender giant hyssop)」等とも呼ばれる多年草です。
アガスターシェ・フォニキュラムの原産地は北アメリカ、自生地は荒れ地や草原などにあります。
アガスターシェ・フォニキュラムの特徴は、地面の下に根茎があるため成長するに従い茎を何本も出して叢生しますが短命なため侵略的になる事は少ない所、葉が幅広で大きめのため繁茂している印象を与えやすい所、花穂は円筒型で猫のしっぽの様なふさふさした外観をしている所、花穂の中には複数の集散花序があり、集散花序の中で順番に花が咲くため、花穂の中では上や下で疎らに花が咲く所、萼は花と同様に青色・紫色に色づいているため花が落ちた後も長く装飾的な外観を保つ所、植物にはエストラゴールを主にしてリモネン等の精油が含まれており葉を揉むとアニスに似た香りが広がる所などにあります。
一般的な用途としては、上品な印象を感じさせる紫花を咲かせる事からエレガントなお庭で利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
その他の用途としては、ネイティブ・アメリカンはこの植物を薬草として利用していました、葉はサラダ・お茶などに利用される事もあります。
アガスターシェ・フォニキュラムの園芸品種の紹介
アニソヒップ
アニソヒップの学名は Agastache foeniculum 、別名では「アガスターシェ・フォニキュラム」「フレグラントジャイアントヒソップ(Fragrant giant hyssop)」「ブルージャイアントヒソップ(blue giant hyssop)」「ラベンダージャイアント・ヒソップ(lavender giant hyssop)」等とも呼ばれる多年草です。
アラバスター
育て方・楽天で購入
学名:Agastache foeniculum ‘alabaster’
花の色:白色
萼の色:黄緑色
葉の色:緑色
草丈:約90cm
備考:花は黄緑色の萼と白色の花で構成されているため、明るさや爽やかさを感じさせる品種になります。そのため、清潔感を感じさたいエントランスガーデンや上品さを感じさせたいエレガントなお庭などによくあいます。
アガスターシェ・オーランティアカ
アガスターシェ・オーランティアカの学名は Agastache aurantiaca 、別名では「オレンジ・ハミングバード・ミント(orange hummingbird mint)」等とも呼ばれるメキシコが原産の多年草です。
アガスターシェ・オーランティアカの特徴は、草姿が叢生して茎は直立して節間も長いため空間の広いスッキリとした外観になる所、花穂のサイズはとても長く、個々の花が大きく目立つため個性的で存在感のある花姿が楽しめる所、花の色は橙色等の明るい色が多いため南国の花のような印象を感じさせる所、萼は花と同様に色づいているため花が落ちた後も長く装飾的な外観を保つ所、葉を揉むとスッキリとした爽やかな香りが広がる所などにあります。
一般的な用途としては、橙色の花色が南国を想像させるためトロピカルなお庭などに利用されたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
アガスターシェ・オーランティアカの園芸品種の紹介
タンゴ
学名:Agastache aurantiaca ‘tango’
花の色:橙色
萼の色:灰みの紫色
葉の色:緑色
草丈:約50cm
備考:株は矮性のため、スモールガーデンや鉢植えの中で育てやすい。橙色の花は南国の温もりなどを感じさせるため、トロピカルなお庭などによくあいます。
アガスターシェ・カーナ
アガスターシェ・カーナの学名は Agastache cana 、別名では「テキサス・ハミングバード・ミント(Texas hummingbird mint)」「ダブルバブル・ミント(double bubble mint)」等とも呼ばれる多年草です。
アガスターシェ・カーナの原産地は北アメリカのニューメキシコ州とテキサス州にあり、自生地は山岳地帯の崖地の割れ目などにあります。
アガスターシェ・カーナの特徴は、草姿は直立して分枝が多めなためフサフサとした外観となる所、花穂のサイズは長くて、節を囲うように花が複数集まるため段々と咲く華やかな花姿を楽しめる所、個々の花が大きめで目立つ所、萼は花と同様に紫色・赤紫色・桃色に色づいているため花が落ちた後も長く装飾的な外観を保つ所、葉は白色の毛が生えているため白っぽい外観をしている事もある所、葉を揉むとミントに似た爽やかな香りが広がる所などにあります。
一般的な用途としては、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、いくつかの品種では暗紫色の葉もあるためカラーリーフとして楽しめたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
その他の用途としては、葉・花を乾燥させてお茶にして飲まれたりしています。
アガスターシェ・カーナの園芸品種の紹介
アガスターシェ・ルペトリス
アガスターシェ・ルペトリスの学名は Agastache rupestris 、別名では「スレッドリーフ・ジャイアントヒソップ(threadleaf giant hyssop)」等とも呼ばれる多年草です。
アガスターシェ・ルペトリスの原産地は北アメリカの南西部とメキシコにあり、自生地は山岳地帯の森林や渓谷などにあります。
アガスターシェ・ルペトリスの特徴は、草姿が叢生して茎は直立してふんわりと広がる傾向がある所、葉は細長い線形でスッキリとした外観をしている所、葉は白色の毛が生えているためシルバーリーフのような白っぽい外観をしている事もある所、花穂のサイズはとても長く、個々の花が大きく目立つため個性的で存在感のある花姿が楽しめる所、花の色は橙色や桃色等の明るい色が多いため南国の花のような印象を感じさせる所、萼は紫色・赤紫色に色づいているため花が落ちた後も長く装飾的な外観を保つ所、花や葉を潰すと爽やかな香りが広がる所、自生地が岩の多い場所などにあることからも分かる通り乾燥にとても強い所などにあります。
