原産:南アフリカ 科:シソ(Lamiaceae) 属:プレクトランサス(Plectranthus) 品種:モナラベンダー(Mona Lavender) 開花時期:8月~11月 花の色:紫色●桃色● 葉色:緑色●紫色● 分類:常緑低木 草丈:約30~75cm 草姿:直立 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
モナラベンダーは学名Plectranthus ‘Mona Lavender’、1990年台の後半に南アフリカのカーステンボッシュ国立植物園でPlectranthus hilliardiaeとPlectranthus saccatusが種間交雑されて、うまれた雑種の園芸品種です。
モナラベンダーの特徴(魅力)は、透き通る様に美しい薄紫色の小花がバランスよく連なり長い穂状に咲く花姿、重厚感と格式高い雰囲気を感じさせる様な全体的に濃い緑の葉色と時折見せる葉裏の紫の上品な葉色、耐陰性が強い事から間接光のみが当たる屋内で観葉植物として育てる事が出来る所等にあります。
園芸では、透き通る美しく上品な花と落ち着きある濃い緑色(紫色)の気品ある葉を鑑賞する目的で育てられます。一般的には管理がしやすい鉢植えの中で育てて屋内の窓際や玄関等に飾られて楽しまれますが、花壇に植えて大きく成長させて楽しまれる事もあります。
モナラベンダーは明るい屋内で観葉植物として育てる事も出来ますが、葉色は日に当たる程に濃くなります。葉表面はより濃い緑色に葉裏面は良い濃い紫色になり、茎も徒長することなくよりコンパクトに育つ傾向にあります。そのため、冬越しを終えて暖かくなってきたら屋外で育ててあげるといいでしょう、ただし強い日差しを苦手にしているため、基本的には半日影で管理する必要があります。
開花時期は晩夏から晩秋、花色は紫色もしくは桃色、個々の花は唇形、花序は小花が穂状に集まり総状花序に花を咲かせます。草姿は直立して高さ約30(75)cm × 幅は約30(75)cmまで成長します。葉色は表面が緑色で裏面は紫色、葉身は卵形で縁部分に鋸歯があり、葉序は対生葉序につきます。
モナラベンダーは挿し木で増やす事ができます。育てる際は夏の暑さに強い一方で、冬の寒さと霜には耐えられないため冬越しする場合は管理に注意が必要です。