一般的な用途としては、花の色や形が南国を想像させるためトロピカルなお庭などに利用されたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、乾燥にとても強いため水分使用料の少ないゼリスケープの庭で利用されたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
アガスターシェ・ルペトリスの園芸品種の紹介
アガスターシェ・メキシカーナ
アガスターシェ・メキシカーナの学名は Agastache mexicana 、別名では「メキシカン・ジャイアントヒソップ(Mexican giant hyssop)」等とも呼ばれる北アメリカの南部とメキシコが原産の多年草です。
アガスターシェ・メキシカーナの特徴は、地面の下に根茎があるため成長するに従い茎を何本も出して叢生する所、茎は節間が長いため空間の広いスッキリとした外観になる所、花穂のサイズは長くて、節を囲うように花が複数集まるため段々と咲く華やかな花姿を楽しめる所、個々の花が大きめで目立つ所、萼は花と同様に紫色・桃色に色づいているため花が落ちた後も長く装飾的な外観を保つ所、葉を揉むとレモンに似た爽やかな香りが広がる所などにあります。
一般的な用途としては、花の色が多様なためお庭の雰囲気に合わせて品種が選ばれて利用されたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
その他の用途としては、レモンの香りのする葉がお茶にして飲まれたりサラダにして食べられたり、メキシコでは薬用植物として伝統医学で利用されたりしています。
アガスターシェ・メキシカーナの園芸品種の紹介
アガスターシェ・ウルチシフォリア
アガスターシェ・ウルチシフォリアの学名は Agastache urticifolia 、別名では「ネトルリーフ・ジャイアントヒソップ(nettleleaf giant hyssop)」「ホースミント(horse mint)」等とも呼ばれる多年草です。
アガスターシェ・ウルチシフォリアの原産地は北アメリカの西部にあり、自生地は森林や牧草地、開けた斜面など様々な場所にあります。
アガスターシェ・ウルチシフォリアの特徴は、地面の下に根茎があるため成長するに従い茎を何本も出して叢生する所、高性で草丈が200cmに達する事もある所、茎は節間が長いため空間の広いスッキリとした外観になりますが葉が幅広で大きめのため繁茂している印象を与えやすい所、花穂は円筒型で猫のしっぽの様なふさふさした外観をしている所、花穂の中には複数の集散花序があり、集散花序の中で順番に花が咲くため、花穂の中では上や下で疎らに花が咲く所、花の色は花弁よりも萼の方が濃い傾向があり、花弁は透き通るような白色から薄い桃色・薄い紫色をしている所、葉を揉むとアニスに似た香りが広がる所などにあります。
●その他の品種
アリゾナサン
学名:Agastache ‘arizona sun’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:黄色
萼の色:緑色
葉の形:披針形・卵形
葉の色:緑色
草丈:約30cm
備考:草姿は叢生、複数の茎が直立して30cm程度まで成長します。株は矮性のため、スモールガーデンや鉢植えの中で育てやすいです。
備考②:花穂のサイズはとても長く、個々の花が大きく目立つため個性的で存在感のある花姿をしており、黄色の花が明るさと元気の良さを感じさせます。
用途:用途としては、黄色の花が明るさや元気の良さを感じさせるため複数の色を組み合わせたカラフルなお庭で利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
アリゾナサンセット
学名:Agastache aurantiaca ‘arizona sunset’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:橙色(蕾)・桃色
萼の色:紫色
葉の形:披針形・卵形
葉の色:緑色
草丈:約30cm
備考:草姿は叢生、複数の茎が直立して30cm程度まで成長します。株は矮性のため、スモールガーデンや鉢植えの中で育てやすいです。
備考②:花穂のサイズはとても長く、個々の花が大きく目立つため個性的で存在感のある花姿をしており、花は蕾の時は橙色で、開花が進むと桃色になります。
用途:用途としては、橙色と桃色が元気の良さを感じさせたり可愛らしさを感じさせるためカラフルなお庭や子供っぽさを感じさせる可愛いお庭で利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
アステロインディゴ
学名:Agastache ‘astello indigo’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:紫色
萼の色:暗紫色・黒色
葉の形:披針形・卵形
葉の色:緑色
草丈:約40~60cm
備考:アステロインディゴは、種子から育てられる新しいタイプのアガスターシェになり、種子から育てられるため大量植栽などがしやすい品種です。
備考②:草姿は直立、茎は節間が長いため空間の広いスッキリとした外観になりやすい。
備考③:花穂は円筒型で小花が密についており、花穂の中には葉腋ごとに集散花序が複数あり、集散花序の中で花が順番に咲くため、花穂の中で花が上下疎らに咲きます。
備考④:紫色の花弁は落ちやすい傾向がありますが、殆ど黒色に見える暗紫色の萼は長く色褪せをせずに残るため、装飾的な外観が長く保たれる。
用途:用途としては、紫色から暗紫色の花は高貴さや重厚感を感じさせるため格式高い印象を与えるエレガントなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
グローブトロッター
学名:Agastache ‘globetrotter’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:紫色
萼の色:赤紫色
葉の形:披針形・卵形
葉の色:緑色
草丈:約100cm
備考:グローブトロッターは、ルゴサ種(Agastache rugosa)とパリダ種(Agastache pallida)がオランダで交配されて作出された品種です。
備考②:草姿は直立、茎は節間が長いため空間の広いスッキリとした外観になりやすい。
備考③:花穂は円筒型で小花が密についており、花穂の中には葉腋ごとに集散花序が複数あり、集散花序の中で花が順番に咲くため、花穂の中で花が上下疎らに咲きます。
備考④:紫色の花弁は落ちやすい傾向がありますが、赤紫色の萼は長く色褪せをせずに残るため、装飾的な外観が長く保たれる。
用途:用途としては、紫色・赤紫色の花が神秘性や高貴性を感じさせるため格式高い印象を与えるエレガントなお庭や、魔法などの神秘性を感じさせるテーマガーデンで利用されたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
タンジェリンドリーム
学名:Agastache ‘tangerine dream’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:サーモンピンク・赤橙色
萼の色:桃色・ 灰紫色
葉の形:披針形
葉の色:緑色
草丈:約100cm
備考:草姿は叢生、複数の茎が直立して100cm程度まで成長します。
備考②:花穂のサイズはとても長く、個々の花が大きく目立つため個性的で存在感のある花姿をしています。
備考③:サーモンピンク・赤橙色の花弁は落ちやすい傾向がありますが、桃色・ 灰紫色の萼は長く色褪せをせずに残るため、装飾的な外観が長く保たれる。
用途:用途としては、花の色や形が南国を想像させるためトロピカルガーデンで利用されたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
トゥッティ フルッティ
学名:Agastache ‘tutti frutti’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:サーモンピンク・赤紫色
萼の色:灰紫色・桃色
葉の形:披針形
葉の色:緑色
草丈:約50~100cm
備考:草姿は叢生、複数の茎が直立して50~100cm程度まで成長します。
備考②:花穂のサイズはとても長く、個々の花が大きく目立つため個性的で存在感のある花姿をしています。
備考③:サーモンピンクの花弁は落ちやすい傾向がありますが、桃色・ 灰紫色の萼は長く色褪せをせずに残るため、装飾的な外観が長く保たれる。
用途:用途としては、花の色や形が南国を想像させるためトロピカルガーデンで利用されたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ブルーフォーチュン
学名:Agastache ‘blue fortune’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:紫色・青紫色
萼の色:緑色・灰紫色・紫色
葉の形:披針形・卵形・広卵形
葉の色:緑色
草丈:約50~100cm
備考:ブルーフォーチュンは、ルゴサ種(Agastache rugosa)とフォニキュラム種(Agastache foeniculum)がオランダのトロンペンブルグ植物園で交配されて作出された品種です。
備考②:草姿は叢生、フォニキュラム種と同様に地面の下に根茎があるため成長するに従い茎を何本も出して群生をつくります。
備考③:花穂は円筒型で小花が密についており、花穂の長さがルゴサ種とフォニキュラム種と比べて非常に長く、花穂の中には葉腋ごとに集散花序が複数あり、集散花序の中で花が順番に咲くため、花穂の中で花が上下疎らに咲きます。
備考④:紫色の花弁は落ちやすい傾向がありますが、灰紫色から紫色の萼は長く色褪せをせずに残るため、装飾的な外観が長く保たれる。
用途:用途としては、紫色・赤紫色の花が神秘性や高貴性を感じさせるため格式高い印象を与えるエレガントなお庭や、魔法などの神秘性を感じさせるテーマガーデンで利用されたり、草姿が直立して背が高くなるため花壇の中で高さとボリュームを出す素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ローズミント
学名:agastache pallidiflora ‘rose mint’
開花時期:6月~9月
花の形:輪散花序
花の色:桃色・紫色
萼の色:赤紫色・灰紫色
葉の形:卵形・披針形
葉の色:緑色
草丈:約30cm
備考:草姿は叢生、複数の茎が直立して並びふさふさとした外観となり、また株の高さは30cm程度までと矮性です。
備考②:花穂のサイズはとても長く、個々の花が大きく目立つため個性的で存在感のある花姿をしています。
備考③:桃色から紫色の花弁は落ちやすい傾向がありますが、赤紫色・灰紫色の萼は長く色褪せをせずに残るため、装飾的な外観が長く保たれる。
用途:用途としては、花の色や形が上品さを感じさせるためエレガントなお庭で利用されたり、株は矮性なため花壇の縁どりなどに利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたり、花は小花が落ちやすい傾向がありますが収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。